マゾな課長さんが好き

mazo na kachousan ga suki

マゾな課長さんが好き
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神22
  • 萌×220
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
7
得点
218
評価数
59
平均
3.8 / 5
神率
37.3%
著者
不住水まうす 

作家さんの新作発表
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イラスト
幸村佳苗 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ文庫
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784781611150

あらすじ

攻めがマゾ! ?
月末で契約終了――。
そう通告された派遣社員の雨宮夏樹は、上司である黒田課長の弱みを握る。
それをネタにラブホに連れ込んで憂さ晴らし…のはずが、あれ?課長ってマゾ?しかもすっごいかわいいんですけど…!?
すっかり課長にハマった雨宮は、風俗で培った女王様テクで課長を手籠めにしようとする。
けれど唯一誤算だったのは、課長が超がつくほど真面目だったことで…!?
マゾ課長×元女王様の派遣社員!

表題作マゾな課長さんが好き

32歳,本社から転勤してきた新任課長
24歳,派遣社員

その他の収録作品

  • ベビードールを無理して着てみました
  • 課長が迂闊にもエプロンで出迎えた結果(電子書籍番外編)
  • あとがき

レビュー投稿数7

課長を手籠めに!!

エッヂの効いたタイトルですが、ドMとドSのお話ではなく、ややMな課長さん×ビジネスS(の経験がある)派遣社員のドタバタラブコメです。ディープなSMの世界はちょっと苦手なので、私は楽しく読めました。

攻がMというのもなかなか味わい深いなぁと思いました。そして主人公の雨宮が自分の女王様テクでなんとか課長を手籠めにしようと奮闘する様子がとってもキュートでした。エロ度が「変態」になっていますが、レベルとしては「標準的」だと思います。行為自体はフェティシズムが濃厚ですが、雨宮の試行錯誤の心情が垣間見えてそこまでエロティックには感じませんでした。

肉体的なポジションは黒田×雨宮でも、精神的には逆…という二人の関係がとても良かったです。初エッチの翌朝の雨宮の気遣いが素晴らしく男前で、BLっていいなーと思いました笑

1

楽しい~面白い~

BLアワードにノミネートされていることもあり、電子版を購入しました。
個人的にこんなに笑いながら読んだ作品ははじめてでした!
素直に楽しくて面白かった♪

堅物のくそクソ真面目な黒田課長と元男性相手に女王様として働いてたことがあり今は黒田課長の部下の派遣社員の雨宮。
雨宮は借金返済の為に仕方なく風俗にいたので、真性Sでもなくゲイでもないのですが、この真面目でしかも童貞でインポ?でマゾっ気ありの課長を征服したくなってあれこれ無理矢理いたしてしまいます。

表の世界にいたいと派遣社員として頑張ってきたのにある日突然、雨宮はリストラ対象に。
それで落ち込んだのもきっかけでヤケになり課長に固執し始めます。
でも、課長の言動で上がったり下がったり、この元女王様、すっかり恋しちゃってます。濃い焦がれて一直線な感じでかわいいですw
課長は自分のマゾ性に気付いていないだけだと迫りに迫りますが空回り。
いちいち空回り方がおかしくて、一人つっこみが笑えます!
あわあわしてる様が目に浮かんで(笑)

課長には婚約者がいたり、雨宮の風俗店店長の元カレ?が登場したり、まぁ結末はもうわかっているようなものだけれど、真面目な課長がどう出るんだろうとわくわくしました。

ラブラブになってからは、クソ真面目で童貞だった課長が、俄然、積極的で 雨宮を攻め急に男らしく感じられたりして、にやにやしちゃいましたw

SMから始まった二人ですがハードな展開はなくソフトです。
仲良くなってからフツーにいちゃいちゃしてますが、それがなんかなんかもう微笑ましくて。コスプレとか、勝手にやってくれw

さて、お話は面白かったのですが、ところどころ文章の作りが甘い点が気になったので、評価は「萌」にしましたm(__)m
これから期待の作家さんです。
とか、上から目線の割に、同人誌と「ポチ拾いました」電子版も購入しました。
気に入っていたらしいです(笑)なので、「萌☓2」に訂正^^;

8

マゾ攻め

堅物・マゾ・童貞・インポ気味
四拍子そろった実に私好みの攻めです。
しかも32歳。
俗にいう魔法使いというやつです。
さらに受けはエロい女王様。
こういうの大好きです。
拒み切れずに受けにいいようにされたり、いろんなところを縛られて逆レイプされるシーンとか最高でした。

