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mouai chocolat holic
主人公以外の登場人物を誰一人好きになることが出来ないまま読み終えてしまいました。
とはいえコミカルな作品なので野次を飛ばしながらも楽しく読めたと思います。
攻めは突き抜けたストーカーでキャラがたっていて良かったです(好きになれるかはさておき)。
特に描き下ろしで語られた主人公へ恋に落ちたキッカケとその後の行動が気持ち悪くて最高でした。
しかし、主人公との恋愛を応援出来るような要素はありませんでした。
主人公もわかりやすく攻めを拒絶していたので、どのような展開で両想いになるのかワクワクしていたのですが、結局のところ押しに負けてしまったとしか思えず残念でした。
しかし、そんなことよりも主人公の周辺人物の言動に腹の立つ作品でした。
主人公の親友、当て馬二人、主人公の父親。全員嫌いです。
特に親友。ストーカーである攻めに主人公の盗撮写真や近況、使用物品を横流しする最低の人物でした。
何故かストーカーの肩を持つ親友にめちゃくちゃ腹が立ちました。
主人公は応援の出来る人物です。
というか、周辺人物が皆攻めの肩を持つ(主人公の対応が悪いと責める)ので、そこに私を召喚してくれと思いながら読み進めました(笑)
ちなみに主人公は作中でかなりハッキリと攻めを拒絶しています。更にはストーカー(攻め)が原因で体調を崩しているのにも関わらず、何故周りに味方が居ないのか……。
何度も警察と弁護士を呼びたくなりました。
言いたいことは山ほどあるのですが、そうやって読みながらツッコミを入れるところ含めて結構楽しかったです。
主人公に寄り添えたところ(多分)は良かったと思います。
いや〜〜、面白かった!!
十年以上、一途に受けを追いかけ続けるストーカー収集癖美形攻めと、翻弄される受けのラブコメです。
一途攻め・執着攻めってなんでこんなに胸ときめくんでしょうね。。
高校時代、バレンタインデーに突然の後輩(男)からの告白。
同性から告白というだけでも受けにとっては「えええ」なのに、もらった手作りチョコは激マズという…悪しき思い出。
その際の「出直してこい!」という言葉を間に受け、攻めはフランス・ベルギーで7年修行してショコラティエとして日本に戻り、受けのカフェの真向かいに店を構える。
そして「好き好き」と押して押しての好き好き大作戦が始まるー
ざっくり、こんなストーリーです笑
ちなみに攻めの飼い犬の名前は受けと同じ「ヨリトモ」。家には犬のヨリトモが守る「頼朋コレクション部屋」があり、頼朋に関するありとあらゆる物が大切に保管されています。折れたシャーペンとか。頼朋の高校時代の制服とか。(→これ、最後に制服プレイとして使われます( ̄∀ ̄))
断固拒否!している受けにはちょっと甘いところがあって、その結び目が解けたところを見逃さず、するっと入り込んでくる攻め。確実に変態ではあるのですが(収集癖や、走った頼朋の額の汗を拭って舐めて頼朋に本気で引かれたり…)本気で・全力で頼朋のことが好きなことが伝わってきて、嫌いになれないどころかいつの間にか心から応援していました。
欲を言えば、受けが絆されてから愛を返すようになるまでがちょっと急展開というか、180度の方向転換で、もう少しじっくりと絆されるまでの過程・心境の変化を見たかった気がします。
途中、受けの父親絡みでお店を手放さなければいけないかも…などのピンチが訪れますが、受けが攻めに救済されるーという単純なシンデレラ系ストーリーではなく、受けが自分自身でしっかり対処しようとしているのが格好良くてとても好きでした◎
執着(+溺愛)攻めはシリアスな展開もいいですが、こんなふうにハッピーに笑って楽しめるラブコメもたまらなくいいですね・:*+.
