条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
僕の妻になると約束をする?
otogibanashi wa mitsuya ni saite
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
電子書籍で購入、挿絵はありませんでした。
痛くて重過ぎる話はあまり好んで読まないのですが、半額につられつい購入してしまいました。でも読めて良かったです。
受けの桃彦は義父のエドモンドからこれでもかというほど次々と辛い目にあいます。最初から陵辱シーンがあり、ほとんどラストまで何かしら酷いことがおこるので、苦手な方はご注意を。
桃彦はハーフのため時代ゆえの差別により、生まれたときから屋敷の中だけで過ごしてきました。それでも優しい母と一緒だったので幸せでしたが、その母が亡くなったあと、祖父母に売られ、イギリス人の義父に引き取られてからは不幸のオンパレード。部屋に閉じ込められ、陵辱や折檻を受ける日々。
しかしそんな境遇の中でも、桃彦は優しい心や思いやりを忘れず、まっさらな綺麗な心の持ち主で、いつか王子様が助けに来てくれると待っています。
情け容赦ない仕打ちに、読んでいるこちらもつらくなってしまいましたが、攻めの有儿を始め、攻めの周りの人たちが優しく温かい人ばかりなので、それに助けられました。
義父から引き離すことがことができたラストはスカッとしましたが、もっと酷い目にあわせてやれば良かったのに~!とも思いました。
有儿や優しい人たちに囲まれて、これから本当に幸せになっていくんだろうなぁというほんわかした気持ちになれた読後感でした。
これこそハッピーエンド、めでたしめでたし。
囚われのお姫様(じゃなくて美少年)が王子様に助けられるBL版ラプンツェル。
細かなリアリティはこの際置いておくとして、囚われの美少年=桃彦の健気さと青年伯爵=有儿(ゆうじん)の王子様ぶりを素直に楽しむことが出来ました。
それにしても、囚われの美少年の境遇の悲惨すぎること。(初期版の方の)グリム童話の悪役レベルというか、それ以上に極悪人の桃彦の義父・エドモンドは、桃彦と有儿の偶然の出会いがなかったら、彼をどうするつもりだったのでしょうね?
最終的には、実は桃彦は公爵様の落し胤でした!そして有儿と幸せになりました…というおとぎ話展開ですが、これはこれで「よかったね」と素直に読めました。敵役のエドモンドだけが徹底して悪人として描かれ、周りの人はみんないい人ばかりだからメルヘン世界として受け取れるのかもしれませんね。
ところでこれは余談なのですが、物語の余韻を楽しんでいる時に、テンションの高い萌えトーク風のあとがきが突然来ると、ちょっとガクッとなってしまいます。作家様サイトやブログ、SNSなどでのそういうノリは全然構わないんですけどね…。
日本人の父親とイギリス人の母親との間に生まれた受け様は
外国人への偏見が色濃く残る時代故に屋敷の中で人目に
触れられないように暮らしていたのですが母親が亡くなり
父親はどこの誰かも解からぬ状態で祖父母がイギリスへ
帰国する時にイギリス人建築技師に引き取られることに
しかしそれは受け様を抱き人形にする為で受け様はそれから
2年もの間屋敷に閉じ込められ凌辱されるのです。
しかし受け様はその意味を何も知らず、養父に可愛くて
愛しているからの行為だと言われ信じ込むほど純粋なんです。
ここまで箱入り状態で世間知らずな受け様もいませんね。
そして養父が開いた夜会で偶然攻め様と知り合うのです。
受け様は養父からお前は醜いから外に出てはダメだと言われ続け
そうなのだと思い込んでいるんですよね。
しかし偶然攻め様が受け様のいる部屋を覗いたことから
受け様の運命が動き出すのです。
養父は攻め様が受け様を気に入ったと思った事から受け様を
高く売りつけようと企むんです。ほんと悪い奴なんですよ~
二人はそんな思惑など知らずに愛し合っていくのですが
攻め様は後日養父にその事を告げられる、そして受け様は
偶然養父の企みと今までの養父の言葉が嘘だったのだと・・・
そしてこれ以上攻め様の迷惑にならないようにと攻め様と
逢わないことにするのですが養父にその度に折檻されるんです。
そこから攻め様は受け様を自由にするために奔走していきます。
そして受け様も知らない実父を探し出し・・・・
結末はハッピーエンドですがその前までは受け様はかなり哀れ
変態外人に騙され凌辱されてしまうけれど心はピュアそのもの
健気で素直な受け様に萌えるお話です。