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従順な大型わんこ系後輩×元攻な凶悪美人先輩の下克上ラブ!
sonnna koi ni hamaruka
成宮先生、相変わらずけっこうなペースで出されますね~。
今回はここ最近の作品の中でも個人的に
いちばんヒットしました。
年下攻、攻視点、働く男達、年上ツンデレ美人受。
私の好きなポイントをガッツリ満たしてくれる作品でした。
話の流れとしてはあらすじ通りでいたって普通なのですが、
ところどころに成宮先生お得意のププっと笑える文章があります。
成宮先生の攻視点作品の好きなところは、
攻が受にムラムラしてるところとかだんだん惹かれていく過程とかを
おもしろおかしく書かれているところだな~。
この受がまた可愛いんですよ。
美人だけど凶暴で、後輩である攻にもすぐ手をあげます。
口癖は『死ねよ』と『殺すぞ』。
でも仕事はちゃんとするし妹想いで、ただ素直じゃないだけなんです。
ゲイでいままではタチ専門だったのが、攻に抱かれて
普段の凶暴さからは想像もつかないほど
照れて、感じて、恥ずかしがるところがたまらんです。
そんな受に攻はメロメロです。いつも受にムラムラしてます。
成宮先生の『恋する回路』とか好きな方は
楽しめる作品ではないかな~と思います。
攻め視点でノンケ攻め×元攻めゲイ。保険の調査員で、対象者が事故か自死かを調べたりする、題材として珍しい職業。
もうとにかく椿原が素直じゃなくて、分かりにく!と言いたくなった。分からないからって江夏が特別鈍いわけじゃない。そういうとこは読みやすくて良かった。
江夏は単純で素直で、実は(あまり良くない意味で)すごい過去を持っていたりする。たまに(今の時代的に)アウトな発言をしてるけど、実際内心はそんなもんだよなあと思えるレベル。
椿原に惹かれて悩む描写は、思考と感情のバランスがちょうど良いと感じる。この作家さんのキャラクターの浮き上がらせ方がとても好き。
椿原は本当にひねくれ過ぎ。理由も言わずすぐ拗ねたり不機嫌になったり。江夏のことが好きと仮定すれば嫉妬が見えて可愛くなくもないけど、そんなことは想定していない江夏視点で見るので、気を遣って大変な相手。
でも妹思いの兄としては感情むき出しで、江夏が気付かない中お誘いをしてたとか、いろんな顔が見えてくると不器用で愛すべきキャラに思えてくる。
調査する二人を追いながら、恋が芽生えたりそれぞれの過去に触れたりするストーリーの流れが良かった。が、後半は仕事色薄めで、仕事のミスのとことか、エピソードの変な端折り方が気になる。
結構早めにくっついて、以降は日常ラブコメになって雰囲気が変わった印象。カップルの小さなごちゃごちゃが続くばかりでダレてしまった。
捕まって媚薬を投与される保険調査員というあらすじの衝撃を超える事件が何もなく、後半に話の山場といえるエピソードがない。不思議な構成だと思った。
“酒は理性の天敵”とか、“多くの人間にとって大事なのは主観的な真実で、客観的な真実ではない”とか、他にも名言がいろいろあって読むのが楽しかった。この作家さんの他の作品も読んでみたい。
あらすじとキャラ設定で想像したほどは萌えなかったなァ…という感想でした。
大好きな成宮ゆりさんの作品だから、ハードルを上げすぎたせいもあるかもです。
凶暴な年上の女王様受けと、コワモテで若干ヘタレだけど頼りになる年下攻め。
二人は保険会社で働いてるんですが、とある事件で受けがセックスドラッグを飲まされる。色っぽくなった受けの姿にムラムラした攻めは、思わず受けを抱いてしまう。
で、恋を意識するようになって…。
なんだろな、恋する暴君みたいな展開を期待しすぎたのかも。
凶暴な受け様のデレが意外とはやくきたので、ちょっとガッカリ。それまで受けがタチ専だったという設定も、あまり生きてないように思いました。
攻めが我慢に我慢を重ねるところも、もうちょい滑稽さが欲しかったし、ユーモアたっぷりにもんもんとする様子を読みたかったです。
