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rakuen higan oboreru retsujo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
二巻で完結のストーリーです。
典型的なクローズドサークルのお話ですが、そこに子供の頃に(と言っても中学生には育ってましたが)関係を持っていたお隣さんのお兄さんと再会するところから始まります。
八年前の飛行機事故に発端があるのですが、ここに隼人と匠の関係は必要だったのか?と思うとなんとも難しい判断になりました。二人の恋愛模様が薄いので、BLとして楽しむのは難しかったかな。とは言え、夜光花さんのお話の組み立ては面白かったので、純粋にクローズドサークルのミステリーとしてはよかったですね。
一応、隼人の気持ちの変化と匠の隼人に対する気持ちは書かれてはいますが、もう一歩踏み込んで欲しかったかな。でもそうするとミステリーのテンポが失われるので、難しいところか。。。。
ってことで中立です。
なんかもうサスペンスな部分が面白すぎて、
BL的な展開がおまけのように思えてしまいました!
とにかくテンポよく話が進んでいき、
その展開がなかなか衝撃的なので目が離せません!
この辺はもう夜光花さんの得意とする感じで、
ぐいぐい引っ張られていきます!
私も先の方と同感で、
途中で『ヤってる場合か!』と、
ついついツッコミを入れてしまいましたが、
その辺が辛うじてBLなんだなと!
サスペンスモノとしては面白いです!
面白いんですが、BLとしてみると、
私的には匠も隼人も好みの域から外れてしまって、
どちらにも上手く感情移入出来ませんでした。
なので恋愛的にはちょっと冷めた目で見てしまいました。
BLとしてはもう少し隼人にスパダリ感が欲しかった!
でもそうなるとサスペンス的には
面白くなくなるんですよね……難しい!
ぐいぐい引っ張られて
あっという間に読み終えてしまうのですが、
ここは『ちるちる』ということで、
評価は「萌×1」で!
夜花光先生の作品は未だ少年神シリーズしか読んでいないんですが、全く違うジャンルなのに、読者に魅せるその小説技巧に圧倒されました。
この小説を手に取ったきっかけは、比較的最近に出た某人気BLゲームと同じ系統の話を過去に夜光花先生が描かれていたという情報をゲットして興味を持ったからです。
読み始めて、内容が殊の外本格的で、臨場感もあり、背筋も凍りました…。BL小説という事は完全に忘れてストーリーにのめり込みました。上巻を読み終え益々謎が深まり、下巻の展開が非常に気になります。文章表現だけでここまで盛り上げる所はお見事です!BL萌えには重きを置かれていない、本筋のストーリー重視の作品でしたが、小説としては非常に面白かったので神評価です。
BL部分は完全にビーボーイ仕様です。だかいち系で非常にわかりやすい(笑)。超シリアスなストーリーとのギャップが凄い。でも浮く感じでもなかったです。こういうストーリーではありますが、最後には匠と隼人はハッピーエンドになるんでしょうか。小山田先生の表紙イラストがふつくしい…。
こんなに面白い小説も割と埋もれている所がBL小説界の怖いところww
新作と並行して過去の面白い小説が無いかを探す必要性が多分にあるなーと実感しました。
BL小説の傾向としては、タイトルや表紙や帯は過激だけれど、小説の内容は必要以上にしっかりしている事が多いです。タイトルや表紙に躊躇するといけないな…。
追伸 パ民の方には是非読んで欲しいです。
電子書籍で読了。挿絵有り。
夜光花さんは好きな作家さんです。ミステリを書いてくれることが嬉しいし、何と言ってもアクションシーンが上手い。一度にたくさんの人間が動いていても、誰が何をやっているのかはっきり解る書き方をしてくれます。だから頭に絵が浮かびやすい。リアルに脳内動画を結べるのは、描写の力量があるからですよね。
