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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
何なんですか?!
めちゃくちゃ面白かった!
映画羊たちの沈黙、清水玲子の秘密辺りが好きな人絶対好きでしょ?こんなの。
頭おかしい犯罪者がとうとう出てきましたよ。
スタンレーのセフレ、ミランダが、惨殺された。容疑にかけられたスタンレー、自分が殺したかもしれないというアリスターもう先が気になって気になって!
変態自己愛者の犯人に監禁されちゃったアリスター、さらにジンまで!
4巻でスタンレーが助けてくれるよね?
昔の作品だからってバッドエンドなんてむかえないよね?早く4巻読みた過ぎる!
この作品がKindle Unlimitedで読めるなんてありがたさしかないです!
興奮のあまりびっくりマーク多用してしまいました。
シリーズ三作目。始まりからスタンレーが色ボケ状態でどうなることかと思ったが、事件の展開が面白く、夢中で読めた。しかし終わり方は無慈悲。即続きを読まなければ気が済まないところでぶった切り。次巻を準備していて良かった。
今作も注目なのはやっぱりロスフィールド。思念と感応しすぎて実体験と区別が付かなくなり、殺人の自供を始めてしまいそうな危うさ。(海外ドラマ「ハンニバル」を思い出す)
嫉妬したからと殺害動機まで語ってたけど、そこは本心だったのかな。ミランダに妬くほどロスフィールドの中でスタンレーの存在が大きくなっていたのは驚いた。
恋敵(?)に凸っていくミランダの行動力に笑ったし、真っ直ぐで潔い彼女がとても好きだった。あんなことになるなんて、本当に残念。
疑わしい人物が次々出て来て事件の詳細が見えてくると、スタンレーのダメっぷりが際立つ。でも取り調べられるシーンから、同僚からの信用はあったらしいと分かってほっとした。ちょっと意外だったけど。
終盤は真犯人が動き出す。揃って捕まるジンとロスフィールド。最初からずっとジンの献身はすごかったけど、ロスフィールドも人生の最後に求めるのはジンなのかな、と思う。二人の強固な結びつきを見せられた感。
ラストは描写が綺麗すぎて、このまま二人息絶えエンドでも良い気がしてくるが、そういえばスタンレーがいた。あと事件はまだ解決していない。
この雰囲気で事件が解決しても、三人にとってのハッピーエンドの形が想像できない。どういう終わり方を迎えるのか、次も楽しみ。
旧版3巻『二重自我』に旧版4巻『採集家』の一部を加筆修正した文庫版。
文庫版なので、旧新書版にあった本仁さんの『EXTLA』が入ってないのがとても残念です(やっぱり旧版を探し出して買うしかないのか?)
1、2.と読んできて、この3巻。
美貌の上司に欲情して始まった関係。
最初はスタンレーを避けるような恐るような姿だったのが、ロスフィールドが囮捜査をしての2巻からスタンレーにのめり込み始め、この巻では「愛してる」と言っている。
スタンレーは、最初の登場ではやんちゃで不良をまとっていたのが、この巻では恋人であり同士である女性を失ったこともあるが、すっかり毒気が抜けてしまっている。
代わりに、2巻からかなりミステリアスな姿をより見せてきたのは精神科医のジン。
彼は、嫉妬のあまりスタンレーに刺青を入れていたが、今回もかなり謎だ。
バージルシティ警察を手こずらせている事件がある。
臓器を抜き取った死体が運河からあがるという連続殺人事件。
怨恨、猟奇、臓器売買、色々な線が浮かびながら未だに犯人を上げることができない。
今回、スタンレーの女性の恋人である女優のミランダが臓器を抜かれて死体で発見されたのです。
その手口は似ているものの、以前と違うのは発見された場所。
死亡前に遭っていたのはスタンレーの為、彼は容疑者になってしまう。
死者や相手に感応する能力を持っているロスフィールドは、自分がミランダを殺す夢を見て、彼女に嫉妬を覚えていただけに、ひょっとしたら自分が犯人なのではと疑う。
そんな中、もうひとりの容疑者であるミランダのマネージャーが飛び降り自殺を。
そして、ロスフィールドはある男に拉致されてしまうのです。
スタンレーを除けば誰もが犯人の可能性のある展開。
ミランダに嫉妬するロスフィールド、スタンレーに嫉妬するジン。
ロスフィールドの為にジンが殺人をという可能性さえも見せながら、2巻に関係した男の登場で、さらに複雑な謎を見せていく。
前述したとおりに、若干スタンレーの魅力が減ってきているのだが、
ロスフィールドの弱さがとても目立つようになったのだが、