ただまあキャラは好きだしストーリーラインも好きだし、全体的には面白かったです。
保険調査員のリーマン同士の恋愛模様なんですが
受け様はかなり凶暴なんですよね、口より先に手が出るタイプ
そして攻め様はホントは腕っぷしも強いんだけど受け様の
凄味のあるオーラにいつも蹴落とされて犬扱いされてます。
二人は保険調査員で受け様は攻め様の指導担当なんですが
その指導はかなり手厳しいのです、それでも攻め様は
何故か迫力負けしていつも凹まされるが調査能力が
半人前で受け様に虐げられるのもやむなし状態なんです。
そして受け様は感が非常に良くて普通なら通してしまうような
案件でもかなり的確に不正を見抜く凄い人なんです。
でも、そんな受け様ですから恨まれている事も多くてある日
詐欺師を追い詰めていた時に逆に相手の罠に落ちて媚薬を・・・
助けに入った攻め様ですが、初めの印象から苦手意識が
あった受け様に最近それだけでない感情が芽生えていて
今回の事で理性のタガが外れて受け様を助ける名目で
抱いてしまうのです。
受け様の過去の拘りや攻め様の過去などがうまい感じに
描かれていて調査員としての事件と、二人の素直になれない
恋愛模様をコミカルでシュールな感じで描かれているお話です。
久しぶりに攻め視点の小説を読んだので、攻めが
「こんな凶暴な人を好きになるわけないない!でも・・可愛いとか・・・うわー!」
と一人グルグルしているのを見ているのは、失礼ながら(笑)とても楽しかったです。
保険調査員という同じ職場で、先輩の椿原(受け)と江夏(攻め)は、色々な事件と対応していくのですが、ヤクザ相手だろうと誰だろうと怯むことなく、口よりも先に手または足が出たり、江夏(攻め)を犬の様に扱い教育係りとしてビシバシといく椿原さん。
ネズミという悪質な人間によって起こされた彼と身体の関係を持ってから、意識し始めてしまった主人公ですが、とある事件で椿原(受け)の優しさと脆さ、弱さ、過去を知ってしまう。
椿原は一見クールで冷たそうだけどそれは過去の出来事が関係していて、自分と妹と二人で生きるために必死だったのかなぁ・・。
印象的だったのは「この仕事はただ感情を伴わない事実を積み上げて行くだけだ。」という台詞。
事件が自殺だろうと事故だろうと、真実を見つけ、支払金額に見合ったお金を保険会社が支払うだけ。
同情をしてはいけない。それが仕事である以上、割り切るしかないとも思いますが、何だか椿原自身もそう思っていても、どこかで揺れる部分があるのではないかなぁ。自分に言い聞かせている様でした。
そう思うと、凶暴だろうが、時に暗殺者の様な瞳をしてようが(酷い言われよう:笑)攻めの江夏同様、椿原に引かれる気持ちがわかります。そして江夏、ヘタレのようでいて仕事に対しても一生懸命だし、椿原のことを好きだと自覚しても、彼は抱く側の人間と知ってる以上、我慢・・我慢・・我慢・・
と思っていたら、でも、あれです。駄犬と呼ばれようと自称Mかもしれないと思っていようと、合意の上でベットに上がったら凄いサド気質な気がします・・・。いつも敬語なのに段々命令系になるし。駄犬でもありヘタレでもあり、優しいさを見せつつ?・・恐ろしい人です(笑)
と椿原さんはエロ可愛いですし、シリアスシーンも良かったですが、そんな中一番だったのが出てくる個性的なキャラクター同士の掛け合いでした。
千鶴ちゃん(同じ会社の女の子で逞しい。)からネギを背中に刺されて
「あれ?ネギってこんなに硬かったけ?」と思う江夏。←ツッコミそこ!?と思わず吹き出しました。
「妹のためなら何でもしてやりたい、不要なものは排除してやりたい(彼氏のこと)」
「妹さんに嫌われますよ」と言われて落ち込む椿原さん(妹思い、シスコン可愛い)
「今なら弁慶の気持ちがわかる・・」と思う江夏。と割と酷い扱いを周りから受けても、冷静に自己ツッコミ?ボケ?が出来る彼が一番のつわものだと思います。江夏サイコー!椿原さんの髪の毛がヒョコヒョコしてるのも可愛いです。妹さんも可愛くて、どのキャラクターも素敵で楽しかったです。
保険調査員の仕事をする、働く男達の日常が垣間見れます!
