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takurami no uso
たくらみシリーズ6作目 第2部の2作目です。
今回もお約束通りエッチシーンからの幕開けです。
しかし これまでと違うのはそれが夢だったこと。
別居状態の二人ですから。
櫻内&風間のイチャイチャ継続中です。
風間のえげつない行為がひっかかる。
確かに風間はドSだと思う、きっと。
他人の命も心も弄んだり平気で傷つけられる人だろうし。
前巻がto be continuedで終わったので嫌な予感はしていましたが、話は一向に進まず面白みに欠けました。
言うなればカレシが、遠方から数年ぶりに戻った幼馴染とべったり親密な関係で嫉妬する今カレってところでしょうか。
そんな幼馴染とのベタベタ溺愛状態と幼馴染からの牽制と周りからの同情の目にいたたまれなさでジレジレぐるぐるを2冊かけてじっくりよませてもらったような気がします。
高沢の元同僚であり現在ボディーガードの同僚でもある峰の行動も練習場襲撃事件と櫻内狙撃の真相も未だ解明されず。
策士な風間が何やら企んでいるとは思うのですが、真っ黒な腹の中をいつ見せてくれるのか楽しみです。
『神戸にて』を読むと面食いの八木沼が実は風間を嫌っているんじゃないのかなと感じます。
美形を愛でる性質の八木沼が風間の腹黒さや策士ぶりをよく知っているせいで美形を楽しめないとでもいうのかな。
現在までのところこのあと未刊なので続きが気になります。
ところで、前巻の『罠』はなんとなくわかりますが、嘘がまだよくわかりません。
誰が誰に着いた嘘なんでしょね。