きみが好きになったのは、俺が描いたイラストだった!?

放課後カタオモイ

houkago kataomoi

放課後カタオモイ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×27
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
63
評価数
18
平均
3.7 / 5
神率
22.2%
著者
高将にぐん 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
御山ひわ 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784861345326

あらすじ

「お前の描いた女の子が好きなんだ!」
オタクで目立たない順に声をかけてきたのは、クラスで人気の丹羽くんだった! サッカー部で爽やかで皆に好かれてて……。自分とは正反対の人種だと壁を作っていた順だが、ごく自然に仲良くしてくれる丹羽くんに気持ちが解れていく。しかし、近付くほど、彼が好きなのは自分ではないと気付かされて??。もどかしい程まっすぐでじれったい恋。

(出版社より)

表題作放課後カタオモイ

丹羽太陽・クラスの中心的な人気者サッカー部
池袋順・絵がうまいが運動は苦手なオタク漫画研究部

レビュー投稿数11

青春真っ盛り

期待を裏切らない癒やし系BLでした(ノ∀`)癒されたwww
エロなしですが、これはこれで成立してますし
学園BLのいいところ詰め合わせな一冊。
メガネ×メガネってのもどーよと思わなくはないですが
毛色の違う二人がくりなすどうにも甘酸っぱい恋愛模様が
可愛くて仕方がなかったのであります。
なんだろう、お互いに好きなんだなってのは読手としてはまるわかりなのに
お互いに気づかず、かってにお互い「失恋しました」イベント
これが可笑しかった。
お互いがお互いを好きで、葛藤して
うまくいかなくて。
それでも、そばにいたくて。苦しくて
これがまた可愛いわい!というね。うんうん。
結局、いいつの女子である斎藤さんは残念!というところなのでしょうが
クルクル変わる表情が可愛くて、おもわず好きになって
そんな攻がまた可愛くて。どーにもこーにも。
初々しい二人がオイシイ1冊でございました。好き

0

高校生のロマンチックな純愛

『キミログ』で超絶的な感動と萌えを届けて下さった、高将にぐんさん。

『キミログ』は中学生の電波w純愛でしたが、こちらは高校生のもっとロマンチックな純愛ですね(いや、『キミログ』ももちろんロマンチックでしたけどね。ソファラくんのブログが……^^)。
キス止まりだった『キミログ』よりも一歩進んでる感じですが、単に主人公の年齢が上がったから、ってだけではないと思います。
いきなりソファラくんに自分が愛されていることに気付かされた『キミログ』とは違い、『放課後カタオモイ』は丹羽くんと順くんの気持ち、かなり後になるまで本人たちには分かりません。
眼鏡男子二人(一方はスポーツマンですが^^)のすれ違い、萌えますとても♪
些細な会話の一片一片が、互いの誤解をどんどん深めて、それでも関係はどんどん深まってきているのに……という胸キュンなもどかしさが堪能できます。
こういうすれ違いはバレバレの王道かも知れませんが、読後感ほんとによかったですよ。

こういう、最後に受けが勇気を出して積極的に動く展開って、ほんと好きだな。

0

先が読める安心感にキュンと来る♡

高将にぐんさんが好きで買っていたのに、読まずにいたこちら。
何となく手にとり読んだら、キラッキラのピュアッピュア感に薄汚れた自分が悲しくなった、そんな作品(笑)

画を描く事が好きなオタクの高校生・順と、人の輪の中心に居るような存在のクラスメイト・丹羽くんのお話。
ある日突然、部誌を持って現れたリア充の彼に言われた順は――と進んでいきます。

高将にぐんさんの、初恋きゅんきゅんストーリー、とっても新鮮でした!
こちらの作者さんの小説を好きになったキッカケは、それまで読んだことがないくらいの振り切り感が爽快だったからなんですが、こんなお話もとっても素敵。
章ごとに分かりやすく話が展開していくし、最初っからお互いがお互いを好きだということもしっかり分かるので、少しの不安や焦りだって「もうもうっ、両思いなくせに!」と安心して読める感覚が良かったです♡

言ってしまえば、その『章ごとに分かりやすく話が展開していく』が故、学校行事のための準備や、中学までオタクと馬鹿にされていた順がクラスメイトと馴染む場面。
そして体育祭の本番、丹羽くんの幼馴染・美玖との確執(?)解消等々、あまりにもアッサリと進んでいくので、とてつもなくライトな感じはします。
しかし二人が仲良くなるキッカケとなったアニメキャラのイラストのことや、画を描く事に対しての順の思いなどの部分が深くなっていくと、他のことが軽めに進んでいくことは問題ではないなぁ、と。

