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……永遠に、おまえしかいらない。――超人気『敬春&操』シリーズ感動の完結編!!
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ文庫化再販の完結編、前回でお互いに心が通じ合った二人ですが
今回は更にタイトル通りの絆を深める激甘仕立てになっておりました。
受け様は1年遅れで無事に大学卒業を迎え、前から希望していた攻め様の為に
自分も守られるだけでなく守れるようになりたいと攻め様に秘書になるのですが
その秘書は名前だけで何もさせてもらえない。
いつもただ守られるだけの存在で、受け様は自分の不甲斐なさに落ち込むのです。
受け様は組での自分の居場所や役割が無いことで、攻め様に愛玩される存在だけだと
言う事が辛く、攻め様の為に自分が出来る事を探してるのです。
攻め様はただ受け様が傍にいてくれることが何よりのして欲しいことなのですが
互いに思い合っている思いが強すぎる為の微妙な擦れ違いになりますが
受け様、そこで自分の我を通さず攻め様の事を思い一歩引いた状態でいるようになる。
既に極道の姉さんみたいなんですが、それに男だからと言う事で気が付かないのは
受け様だけだったりするんですよね。
男としてのプライドよりも攻め様を愛することや、支えになろうとすることを選ぶような
ストーリーになっていて、攻め様が不安な気持ちを少しでも解消するために
受け様からプロポーズみたいな展開もあって芯の強さを感じさせます。
攻め様は受け様に愛されている事を信じているのですが、対受け様になると自分に
自信がなくなってしまう、可愛さがあります。
猫ちゃんに本気の焼き餅を焼いている攻め様は前回に引き続き萌えました。
今回は極道的な強さでは無い、愛する人の為に自分が出来る事を命がけで実行する
受け様の愛の強さと、その思いを受け止め、受け様以外にも会頭として守らなければ
ならないものがある攻め様の身を切られるような苦悩が感じられる展開で完結に
相応しい内容だったと思います。
同時収録の短編は何年たっても蜜月のように甘く初々しい二人が描かれていて
甘さこってりのラブになっています。
ゴメンナサイ!下世話なタイトルで(大汗)
だって、だって、、この本で一番のインパクトはこれで、明らかになった事実がとっても印象的だったんですよーーーwww
敬春にも、サイズを測っておけばよかったと言われて、人質になった半島系マフィアにもデカ乳首と呼ばれ、きっとそれは紛れもなく本当だと思うから(爆)
さて、無理矢理情人にさせられ「愛しているになるかもしれない」の関係が2巻で「愛している」になり、そして3巻。
主人公の操は敬春にまるきり女の扱いをされて、守られるばかりの立場だったのですが、
今回大学も無事卒業して、敬春の為に、組の為に役に立ちたい。
守られるばかりでなく、自分も敬春や組を守りたいと、一歩踏み出すお話になっておりました。
そうですよね、、いつまでも”女”で3巻も展開されたんじゃぁ面白くないです♪
・・・でもやっぱり女性っぽいんですけど。
大学を卒業して、何かしたいと敬春の秘書となった操。
ある日、敬春の元へ警視庁の公安の人間だという星城という男が現れてから敬春が渋い顔をして、何か面倒な事を背負い込んでいるような様子を見せます。
敬春が、弱音を、現在負っている悩み事を操に話したことで、操は自らもめ事の相手となっている半島系マフィアの元へ人質として出向くことを提案します。
そんな出来事を通して、更に強固な二人の結びつきと、操の活躍・・と言いたいところですが、かなりバカップル話ですw
今回より明確になるのは、案外敬春は操に頼っているということかな?
イライラがあると操とエッチで気分を落ち着かせ、何かにつけてエッチしている敬春は、その実エッチしながら甘えてる感じがするんですよね。
だからtkbがデカクなっちゃうのかwww(スミマセン)
しかも、以前からそうでしたがものすごくヤキモチ妬きですしね。
操が人質として自ら出向く話も実は、割とよく考えるとトンチンカンな話だったりするんですが、蓋をあけた真実が結末にあることで、成るほど~
ですが、マフィアの執行人やりすぎwこれ、結構個人の趣味だったりして(笑)
後で、そんなニヤニヤする設定が見えてきます。
組の危機はとりあえず救いましたが、操は敬春の情人でしかなく、他の舎弟のように何かできるわけでもないので、彼は彼なりに、彼にしかできないことを模索してやるしかないとは思うのですが、結局突き詰めると敬春のお守だったりするのかもしれませんねw
旧版にはない書き下ろしは『凪の風景』です。
病気で伏せっている操を心配して、やったこともない料理に挑戦しようとする健気な敬春が見られます。