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商売敵に甘い顔は見せたくないのに…。
coffee ni utsuru koi
今回は今時のカフェを開いたオーナーバリスタと
昔ながらの喫茶店を営むオーナー店主のお話です。
近所に出来たカフェが原因で巻き起こる
受様の店と恋の大天機♪
受様には学生の頃から通っている
大好きな喫茶店がありました。
しかし、
受様が就職して1年がたった頃、
マスターに癌が見つかり
引退して店を閉めると言われます。
昨今姿を消しつつある
昔ながらの喫茶店が消えるなんて!!
幸いにも癌は良性らしいのですが
あとを継ぐ人もいないからというマスターに
受様は自分に継ぎたいと申し出ます。
この喫茶店は
商店街の憩いの場となっていたため
常連客の賛同と協力を得た受様は
店の内装も名前もそのままに
大好きだった喫茶店のマスターとなります。
ソレから3年。
受様の腕も前マスターに遜色なくなり
受様も細々となら今後もやっていけると
自信を持ち始めた矢先に
受様の店の斜め向かいに、
今時のおしゃれなカフェが開店したのです!!
チェーン店ではないものの
著名なバリスタが経営するカフェは
女性誌にも紹介される程で
客層が違うからと軽く考えていた受様も
徐々に脅威を感じるようになります。
危機感をもった受様は、
友人とともに敵情視察に乗り込みますが、
店内は明るい雰囲気で
ラテアートなんて今ドキメニューで
オーナー始め店員達がイケメン揃いで
受様にとっては痛いばかりな結果になります。
ところが翌日、
件のカフェのオーナーが1人の男を伴って
受様の喫茶店にやってきます!!
もしかして敵情視察?!
焦る受様でしたがどうやら
ツレの男と自身の店ではできない話のために
受様の店にやってきただけのようでした。
しかも受様の腕と店を褒めてくれ
喫煙を理由に店に通うようになるのです。
このカフェオーナーが今回の攻様になります♪
話してみると攻様はとても良い人でしたが
商売とソレは別問題です。
受様は簡単なスィーツを出したり
カリスマモデルの友人の好意からのサクラ来店で
来店客の定着化を図りますが
その友人との仲を誤解した攻様に
口止め料だとキスされてしまいます!!
その上、
吐き捨てるように結婚してるのにと
突きはなされてプチパニック!!
こんな2人の未来とは?
火崎さんの初ビプリは
同業ライバル店のオーナー同士の
恋を描いたラブコメディです♪
受様は会社員に成りながらも
閉店されると知った喫茶店を引継いで
オーナーとなりますが
攻様はラテアートの学校で講師勤め
自身の理想とする店を作る地として
受様の店の斜め向かいを選びます。
それぞれが客層の違いから
お互いに抵触しないと思っていたのですが
攻様の店が開店してみると
それぞれが思わぬ事態に陥ります。
受様視点で展開するので
攻様の真意が判らなくても
結構気持ちは見え隠れするモノですが
本作は攻様の誤解ポイントが
誤解を生む人物の設定に
とても上手く隠されていて
攻様の誤解が判明して
ハッピーエンドを迎えるまで
受様と一緒になって
良い意味でグルグルできたのが
とっても楽しかったです。
受様がネガティブじゃないのに
グルグルな思考にハマって行く展開は
私の萌えツボ押してまくりです(笑)
ライバル店のオーナー同士って
どんなお話になるのかとワクワクでしたが
秘密と誤解の絡み具合が絶妙で
とっても面白かったですよ♪
彼の恋物語も是非読みたいです!!
同じ街子さんのイラストで
『最後に好きと言ってやる』の攻様と
からんだりしたらより楽しいのですが
明らかに同人誌ネタですね(笑)
今回は本作同様、
喫茶店マスターの恋を描いた一作
黒崎あつしさん『恋の予感は甘く香る』を
ご紹介作とします。
カフェのオーナーと、喫茶店のオーナーとの勘違い&早とちりのラブストーリー。
昔ながらの喫茶店で、前オーナーのコーヒーとお店に愛着があった受け様は
マスターが店を閉めると聞いて、何とか店を譲り受け、全て前状態のまま喫茶店を
自分がオーナーとして始める事になった受け様。
前のオーナーや、地域の商店街の応援もあり、何とか細々ながらも軌道に乗った頃
近くに洒落た今どきのカフェがオープンして、若干女性客が流れてしまい焦る受け様。
そして、友人と偵察に行った時に出会った攻め様は、笑顔でとてもイケメンだった。
受け様は、このままではと言う焦りもあり、友人に相談して、モデルの友人にサクラを
してもらう事になるのです。
受け様が偵察に行った翌日に攻め様が二人連れで受け様の店にやって来て、
偵察がバレたのかと思ったら相手は覚えていないようで、そしてコーヒーを美味しいと
褒められた日から、攻め様は連日のように受け様の喫茶店に通ってくるように。
始めは商売敵だと警戒していた受け様も次第に人当たりもよく、清廉な感じの攻め様に
好意を持つようになり、良い友人になれたらいいと思うようになるのです。
一方攻め様は、受け様が自分の店に来た時から一目ぼれして、受け様が喫茶店の
オーナーと知り、下心ありで毎日通っているのです。
そんな時に、モデルの男性と受け様が抱き合っているのを見て、更に男同士でも
本気なら受け止めるみたいな話を聞いてしまい、攻め様は嫉妬から受け様に突然キスを
更に、モデルの男性をオクサンなんて愛称で呼んでる別の友人と受け様の会話で
受け様が既婚者だと思い込んでしまう。
