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kiokusoushitsuotoko hiroimashita
後書きを先に読むのが好きなマンボウです。作者様の作品に対する方向性だとか、近況だとか、思い入れだとか…そして、宇宙人?まさかの丸木先生のSF系?…違いました…。しかしそこは丸木先生、こってり系の濃いキャラで丸木ワールド埋め尽くしてくれそうな感じがします。宇宙人っぽいお方だらけになりそうな気配です。そして、どうやらシリーズ化?!丸木先生がどこまで、ぶっ飛んでくださるのか、次作楽しみに待っております(*^。^*)です。その期待値を込めて神評価です♪
ドロドロした作風のイメージで敬遠していた丸木先生作品ですが、今作は楽しく、読後感もよく読み終える事が出来ました!
丸木先生の本は「罪の楽園」だけ拝読しましたがまるで印象が違いました。
作中でも出てくるキーワードですがまさに宇宙のような作品でした(笑)
タイトルに記憶喪失男とあるので記憶が戻るまでにいろいろ苦労する話なのだろうと思えばそんな事はなく、記憶喪失要素は薄かったです。
攻めの雪也も受けの映も、これまで出会った事のないようなニュータイプの印象で、正直まだ二人がどんな人なのか掴みきれてないです。
雪也はワンコ攻めや腹黒攻めのようでいて違う気がします。オオカミ?なんだろう。
「白松」と出てきた時点で、極道の跡取りなんだろうな、と予想をしましたが双子とはびっくりでした。
雪也の家族も映の家族も、映の過去も気になる要素がいろいろありすぎるので、続きがすごく待ち遠しいです。
ドロドロ系は無理でもこのシリーズなら追っていけそうです。
読む前は、本作が人気作であること、そして「フェロモン探偵シリーズ」の第1巻であるという情報だけを得ていて。
フェロモン探偵という言葉のイメージから勝手に「フェロモンむんむんの男臭い探偵が、様々な美女をコマしたり時には美少年を食っちゃったりしつつ、事件を解決する話」なのだと思っていました。
もちろん主人公のフェロモン探偵は攻め、探偵になる前は捜査二課の刑事、年齢は三十代後半。
聞き込みのために美男美女と寝るのはいつものことという爛れた生活を送っていた探偵が、ある日、記憶喪失の青年(二十代)を拾った。
その青年(受け)の不幸な育ちに同情したり、それでも真面目な性格に自らを省みたりしつつ、やがて想いが通じ合い、本当の安寧と幸せを知るようになるまで。
……みたいなストーリーが完全に私の脳内で出来上がっていたので、冒頭から度肝を抜かれました。
まさか、フェロモン探偵が受けだったとは。
あらすじくらい読んでから買えよって、自分で自分にツッコミを入れました(笑)
予想外の方向性だったのですが、あっという間にのめり込んで読み終えました。
丸木先生のシリアスな作品が大好きなのですが、コミカルな作風もいいですね!
明るくノリのいい主人公(受け)が、読んでいて楽しい。
記憶喪失の攻めの、丁寧口調も、それでいてちょっと変わっているところもたまらなく好みでした。
攻めの正体も、正直これでよかったと思う。
割と早い段階から臭わされていた方向性を予想していたので、正体が判明した瞬間「あれっ」と思ったけれど、その先を読み進めて、むしろこれでよかったなと思いました。
タイトルにあるフェロモンは、思いの外、受けの厄災にしかなってなくて、探偵業の役に立っていないようでしたが(笑)
非常におもしろかったです!
最近読んで「これ面白い!」と思わせたのは全部丸木先生の作品でした。
これの前に「ノエル」と「いじめっ子」を読ませていただきましたが、
話の雰囲気が全然違うのですが、どれも最高に面白かったです。
先生の世界観がちょっと変わってるというか、スケールが大きいというか、
何にも縛らずにとても自由な感じがしますね。
この作品も設定から癖がありそうな感じで、
ネゴ系フェロモン過剰受け×大型ワンコ色男攻め
なかなか萌えますね(☆∀☆) エロエロオーラもプンプンしますけど
受けの口が汚い所が面白いです~
攻めは年上なのになぜかずっと年下の受けに対して敬語なんですよね
この色男のツラで優等生発言をするかよ、
という受けのツッコミがごもっともww 最高のギャップじゃないですか
とにかく二人の性格はとても魅力的です!
性格の設定がブレる小説を読むとイライラする私にとって丸木先生の作品はいつも安心して読めます。
多面でありながら全然矛盾しない人物の書き方に惚れ惚れします。
そしてなによりも、その性格を形成させた人物の背景までしっかりと書くのが先生の素晴らしい所です。
探偵の話なのでついドラマを見ているような気がします
セリフのテンポもいいですし本当に映像化向きの一冊です
まあ映像化も無理だとしてもドラマCDにしてもらえるのかな、
話長いけどきっといいCDになれると想像できます!!
いつの間にか私の脳内に攻め→森川智之 受け→杉田智和というキャスティングになってます(笑)
敬語の攻めはぜひ帝王にやっていただきたいです
そして杉田さんは、なんか受けのその汚いのに愛嬌のある喋り方に似合いそうwww
そして、丸木先生といったら濃厚なエロシーン♥
丸木先生の書く受けは大体、小柄で、華奢で、超淫乱~
この度も大変美味しくいただきました!