なので、現代日本だろうと思われるこのお話の舞台である「ネバーランド」という総合レジャー施設に無理を感じちゃったんです。「これ、そもそも今の技術で作れるの?出来たとしても採算あわないだろう」って思っちゃったら、何かそっちの方ばかり気になっちゃって……登場人物に感情移入できませんでした。
表記はされていませんが「楽園彼岸~溺れる劣情~」「楽園彼岸~蝶の褥~」で上下巻という構成になっている作品の上巻で、夜光花さんの面目躍如とも言うべきサスペンス作品です。うむ…怖かったです。
敢えて下巻は読まずにレビュー。どうなっちゃうの?どうなっちゃうの??とハラハラドキドキしながら読みました。ちなみに「エロ度」は「エロエロ」ではなく「標準的」だと思います。そういうシーンは確かにエロエロですが全篇通してエロは二の次でもいいぐらい物語の展開に緊迫感があって、時間を忘れて読みました。
沢山人が出てくるので、ベッドシーンはぼかしてでも映像化してほしいなと思いました。緊張しつつ、下巻へレッツゴーです。
最新設備の超大型遊園地に閉じ込められて、次々と起こる連続殺害。
人がこんなにも大量に死ぬBL初めて読みました。
あまりに人が死ぬので「やってる場合か!」ってツッコミつつも二人の恋の結末は気になる。けど事件の真相はもっと気になる。
頭空っぽにして何も考えずに読んでいたので事件が起こる度にハラハラそわそわさせてもらいました。隼人とのやりとりの緊迫感もありありと伝わってきて楽しかったです。もしかして黒幕は隼人なんじゃないかと思わせられたり、はたまた記憶に障害がある主人公自体怪しいんじゃないかと思ってしまったり。
密室での「連続殺人」という域を超えてもはや大量虐殺…。すっきりした結末は想像できませんが真相解明の後編が待ち遠しい作品。
夜光花先生ならではの、ミステリーたっぷりな作品だと思います。
獣とか蟲とか人外は出てきませんが、非日常な設定です。「花」シリーズを彷彿とさせるような重大な謎が隠されている感があります。今作では解決しません。
色々と思わせぶり過ぎて、どれが伏線なのか…。
本当に続きが気になります!
早く読みたい!
人がバンバン死んでいくので、苦手な方は辛いかもしれません。
個人的には受け様と攻め様のHシーンに萌えました。
吊り橋効果というやつなのか、追い詰められた状態で濃厚に求め合います。
それだけでも萌えるのですが、このカップルは昔付き合っていて別れた設定。
昔の様に…とあるのですが。
当時、受け様は○学生…
って考えると、かなり背徳的。
エロとしても、読み物としても、満足の一作です!
まさかの続編ありきのノベルズで後半ごろにえっ?これで終わりじゃないよね?
そんな風に思ってのあとがきに続編に続くとあって気になって仕方ない(笑)
それでも既に書き上げているとのことで直ぐに続編も発売されそうなので今から楽しみ。
舞台はネバーランドという大型リゾート施設でプレオープンに招待された受けになる
匠家族が大変な目にあってしまうミステリアスな作品でエロ多目系の作品です。
楽しいはずの家族旅行が一変して地獄行きになって殺人事件まで勃発。
夢の大型リゾート施設が丸ごと大きな墓場になるようなものでしょうか。
主人公の家族だからと言って容赦ない展開で度肝を抜かれます。
母親と姉を一気に亡くし、弟まで半死状態とくればなんとも重苦しいストーリー。
そして伏線の様に感じられた匠の記憶障害とそのきっかけの飛行機事故。
誰が何の為に曰くありの人間をネバーランドに集めたのか、それとも偶然なのか、
大量殺戮にも似た無差別な殺人事件のテロ行為なのか、様々な憶測が脳裏に浮かぶ。
そんなネバーランドで再会するのが幼馴染で元恋人でもあった攻めになる隼人。
隼人はネバーランドのスタッフとして匠家族のお世話役で現れるが謎めいています。
いったいこの閉ざされた施設で何が起こっているのか、再会した隼人は味方なのか。
脱出の手立ても無いままに精神的に追い詰められていく招待客と止まらない殺人。