二人の結末を見て、脳内で幸せホルモンがパーッと分泌された気がします笑
高校時代頼朋にとんでもない振られ方をした高晴。
トラウマになっててもおかしくないのに
それは彼の原動力になっていて笑っちゃいましたw
12年という長い月日を、頼朋の為だけにひたすら頑張ってきた高晴。
ほんとに…すごいんですよ彼…。
頼朋たちのカフェの目の前にお店を構えて、頼朋の家の横に引っ越ししてきて
犬(アフガン)にヨリトモって名前をつけていて…。
ただただストーカーでドン引き案件なんですけど、
私は気持ち悪い攻めが好きなので、高晴にとてもときめきました。
高晴が何でこんなに頼朋の情報持ってるんだろう…?って疑問に思っていたのですが
情報源がまさかのまさかで、そこにも笑ってしまいましたw
頼朋の大学時代からの友達の我妻も、なかなか良いキャラをしてて
頼朋に片思い歴5年以上でしたが、高晴の方がはるかにパンチが強いです。
そして我妻は…ダメでしたね…。
それに比べて、なによりも頼朋が大切な高晴はさすがでした。
頼朋は確実に絆されてるのに、なかなか自分の気持ちを認めてなくて
そこのちょっとヤキモキしましたが、最終的にはちゃんと二人がくっついて
『チェリーレッド』も『リリアン』も無事に済んでよかったです。
高晴がずっとずっと頼朋の忠実なワンコだったので
エッチな描写の時は泣きそうな気持ちになりながら読みました。
ずっと好きだった相手と…よかったねぇ高晴…(/_;)
とてつもない執着攻めを見ることが出来て良かったです。
私は『糖酔バニラホリック』を先に読んだのですが
建斗がとても良い働きをしていてニヤニヤしました(*´▽`*)
十二年間かけて「マシなチョコ」を、何なら世界有数のショコラティエになっちゃった攻め様、高晴!すごいわ、この人。
しかもそれがダークサイドに落ちてない(笑)
それを受け止める頼朋。
最初はね、ストーカーとして避けるんですけど、柊木君の活躍?もあって、最後には一番必要な大事な、お祖父ちゃんの思い出の喫茶店よりも失いたくない奴になっちゃってるんですよね。
そして…偏愛コスチュームで出てくるエロは半端なく良い!萌!(爆)
北上れんさんの学生服イラストがぁ〜。
高晴の萌、めっちゃ同感。
明るい執着愛、こんなお話があっても良いですよね。
頼朋が認めたから成り立つけど、じゃ無かったら痛い…ま、ファンタジーってことで!
大好きなれん先生の挿絵なのに入れてなかったので今頃レビュー。イケメンなのに超イカレてる奴でめっちゃ楽しいお話なので、そのイカレぶりに敬意を表して萌2にしました。変人好き。本編210pほど+後日談13p+あとがき。何年も前に読んでいますが未だに「こいつ変だった奴だ」と覚えているぐらい、壊れているイケメンがお好きな方でしたら是非。
三軒茶屋でカフェを営む頼朋。そのカフェの真向かいにオープンするので、と挨拶に来たショコラティエは12年前にこっぴどく振った高晴で・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
建斗(受けのカフェで一緒に働く幼馴染)、我妻(大学時代から受けに思いを寄せている)、ヨリトモ(攻めの飼い犬、アフガンハウンド)、ミッシェル(攻めの店の従業員)、受け父ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めは正真正銘のイケメン変態間違いなし。三茶の美男コンテストで優勝するぐらいの美人受けに惚れて惚れて、初めて渡したチョコが激マズだったのに「もっとましなもん作ってこい」と言われたら、勉強しまくってショコラティエの世界1になって、再び受けの元に舞い戻るという、どこか間違っている天才。「生きた狂犬ハチ公」という称号をもらってました。イケメンなのにねえ・・変態入ったイケメンって残念というか可笑しいというか。
受けはきりきり働き、言いたいことはぽんぽん言う男前美人さんという印象。最初は正真正銘変態ストーカーとしか思えないイケメンにドン引きしていたのですが、ほだされて?だんだん慣れてきちゃって、最後はあーあー陥落。
本気で変態な溺愛わんこの粘り勝ち一本!というお話でした!
