お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
帯『殿、おわたむれを(ハート)」』
日高=殿というのはどうやらしっかり定着したも様子。
タイトルはお殿様のおもちゃとなってますが、おもちゃにする所か真剣なのは日高の方であまりの俊平へのラブラブっぷりに次第に日高が段々とかわいく思えてきちゃいましたよ!
前回に引き続き俊平のチャキチャキ下町言葉で語られる文章は楽しくて読みやすいです。
日高という男の地位の高さと彼にかせられた跡継ぎの重大さにやっと俊平は本当の意味で気付きます。
俊平念願の落研は出来たもののまだ入部者と言えるのは気のいい親友三つ子だけなんですが、彼らを連れて寄席を見に行ったりと活動はそれなりに。
その寄席で再会したのが落語家の息子で幼馴染みの銀。
実は彼は昔っから密かに俊平を狙っていたんですが俊平本人は気付いていません。
助けに現れる日高はやっぱかっちょいいです、そしてその後ヘタれるのがかわいいです。
そうそう、前作では掛けっぱなしにしていた日高眼鏡ですが今作では掛けたり掛けなかったりしてます(表紙は掛けてないバージョンですねー)自分的には日高眼鏡好きなのでちょっと寂しかったりー。
今回はもう1カップル。
生徒会の中でも異彩を放つ美少年大好き美人副会長先坂麗一が、父の秘書の息子であり幼馴染みでもある浩司にひたすら先坂をお嫁さんにすると追っかけまくられる話。
その浩司は思いっきりゴリラ顔でゴリラ体格でちょいオネエ言葉でお世辞にも恰好良いとは言えないタイプなのですが・・・綺麗と呼ばれる事に極端に弱い先坂はその言葉と稚拙で率直な愛情に体を許してしまいます。
最後まで攻にこだわってる先坂がおもろかったー、美女と単純野獣カップル。
続刊ではついに日高が大学生に。
身分違いのこのラブラブカップルがどうなるのかが楽しみであります