私自身、順と似ている訳ではないのだけれど、共感し得るところがたくさんあって、
『好きなものを好きと、言いたいのに言えない』
もどかしさに、ときめきとはまた違うキュウッとなる感覚を覚えました。
恥ずべきことじゃないはずなのに、人とは違う・親に反対される。
特に学生時代に経験することがあるような、誰にでもあるような、うまく言葉がまとめられないのですがそういう部分があるからこそ、順の一生懸命さが光るんだろうなぁと思いました。

二人が思いを伝え合って、キスして触りっこして…な展開もドキドキ♡
触りっこってイイですね!(突然)

けどまぁ、二人がくっつく直前に明かされた美玖の思いが割とほったらかしだな~というのがちょっと。
嫌な子っぽい→気が強いだけで真っ直ぐな子→ツンデレ美人なサッカー部マネージャーとか最高、と自分の中で彼女の評価がグングン高まったのもあり、不憫過ぎてならない。

『あとがき』で明かされた、登場人物の命名秘話が面白かったー!
オタクにちなんで思い浮かんだ感じでしょうか♪
イラストを担当された、御山ひわさんの絵柄も雰囲気にぴったりマッチしていてとっても可愛かったです♪

久々にキュンキュンした1冊でした♡
「キュンキュン来てライトな小説が読みたい」と思う方にオススメします♪

1

俺が先に好きになったんだからなw

にぐんさんのかわいらしいお話!サイコーです♪
汚れちまった大人な自分でさえも、胸がギュンギュンに高鳴って、うわっ、何だこのかわいい奴ら!!って思っちゃうほどに、王道で真っすぐ路線なんだけど、それがまたいいのです。
メガ×メガ萌えもあるけれど、やっぱり二人の気持ちのやりとり、そしてセリフの一個一個に、うわーとかきゃーとか悶えちゃう。
前向きなのがすごくいいなーって思います。
そして最初に書いちゃいますが、登場人物の名前に注目ですよ♪
思わずクスっとしてしまう名付けですから☆☆

クラスの人気者の丹羽が、ちょっとクラスでは存在感薄い順に、マン研の部誌に描いたJUNEというペンネームの作品はお前が描いたの?と問われ
そのキャラが好きだという話から、じゃあ描いて上げるよ、と、その時からはじまった順の丹羽へのほのかな気持ち。
順の絵を、その好きな事に一生懸命取り組む姿勢を褒めてくれる初めてで唯一の存在にどんどんと好きな気持ちが募って行きます。
でも、ある日聞かされた本当は好きな子がいるという言葉。
それに失恋を感じるものの、それでも丹羽は順のマンガ賞応募を手伝ってくれたり、いつも一緒にいる距離は変わらない。
そして季節は巡りバレンタインの時、丹羽の好きなキャラでカードを描いてプレゼントしようとしたのですが・・・

読者的には丸わかりである半面、ちょっと複雑な気持ちも誘います。
ひょっとして欲目?・・・でもそれが本人のやる気になればいいか、ww
丹羽が順の描くキャラを好きと言ったのは、そのキャラが順ににているから。
最初に似てるよね、って発言してるから、察しがよければイコール自分って順は気が付いてもよさそうだけど、何せ高校一年生wしかも中学時代オタク=キモイで来た男子には恋愛は程遠く、ましてや、クラスの人気者が声をかけてきて絵が好きだと言ってくるからそれだけで、緊張もんできがつかないですよねwww
まあ、最初がそんな具合ですから、その後も丹羽が発するいちいちが、順かわいい、順すごい、順大好き!を表現してるんですよね♪
だから読者はニヤけてしまう。
それに気が付かない順だから、大きな勘違いをして、そしてその勘違いに丹羽も、というすれ違いがあるんだけど、それでも友達は続いて、やっぱり丹羽は順を褒めてあげてるんですよ。
それがね~もうかわいいのなんのって、、、キュンキュンきちゃうところですよね♪

体育祭のエピソードも、マンガ賞応募のエピソードも、サッカー試合のエピソードも、クリスマスも、初詣も、学生らしい初々しさが満載で、ほほえましいの♪
そしてやっぱり極めつけはバレンタイン!
丹羽の幼馴染で順が丹羽が好きな子だと勘違いした斎藤さんが丹羽に告白しているのを見てしまったショックで思わず、丹羽に告白するシーン。
何かウルってきちゃった♪
そして、一段階上がるシーン・・・眼射~♪♪♪
おいおい、初心いくせに高等技術が登場するじゃないか、フッフッフッフ。。。というのは大げさですが、それも若いな~と思わせる描写。
丹羽がワンコみたいで、でも順はうさぎみたいで、とっても可愛らしい組み合わせで、とっても萌えとキュンとほっこりともらって、気持ちが浮上する楽しいお話でした。
初エッチはどうなるのかな?www

0

じれったさが萌えなのです!!

