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モフモフな狼の闘士×訳ありサラリーマン
kemono no kotowari
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
成瀬かのさんのファンタジーテイストの作品が大好きなのですが、
今回の作品は異世界からやって来た狼族のグレンと両親と愛犬を1度に失ってしまった
寂しい一軒家に一人で暮らす聖明とのファンタジー&もふもふとサスペンス的な
シリアス感が複雑に融合されたような読みやすいのに内容が濃い作品です。
大好きな設定ですので評価が神になってますが、それだけ面白かったです。
読み始めに主人公の聖明が簡単に異世界からやって来たグレンをあっさり許容して
しまう、その時ほろ酔い気分だったのもあるが、目覚めて大型の獣が傍にいることも
その獣が人形に変化してグレンの姿を取ったことも違和感を抱くほどすんなり受け止める。
いくらファンタジーでもそれはどうかと思ったのもつかの間、聖明にはある事件で
トラウマみたいになっていて、一見すると明るいイケメンですが、
その心には大きな影があり、ふとした瞬間に虚ろになっていたりします。
グレンが怪我をしていたのも大きな要因、絶対に死なせたくないという強い思いが
異世界から来たグレンが異世界に戻るまで保護し、その想いとは真逆のそれまでは
自分の側に居てくれるとの安心をもたらす。
次第に明らかになる聖明を取り巻く不穏な事態、そこに別のトラブルも発生し、
更に緊張感を高めつつ、グレンが異世界へ帰ってしまうと思う不安。
狼姿のグレンを抱き寄せ命一杯グルーミングしてるもふもふ感、髄鞘に緩急をつけた
テンポ良い流れで先へ先へと物語の中に引きずりこまれる。
種族のみならず生きている次元すら違う者同士のラブも目が離せない。
異世界からグレンを探しに来た美しい部下もかなりいい味出しているキャラで、
このキャラでも1作読んでみたいと思わせたり、個人的萌えツボでは、
大きなデブ野良ネコが時たま聖明の所にくるのですが、その様子も萌えでした。
そのニャンコがグレンに告げていた言葉には思わずウルウルです。
久々に良いファンタジーを堪能できたと大満足の1冊でとても良かったです。
もっと早くにレビューしたかったんですが、ウチの腐海にに飲み込まれ、何処へ行ったのか…?昨日ようやく発掘しました!再度読み返し「やっぱ、いいわ~!」異世界の冷徹で無敵の戦士が、日常の食卓でちんまり「食べてよし!」を待ってるとか、つんつるてんの浴衣の端を持ち上げるたくましいしっぽとか、円陣闇丸先生のリンとして重みも味わいもあるイラストも眼福です!!あまりにも異常な聖明のお家の状況とともに、最後までハラハラさせられました。
リドヴィック、気になりますね~。グレンとともに餌付けされ…いや、餌付けさせてやろうじゃないかみたいな感じ面白かったです。あちら側からお客来たり、聖明があちらに同行したりそんなお話しも、読んでみたいです!
カップルがとても良かった。
すぐに続きが読みたくて二巻目も購入しました。
異世界から来た獣耳をもつ人種グレンと、人間の聖明が出会って恋をするというお話ですが、舞台は普通の現代社会です。
異世界から来たグレンの、もといた世界の説明もふれられてはいるのですがごく最低限という感じで、あんまりイメージがわかなかったのが勿体無い気もしました。
しかし、あくまで普通の会社に通う聖明のご近所を舞台にした地に足のついたお話になっているため、表紙を見て「ファンタジーだったら苦手…」と思った方にも楽しめると思います。
その聖明の身の回りで不穏な事件が続くというややサスペンスじみたお話でした。グレンは異世界に通じる扉が開いて、もとの世界に戻れる満月の夜まで、聖明の警護をしてくれます。
