条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
kawaiikaoshite nikuiyatsu
電子書籍を購入。
『可愛い顔して憎いやつ』、そのすぐ後の『可愛い顔して悪いやつ』、そのまた後の『後日談』、時系列は不明ですがおそらく事件前?の攻め視点の『可愛い男のモノローグ』が収録されています。
可愛いのに攻めって設定、実はかなり自分のツボって、この作品で気付きました。
コミックでは、全然萌えないんだけどなぁ。活字だと違うのかなぁ。
この作品、デビュー前に個人サイトで発表していたものに加筆修正を加えたものだそうです。
なので、なかなか手に取れずに躊躇していたのですが……。
実際に読んでみると全然、古さも未熟さも気にならない。
ドキドキハラハラと、作品の世界に引き込まれました。
デビュー前の作品とは思えない。本当に凄いですね。
パッと見、コメディで甘い系っぽいですが、実は、よくよく内容を見てみるとシリアスで痛い系。もちろん、ちゃんと、とことん甘いイチャコラ描写もあります。
かなり、私の好みですが、注意が必要かも。
罪シリーズを最初から読まれている方には大丈夫だと思いますが
この作品の受様もちょっとご無体な目にあわされております…
愁堂先生の文が軽い感じなので尾を引かないのが救いですかね。
罪シリーズのごろちゃんの方が可哀相ですが。
お初が強姦魔にもってかれましたからね…
今回の作品はノリ的にはコミカルな感じです。
リーマンもの。ですがこれ、陸裕先生大変だっただろうな、と。
可愛い系(顔が)攻様と美人(だが自覚なし)受様。
想像しにくい~
身長も同じ位みたいなので受×受って感じなんでしょうね。
イラストレーター泣かせですわ…
愁堂先生が原点に帰って的な事をおっしやっておりましたが
デビュー作の『罪なくちづけ』を思い浮かべましたね。
あのスタイルが愁堂先生らしさなんですね。
攻様の話も聞かずに強引に受様襲っちゃうあたりが『罪シリーズ』の良平かよって突っ込みを入れたくなる程で。
まぁ、ラブラブな2人なんですがね。
愁堂先生らしくショートが組み込まれているので読んだ感はありました。
攻様の気持ちを書いたショートもあり、そこはすごく満足です。
攻様の回想話好物なので(〃'▽'〃)
作者の10周年の原点を振り返るような作品の文庫化です。
ファンの方には周知の事実でしょうが、今回の作品は作家の個人サイトで
デビュー前に「愛の軌跡」「続・愛の軌跡」でサイトアップされていた作品に
加執修正し、プラス書下ろしを加えて1冊の作品となって復活したストーリーとの事。
読んでいて10年前の作品だとは感じない面白さがありました。
内容的には、リーマン同士で、会社の先輩後輩のラブストーリーなのですが、
どちらかと言うとコミカルな雰囲気の作品になります。
2年後輩のアイドル顔の攻め様に片思いしてしまう先輩で指導担当の受け様ですが、
受け様は可愛い顔の後輩を自分が攻めの立場で可愛いと欲情込みの不埒な片思いを
していたのですが、ある日飲んで同じ寮に帰った時に、後輩から好きだと言われ、
自分の願望が見せる夢かと思っていた先輩受け様。
しかし、自分が押し倒そうと思っていた相手に押し倒され、自分が思い描いていた
立場とは真逆の行為にびっくりして、止める間もなくやられちゃう(笑)
お互いに相愛だったんですね~なんてラブラブニコニコ状態の攻め様を見ていて、
納得がいかないと思いながらも、可愛い笑顔を向けられると逆らえない。
その日から、思っていた以上に嫉妬深くて独占欲の強い攻め様に翻弄される事になる
受け様なのですが、更に受け様の高校時代の友人が絡んできて、
攻め様の嫉妬に拍車がかかる事態になったり、受け様の過去の出来事が思いがけず、
攻め様を後悔させる事態になったりとアップダウンがあって飽きのこない作品です。
続編の方は、ちょっとシリアス気味な展開に発展して、受け様が最悪のトラブルに
合ってしまい、ちょっぴり切ない内容でもあります。
それでも、基本ラブラブな先輩後輩のオフィスラブが楽しめる作品でした。
私の中でも、
愁堂さん作品では、苦手なものがあったりして
読む前にあらすじを確認するのですが、
今回は、ギリギリ大丈夫でしたっ!!という作品でした。
コメディーよりなので、大丈夫だったのかと。
学生時代強姦未遂をされた経験のある会社員の東野。
東野は後輩の坂本に片思いしていたところ、突然坂本に
押し倒されるという状況に!
というものです。
この強姦未遂の過去さえなければ、私は思う存分楽しく読めたのですが、
そこは、愁堂さん作品です。(その理由だけで納得できてしまいますね。)
愁堂れな先生のデビュー前の作品らしいですが、とても先生らしい内容だと思いました。
ちょっとほのかに「罪シリーズ」を連想させる内容と登場人物でした。
自分の見た目に無頓着で鈍くて、人が良い為に自ら危険に飛び込んで行く受けの東野。
ベタベタに愛して例え東野がショックな事件に巻き込まれようが、丸ごと受け入れて愛する男らしい攻めの坂本。
そして当て馬に高校の同級生で東野をずっと好きで、過去には犯しそうになった中条。
ハラハラドキドキして東野の飛んで火に入る虫状態に、やっぱりなぁと楽しみました。
あとがきを見るとこの作品が商業デビュー10周年目に出版されたらしいです。
愁堂先生は今だに沢山書かれていますが、当時から多作の作家さまだと感心しました。
私は「unison」シリーズの再開をずっと待ち続けているので、先生ずっと元気で書き続けて下さいね。そして私が力尽きないうちに読ませて下さい。