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shujou no inu
表紙:チカチカチカチカ光っているけど、お風呂に入ると何故か光が消える。
湯船に浸かってる間の時間つぶし的に読んでいたが、気が付くと表紙のチカチカが無くなってた!驚いて湯船から出たらチカチカが復活!あれ?気のせいだった?と湯船に戻ったらまた消えた!
不思議な表紙!
話:中華風BLおとぎ話
攻め:軽くSの入ってるスパダリ
受け:まさに攻めの「犬」一途に攻めに仕える「犬」
攻めのやる事なら何でも受け入れる。
印象に強く残ったのは、受けが身に着けさせられる網目チ〇コホルダー。
つけたまま攻めに徹底的に攻められるからチ〇コがホルダーの中でパンパンに膨張する。
ギチギチになって受けが「痛い!痛い!」と救済を求めても攻めは外さず、結果的に網目模様のチ〇コが出来上がる。
こんな事を繰り返していたらデカくなるものもなれなくなるのじゃないかと思った時、中国の昔の風習「テン足」を思い出した。……「テンチン」
私はハッピーエンドマニアなので、終わり方が「後々までラブラブな2人として語り継がれました。」と〆られたのが大変良かったです。
みずかね先生おっかけでこの本に到達。
私的には中華風でろあまもの という位置づけです。
たぶん もっとシリアスな感じの絵を描かれる先生が
挿絵されていたら、もっと痛い印象になってもおかしくない箇所も
あるのですが、みずかね先生のあまーい超絶美青年が
ちょっとテレってしてる図なんで、ちっとも痛くなーい(笑)
不思議なもんです・・・
攻めさんが受けさんをいぢめながら
「ここから吐精する以外、なんでも知っている」とかいうもんだから
もう 読んでるこっちもでろでろ。
あまあま風味大好きなんで、先生の美麗挿絵(&衣装が相変わらず素敵なんだよなあ。。。なんでこんなにうまいんだろう・・・いやプロだから当然??)と相まって
とろとろ蜂蜜状態になってしまった一冊でした。
みずかね先生お好きな方はご一読いただいてはいかがでしょうか~。
しみず水都さんはあまりなじみのない作家さんですが、みずかねりょうさんのイラストが素敵でカバー絵にひと目惚れでした。
みずかねさんはもともと大好きで見つけると思わず手に取ってしまうのですが、今回あらすじを読んだときにはちょっと苦手な内容のようだったので迷ってしまいました。
かわいい監禁ものでした。
宦官とか貞操帯とか出てきますが全体に甘々なムードです。
心身ともに痛い系は苦手で、言葉で責められ嬲られ躰から陥落させられる屈辱感にボロボロになる…のだったら萌えないな~と思って逃げ腰で読み始めましたが、初めから旺璃国の若き王 綜劉は熔雪を大事にしていて密かに守りたい危険な目に合わせたくないという感じが溢れんばかりで、なんとなくあまり酷い目には合わないかもと思いました。
熔雪は名家の長男ながら母親の身分が低いことと妾腹であったため跡を継いだのは義弟だった。能力も人望もあって主上の覚えめでたく軍師としての実力でエリートコースまっしぐらです。
しかし、隣国との戦の最中に義弟の裏切りにより主上と国の安全を脅かすことになります。
熔雪の家名は取り潰され義弟は逃亡したが、兄である熔雪はこれまでの功績と綜劉の身に危険が及んだ時身を挺して守ったことにより丞犬(主の側でただ侍る犬)となる処分を受けることとなるのです。
それなりの身分で能力もある人を犬扱いの酷い扱いかと思いきや、上等で煌びやかな衣装が犬の制服、主上のお毒見という名目のご馳走という待遇に何かおかしいなあと思いつつまあそんなものかと深く考えない熔雪です。
後宮に入る男の決まりだからと間違いを犯さないための貞操帯(?)のような戒めを主上御自ら鍵をつけるのです。
やたらとべたべた触りまくりうっかり感じてしまうのもきっと罰なんだろうとか、恥ずかしい恰好をさせるのも何があっても裏切らない忠誠を試されていると考える熔雪も相当主上ラブですね。
でもその思いはずっと忠誠を誓った敬愛する主上に対するもので決して恋情ではなかったのに、後宮の他の妃を抱いていることを思うと嫉妬心でいっぱいになっていることを自覚して思わずわ~~~~となってしまうシーンが好きです。