匠の記憶が無くなってしまう症状も不気味で本人がそのことで恐怖する気持ちが
かなり伝わってきて引き込まれます。
いまだに心を残している元恋人同士だけど、相手を信用しきれないのも怖い展開だし
過去の飛行機事故との関連も今後どのような展開になっていくのか、
推理もののスリル感があって非常に今後が楽しみな作品です。
そして物凄く気になっていた匠と蝶、何故か蝶が関係すると匠の記憶障害が起きる、
いったいどんな関係が、過去に何があったのか本人すら忘れている出来事ある感じ、
そして続編のタイトルに蝶がついているみたいでかなり重要ポイントかも。
『お願いします出版社さま、続きがあるなら前編とか書いて下さい』ってとこですね。
最近この傾向が高い本を色々なところで見ますが、ラストがハッピーエンドじゃないと読みたくないわたしには酷です(涙
ただ、この作品に関してはあまり待たずに後編が出るそうですが。
受けの大和田匠は、何らかの心因で記憶障害を患う大学生、22歳。
家族で大型リゾート施設、『ネバーランド』の試験オープンに招待されました。
攻めは、7年前まで隣人だった幼馴染みの箕輪隼人、24歳。
匠とは中、高時代につきあっていました。
今は『ネバーランド』のガイドとして働いています。
隼人と匠はお互いが愛し合っていましたが、わけあって別れそのまま隼人は越して行き、『ネバーランド』では7年振りの再会でした。
その『ネバーランド』が舞台で連続殺人が起きるという設定です。
読み進めていると、隼人と匠が過去に遭遇した事故が予測できます。
それに関わる人たちも。
まだまだこの巻だけではすべてはわかりませんが、察せられるような伏線は張られています。
その事故が原因と思われる連続殺人と、離れていた7年間に隼人がどうやって暮らしていたのか、匠が記憶障害を起こしている間に本当は何が起こっているのか。
これらが話の中心です。
攻めは夜光さんお得意の執着俺様系。
まあ、俺様といっても強がっている、訳があるという雰囲気です。
それに、受けには優しいのが夜光さんの作品の良いところだなあと感じます。
閉鎖空間というのも、夜光さんのお好きなシュチュですよね。
以前の作品でやはり閉鎖空間パニックの『おきざりの天使』がありましたが、わたしはそちらよりも楽しめました。
あとがきに『同時期に〜』というコメントがありましたが、宣伝の折り込みを見てなるほどーと思いました。
練り直しとか、あらためて作家さんて大変だと思いましたよ。
作家買いです。
リゾート施設のガイド・隼人×大学生・匠
リゾート施設への無料での招待が当たり、家族でそのリゾート施設へ向かう匠。そのリゾート地でガイドとして働く隼人に会いますが、彼は匠の幼馴染で、かつ昔の恋人でした。素晴らしい施設で、何をしても無料ということもありすっかり楽しむゲストたちですが、食事を取った時に何人かが突然苦しみだし、そのまま亡くなるという殺人事件が起こります。その際に匠の家族も亡くなり、その後も次々と殺人が続き…。
実は匠は時々記憶が欠如する記憶障害を持っています。そして飛行機にはできれば乗りたくない。なぜなのか自分では全く心当たりがない。
そしてリゾート地に集められたゲストたちにはある共通点があって…。というお話です。
次々と起こる殺人事件にお互いに疑心暗鬼になるゲストやスタッフたち。
昔は明るい性格だったのに暗い影を落とすようになった隼人。
匠や隼人が「蝶」を激しく嫌悪する理由。
一体だれが、何のために殺人を犯しているのか。
ミステリーとしての伏せんがあちこちに撒かれていて、どうなるのだろうとページをめくる手が止められませんでした。
匠の記憶障害や、他のゲストたちとの共通点が、過去のとある事故から繋がっているのだろう、とつながってくるところで今巻は終わり、次巻へと続きます。
匠と隼人の関係も不安定でどう転がるか分かりません。何度か関係は持ちましたが、気持ちはすれ違っていて、こちらもハラハラします。
もう、とにかく続きが読みたいです!