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togearu bara yamiyo ni hanaarashi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前作の「闇夜に花嵐 美しすぎる男」で散々秘密めいた設定や主役二人の駆け引き
そしてその側近たちの障害がありそうな淡い好意が好奇心を刺激する作品の続編。
今回も謎めいた存在の葉とその葉の魅力にハマってしまった高月との駆け引きが見もの。
前作で、葉が意外に高月を気に入っていて、でもさらりと躱し、高月が焦らされながらも
かなりの忍耐力で翻弄される。
でも身勝手に女王様のごとく振る舞わされる事も、相手を少しずつ知っていくうちに
受け様のけっして幸せでは無かった背景を知るたびに、ますますハマる。
前作よりも受け様の背景が明かされているので、受け様の傲慢で冷淡な顔の奥に
見え隠れする繊細で寂しい素顔が見えてくるような雰囲気でした。
恋は駆け引き、ビジネスの延長みたいな受け様が今回は隠しようがない苛立ちを
見せてくれる。でももしかしたらそれも演技かもしれないと思わせる感じも拭いきれない。
そして、前作で高月の側近でありながら、高月を裏切ることをしていた加納にも
転機がやってくる。
加納と葉の側近の周との関係も少し深くなりそうでこちらも目が離せない。
葉のバックグラウンドでも、きな臭い変化が現れ始め、更に次回が楽しみな展開。
高月は今回もいいところで葉と最後まで出来ないなんて男として悲しい結果になるが
次回はそれどころでは無いような展開が待ってる、そんなラストでした。
1巻同様今回もメインカップルはエッチなしです。
いいところまではいっても、冷静になった神楽の反撃でお預けを食らうか邪魔が入ってそれどころじゃなくなるのでこの巻でも小出しにされて次回へのお楽しみです。
盛りがった挙句のお預けに高月同様しょんぼりです。
お話の方は、またもや神楽に都合よく使われ便利で何でもいうことを聞いてくれる犬扱いですが、それでもいいというかむしろそんな風に振り回されるのが結構気に入って楽しんでいるちょっとカッコ悪い攻めです。
今回の高月は、モナコに飛んで闇オークションに他人に扮して参加したり別荘に忍び込んだりと、柄にもないことをしてしまうのも愛ゆえにということでしょうか。
自分がこれまでグレーゾーンで生きてきて結構危ない目にもあっても、神楽はそれ以上にやばいんだと再認識したら、これからはそんな目に合わせたくないとか守ってやりたいとかドリーミーで一途で健気なワンコちゃんでもあります。
神楽の側近の周が主人のいない間に唐突に加納を訪ねてきたのには驚いた。
お互いに自分と同じようなものを相手に見て一目で恋に落ちたという感じです。まずはお友達から…ですね。
周が思いの外積極的で可愛げのある人なんです。
マフィアの次期当主をめぐる抗争が表面化し、いよいよ物語が佳境に入るらしい嵐の予感を感じさせつつ3巻に続くです。