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dannasama wa shitsuji ni kubittake
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きなシリーズで、何度も読み返してるから傷んでます(笑)
この本もそのうちそうなる事でしょう…
久々に出たシリーズ、悲しいお話から始まってます。
いつもにまして超過保護ップリをみせる豪士と喧嘩して実家(イギリス)に戻っていた遥。
急に掛かってきた電話で知らされた事とは…
頑固でクソババァだった豪士のお母さんがとうとう亡くなってしまいました。
1人でお母さんを看取らせた後悔と「血縁者は、全滅だな」という言葉で
遥は豪士の父親を探す決意を!!
貝塚に手伝ってもらい探し当てたのはいいのですが、思いもよらぬ結果が待っていて…
別に死んでいたわけではありません、ちゃんと生きて家族と幸せに暮らしてます。
ただ、ただ、過去の女性(豪士のお母さん)の事など、とうに忘れた存在となっていたのです。
その事に余計に遥は後悔するのですが、2人で訪ねたマーサの言葉で
豪士にとってのわだかまりみたいなものもなくなり、吹っ切れた感じ。
両親はいなくても遥の愛情があれば大丈夫ですよね。
後は短編がいくつか入ってましたが、豪士が遥に嫌われないよう
今の体形を維持する為に500万もする世界にたった1台の器械をめぐり他の男と争うお話!!
呆れるくらいの低争いですが、結局どっちの持ち物になったんだろう??
後は遥の替え玉として身体を張ってくれた育也も出てきて
彼氏達は可愛いパートナーを持つと大変だ~というお話。
なんだかんだでお互いバカップルなのでしたvv
このシリーズでまさかの続編が読めるとは実は思っていなかっただけにびっくりやら
嬉しいやらと感慨深い作品です。
1作目は出たのが今からちょうど13年前、シリーズ10作目が出たのが8年前、
そこからまさかの本編シリーズ11作目、小説花丸に載っていた本編表題に同人誌からと
作者の1年に1度発行される吉田通信から書き出した作品が今回の作品になります。
個人的には実はかなり好きな作家さんで、毎年情報通信を欠かさず手に入れるくらいの
ファンなので、今回の作品は内容的には既に読んでいるものなのですが、
やっぱり好きな作品なのです。
長いシリーズでかなり紆余曲折、痛みや苦しさ切なさ、本人たちだけでなくその周りの
人間関係や家族、多様な人物が登場しながらも一つにまとまっている作品。
今回の表題作は二人が知りって3年、色々ありながらも思いを寄せ合い養子縁組までして
家族や仲間に祝福されて結婚してからのその後の二人が描かれています。
旦那さまである望月の入院中である母親が亡くなってしまうと言う切ない話しで
家族になった二人にとっては初めての身内の死になります。
そしてその事もまた二人の絆を深める事になったようなストーリーでした。
シリアスなのは表題のみ、でもシリアスと言っても普通の家族にも起こる現実的な内容で
引きずるような暗さは無いと思います。
後の作品は望月の遥バカがいかんなく発揮されていたり遥が拗ねていたりと甘くて
ほのぼのとしたり、家族の愛情が感じられる雰囲気の作品になります。
内容の時期的なものは表題作品よりも前になるお話ばかりなのです。
番外編に登場した遥のダミーをした育也も登場している作品もあり楽しみ倍増です。
それに今回もほろりと泣かせてくれる作品で良かったです。
1作目から再び読み返してみようかなと懐かしく楽しませて頂きました。