異世界と繋がるという設定上、もっとこうなればいいなあみたいな所はかなりあったのですが、それでも十分面白かったです。
何よりグレンの獣設定がいい。
単なる変身ではなく、獣姿の方が本当のグレンの姿なわけです。
可愛くて癒されるし、聖明が単に癒されるからという理由でグレンの毛並みを撫でていてもグレンの世界でそれはいやらしい行為であって、そこの二人のギャップが面白かった。
そして次第に聖明がグレンに惹かれていく様子も自然でした。
聖明は守ってあげないとというか弱いキャラでなくてしっかりして男らしいのですが、グレンがそこに輪をかけて男らしい。
きっと一見すると怖いのでしょうが、獣姿が可愛らしいのでいいギャップになります。
もふもふ系のお話が好きな人に是非おススメです。
私も最初は異世界ファンタジーなのかと思って一瞬読みづらいかな?と思いましたがそんなこともなく嬉しい誤算でした。
どうしてもここがこうだったら、と思うのは、聖明が「全く違う生き物の住む異世界までついていく度胸は自分にない」と別れを覚悟するのですが、そのくだりがあっさり過ぎるところ。
むしろそこって一番大事なところではないかと思うのですが、お別れのシーンがやけにさらっと流されてしまっているように感じたのが「あんなに愛し合ったのに・・・」と残念でした。
聖明の身の回りの事件を解決するには十分ですが、二つの世界のことを折り合いをつけるにはこの一冊では物足りないです。
それでも人外、ファンタジー、サスペンスなど色んな要素が詰め込まれて、見たことない種類のお話だったので最後まで読み急いでしまった作品でした。
最近、この作家さんの作品はファンタジーのもふもふモノの割合が増えてきてるような気がします。
この作品、ちょっと違うのは人間が異世界トリップをするのではなくて、異世界のモノが現代の人間界にやってきてしまうというところ。
主人公の設定に実は重く苦しいどうしようもない暗いものを備えているのに、異世界のモノがやってくることでそれが軽減されて切なさもありながらライトなクッションの役割を果たしている。
結末においても、その点スムーズなハッピーエンドの着地点が目指されていて大変に読みやすい作品に仕上がっていました。
ほのぼのの中に潜む切なさ・暗さを包み込むほのぼの、そういう作風が自分の、この作家さんでの好きな点なので、この作品は好きな部類に入るのでしょう。
そして、もふもふの割合が高いです♪
月夜の晩、建設会社の社員である聖明が家の敷地内にある崖で一人酒を飲んでいるところに突然現れた耳と尻尾を持つ、見慣れない格好をし剣を背中に背負った手負いの男。
彼は実はシルヴァという異世界の国から戦の最中に魔法で飛ばされてしまったという狼族の、王を守る近衛兵のグレン。
彼を家に置く代わりにモフモフさせろと条件を出して、元の世界に帰れるまでと共同生活が始まります。
一軒家に一人住まい。
血に過剰に反応する聖明。
中盤までその真実は語られませんが、彼の回りで起きる事件によって彼の両親と飼い犬が殺されてしまった事が察せられます。
愛する家族を皆失って寂しかったのですね。
最初の夜。魔力が弱っていてうっかり狼の姿で寝ていたグレンを見てそれでモフモフさせろと条件を出すのです。
このモフモフすることが聖明の癒しとなるのです。
そんな悲愴な事件があったのに、聖明はきっと生きる希望も失くしていたのかもと思われますが、その家に未だに住んでいることから家族への強い思いが読みとれます。
グレンは結構適応力があります。
何でも、騎士が人前で狼の姿をさらすのは恥なんだとか。
しかし聖明の頼みでその姿になるし、その姿のほうが怪しまれないと理解して使い分けるという頭の良さもあるようす。
結構不遜で強気な態度っぽいのに、初めて食べるこの世界の料理に「待て」をさせられる犬のような姿は、大柄な偉丈夫な男がしていることで何気にギャップでかわいらしいです。
そして挨拶なのか愛情表現なのか、鼻をすりよせるのも、想像すると・・・カワイー!
