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last call
んー。
攻めの倉木のキャラが、ちょっと苦手だな、と思ったので、この評価です。
受けの篠森は、カッコ良い自立した美人さんで、とっても好きだったんですけどね。
倉木が、あまり自分について語らないので、付き合い始めても不安で仕方がない篠森。
そりゃ不安になりますよ。
相手に仕事関連の話題を振っても、のらりくらりとかわされるなんて、ただの下手くそな詐欺師の手口みたいじゃないですか。
自分はどんどんのめり込むのに、相手にはもしかしたら本命がいるのでは、と落ち込む篠森がかわいそうで、胸が痛くなりました。
倉木の言い分(相手に心配かけたくない)の前に、これだけ恋人を不安にさせるなんて。
と、まぁ、ムカムカしましたが、こういう話なのでね。
この秘密部分が話の肝(キモ)なので、いいとしても。
その後、後半に出てくる篠森に誘いをかける藤原への、大人げない言動の数々……も、まぁ、子どもっぽいところも好きだと言っていた篠森に免じてスルーするとして。
その二人の食事風景を見て嫉妬し、話を聞いてくれと縋る篠森を拒絶する態度!!
オマエーーっ(怒)!!
いやいや、きっと倉木にも葛藤があってのことなんでしょうが。
篠森目線なので、どうしたって篠森の心の痛みを感じてしまって腹が立ってしまいました。
倉木自身は、かっこいい男に描かれているんですよ。
職業も、革ジャンバイクなところも、粗野なところも魅力的なキャラなんです。
ただ、無神経なところが目についてしまい、残念でしたね。
随分と前の作品だったのですね!
でも本当に素敵な恋物語でした。
受けは全くのノンケ
攻めは両刀の経験があるのでしょうか?!?!
でも漢臭くてサイコー"♡"♡(*///ᴗ///*)♡"♡"
常に革ジャン(でも美しく管理されてる)
そしてデッカイバイクに跨り・・・
ワー、もうカッコいいのてんこ盛り+.(≧∀≦)゚+.゚
受けはまた美しくて、違う所から熱いラブコールがあり、それが又攻めの心を熱く熱く滾らせます!
一波乱も二波乱、いやもっとか!
ドキドキから切ないまでタァップリと楽しませて頂きました!
もう読んでる間は何も手が付かず、だだだーっと一気読み。
そしてまぁイラストの美しい事と言ったら♡o。(´͈ᵕ`͈)。o♡
石田要さんと仰っるんですね。
この絵にもバリ惚れました!
物語とイラストの相乗効果が凄くて、珠玉の一冊になりました。
私は好きな作品なのですが、評価が低くて、そうなのかぁ・・・と思いながら皆様のレビューを読ませていただきました。
確かに、恋に横槍を入れてきそうな登場人物が数人いますが、読者は肩透かしを食らいます。そこは私も、あれれ?と思いました。名前だけです。
それでも私はこの作品好きなんですよね・・・なので、何が好きなのか考えながら読み返してみました。
放火に巻き込まれた篠森は死ぬ前に倉木の声を聴きたいと彼に電話しますが、留守電になってしまいす。それでも最後に、倉木に伝言を残そうとします。
その相手が(仕事だったとしても)助けにきてくれる、というヒーロー的な部分がまず私は好きです。
しかも、倉木は火事場から篠森を一人で帰したくせに、仕事が終わったら心配で堪らないという様子で駆けつけてくる。
理想は仕事を放って病院まで篠森に付き添って・・・でしょうが、現実では仕事を優先しなきゃならないでしょうし、むしろ篠森のことが心配で仕事に身が入らない倉木を想像するのも私は楽しかったです(笑)
コール・オン・ユーは、物語の後半、篠森は倉木が無事か心配で堪らない想いで待っていたというのに、当の倉木は開口一番に篠森にちょっかいを掛けていた藤原を牽制できたと喜びます。それに対して篠森が怒るところ、好きです。喜ぶ倉木の気持ちも分かるし、怒る篠森の気持ちもよく分かります。
愛する人にどれだけ願われても譲れないもの、変えられないものっていうのはあると思います。
譲れない、変えられないなら、本当の愛ではない。と言われるかも知れませんが・・・
譲れない部分、変えられない部分も全部含めて愛することが出来れば、本当は一番幸せだと思います。でも、なかなかそう上手くはいきません。好きになる人は選ぶものじゃないと思うからです。
好きだから、お互いが許容できる一線を探して、時には自分の想いを口に出さずに相手のことを思いやることも必要なのでは・・・上手く書けませんが、そんなことを読んでいて思いました。
倉木は消防士を続けるだろうし、篠森はずっと火事場に赴く倉木を心配し不安に思い続けるでしょう。
だけど、それは変えられないことで、だからこそ一緒にいられる時間を幸せに過ごしたい・・・当たり前だけど、とても大切なことをこの本から教えられたような気がするので、私はやっぱりこの作品、大好きです。
倉木嶺(受)と篠森友弥(攻)のお話。
なんというか表紙を見る限り、私のイメージでは世間で生きづらくなった二人が愛の逃避行でもする切ないストーリーなのかな~なんて思ってたんですけど、逃避行しなかったw
タイトルにしているように物語があまりにも淡々としすぎていて、読み終わった感想は、「へぇ…」位なもんです。
私はレビューを辛口に書いているなぁという自覚があるのですが、これは正直一般的な評価だと思います。
(ネタバレです→)まず、篠森は消防士なわけですが、それを倉木には隠しとうそうとします。ま、彼なりに考えがあったみたいなのですが、読み手からすればどうでもいい理由でした。しかも冷静に考えて、隠し通すなんて無理でしょwなんて突っ込みをしてみたり。
それから倉木の先輩とか友達とか出てくるわけですが、誰も何の活躍もなかったwただの知り合いだったwなんというか見せ場がないのにキャラクターの名前はやたらとでてくるという印象です。そんなに推さなくてもいいのでは?