2人の会話がいちいちおもしろくて笑えます。
受けのめげないポジティブな思考もイイですね。

欲をいえば攻めがもっと変態ドМ野郎だと、さらにおいしく頂けたと思います。

3

受けの思いこみや妄想が楽しかったw

初めての作家さんでレーターさんで、アズ文庫も初かも。
新規開拓は成功でしたv

『マゾな課長さんが好き』

クビ宣告されたしがない派遣社員の「雨宮夏樹」が、直属の上司・エリート課長「黒田」に嫌がらせで近付くところから話は始まります。
でも近付いてみれば、マジメで優しい課長に好意を持ってしまう。
ここらはありがちなんですが、でも、夏樹と課長の寂しい過去、受け攻めが真反対のキャラ、夏樹の思いこみと妄想が、ちゃんと話を広げてくれています。

結論を言うと、タイトルのまま「課長=マゾ」ではないです。
夏樹の派遣になる前の生きる術が「女王様」だったことで、それを恥じている部分、開き直って自分は女王様と決め付けている部分があります。
だから、誠実で清廉な課長に自分が近付いていい理由として、課長はマゾだから、女王様の自分が必要と、そうこじつけて(思い込んで)いるのです。
課長は課長で、夏樹に「マゾだ」と言われても、超マジメで色恋にはウブだから「??」と困惑しちゃっていた訳でw
夏樹の恋心の現れが、このタイトルなんだなーと思いました。

受け攻め両方に、恋のライバル(!?)がいて、仕事場の気使いに感心して、お互いのいちいちに悩んで。
気楽さ・エロさ・元気さとも良い加減のBLエンタメ作品でとても面白かったです。

『ベビードールを無理して着てみました』

先編で、カプになってからもお互いに変なことに感動して盛り上がるんだろうなぁ~♪と思っていたら、その通りのショートでした。
黒田課長に、派遣の契約継続のお礼をしたい夏樹だが、お金が無い。
通販で見つけた激安ベビードール(ピチピチ)で笑いを取ろうとしたのに、黒田課長が全然笑ってくれない編。
課長が良いとこ付いてくれて、愉しいエロ話でしたw

作者の初の紙媒体だそうですが、ちょっと気になったのは、夏樹目線と黒田目線がスイッチなく変わるところ。
読み辛いとまではいかないけど、あれ?どこから変わった?と読み返すことがありました。
他は、気負いや不足は感じずテンポ良く読めました。
それと、幸村佳苗さんのキレイでエロくて少し固めのイラストが良かったです。
まうすさん共々次回作が楽しみになりました!

3

愛の言葉は手篭めです。

かなり面白いと思うのですが、受けになる派遣社員の雨宮さんの暴走気味の
ラブストーリーで、相手にその気がなければ思い込みの激しいストーカーか、
単なる猪突猛進型のエロ魔神になるような展開でした。

タイトルのマゾな課長~とあるけれど、最終的にはマゾと言われるような性癖では無く、
読んでる最中もマゾでは無くて普通に羞恥で反応しているのではと思えるのですが、
雨宮さんの課長はマゾで自分が幸せにしなければみたいな使命感と思い込みで
生真面目な課長は散々振り回される話です。

元ウリセンで女王様キャラでプレイしていた雨宮が、派遣先の課長へ、
派遣を切られる憂さ晴らしで、課長の弱みを握って~がきっかけなのに、
課長の生真面目さとそれゆえに感じる性的ウブな可愛さにメロメロになる雨宮さん。
犯罪ですよと思えるくらいにアタックするけれど、課長の真面目も筋金入り。
そんな全然違う二人が恋になるまでを面白おかしく、時に切なくシリアスに、
単調でない面白さを感じるストーリーでした。
雨宮さんの熱烈な愛の言葉「一生課長を手篭にします」が最高です。

4

笑えるラブコメ

タイトルを見て、レジに直行。
なにをしでかしてくれるのかとwktkしながら読みました。
すっごく楽しかったです!
真面目な課長攻めが、経験豊かすぎる元女王様の受けに惚れられたせいで、マゾなところをズルズルと引きずりだされていくストーリーです。

受けと攻めの会話にひたすら笑わせてもらいました。
受けが欲望にどこまでも忠実で、それに真面目な課長が全力で突っ込みを入れるのが最高でした(・∀・)
真面目すぎる攻めと欲望に忠実な受けが、お互いに足りないところをおぎなっていて、痛快なベストカップルでした。

7

マゾかどうかは。。。

微妙なところでした

表題にマゾな課長さんが好き
と、書かれているのでだいぶん変態チックな作品なのかと
ドキドキうきうきしながら読んだのですが
やや無理やりこじ付けした感がどうも否めませんでした。

ただ言えることは受けは間違いなく変態だろうということです。
普通かと思ったら若干お馬鹿でそこは好感が持てました。

表題に対して中身は物足りなかったです。

3

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