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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「情熱シリーズ」の第二部の開始。
両親の無念を知り悲しむ佳人でしたが、事実を受け止め前向きに生きていこうとする強い精神と支える遥の愛情に感動しました。
悲しみは簡単には癒えないでしょうが心の整理がついてよかったと思います。
佳人の今後目指して行く道を暗示するようなエピソードもあり、新たな物語のスタートという感じがします。
佳人と友人の貴史さんとの場面はどうしてもゆりゆりしく見えてしまうのは私だけでしょうか。
和みました。
円陣さんの漫画が見られて得した気持ちです。
情熱シリーズの2幕がスタート。
今回は佳人のご両親の死の真相が明らかになります。
ようやく実現した両親お墓参りをとおし、両親の墓を守ってくれている知人と再会します。
そこで明らかになった両親の最後。
不安や悲しみに耐える佳人に寄り添い支える遥の大きさを改めて実感しました。
そして、衝撃的な事実をしっても、周りに心配をかけまいと凛と振る舞おうとする佳人が健気で切なかったです。
そして、佳人が友人と呼べる貴史の存在もやっぱり重要ですね。
二人が遥や東原の事をお互いに惚気られるくらいまで進展したことが微笑ましい。
情熱シリーズが新装版1部完結して5作目のこの作品が第2部のスタートになります。
ここから情熱の文字が外されているのですが、二人の絆がこの作品で最も深く結ばれ
一生涯のパートナーになった気がする内容です。
ヤクザの組長に親を助ける為に10年も囲われ者をしていて、1億の金額で攻め様から
助けられ、紆余曲折ありながらも次第に心を通わせる二人。
1作目から毎回何らかのトラブルに会いながらもその度に二人の距離が近くなる。
そして今回の2部の始まりは、受け様のそもそもの不幸の始まりと言うべき事柄で、
これが1部の完結でもアリかもなんて個人的には感じるお話です。
受け様の両親の死の真相と、その裏に在った陰謀の匂い。
攻め様は受け様のために陰から後方支援的な感じですが、受け様は過去と見つめ合う
強さを感じさせる展開になっています。
その仇の最後は、呆気ない終わり方ではありますが、過去に引きずられる事がない
前を見据えている二人にはこの展開が最善なのだろうと思えるお話です。
書下ろしは受け様と受け様の友人になった弁護士の貴史さんと二人でお茶してるお話。
この二人の友情も今後大きくなっていくかも知れませんね。
そして書下ろしマンガは、円陣闇丸先生の短編マンガで、二人の休日が描かれ、
ブサイクな迷い猫にも嫉妬する攻め様と、不器用な優しさが垣間見えるお話でした。
情熱シリーズは、長年別レーベルと同人でも買い続けていたお話です。
2009年にリブレで、この『さやかな絆』が文庫として出された物も買ってますので
更に再び同社からのノベルズで、全作品出し直し…には、はっきり言って大変迷惑でした~(-"-)
せめて文庫なら、場所減らしと思って置き換えてもイイのですけど;;
短い書き下ろしが追加されただけの新書を買い直す出費と蔵書との兼ね合いは、腹立たしいモノがありますが、全サ応募の為と追加短編の為に数冊購入してます。
こちらは、雑誌掲載の円陣さんのコミックが入ったので、まぁ良しとしますが。
BLに多いレーベル替え、再販には、色々悩ませられます;; (-"-)
今作で佳人の両親の死の真相が明らかになり、いくらか煩悶する訳ですが、
因果応報というかで、危ない橋を渡っていたらしい仇の男は殺されてしまいます。
この辺りは、他の方も書かれているように、なんともあっさりです。(苦笑)
遥と佳人も、ヤクザ絡みの出逢いをした二人なんですが、
その辺はあくまで萌えの設定といいますか、(^_^;ヾ ハーレクインと一緒で
遠野さんのお話は、雰囲気とキャラが好いのですよね…。
そして何より、このシリーズは円陣さんのイラストが最大のポイントでしょう♪