仕事でトラブルに巻き込まれて誤解から狙われてしまうのと、両親の死に関する事で聖明が襲われそうになったりするのが重なって、グレンが良い護衛になっているのです。
鼻が効きますからね。
そんな点で狼設定がとても有効に働いています。
そうやって守ってくれる、そして癒しを与えてくれる。
たまらなくなったグレンに襲われちゃいますが、そのシーンで苦痛を与えないように魔法を使って挿入しやすくするとか←そこで使うのか!(笑)そんなご愛嬌もあったりして、でも聖明は嫌じゃないんです。
そのくらい、人恋しくて愛する、愛される存在が欲しかったのでしょうね。
しかし、シルヴァからグレンの盟友でもあるリュドヴィックが迎えにきます。
帰れる予定の満月の日、聖明が襲われた為にグレンが帰らなかったからです。
このリュドヴィックもまたちゃっかりさんで、適応力があり、ひょうひょうとしたキャラクターでいい味出してましたv
グレンの働きにより、両親を殺した犯人、聖明を襲った犯人が解ります。
それは両親の結婚が駆け落ちだったという事に起因する家のドロドロしたものでした。
とても強い騎士であるグレンが聖明の為に獣の姿になり、時としてナイトになり、男として恋人になり、また同時に家族になる。
題名の『獣の理』これを題名に持ってきたのは粋な計らいだったと思います。
まさにそれが理由ですから。
もふもふ具合、色々な細かい愉快な点、それは是非呼んで愉しんでくださいナ☆
ああー、大きなワンコにもふもふしたいっ!!
前にこの導入部分っていうのかな?それを読んでいて本になったら買おうと思っていたのです!しかも、イラストが円陣さんなのでなおさら♪
成瀬さんの本は何冊か読んでいるんですがそれぞれ作風がちょっと変わって面白いんですよね
受けも可愛い、男の中の可愛さってやつ?もろさですかね(子供は子供のかわいさ)
異世界からけも耳・しっぽつけた大男が現れますがそんなファンタジー色は濃くなく、2人は違和感なく発展していきますよ笑
そりゃぁ弱ってるとこにこんな頼りがいのある男が自分を守ってくれたら惚れるわ~
あらすじに書いてある奇妙な事件というのも今受けが一軒家に一人で住んでいる理由につながってるんですけどあらすじでは読み取れない本当の事件っていう…もっと軽めの想像してたわ
最後はきれいにすっきりいろいろと解決したのでもやもやもなく、もう帰れないってこともないのでちょっと安心(#^.^#)
初読み作家さん。もふもふのこういう可愛いところが見たかった!の期待に応えてくれて大満足。異世界から狼の獣人がやってきて――?というお話。
ストーリーはテンポ良く、ときに都合良く進む。職場の人間関係が良好でストレスフリー、主人公は重い過去を持ちながらも明るくて、楽しく読めた。
聖明は何か抱えていると匂わせながらも、終盤まではっきり内容は語られない。それでもグレンと出会い、徐々に癒されていくのは伝わってきて、温かい気持ちになった。
グレンは長身イケメンなうえ、鼻は利くし腕っぷしは最強だし獣化して走れば超速、さらにもふもふ毛皮の癒し要素まで持ってて萌えがてんこ盛り。喜びのしっぽフリフリはベタだろうが何度読んでもやっぱり可愛かった。イラストもカッコ良くて好き。
特に萌えたのは、初めての夜を境に、グレンが飼い犬のごとく構って欲しがるようになるところ。たまに、今獣と人間どっちの姿だろう?と分からないシーンもあるが、どっちでも可愛らしい行動なのは変わりなく、想像すると癒された。
ストーリーは少々ミステリ風味?聖明が何者かに狙われ、それが過去の両親の凄惨な事件とつながっていく。そんな中、異世界イケメンは二人に増え、彼らを従える聖明の図が出来上がっており、想像する画はとても派手。だが事件の結末はとても地味だった。
面白くてもどうしても神評価にできなかったのは、この決着が感情的な面で腑に落ちなかったから。親族一同の集まりシーンは特にモヤモヤし、最後まで一連の事件に対してわだかまりが残る。
軽いファンタジーな世界観の中で扱われるような事件じゃないというか、描くなら描くで起こったことに見合う重さの何かが欲しかった。
真面目に読めばツッコミどころは多々あると思う。文化の違いすぎる別世界への馴染みっぷりや別シーンでのセリフとの矛盾等々。でもそこはファンタジーとして面白かったし、きっちり書かれてもきっと読むのが面倒、という点が綺麗に省略されていた気がするので良かった。
