SWEET SAUCE

sweet sauce

SWEET SAUCE
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
サークル
MICHI HOUSE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
街の灯ひとつ
発売日
ISBN

あらすじ

※18禁
『窓の灯とおく』の新×築カプも収録

表題作SWEET SAUCE

その他の収録作品

  • Cinnamon raised vanilla dip
  • Caramel chocolate fudge
  • Mix berry custard whip

レビュー投稿数1

濃厚な甘さ

大大大好きな、片喰×初鹿野カプの短編が2話、
これまた結構好きな新×築カプが1話収録されています。お得!!

『Cinnamon raised vanilla dip』
懐いてしまった(でも恋愛感情無し)初鹿野の妹・百(もも)が
兄から借りたCDを返しておいてと、片喰のアパートを訪れます。
少女漫画の話から、女性週刊誌の『女の子のためのラブグッズ』へ移りますが
一見可愛らしいそれらは、十分片喰を慌てさせます。
百にしてみれば、ただ「こんなの使う人いるのかなー?」って
興味本位だけで明るく笑いながら見せただけでも。

夜、アパートに来た初鹿野は、
ちょっと上の空の片喰へ、「これいる?」真っ白い卵型を見せます。
以前、初鹿野が飲み屋でもらった景品の卵型エログッズを
片喰に試した事があったのを思い出して、またあたふた。可愛い。
日中の百とのやりとりと併せて動揺しまくり、うっかり百の名前を出した片喰。
そこへ「全部吐け」と詰め寄る初鹿野でした。

スピーカーホンに設定しながら、初鹿野は妹を叱るべく電話します。
一人暮らしの男の部屋で、自ら下ネタをふるのはどういうことだ、と。
百は、まるっきりそんなつもりは無いと否定します。
百にはそんなつもりじゃなくても、片喰がそうだったらとの仮定に
片喰は自分の手で口を押えて片手をぶんぶん振って、こちらも否定。
「ふたりっきりになってスイッチ入ったらすごいかもしんねーだろ!
てかそうだから!」ついムキになり、電話口で訴えます、が。
…初鹿野…思いっきり地雷踏んでますよね?
あなたでもそんなに焦って失言しちゃうのね…。
それを見た片喰は、「にわか雨みたいにいきなり思う。大好き。この人が」。
うおおおお、私はそんな君たちが大好きだよ!!!
ちなみに、今回の卵型の物体は、殻の上部を割ると土が入っていて、
クローバーの芽が出る仕組みになっていたのでした。

『Caramel chocolate fudge』
仕事の飲みの後、片喰のアパートへ来た初鹿野。結構酔ってます。可愛い。
酔っているのに早口言葉(?)をペラペラ言えて、
素面なのにかみかみの片喰。こちらも可愛い。
舌がまわって器用なのは営業だから?と片喰は納得しますが、んなわけあるかいw
「試してみる?」と、口での行為をほのめかします。
というか、今まで初鹿野が○ェラしてなかったって事実に驚きました!
片喰は頑なに拒みますが、抱かれる側になるのが怖いらしく、
そのような言動を必死になってやめさせるらしいんです。バカだなぁw
そして、酔ってる初鹿野とするのは、初めての時の罪悪感があって
抵抗があるという律義さ。
でも、結局イかせられて、もう我慢出来ず初鹿野を組み敷きます。
こういう真っ直ぐな性欲っていっそ清々しい。
次の日の朝も片喰は初鹿野に襲われてしまいます。甘~♪

『Mix berry custard whip』
新×築です。
向いに住んでいるし、毎日のように行き来しているのに、
築が何故か距離をとりたがろうとしているのに新は気が付きます。
(Hも拒まれるし)
思い当たる節も無いのですが勿論不安になり、
詮索したくなりますが様子をうかがっていると
築の部屋で賃貸住宅情報誌を見つけてより一層不安に。
実家に帰っていた築を電話で呼び戻し、問い詰めます。
築の言い分は、いつも会っていると新鮮さも無くなり
すぐに新が飽きてしまうんじゃないかとの懸念があったからなんだとか。
「カルピスだって薄く作れば長いことたくさん飲める」
例えもいちいち可愛いよ。
そんな築に新は甘いおしおきをするわけなんです。
特別なプレイじゃないですけど、愛がぎっちりつまってました!

あー好き。本当に好き。どうしたらいいのかどなたか教えてほしい程です。







5

東雲月虹

コメントいただきまして、ありがとうございます!恐縮です!w

なんだかね、このカプに関しては盲目的なのです。
何やってくれても、どうなってくれても、
二人がいつも小さな幸せを感じてくれていたら、私も幸せだなーなんて。

ミチさんの作品は、きっと味わいつくしたとしても、
読む度に甘さだけじゃない、違う美味しさを味わえる気がします。
(ステビア的な旨味成分?w)
とりあえず今の同人誌で一旦補給し、更に萌えを熟成させたいと思います!
楽しみですねー!!早く読みたくて落ち着きませんね;
先延ばしした方が倍楽しめる、という事が出来ない、
堪え性の無い私でした…。


snowblack

すごく内容と雰囲気が伝わってくるレビューですね♪
なにせ、タイトルからして甘々♡のこの本です。

好き、好き、でどうしたらいいか?
そりゃ、あまーいガムも噛んでいればそのうちに味が薄れてくるでしょう?
そうなるまで味わい尽くすしかないですね!
あ、でも、味が薄れてくるのも悲しいか…w

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