こんな感じです。
もう何も言うまい。
大学時代の先輩と始めたショップの雇われ店長の篠森とワイルドな男の魅力と
何を職業にしているのかも教えてくれない謎ありの倉木とのラブ。
倉木の謎的なものは、かなり後半まで引っ張ります。
解ってみれば、なんだそんなことかと、ちょっと突っ込み入れたくなります。
それだったら刑事や麻取の方がよっぽど危険なのではと多少がっかり感が・・・
でも、いつもそばにいて欲しい相手が危険を伴う仕事だと知ったら、
帰りを待つみの恋人は心労が出てくるのかも知れないとも思います。
倉木はそんな危険を伴う仕事をしていて、それを付き合い始めの恋人の篠森に
告げることが出来ない、それは倉木の過去の恋愛からくるもので、
始めは理解を示していた恋人たちも、次第に離れてしまったことがある意味トラウマ。
もっともトラウマと言うほどでは無いのですが、今度の恋人である篠森に
過去の恋人達が見せる悲しい顔をさせたくないからと言う理由で秘密にしている。
読んでいると、別の意味で恋人が不安になっていると思うのですが、
それでも、この職業を秘密にして引っ張ることの意味がやっぱりわからないかも。
結局はどんなことが起きても、不安でも、それ以上に相手のことが好きだと言う気持ち、
きっとそれしかないのだろうと思える展開でした。
それに作中に篠森の友人が出てくるのですが、かなり意味ありげな雰囲気が
あったと思ったのに、さらりとその気になる存在も影を潜めている。
でもその分なのでしょうか、同時収録作品は篠森にラブモードの隣人が出てきて
倉木が嫉妬全開と言うお話も収録されていますので、
1冊読んでなんとか満足と言う感じです。
この表紙にとても魅力を感じました。
あのはっちゃけたコミックという印象の石田要さんの絵なんです!
元々綺麗な絵を描かれる方なので好きなのですが、いつもと違う雰囲気。
だからすごくすごくこの小説に期待してしまいました。
火崎作品だからいつも何か一つ登場人物に関することに謎があって、そしてラストでタネ明しがされる展開はいつもの流れだとは思うのですが、何か違う。
何か散漫な印象を受けてしまったのです。
出会って好きになって恋人になって、でもいつもその途中で呼び出しを受けて「ごめん」といって二人の時間から去らなければならない恋人。
彼が偶然女性といるところを見てしまった事からひょっとして、と落ち込んで、
そんな矢先、近所で頻発している放火事件が自分の勤める店で起きてしまいというもので、恋人の仕事がわかるというものなのですが・・・
主人公の気持ちだけ追えば、それはとても淡々としながらも恋する人間のきっと当たり前である感情を上手く表現しているのでしょう。
なのにまとまったところで表題は終わり、半分がその後の話となる【コール・オン・ユー】へ移動して、そこでも恋人となってもいつも恋人と繋がっていたいという表題のテーマは継続していて、二人が腹を割って本当の気持ちを口に出すことで、本物の恋人となる、ワンステップ上がる話となってはいるのですが・・・
この話、01年に小説Charaに掲載され、書き下ろし分も時間が経過しているとのこと。
最初に感じた散漫さを年代のせいにしてはいけないのかもしれないのですが、現在の熟成された形を思うと、だからなのかな?と納得しなくもないのです。
それでも、
主人公の友人が作中突然出てきて何やらありそうな雰囲気をかもしていたのですが、一体彼はなんだったのでしょうか?
ひょっとして、主人公に片想いしていたとか放火犯だったとか、そんな片鱗も見せずに一体なんだったんでしょうね?
ただ、恋人という存在について主人公が考えるシーンの為に出てきただけにしては?
そして書き下ろしに登場した、お邪魔虫のカフェ店員。
この話はこの話でよかったと思うのですが、それだったら冒頭の友人の話いらなかった。
最初からカフェ店員出しておけば・・・とか。
いくら仕事の為とはいえ、それでも繋がりたいと思う主人公の気持ちを恋人は忙しい時間を縫って顔を見る。
あれで精一杯だったとしても、何だか放置プレイみたいでかわいそうでした。
女性とは違うから男だからこれでいい、というわけではないでしょうが、恋人の本気やもっと繋がっていたいという気持ちがあまり感じられなかったせいかもしれないです。
今回は、ごめんなさい。なのです。