もう一度キスして

もう一度キスして
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
1
評価数
2
平均
1.5 / 5
神率
0%
著者
火崎勇 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
御園ざぼん 
媒体
小説
出版社
桜桃書房
レーベル
Eclips romance
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784756712943

あらすじ

出版社に勤める楠本は、取材で訪れた温泉宿で、学生時代つきあっていた男・安芸と偶然再会する。
とまどう楠本に対し、湯治の為に来ているという安芸は普通に接してくる。
そんな安芸の態度に思い悩む楠本の元に「安芸が倒れた」という知らせがはいる。
安芸を無くしてしまうという不安と焦燥に駆られた楠本がとった行動は…。

表題作もう一度キスして

安芸清史・体調不良で温泉養生しにきた外資系商社マン
楠本和英・企画で温泉にきた雑誌担当の出版社ライター

その他の収録作品

  • 何度もキスして

レビュー投稿数2

全てが萎える要素に

ヘタレで口下手な攻めに、好きなのに思いが上手く伝えられない受けです。
どちらのキャラも不満が募って好きになれず、苦手でした。
火崎勇さんで同じヘタレ攻めで切ない展開が似ている話なら、『初恋の未来』の方がネタが上手く昇華されているので、こちらの方がお勧めです。

リーマン・安芸清史 ヘタレ口下手硬派攻め×出版社の記者・楠本和英 乙女誘い受け
大学卒業の時に別れた男と7年振りの再会を、取材に訪れた思い出の温泉旅館でする。
普通の態度で接してくる安芸に、楠本はいまも好きなのに思いを押し殺す。
病気の療養に来ていた安芸が倒れたことを知った楠本は、思いが溢れて。

大学の同級生同士で、数年後に再会しての復縁物です。
大学時代に楠本からの誘い受けで独占欲のようなものから始まった関係で、楠本は安芸が自分に流されて始まったと思っている。
キスを求めるのも、Hを求めるのも自分主導で、別れを口に出しても引きとめてもくれない。
嫉妬するのは自分ばかりで、嫉妬してもくれない。
楠本の求める欲求が、多すぎるように感じました。
好きって言って、嫉妬して、束縛して、必要と言って。
切ないといえば切ないのですが、女々しさの方を強く感じました。
対する攻めの安芸も、不器用で口下手だからと言えばいいという問題ではないです。
好きなら、欲しいなら言葉を惜しむな!と言いたかったです。
特に別れるなんて言われたら、もう失うものなんてないのだから、言葉できちんとアピールすればよかったのにと、あまりのヘタレっぷりにイライラしてしまいました。
上手くいった時に、一度も好きと言われていないと言った楠本に、2回好きと言ったと言い訳する。
言葉がちゃんと伝わっていなければ、言っていないことと一緒です。
上手くくっついても、嬉しさはなかったです。

カップルになっても同じことの繰り返しで、成長しないカップルが嫌でした。
言葉が足りないから言うようにしたという攻めには少し成長を感じましたが、受けの楠本の嫌な感じの女々しさが増して、好きになれませんでした。
文庫化もしていますが、あまりこの作品はお勧めしません。

エロ:★3 がっついての玄関でのH、がっつきがちのH多め
総合:★2 全てがダメ要素に結びついて、萌えなかったです。

1

後半失速

表題作の『もう一度キスして』と、その続編の『何度もキスして』が入ってます。
前半はめちゃくちゃ面白かったんですが、後半で大失速しました。前半が面白かっただけに、超ガックリ。

再会モノです。
とある温泉宿に取材旅行に行った主人公が、そこで学生時代に付き合っていた男と再会する。
過去と現代を交互に描きながら、ストーリーが進んでいく。
かつてお互いに抱いてた強い思いを確認し、勘違いから起きた誤解を何年もたってから解くことができた二人。
きゅんとしました。

でも後半が…。
いきすぎたマイナス思考は罪だと思う。相手の立場にたって考えなよ、と。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う