この設定はもうお手の物でハズレはありません。
エロ不足の日には必ず丸木先生!
これからももっとエロい受けを書いてください~
最後に受けのお兄ちゃんと攻めの弟が出てくるんだけど、
続きも面白そうですね。これから二作目を買いに行きます~
相葉さんのイラストとタイトルに惹きつけられた作品。
天は二物も三物も与えたような受けの映が主人公の探偵ものの初回編です。
読み始めて終わるまであとがきを読んでいなかったのでシリーズになる1作目だとは
全然気がつかないで読み始め、かなりまだまだ続きが気なる伏線的な事柄が多くあり、
もっと続きを読んでみたいと思ったらシリーズの二人の出会い編なのだと気がつき
なるほどなと奇妙な安心感を得ましたね。
映は良いところのボンボンででも自分ひとりのチカラで生きていきたいと家を出て
探偵事務所を開いて生業にしている。
持って生まれた才能は数々あるが、いらない才能まであってそれが厄介事や
困った人間まで惹きつける才能。
そんな映が事務所の前で拾ったのが記憶喪失の男で攻めになる雪也でノンケのイケメン。
一人で探偵業を営んでいた映は拾った男に雪也と名づけ、記憶が戻るまでの間
探偵の助手を強引に押し付けるのです。
もっとも直ぐに記憶は戻るようなのですが、映には知らせずこの男も何か曰く有り。
映のバックグラウンドは作品自体に大きくまだ描かれていませんが、
己の身体一つで生きるために映がしているのは複数のパトロンを持っているビッチで
映の過去のこだわりが垣間見える内容でもあります。
設定的にはほどよくシリアスなのですが、映のキャラがシリアスさをコミカルに
非常に読みやすくしてくれる気がします。
映と雪也の掛け合いもダメ探偵としっかりものの助手風で事件を解決していく。
シリアスさも吹き飛ばすハイテンション気味のコミカル風探偵ものでしょうか。
厄介事を絶え間なく引っ張り込むような映の体質が次回作も波乱にみちた
展開になりそうだと、ラストで映の兄なのか、雪也の双子の片割れなのかもチラ出して
映の受難の日々は続きそうだと、でも本当に受難なのはそんな映にすっかりハマった
雪也(白松龍一)ではないかなと次回作をあれこれ想像が尽きなかったです。
キャラがそれぞれ個性的で、とても楽しめました。
シリーズ第一作で、主役カップルの出会いとラブ始まりましたというところです。
まだまだ思わせぶりなキャラや伏線がいろいろ控えているので、今後の展開に期待大!
今作は、攻めの正体とか、いつ記憶が戻るのかとか、そもそも本当に記憶喪失なのかとか色々考えながら読むのが楽しいと思うので、核心避けてのネタバレと感想です↓
夏川映(受け)→→26才だが、外見は美少年。フェロモンがすごい。
日本画の大家の父、旧華族出身で琴の家元である母を持つ名家のお坊ちゃま。両親から引き継いだ才能をはじめ、才能豊かだが、トラブルを引き寄せる体質。
自称、美少年大好きのタチ専門。
事情があり、実家を出て探偵業を営む。が、探偵としての仕事は少なく、複数のパトロンを持つなかなかのビッチちゃんです。
如月雪也(攻め)→→映の事務所の前で気絶していた男。記憶喪失で名前も分からないと語り、映に如月雪也(2月の雪の日に発見したから)と名付けられる。
映に惚れることもないだろうし、やっかいなことにならなそうという理由で映のアシスタントに雇われる。
その顔を見てヤクザがひびるなど、謎が多い。
ノンケだったが、映の垂れ流すフェロモンにやられ、どんどん映にのめりこんでいく。
独占欲が強く、なかなかのS。
映がビッチちゃんなので、清純な受けが好みの方はご注意を。
お坊ちゃまなのに口が悪くて、自力で暮らしてるつもりでも結局はパトロンに養ってもらってるしと、悪ぶってるわりに甘ちゃんなかんじですが、憎めないです。
攻めの雪也は独占欲強そうなので、映は今後浮気できなそうですが、映はおとなしくただ従うタイプにも見えないので…どうなんでしょう。今後が楽しみです♪
雪也はわりにSで、道具も駆使していくんですが、そのなかの一つが私初めて知ったやつで、用途が全く分からず、映といっしょにドキドキしました(笑)
エロは濃厚な方だと思います。雪也の興奮ぶりが伝わってきて、そこがエロい。
ちょっと気になったのは、映が受けた依頼(資産家の行方不明のドラ息子を探して連れ戻せ、というもの。)で探しだしたドラ息子は、あの展開でよかったのかな?ってことです。
ドラ息子達がろくに考えもせずにやったことは立派に犯罪で、多くの人を傷つけました。
それでもいまだ脳天気に仲間とつるんでる……。痛い目にあったから罰は受けた、ってことなんですかね。なんかすっきりしなかったです。
ただ、映は探偵をしてるものの、「正義の味方」ではないんですね。
だから依頼の対象であるドラ息子がどんなクズでも、映は探して家につれて帰るのが仕事なんだもんなあ、と最終的には納得しました。
勧善懲悪的なものをお好みの方は、いやな展開かもしれません。
映を男しか愛せない体にした過去の男や、映を溺愛してるっぽいお兄さん、雪也の関係者など、これから本格的に出てくるだろう伏線をほのめかしたところで、以下続刊です。
気になるな~。
短編は、まだ実家にいたときのお坊ちゃま映くんと過去の男がちらっとでてきます。
楽しみなシリーズで嬉しいです!