クラスメイト同士の初恋のお話なんですがほんとにピュア!
じれったいくらい好きが大きく育って行く感じなんだけど
お互いに絶対叶わない思いだと・・・でも友人の距離のままでも
傍にいたいって思う気持ちが切ないくらい伝わってくるんです。
受け様はいわゆるオタク、性格も地味だし目立たない存在です。
でもマンガを描くのが大好きで漫研に所属してるのです。
そして攻め様は明るくて社交的でいつも回りに人がいるような
名前の通り太陽みたいなタイプのイケメン君です。
その攻め様が偶然手にしたのが漫研の小冊子、そこに描かれている
受け様が書いたイラストに一目ぼれしちゃって、それをきっかけに
受け様に自分用に新しくイラストを描いてもらってから急激に
二人は仲良くなっていきます。
そのうちに受け様は攻め様を友人以上の気持ちで見ている事に
気が付きますが、オタクで同性なのにと凹んでしまう。
それでも攻め様と一緒にいることで自信のなかった受け様が
漫画家になりたいと思っていた夢を叶えようと思える程前向きに
ある日攻め様に好きな人に告白しようと思うと告げられ
攻め様を好きな気持ちを胸に秘めながらも攻め様の恋を
応援するからと攻め様に伝えるのです。
しかし後日攻め様から振られたと言われ・・・
そして攻め様からは逆に受け様が憧れていた相手の事を聞かれ
同じく相手には好きな人がいて失恋したと話すのです。
ホントにこれってお互いの事なんですよね。
じれったいんだけれど、好きだから嫌われたくないし
友人として傍にいられなくなるのが怖いから今のままで十分だと
お互いが思ってるんですよね。
それにこの攻め様のワンコ気質がなんとも愛らしいです。
受け様が描くイラストが大好きだと言いながら真っ赤な顔で
受け様に話してる様子なんかは萌えですよ~
後半で攻め様が幼なじみの女の子に告白されるところに出くわして
これ以上思いをこらえきれなくなって攻め様に告白する受け様も
以外にやるじゃん!って思ってしまう感じで良かったです。
受け様の方がいざとなったら男らしいかもしれないなんて感じます。
めいっぱいの思いが伝わってくるようなピュアなお話でした。
素敵な初恋のお話でとってもほんわかした余韻の残る内容でした。

0

好きな思いが溢れてますね

今回はサッカー部所属でクラスの中心的な人気者と
漫画研究部員で目立たない存在のオタク君のお話です。

受様のイラストをきっかけに
接点の無かった二人の間に恋が実るまで。

受様は
運動は苦手て漫画研究部に所属し
クラスでも目立たない男の子です。

対して今回の攻様は
所属するサッカー部でもクラスでも
人の輪の中心にいるカッコイイ男子です。

二人とも眼鏡君ですが
受様はごくごく普通な地味眼鏡なのに
攻様はおしゃれな今どき眼鏡君♪

見た目も性格も正反対そうな2人なのですが
受様が部誌に描いた
深夜アニメのヒロインのイラストを
気に入った攻様が受様に声をかけた事から
二人の間が急激に近付く事になるのです。

攻様は気に入った絵を描いてもらうために
受様に声をかけるのですが
受様が絵を描く過程にも興味がわいてしまいます。

受様は描いているキャラと
同じ表情で描いていたのですね(笑)

小学生の頃からオタクだの暗いだのと
からかわれ続けていた受様は
攻様に満面の笑顔で見ているのも
すごく面白かったと言われた受様は
とってもびっくりしてしまいますが

攻様のにかっとした快活な笑顔に
胸の奥がほっこりと優しくなるの感じになります。

そしてカッコよくて垢抜けてるのに
全然気取ったところも無くて
リア充なのにアニメキャラに夢中なんて
可愛い所もある攻様は

受様宅に泊まりにくれば
部屋のフィギアをお宝と褒めてくれ、
一つの事に打ち込んでいる受様を
尊敬するとまで言ってくれるのです。

こんな攻様に受様が惹かれていくのは
もう自然な流れというしか有りません(笑)

