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tsumi na yuuai
愁堂れな先生の罪シリーズに飛び入りです。
罪シリーズ第15作目の罪な友愛ではタイトルの「友愛」に全て盛り込まれていました。
タイトルなんだから当たり前なんですけど、事件が絡む話に友愛はどうやって
入ってくるのかなって言うのがあったんですが…
さすが、というしかありません。
エロさは少ないですが愛が勝っています。
吾郎の過去の親友の話や富岡の一途なところ、高梨の包容力…
皆さんいい味出してます。
メガネをかけてた、瘠せてた、駅で見かけたなど証言を集めて
思い浮かべた人物に、あーって言ったり、吾郎の泣き顔を見てこっちも泣けてきたり
のめり込んでしまいました。
高梨と吾郎の出会いとか、富岡の一途さはどこから来るのか、
気になって仕方がないので、1作目から罪シリーズを読む所存です。
だんだんと、いい男になっていってるよね富岡。
今回は富岡が事件の容疑者として扱われる内容。
その富岡の置かれた立場を昔の自分と重ねてしまうごろちゃん。
そこで親友として思い続ける今は亡き里見の存在が出てくるんですよね。
自分を陥れた原因となる里見から向けられた「情」
それまでの関係がまるで嘘のように…
それを富岡と重ねて悩むごろちゃん。
だけど最後、富岡の決意で救われたのかな。
良平が言うように、今回は本当に富岡がいいとこ持っていっちゃった。
でも今まで通りごろちゃんに対してグイグイいって欲しいけどね。
そして今回はトミーの容疑を晴らしてくれたアラン。
いつもながら凄い執着見せてますが、彼的に富岡を思う気持ちは本気!!
流されろとまではいかないまでも、いい関係がアランとも築ければいいね。
いやいや、やはり良平共々お尻お狙われるシーンはこれからも読みたい!!
2年経っても互いへの気遣い、おもいやりであふれる良平とごろちゃんですが、そろそろ行為後ペットボトルをどちらが取りに行くかの気遣いやめようぜ(笑)
そういうところがそろそろ美点と思えなくなってきました。
寝室にちっちゃい冷蔵庫でも置いて、気になる負担減らせばいいのに、なーんて。
とそんな個人的思いは投げといて、今回の主役といってもいい富岡の決意あふれる言葉にジンときました。
そうか…とうとうきてしまったか…。
絶賛片想い中の彼はしつこかったですが、本当にいい男でもあると思う。
それこそ良平がいない世界線で出会えたらもしも…なんて富岡が望んでいた未来を私も見てみたくなったり。
罪シリーズのお家芸(笑)みたいなものがなくなるのは寂しいのですが、今度はその立場を存分に利用し美味しいとこどりするんでしょうけどね。
ただいつか区切りは必要だったし、そこをしっかりと見せてくれたことはとても有難かったです。
これからもシリーズに欠かせないサブキャラとして活躍してほしい。