攻め様の一方的な勘違いと誤解から、同じ店のオーナーとして信頼していた受け様は
攻め様の突然の奇行に憤り、冷たく拒絶するのです。
それでも、モデルの友人が男性を好きになったなんて言う相談を受けながら受け様は
攻め様の事を考えるようになるのです。
攻め様が、キスした訳や、どうして無理やり事に及ぼうとしたのかが気になり
受け様は確かめようとしまう。
この受け様、可愛い顔して案外男前で兄貴肌なんですよね。
攻め様なんか、自分の大きな勘違いに気が付いて真っ赤になって逃げる姿は萌えです。
ラストも受け様の男前ぶりが発揮されて、かなり潔い感じで好感がもてるのです。
恋愛だけにのめり込まない、男としての仕事にも前向きなラブストーリーでした。
4月火崎さんの新刊ないね~と思ったら5月から怒涛の出版攻撃♪
しかも初登場のレーベルさんもあったりして、ビープリも多分そうですね。
で、この割と軽めなレーベルで火崎作品はどんな様子を見せるのか、可愛らしい街子マドカさんのイラストもあり、いつもと違う展開をちょっと期待したりもしました。
そして読んでみると・・・
いつもの、片方の気持ちがラストになって明かされる怒涛の展開はそうなのですが、それは若干弱めになっており、今回は割と展開の中でそうだろうな~と
惚れているに違いない!というのが割とわかってしまいますw
そして、脇キャラが結構いい働きをしていて、それが主人公二人の勘違いを生んで、ヤマとなる辺り、
とても上手いお手本のような作品になってました。
軽さもあいまって、うう~ん、これが書き分けというやつですねwなんて思ってみたりw
ただ、欲を言うならエッチは番外扱いでよかったな~と。
本編の流れでは本番はいらなかったな、、というのが正直な気持ちですが・・・
斜め向かいにオープンしたカフェのオーナー松崎と、その店に惚れこみ、頑張ってオーナーから譲り受けて喫茶店のマスター高波。
ライバルであるはずの二人の関係。
ところが、接してみると松崎はいい人で二人の志は似ており、毎日店へ通って来てくれるようになり、互いの店を盛りたてる工夫の話合いをしたりするようにその距離は近づいていく。
売上の厳しい高波が友人でモデルをしている奥野に店に来てもらうことにしたのがきっかけでそれが思わぬ方向へ転がって、勘違いを生んで・・・
高波は、結構真面目で男前です。
恋愛という部分では、気になる・特別に思う、そこまでは何とかわかりましたが、恋愛という意味では松崎の方が”ありき”の存在でしたので、どちらかというとそちらが主導だったかもしれません。
そこが、ラストエチが早急に思われるちょっと噛みあわない部分かなという印象へ。
”奥野”という名字と、彼が芸名で”ハヤト”という名前をつかっていること、そして年上なのにちょっと天然で、そんな奥野キャラがこの主人公達を引きたてている面もなきにしもあらずな、少し主役喰っちゃってましたねwww
火崎さんの作品って、
ものすごい引き込まれるものと、「普通」となってしまう
ものに分かれやすいように感じています。
今回は、購入時から覚悟をしていましたが、「普通」と感じてしまいました。
26歳の高波は、昔ながらの喫茶店を受け継いでマスターになり、
頑張ろうとしていた矢先、斜め向かいにオシャレな今時カフェが
できてしまう。このカフェのオーナー松崎が、毎日喫茶店に
休憩しに来てくれて、ライバルではなく、
同業者として、アドバイスなどをくれて・・・
と惹かれていくストーリーです。
喫茶店を軸にお話が進むので、終始なごやかで、
2人とも大人なのですが、かわいい恋のお話ですかね。
ただ、もう1話ぐらい短編(後日談)を入れてくれると
もっと楽しめたかと思います。
息抜きに読むのに、楽しめるお話かと思います。
丸ごと1冊、表題作です。高波の目線で進んでいきます。
カフェと喫茶店。
近い業種で客を取り合うライバル同士だった二人が、個人的に親しくなるうちに恋に落ち、仕事でも協力をしあうようになるという、何かの映画のような内容です。
面白いなぁと思ったのは、松崎(攻め)が、高波(受け)が結婚している、友人の奥井に迫られている、と誤解をするのですが、その原因を高波が作っていないところです。こういう場合、あえて誤解されそうな言動をしていることが結構あるのですが、「ハヤト=オクさん」は彼ら的には普通のことなので。
高波は真面目な頑張り屋ですが、私には特にこれという魅力があるとは思えず、キャラとしてのインパクトは弱い気がしています。喫茶店の改善や商法を考える場面が結構あるので、恋愛より仕事の方が印象に残りました。
コミカルとまではいきませんが、明るい雰囲気の作品です。すんなりと読み進められるので、シリアスな長編ものの後など、軽くさくっと読みたい気分の時に読むのに良いと思います。
うーん…なんだか惜しい作品でした。コーヒー好きとしてはちょっと残念。
松崎が高波に惚れちゃったことは読者にはかなり早い段階で分かる(というか、あらすじですでに分かる)ので、後はどうやって二人の距離がぐっと縮まるかというのがポイントになると思うのですが、そこで炸裂する松崎の勘違いと暴挙に呆れてしまいました。百年の恋も一気に醒めるというのか…。高波はそんな彼を受け入れる、器の大きい青年ですねぇ。
細かいことをいうとキリがないのですが、最初のイラストで本文に書かれている服装の描写が無視されていたり、タイポがあったりと、ちょっと雑に作られた作品のような印象を受けてしまいました。喫茶店やカフェのお仕事まわりの話は興味深かったです。