主人公たちの三角関係の愛憎とミステリーをみせていく様が、なかなかに興味深い。
ひとえに、登場人物の魅力でしょう。
ジンは日本人の設定なのに、住まいの色彩とか着ているもの、パワーとか中華的な要素をすごく感じます。本当に日本人?www
次は最終巻。
旧版未読の身には、一体どんな結末がまっているのか、この三角関係の行く末がとても愉しみです。
スタンレー・ホークシリーズ第3作目。
ここまでくると、もはやトマス・ハリスのBLヴァージョンとでも言いたくなるような猟奇ミステリーでございます。
ヴァ―ジルシティ警察の超美形アリスティア・ロスフィールド警視は、殺された者の意識と感応する不思議な能力を持っています。
その恋人、スタンレー・ホークは警察署内では彼の部下。アリスティアの貴族的な趣とは真逆のワイルドでラフな不良刑事。
その上、警察専属の日本人精神分析医、ジン・ミサオとも恋人関係にある。
ジンとスタンレーは恋敵でありながら、まるでお姫さまのようなアリスティアを協力して守るナイトのような存在でもあります。
このイビツな三角関係は相当危なっかしくも大人の味で本題のミステリーとは別にスリリング、精神的3P状態とでもいったらいいのか…。
序盤はスタンレーとスタンレーの女恋人というかセフレのような同志のようなミランダとのコミカルなやりとりからはじまる。スタンレーさん、いかにもだらしないヘタレ男です。
一体こんなシケたヘタレ男のどこがよくてお付き合いする気になったんでしょうか、アリスティア…。不良刑事というよりももはやヘタレ犬(溜息)
一方、超絶美形で貴族的な匂いのするアリスティアはへんなところでかわゆい…。
大の男がホワイトアスパラガスの瓶が開けられないとか、ぷよぷよの白アスパラが好きとか、意味深すぎて笑えます。
あえて細かいネタバレはしませんが、「羊たちの沈黙」に代表されるようなトマス・ハリスとか、キャロル・オコンネルのような猟奇ミステリーの類に入ると思うので、その手のがダメな人にはおすすめできませんが、変わったサイコスリラー、もしくはサイコミステリー系が好きな人にはソコソコうけるかも。
ただ、BLにサイコミステリーをかけあわせて主人公の恋人を組み込むと
結末が見えてしまって、ミステリーとしての面白みは半減するかな~。
Ⅳでどういうプロセスを見せてくれるかに期待。
スタンレー・ホークのシリーズ第3作。
本作はほぼ一冊分を占める表題作と、かなり短い短編1編の収録です。
「FILE 6 二重自我ードッペルイッヒ」
前作の連続資産家強盗殺人は、ロスフィールドが囮となって犯人グループが捕まった。
だがバージルシティでは他にも重大な事件が起こり続けている…
本編の事件は、運河に浮かぶ臓器を失った死体、という猟奇的な事件。
新たな犠牲者は、1作目の「FILE 2」で登場した、スタンレーの馴染みのセフレ、旅回りの女優・ミランダだった…!
ミランダはスタンレーと会った後に殺され、またロスフィールドはアリバイも記憶もなく、2人には殺人の容疑が掛かります。思念に感応するロスフィールドは自分がミランダを殺したと言い、どうやら本当の自分の体験なのか、自分に入り込んだ犯人の体験なのか最早判然としないような状況。
そんな不安定なロスフィールドを案じるスタンレーだが、新たな呼び出しを受けて自宅で別れた後、ロスフィールドが行方不明になってしまう…!
今までジンとの関係で安定していたロスフィールドが、スタンレーとも関係するようになって激情に攫われるようなその心と躰。事件と直に関わることで人の死や血への誘惑を感じてしまうロスフィールドの危うさ。そして不気味すぎる連続内臓摘出殺人。
その昏く妖しく恐ろしいイメージに満ちた1編です。
もちろん、ジンとロスフィールドとスタンレーの、危うい均衡の三角関係は継続しています。
胸に火龍を得たスタンレーは燃えるようにロスフィールドを抱く。だけどベッドの中でロスフィールドはジンの事をドッペルイッヒ、ジンはわたしだ、ジンと私は融合する、と話すのです。
この1編のラスト、遂に殺人鬼がロスフィールドを捉えます!
「FILE 7 採集家ーコレクター」
この1編は大変恐ろしい短編です。
異常人格の犯人がロスフィールドを捕らえて、隠れ家に連れて行き監禁。餓死させて頭蓋骨を保存してあげる、と言う。
犯人は貴族的で美しすぎるロスフィールドが日本人なんかと関係している事が許せず、ジンまで攫い腹を刺したり。
目の前でジンが刺されたロスフィールドもショックを受ける。死ぬ時はジンと共に。そう思っているロスフィールドの中からはスタンレーは消えて…
読んでて非常に怖いです。スタンレー達は間に合うのか⁉︎