ダメ犬年下って書いていたので、ヘタレ系かと思ったら…実は軍用犬でした(笑)
お相手の美人先輩は、凶悪ツンツン美人猫と言った感じでしょうか(笑)
でもここは成宮作品‼
ツンツンの中にも、ちゃんとデレが存在してるから、だんだん読んでいる方もほだされて可愛くて見えてきちゃいます♡
顔だけが取り柄(無自覚⁉)の江夏 × 会社の先輩、凶悪な椿原の年下攻もの。
保険調査員・江夏は、ヤリ手で超凶暴な上司・椿原の下で仕事を始めて半年。
見た目は美人…でも横暴で手がすぐにでる椿原に苦手意識をだいていた江夏。
そんなある日、危険を顧みず調査を強行し、催淫薬を盛られた椿原を救出…そして椿原の艶っぽさに惹かれてしまい、介護を強行してしまいます。
二人の関係が変化してからというもの…
椿原には忘れろと言われ…
江夏も忘れようとするけれど、媚態が頭から離れずに…
椿原の妹と、恋人の高校生男子も絡んできて、ますます江夏は椿原への恋心を自覚し…泥沼にハマって行きます(笑)
江夏はノーマルで、椿原はゲイだけどタチ‼
それなのに、緊急事態で一線を越えたところから、お互いの歯車が狂いまくっていく様子が楽しめました。
そんな体の関係から始まった2人‼
江夏はノーマルなんですけど、男性との経験もあって、椿原がゲイでも不快を感じなくて、むしろどんどん踏み込んでくる所が、ある意味鈍い男というか、顔だけが取り柄の無自覚男って言われるのが分かるなあと(笑)
この場合良い意味なんでしょうけど⁉
大型ワンコ‼納得でした‼
ただ、一つだけダメだったのが、
Hの時に豹変して、口調が命令口調になるんです。
普段敬語の忠実な大型ワンコが、野獣犬みたいに変化して、Hの時は主導権を握る…ギャップは嫌いじゃないと思っていたんですけど、江夏の場合は別でした。
流れからどうしても合わない気がして…そこだけが異様に浮くんです。
せっかく萌のいい雰囲気が、一気に覚めていってしまって、珍しくダメでした。
その他は、年下攻めだったのに、好みな攻キャラだった分残念なんです。
椿原は、後半にいくにつれて、どんどんしおらしくなっていきます。
江夏を試すかのように、誘うような雰囲気を醸し出しては一喜一憂してる気弱な様が、いじらしくて可愛く見えていきます。
でも、ツンツンは健在なので、抱かれる時でさえ、
「殺すぞ」と物騒な言葉を放ちつちながらも、実は、江夏の背中しがみついちゃうような魅力的な受様でした。
成宮先生のお決まりパターンなのはわかっているんですけど、今回は、タチの意味はあったんだろうか…その辺のエピソードには触れられていなかったのは残念でした。
あと、椿原や江夏の過去の復讐話とか、所々内容が一遍化されているのは気になりました。
ページ数的な問題かもしれないんですけど、もう少し詳しく書かれていると面白かったかなあと‼
恋愛感情がないまま先輩をだいてしまった江夏が、じわじわ自分の気持を自覚して葛藤する過程や、捻くれた椿原が素直になる様子が楽しめると思います。