丸木先生の本は過去に二作ほど手に取ったことがあるんですが、シリアスな内容がどんよりしている雰囲気に思えたのと、終わり方も私の好きな感じではなくなんとなく敬遠してました。
しかし、こちらの作品のあらすじだけは前々から気になってはいたので、電子書籍で思い切って読んでみることにしました。
紙媒体で本を買って面白くないと少し後悔するのですが、電子書籍だとその後悔が最小限で済むので、悩んだ場合は電子書籍で購入です。
結果的に言えば、イラスト付きで、内容もとても良かったです。
内容としては、ギャグ寄りのエロエロで、さっらと楽しめました。
一応探偵ものなので、事件も出てくるのですが、それほど印象には残りません。
それよりも、主人公たちの心情とか、会話とか行動の方が楽しめました。
続き物一作目ということなので、導入という意味ではバッチリだったと思います。
受けにしても攻めにしてもそれぞれの魅力が十分伝わりました。
なので、彼らの過去に関してもぜひ知りたくなりました。
主人公の過去やお家事情に関しては匂わす程度ではっきりとは出てきません。なぜ、今こんなに倫理観がゆるゆるなのか、こんな性癖になってしまったのか。
とても気になる話の持って行き方なので、続編も読みたいなと思ってます。
ただ、一点だけ。
丸木先生に限ったことではないのですが、たまにBL作家さんが描く20代に違和感を持つことがあります。
この作品に関しても、和服を好む云々抜きにそれが顕著に出てたと思います。
なんと言うか、数年前の20代?のような印象。
喋り方とかそういうのは、小説に限らず漫画でも独特なものがあるので割り切れるのですが、価値観?なんかが今現在の本物の20代とかけ離れているなと感じます。
価値観を例にすると話が収まらないので、この作品に出た会話を例にすると。
攻めの言動に受けが「吉幾●か!」と突っ込むシーンがあるんですけど……。
今どきの若者のの殆どは吉幾●を絶対知りませんよ。歌は知っていても、かの有名な歌と彼の名前を結び付けられる人がどれだけいるか。
そして、そのまま日常のツッコミに使えるほどこの名前に慣れ親しんでいる人がどれだけいるか。
私自身、読んでて数秒意味を考え、ようやく笑いました。ツッコミのうまさというより、なんでそんなツッコミの仕方知ってるんだというところに笑いました。
受けの映は26歳、ばりばりの平成生まれです。そしてこれから、20代全員が平成生まれという世の中がきます。
難しいと思いますが、20代が読んでも違和感のない20代、10代を読みたいです。
主人公たちの性格も個人的には結構好きで、物語的にも楽しめるようなものでした。
しかし、私が一番楽しんだのはエッチシーン!
受けが乱れに乱れてくれるし、攻めがねちねち攻めてくれるのがすごいよかったです!
この方の他の作品も見てみようかなー!と思いました。←エロ目当てですが(笑)
飛びきりの才能に恵まれていながら、半ば男娼的に探偵生活を送っている映と、
映が事務所の前で拾った男、雪也(仮)が、依頼された探偵仕事でトラブルに巻き込まれて危機一髪になるお話。
かなり、エロエロ。
映のキャラクターが、見た目美少年なのにがさつで口も悪い設定で、時にコミカルにお話は弾んでいきますが、映がこんな風な裏には、色々あったみたいで、、、
シリーズ化前提の第1作目という事で、とりあえず主人公の二人が出会ってくっついた事は描かれているが、雪也も映も、まだその本当の姿の全容は謎のまま、
これから他にも登場キャラは増えていきそう。
一応依頼を受けた件は解決したことにはなっているが、少しづつ垣間見える二人の過去がもっと知りたくてmちょっと欲求不満かなとも言えるけど、その分、思わせぶりな伏線がどう回収されるのか、
乞うご期待!ってね。
トラブル体質で美形を自覚していてちょっとダメ男な受さんは、タチ専門だと言い張ってますが、その理由がまた可愛かった(笑)
探偵もので、ちゃんと事件解決してて、読み物として面白かったです。ミステリー好きなので展開にもワクワクしました。
受の映が、記憶喪失の男を拾って雪也と名付け助手にします。雪也は映のいい保護者です(笑)
えっちは、なんというか濃かったです。 タチ専門と言い張った映が乱れる姿がスゴイ。
ただエロい話じゃなくて、お話としてもちゃんとしててお気に入りです。
この作家さんの本をもっと読みたいと思いました。