タイトル通り、いやそれ以上の妄愛っぷりが爆発している衝撃作でした。
この表紙のイケメンがど変態だなんて誰が想像するでしょうか。
想像を絶する斜め上の変態妄愛攻めでした。
いっそ清々しいほどにぶっ飛んだ人間です。
中学時代、バレンタインデーに強烈な香りを放つ桃の手作りチョコレートを手にした後輩の男から告白をされた過去を持つ頼朝。
知らないやつだし、男同士だし、なんだかストーカーじみていて気持ち悪いし、半ば強引に食べさせられたチョコは信じられないくらいにまずいし…
「本気ならもっとマシなもん作って来い!」と、思わずヘッドバットで沈めてしまいます。
そんな「おととい来やがれ」の気持ちを込めた返事とヘッドバットを、超絶ポジティブ思考と並々ならぬ執念と妄愛で見事に昇華させ、最高のショコラティエとなって12年ぶりに頼朝の前に現れたのが後輩・高晴。
この再会から頼朝の恐怖体験の日々が始まります。
話題のイケメンショコラティエ。
その実態はというと…中学当時からマイプレシャスコレクションと名付けた頼朝グッズを少しずつ収集しては、今では壁まで頼朝でいっぱいの頼朝部屋を作り、その部屋を守る番犬・ヨリトモと暮らす…というとんでもなさ。
いやもうこれは顔が綺麗でも無理でしょう(笑)
しかしながら、執着を通り越した変態さを発揮するのは頼朝に対してだけで、仕事中のプロの職人としての姿や、頼朝のために何でも出来るようになりたいと、ここまで努力に努力を重ねたのが凄すぎる。
頼朝関連以外であれば完璧なんですよね…残念なイケメン…
しかしそれもこれも全て頼朝のため。
全ては頼朝のために。オールハイル頼朝。
愛とは人をおかしくさせてしまうのでしょうか。
その振り切った一途さと健気さと本気度に徐々にほだされていく頼朝なのでした。
好きになった理由がまたよくわからなくて濃かった。
ほだされて受け入れてしまう頼朝も頼朝ですし、なんだかんだで良いカップルなのでは…?
高晴執念の粘り勝ちですね。
コメディとしては非常に面白かったのですが、萌えたかと言われると半々でしょうか。
勢いとテンション、後半の展開にちょっと付いていけない部分がありました。
けれど、久しぶりにここまで物凄い執着愛を見た気がします…すごかった…
癖がありすぎる強烈な一途攻めが読みたい方はぜひ。
頼朝の幼馴染・建斗がまた面白く味のある良いキャラクターだったので、スピンオフ作も読んでみたいと思います。
「もっとマシなチョコを作ってこいというあなたの言葉を支えに、フランス・ベルギーで7年修行してまいりました」
受けの頼朋は「おとといきやがれっ!!」のつもりで言ったのに、それを熱い叱咤激励のお言葉だと脳内解釈して心の支えにして外国修行。
「でも待たせすぎるには、ちょっと長すぎましたね。」(待ってない)と言いながら、頼朋の店の向かいにチョコレート店を構え、隣に引っ越して完全ロックオン。
おまけに攻めは徹底したストーカーかつ頼朋コレクターで、自室にある「頼朋部屋」には無数の写真&ポスターは当然のこと、受けの全身がプリントされた等身大抱き枕とか、学生時代の制服やら使用済みタオルやらゴミなどを集めて展示してあるとか、やってる事が徹底してキモい。
受けの存在が攻めの行動原理で、行動の全てが受けに繋がるという徹底した変態狂犬っぷりがコミカルで面白かったです。
受けははっきり言う男前系で、即刻、あいつは超ヤベェ奴認定&警戒度MAXで出来るだけ相手にしないようにしているんだけど、攻めは全く動じません。
でも、受けを傷つけるような事は絶対にしないので、変態狂犬ではあるけれど駄犬ではないところが良かった。(かと言って忠犬ではないが)
受けが窮地に立たされてしまった際、受けの前から姿を消して日本から出て行けば全てチャラにしてやると当て馬に言われて、それを承諾しようとする攻め。
受けが大切にしているものを守れるならば、自分の幸せや気持ちは犠牲にしても構わないというどこまでいっても受けファーストな姿にちょっと感動させられました。
なので攻めのことはキモいと言いつつも、次第に絆されてそのキモさも可愛く思えてしまう末期症状に陥っていく様子も無理が無くて良かったです。
