オルタナ・ボーイフレンド

alternative boyriend

オルタナ・ボーイフレンド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
19
評価数
4
平均
4.8 / 5
神率
75%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
小説
サークル
MICHI HOUSE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
街の灯ひとつ
発売日
ISBN

あらすじ

「街の灯ひとつ」の番外編。片喰と初鹿野

表題作オルタナ・ボーイフレンド

片喰鉄之助
初鹿野柑

レビュー投稿数2

ほんわりほのぼのの中にも絶妙な切なさと甘さ!

待ちに待っていた、片喰×初鹿野!!!
このために暑い夏を頑張れたのよ!と言っても過言ではないほど。

以前、ほのめかしていただいていた、初鹿野お誕生日編です♪
片喰が、どんな鶴を折ってくれたのか、
初鹿野は○○券に何て書いておねだりするのか
楽しみでしょうがなかったんですが、
どちらも予想以上の素晴らしさと意外さ!!

片喰って、本当に手先が器用で、何のプロにでもなれそう…。
そして、そんな才能をひけらかさず、「こんなことなんでもない」としか思わない。
相変わらずいとおしいヤツめ…。
そのプレゼントにかなり満足した初鹿野ですが、
メインとも言える片喰オリジナルの○○券をもらうと、
自分の書いたメモ帳の一枚とは
比べ物にならないほど立派な券に感心してしまいます。
嬉しそうな初鹿野とはうらはらに、緊張でこわばる片喰w
自分が叶えてあげられるような望みかどうか…。

片喰はそこそこ、というよりだいぶお金持ちなので
もし初鹿野にねだられたら
車でも家でも買ってあげられるのにと言いますが、
「金はちっとも欲しくないって言ったら嘘になるけど、
片喰の金より片喰本体の方が楽しいから」。

売れっ子漫画家だった当時は、
金儲けをもちかけられたり、妙な宗教に誘われたりしたんだそうな。
それでも、お金がなかったら、自分とは話もしたくないんだろうなと
申し訳なく思った片喰。
君はどこまでも片喰なんだね…。

本当に欲しいのはひとつしかなくて、でも会う事さえ出来なくて、
覚悟を決めて出向いたあの同窓会。
一目見られればそれで良かったのに、
初鹿野と目が合い、話しかけてくれて…。
これまた本編を読み返したくなるー!!ぜぇぜぇ。

オルタナ、とは互いにと言う意味のようです。
誕生日の度に、ちょっとした秘密を白状し合う。
素敵…。
この二人なら、いつまでだって幸せを感じていられると思います。
心から、そうあって欲しい。

表紙は『ストーカーバミオ』だそうです。スーパーマリオにかけているのか!w
雲に乗っかって初鹿野を見つめているだけの為、
スコアもラブもゼロ、なんて悲しいけど可愛らしい!
竹美家さん、大変だったようですwお疲れ様でした!!

Hは無かったですけど、いかに片喰が初鹿野を愛しているか、
また、初鹿野も片喰をどれだけ愛おしく思っているかを堪能出来ました。

あと、片喰は自己評価が低すぎて自分では気が付きませんが
結構女性にモテるようですw
初鹿野しか見てないから尚更わからんのだろうなぁ。

※ネタバレとはしていますが、○○券が何であったかは
一応ふせさせていただきました;
もう、充分とりとめもないんですが…。





4

「好きだよ、変態」

テテッ テッテテッ テ〜ッ♪
「街の灯ひとつ」の番外編。「愛情生活」の続きにあたる。片喰×初鹿野 のお話。

表紙は、几帳面な竹美家先生が二度とやりたくないとおっしゃったそうな力作w
某有名ゲームのパロディで、その名も「ストーカー・バミオ」(笑)

相も変わらず、隅から隅まで初鹿野が大好きで、それしかなくって
感受性が豊かなくせに、自分ができることやモテる事に全く無自覚なバミオこと片喰。
そんな彼の誕生日に初鹿野から貰った「なんでも券」。

その続きとして、今度は初鹿野の誕生日の話。
お返しの「券」と5ミリ四方の紙で折った鶴(どうやって折るの?!)を一生懸命用意して、
ちゃんとプレゼントができますようにと願う片喰に、初鹿野が出したお題は…

相変わらず、片喰くん、狂ってて切なくて可愛かったです。
もうねー、そんな片喰を好きな初鹿野も十分おかしい訳で、まぁお幸せに!


*タイトルの「オルタナ・ボーイフレンド」は、
 Chara の「オルタナ・ガールフレンド」のもじりかな?
 今年の夏コミの一穂さんの新刊は、他の2冊も曲のタイトルから取っているからそうかな?
 オルタナ(Alternative=代替の、異質な、型にはまらない)ロックのオルタナ、
 「ちょっと変わったボーイフレンド」くらいの意味ですかねー。

8

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