たまに聖明よりグレンの方がこの世界で常識的なことを言ってないか……?と思わせるやりとりも好き。
ラストはグレンの今後が気になりつつも、円満な形でのハピエン。いややっぱりグレンの今後は気になる(笑)二人でどう生きていくんだろうなあと、その先が知りたくなるカプだった。
ケモミミ&もふもふ好きという訳ではないのですが、円陣闇丸の描くシッポの生えたお尻に萌えました。
カラーイラストが特にいいです。
攻めさまグレンの鍛えた筋肉質の背中からお尻そしてふわふわのシッポというアングルが素敵です。
逆異世界トリップです。
ワケアリで一人暮らしの聖明が、郊外の自宅庭で出会ったのは耳とシッポのある戦士だった。
その世界では人に恐れられる戦士のグレンですが、大好きな肉を前にしたときのシッポをめいっぱい振って喜ぶ様子がすっごくかわいいんです。めったに笑うことのないきりっとしまった戦士のグレンがです。
逆に聖明に拒否されどうしていいかわからない時にシッポと耳を垂れてへこんでいる様子がまたかわいい。
ギャップ萌でしょうか。
けがをしたり力が弱まると人型を保てずに獣型(狼)になってしまいます。
人慣れしない大型犬が自分にだけ主に従うように従順に懐くのが快感に思う聖明、無自覚に独占欲丸出しじゃありませんか。
聖明は両親を亡くした経緯からして大切な人や気に入ったものもいつか消えてしまうと思い生きることすら執着しません。同性だし異世界人だし期間限定だし…と悪条件を並べ立て好きになっても仕方ない相手と考えるようにしても惹かれていく様子が切なかったです。
後半明かされる聖明の両親に関わる話は悲惨すぎます。もう少しソフトではいけなかったのかなと思います。そこまでしなくてもと思うのですが。グレンも同じような悲しい過去を持つからこそよりシンパシーを感じるという設定かもしれませんが、 必要以上に悲惨な人生にすると読後感が重くなります。
途中から登場したグレンの部下リュドヴィックがこれまたいい男できれいなんです。
当て馬か邪魔しに来たライバルかなどと思いましたが、どちらでもなくとってもいい人で安心しました。
彼もまた肉好きの可愛いヤツです。
最後まで心配していたのはグレンがいつ異世界に戻ってしまうのかですが、私の思うような理想的な終わり方でよかったです。
新刊チェックで粗筋を読み、人外の異種間モノだったため、
元々、購入しない予定だったのですが、いつもの書店で
新たに特典つきフェアがあり、フェアの機会に新本で購入しました。
攻めのグレンが食べ物の話になると尻尾を大きく振る様子が
可愛らしくて萌えました。
また、聖明くんの世界を知ろうと、聖明くんが仕事に行っている間に
テレビで知識を習得している様子を見てみたいです。
そんな勤勉で頼り甲斐があり、可愛いギャップがあるところに萌えました。
とにかくグレンの食欲が旺盛すぎるので、食費が心配です。
物語の最後のほうに登場してきたグレンの同僚で騎士の
リュドヴィックの狼姿を見ることが出来なかったので、
機会があれば見てみたいと思いました。
また、聖明くんもリドヴィックの狼姿を見られる時が来ると良いな
と思いました。
聖明くんが過去の事件を強く避けていたので、過去に何があったのか
薄々は感じていましたが、読んでいてずっと曖昧になったままなので、
どんな恐ろしいことがあったのかと見えない恐怖がずっと付き纏いながら
読んでいました。
物語の最後になり、ようやく過去の事件のことが語られ、その凄惨な背景が
あったなんて、あまりにも重たすぎる設定だと思いました。
その印象から、グレンと聖明くんとの恋愛を描写するどころではないのでは
ないかと思いました。
二人の関係よりも、過去の事件が重たすぎるのが気になって
仕方がありませんでした。
しかし、聖明くんが親族に対して最後まで関心が薄かったおかげで、
また、重たすぎる設定の割には軽く抑えて描写しているおかげで、
作品全体が暗く重たくならず、聖明くんが立ち直っていく様子や
グレンとの関係の進展をほのぼのと見守りながら読むことが出来ました。
今回の評価は、迷うことなく「萌」評価です。
過去の事件の設定にばかりに気を取られすぎましたが、
その設定を除いては物語の内容や展開、人物設定など、適度に萌えました。
過去の事件についてだけを描いたサスペンス物語を、
BL作品としてではなく、一般の文学作品として外伝や番外編の形で
十分に読み応えのある物語が書けるのではないかと思いました。