片や綜劉は熔雪に対して学友として出会った幼馴染でありよきライバルだったし可愛い弟分だったんですが、いつしか無自覚に恋愛感情が加わって密かに育んでいたんでしょうね。
熔雪を処罰しなければならない事態になって、そばに置いて守りたいとか思ったら屈辱的な身分である丞犬として囲ってしまうんですからどれだけ過保護なのか、そんな綜劉の気持ちに萌えました。
甘く切ない恋というよりも、ぽややんとして居たらいつの間にか嵌っていた恋というかわいらしいものでした。
そんな可愛さと豪華な衣装が素敵なみずかねさんのイラストがぴったりでした。
しみずさんの本は好きでよく読んでます(#^.^#)
えっちはえろくて、ストーリー(感情面も)にハッとさせられることがあったりするので追いかけてる作家さんですね
プリズム文庫では2作目で前作が読みやすくて萌萌させてもらえたので購入♪
若干あらすじにビクビクしてましたが…↓
若き王・綜劉が治める旺璃国はようやく内乱が終息しようとしていた。
熔雪は幼いころから綜劉に仕え、その類まれなる才気に心酔している。しかし、熔雪の腹違いの弟が敵に寝返ったため、内戦は終結せず、熔雪自信も裏切者の一族としてこれまでの任を解かれてしまう。そのうえ、丞犬ーー主の側で物言わずただ侍る犬として仕える屈辱的な役目を命じられ、後宮に入ることになり…。
これで痛い系(精神的にも)なの?と思ったんですが受けが攻めの行動、仕打ち?をすべてスポンジのように受け止めていくもんだから痛さがあまり感じられません!
今までの功績をなしにして見せしめのように丞犬として今までの上官たちの前に出されていることや陰口を召使とかに言われることって普通の男、ましてや軍師なら耐えられない屈辱ではないかと思うんですが(+o+)
弟がしたことの罰を受けるためといっても葛藤がもう少しほしかったぁ
最終的に大まかにいうと、主上が受けを側にいさせたい、愛してるから危ないとこにも出したくないってことなんだけどもうチョイ犬にされた受けの気持ちとか考えようぜ!!えっちとかですっげー愛してるのはわかるからっ
受けの状況どうなるかとハラハラしてたら夜は正妃(後宮妃に子あり)で昼は犬のままだしぃ~(影の参謀になったらしいが)
受けは主上に愛されて満足してるからいいんだろうけどね笑
そんなに深く考えずに読むには読みやすいし良いと思いますよ☆
主従に悶えれる、健気受け大好き!拘束帯えっちのワードに引っかかった人にぜひ♪
設定的には痛い系でシリアスだと思いますが、受けになる熔雪の性格と
思っていたほど手酷い扱いを受けていないので結局甘い雰囲気で読めました。
旺璃国の王で攻めになる綜劉と熔雪は子供の頃から共に机を並べて勉学に励んだ
幼なじみですが、熔雪は妾腹だった為に長子でありながら家督を継ぐことが
出来ないながらも優秀な能力がある為に綜劉に認められ兵としても軍師的な
腕も見込まれていたが、新王である綜劉の異母兄との戦いで異母弟に裏切られ、
綜劉が危険にさらされた時に身を挺して守ろうとし矢傷を負ってしまう。
その傷も治り、しかし異母弟の裏切りで家は断絶され、熔雪もその身内だと言う咎で
王の側でただ侍り、言葉も発する事が出来ない犬の役目を言い渡される。
感覚的にはかなりの屈辱的な事だと思うのですが、熔雪は王を敬愛しているし、
傍にいれることが嬉しいと感じてしまうくらい王に心酔しているようで
以外に早く事を受け入れる柔軟さがあるのでシリアス過ぎないのです。
それに身内から裏切り者を出したと言うのは結果的に王の建前みたいで、
実は王を守って怪我をした熔雪を自分の側に縛り付けたい危険な目に遭わせたくないって
そんな思いから犬にして後宮に閉じ込める感じでした。
熔雪から話しかける事が出来ない犬されますが、やっぱり能力はあるので、
後宮内で1日1度だけ王に進言出来る機会をもらえたりと特別待遇。
更に王は犬にした熔雪を夜ごと抱くようになっていきますが、
これも無理やりな強姦な感じでもないので、やっぱり甘い雰囲気なのです。
熔雪視点で描かれているので、王に対して熔雪は身体の関係が深くなるほど
愛しさを募らせていく流でした。
王の正妃問題や跡継ぎの問題が最後までネックになって熔雪を戸惑わせるけど、
やっぱりラストも王との話で簡単に相愛解決するので軽く読めます。