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aiyue ni de gozaimasu
chi-coさんでクロスノベルスだったので読んでみました。
あらすじにある腹黒変態執事と天然箱入りお坊ちゃま。
どんなけ甘やかしてるかな?と思ったら、とんでもなかったです!
変態腹黒は好きです、執事も好きです、お坊ちゃまを育てる系ですね。
しかしこの執事九条の育て方がぶっとびすぎてて。
純粋無垢な綾乃介坊ちゃまになんつー教育してんだ!おはようからおやすみまで、実に細やかに仕えてるんですがね。
これが正しいのですよ、と下の世話やら親愛のキスやら。果てには結婚相手でないとセックスしてはいけませんと言い聞かせていたもんだから。
もう綾乃介のスタンダードが九条によってとんでもないことになって。
なんだか本人の幸せや自立よりも綾乃介を手に入れるのが一番大事なようで。
思春期の男の子の性的好奇心も煽る煽る。
もうすっかり九条の手のひらの上で転がされてます。
綾乃介がそれでいいなら…。
確かに九条以上に愛してくれる人はいないでしょう。お幸せに…。
受け様の執事である攻め様が、受け様を溺愛しまくるという話でしたw
とにかく攻め様は受け様に執着していて、溺愛していて
受け様の事が心配になるぐらい・・・
受け様の自慰を指南したり、朝一発目の起きた時の
舐める行為wwww と、はちゃめちゃなぐらい
攻め様は受け様のすべてが可愛いし、
成長過程でいろんな体験をすべて、攻め様が見ていたいという風に
怖いぐらいですが、それがまた微笑ましくて面白かったです
受け様に降りかかってくる火の粉も、すんなりと払い落す攻め様・・・すごいです
とにかく、受け様が溺愛されまくって通常生活と
程遠い感じになっておりますがw
それも攻め様がいれば大丈夫でしょうw
なんとも複雑な背景の腹黒執事の九条が攻めなのですが、
アメリカ人の売れない女優と父親は顔も解らないアメリカに仕事で来ていた日本人で、
会ったことも無い。
母子家態で育ち、その後母親が再婚をする事になり、九条は母親の弟夫妻に引き取られ
虐待こそ無かったものの、冷たい家庭で育ち、諦める事が悲しいと知っているから
何も求めず望まず暮らし、その後叔父が事業に失敗した時に、九条の実父から
九条の養育費をせびろうとする叔父と共に日本へいく事になり
そこで運命的な出会い、何も欲しいと思わなかった九条がどうしても欲しいと
思ってしまった相手が、受けになる幼い日の綾乃介なのです。
二人は叔父と甥と言う関係なのですが、九条は自分の意思で実父や異母兄に
認知も財産の権利も何もいらないから綾乃介といつまでも一緒にいたいと
希を訴えて、実父の家の執事の養子になり、綾乃介専属の執事になって傍に
いる事になるお話です。
甥と叔父だと言う事は実父と異母兄と養父の執事以外には誰も知らない事実で
この作品でも最後まで綾乃介に知られることなく、執事とその主の関係のまま
恋人同士になる内容なんです。
幼い綾乃介に執着し、九条は着々と綾乃介の全てを手に入れるまで、
綿密な行動計画を立てて、綾乃介と結ばれる溺愛型の作品です。
イラストの雰囲気と作品がマッチしていて激甘の作品。
主従モノでありますが、腹黒執事(?)のしてやったりな結末に思わずニヤリとするお話でした。
アメリカ人の母親が、出張中の日本人との間につくったのがウィリアム(後・九条貴之)
母親の再婚の為に叔父の元にやられるが、その叔父が金欲しさにウィリアムを父親の元へ連れて行ったのが、ウィリアムの異母兄の息子にあたる綾乃介との初めての出会い。
その時、綾乃介の可愛さに心底ほれ込み綾乃介の側にずっといたいと思い、認知で息子になるのではなく、執事の九条の養子となり、綾乃介の執事となる。
綾乃介を大好きな綾乃介の弟がライバルとなってみたり、婚約の話などの障害が発生したりしながらも、何だかんだと貴之の思うツボに事が働いて、まんまと綾乃介を親公認でゲットするお話。
家がホテルグループを経営しているということでセレブです。
綾乃介も母親似で身長も164、体毛も薄い、なので割と純粋培養する素地があるといいますが、バッチリな設定ですよね♪
おはようからお休みまで、果ては学校まで至れり付くせりで張り付いている貴之、これ執事じゃなかったら変態ストーカーかもしれないです(笑)
ですからもちろん、下のお世話も毎朝の日課☆
夜は夜でマッサージと称して・・・w
傑作だったのが綾乃介を慕う弟の薫が一緒にお風呂に入ろうと誘う場面。
いや~兄弟で仲良くお風呂って、と思う所貴之は綾乃介に海水パンツをはかせて「大人は結婚相手でないと全裸は見せてはいけないのだ」と言わせる巧妙さ(爆)
その後も、貴之の綾乃介溺愛ぶりを危惧した父親が婚約を口に出すと、兄大好き薫を丸めこんでその婚約対象を薫にしてしまったり、どんだけー!な徹底ぶりです♪
綾乃介も皆が可愛がってるせいもあり、貴之がばっちりガードしているのもあり、天然というか彼なりの素直さ(アホの子まではいかないだろうw)で精一杯考えて、
婚約が自分でなくて薫にいったことで、もう跡継ぎは自分でなくなったのだと、いらない子なんだとショックを受けて、家を出ようと決意します。
・・・これがまた、貴之の思うツボといいますかしてやったりな結末になるのですよ!
かくして、親公認の嫁(?)となる貴之・・・なのかな(笑)
しかし、みんな綾乃介が大好きなんだな、家族そろって溺愛しているとしかいいようがないです。
ライトで愉快で、面白かったデス☆
綾乃介がもし本当のアホの子だったらイラっとしたかもしれないのですが、ほどよい具合で純粋天然がきいてまして(貴之の教育の賜物)コミカルシュールで良かったです♪