そもそも冒頭で渡されたチョコの出来損ないを食べてやった瞬間に、もう運命は決まったようなもんだわ。
受け以外の人ならば、ぜーったいに口にする事はないと思うの。
ちゃんとそこらへんを見抜いて、隙をついては押して押して押しまくる攻めの勝利です。
そして好きになったきっかけというか恋に落ちた瞬間も変態的だった(笑)
神か萌萌かで迷いましたが、こういう受け第一主義の変態って好きなのでおまけして神で。
リアルの世界では言わずもがな、BL作品でもストーカーや過度な粘着攻/受は好みじゃないのですが、過去に面白いと思った作品はいくつかあったし、私の「中立」の理由はそこではありません。全体的に中途半端。これに尽きます。
攻の高晴は「変態」で「ストーカー」で「妄想野郎」で「人の話を勝手に脳内変換するキモい奴」などと書かれていますが、実際そこまで突き抜けていないのです。頼朋がもっと冷静になればどうとでも対処できたはず…と思える展開が沢山あって、ほだされキャラの面目躍如なのかもしれませんがどうにも空回り感が否めませんでした。
そう、なんだかねぇ…この頼朋がよく分からない。チョロいことを自覚している点が救いではありましたが、それにしても最後あんなに急変するとは。本編の80%まで高晴を拒否しておきながらあっさり「何よりも誰よりも大事」とか言っちゃうし、大丈夫かしらこの人…。
頼朋が学生時代は近隣の町にも聞こえるほどの美少年だったとか、クライマックスの父親の出現とか、意味ありげでそうでもなかった我妻とミッシェルのキャラクターとか…十分に活かされなかった設定がコロコロ転がっているように思えて、なんだか消化不良感の残る作品でした。
それにいま気づいたけど、二人のセクシャリティに関する記述が一切ありませんでしたね。やっぱりモヤモヤ~。
表題作と、15ページ短編の2作品が収録されています。
初読みの作家さんですが、コミカルで面白かったです。
「北上れん画により素敵に見えますが、この左の男↑、変態ですから!」の帯どおり、北上先生のイラスト効果もあり度合いが薄まっていましたが、それでも高晴(攻め)は変態で、頼朋(受け)のストーカーでした。あっさり爽やか変態でしたが、汚物ネタ苦手な方はちょっと注意した方が良いかもしれません。吐しゃ物つきジュース…愛ってスゴイ。
エッチ中にがっつかないためにハゲ頭を思い浮かべてみるような思考もですが、「ハメ撮りもうしません。許してください。…でもデータは消しません」「反省の色が限りなくうっすい謝罪だな」という風な会話がなにより楽しかったです。友人健斗から「笑納ください」と渡された場面では大爆笑でした。
北上先生のイラスト大好き、変態イケメンワンコ年下攻め、男らしい美人受け、どこもかしこも楽しい作品がお好きな方にお勧めします。最後のイラスト、エロくて素敵でした…♪
今作品では他人事まんさいの健斗ですが、「糖酔バニラホリック」では当事者になってしまっているようです。こちらも読もうと思っています。
はい!一点の曇りもない、変態カウンターのメーターを振り切った・・But !! 世界一のショコラティエと言う顔も持つ清々しい程、一途な攻めさんが出てきます。
そんな彼にストーカー・・ではなく、想い慕われている受けさんは「ふわりと こぼす笑顔に蕩かされる」と評判のイケメンカフェオーナーです。
攻めさんの妄愛っぷりの一部を紹介すると・・・
自宅の「コレクション部屋」には疎遠中も謎のルートで蒐集(しゅうしゅう)した受けさんの写真や物品があり、それを守る番犬(アフガンハウンド)に「ヨリトモ」と受けさんの名前を付けちゃってます。
受けは、複雑な家庭環境で育ったせいか
惜しみない愛を降り注いでくる攻めの傍が心地よくなってはきても、永遠の愛を信じられず
なかなか「恋愛」へ踏み込む事が出来ないんですね。
この2人が どんな紆余曲折を経て結ばれるかは、ぜひ小説を読んで確かめて欲しいです。
ちなみに、凄く面白かったのに 何故「神評価」じゃないの?って事ですが、やはり変態っぷりに目も心も奪われて、萌えが ちょっと霞んでしまったからです。
でもエロは情熱的かつ変態的で萌えました~
個人的な「変態 No1 エピソード」は、攻めが受けにフォーリンラブした場面ですね。