そんな時に
攻様には友達としか思ってもらえなくても
本気で好きな子がいると言われ、

受様は攻様の好きな子はヒロインに似た
攻様の幼なじみだと思い込むのです。

読者的にはココでピンッとくるのですが
自信のない受様は攻様の気持ちに
全く気付かないのです。

なので
攻様が思いを告白しようとした時に先走って
彼の恋を応援すると宣言してしまうのですよ(苦笑)

こんな受様の恋の行方とは?!

初出はご友人とのリレー小説だそうですが
リア充な人気者と目立たないオタク君との
初々しさ溢れた恋物語になります♪

攻様が好きになったイラストをきっかけに
親しくなっていくのですが

しっかり両想いな二人なのですが
お互いに初めて接するタイプだから
接近するのも手探り状態(笑)

お互いに恋心を抱いていても
自分じゃ駄目だと思っていて
なっかなか思いが通じな~い!!

そのじれったい感じが
MYツボを刺激しまくりで2人がまとまるまで
ドキドキとワクワク満載で楽しく読めました♪

クリスマスや初詣で
受様が冬コミ予定で云々っていうのが
オタクの性が出ていて面白かったです(笑)

本編ではお初まで至らない二人ですが
後書きでチラッとでてくる未来的には
受け攻め逆っぽいのがとっても気になる!!

ダリアなら続編の可能性は高いかもなので
期待したいですね。

イラストがきっかけで親しくなる二人ですが
本作のイラストもお話の雰囲気ぴったりで
ほのぼのとした感じがとっても良かったです。

本作には
フェア店限定で特典ペーパー付きです。
コミックスと小説のリレーコラボでお得なので
コレからという方は要チェックですよ。

今回はオタクな受様の恋を描いた一作、
栗城偲さん『恋をするには遠すぎて』をおススメ。
よりオタクを極めたい方にぜひ♪

0

きゅんきゅんします!


店頭に並んでたのを何となく手に取ったのですが、話に惹かれて購入。
普段挿絵を見て購入の是非を決めるんですが、これは純粋に話が気になって買いました。
高将先生の本は結構持ってますが、今まで持ってる中で一番好きかも知れません。
BLで初めて作家買いする作家になりそうです♪
これからの作品に期待しております!

内容はとても可愛らしいお話でした。後書きでも書かれてましたが、「幼い恋」がテーマというだけあって、全体的に可愛い!
受はもちろん、攻の反応がイチイチ可愛い。
H描写はほとんどないですが、読み終わった後にほっこりと優しい気持ちになれます。

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カワイイ

表紙イラストそのままの、高校生くんの、かわいく、幼い、初恋物語。
こういう「初めての恋にドキドキ」っていう淡いお話もいいよね。
「恋愛ってこんな風になっちゃうんだぁ」って、右往左往する。
恋愛の入り口の扉をおずおずと開いていく感じ。
カワイイ。

イラストも雰囲気ピッタリ。
池袋の片手で簡単にへし折れそうな細い首も、丹羽の薄い肩も、高校生らしくてカワイイ。

イラストと合わせ技で萌x2と言いたかったんだけど、池袋が一人称で俺って言う度に、盛り上がりかけた萌を削がれちゃう感じで、評価は萌ひとつ。

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ちょー可愛い話!

初にぐん作品です。

高校生の、チャラ系人気者・丹羽×地味オタク・池袋。
丹羽が池袋の小動物のかわいさに気付き嵌っていくのですが、それに加えて、マンガだけに揺るがない池袋に、何でも器用にこなす丹羽には“羨ましさや憧れ”もプラスしていって。
だけど、池袋には「リア充」の丹羽が自分に近付くのは、丹羽が好きなアニメキャラの為だと思っている。
丹羽の幼馴染みの女子を中にして、甘くてじれったいファーストラブ話でした><

ページ全部、攻め受けとも相手に笑いかけ頬を染め、池袋にいたっては俯きっぱなしで~!これで高校生ですとーっ?小学生のマチガイじゃ~?
ここまで可愛く可愛くされちゃうと、自分の中のオジサンが急成長してしまう~(焦)!
いや~もう参りました!

その中で、放出シーンの衝動と焦燥感はさすがに同調してました!
その行き先、初回はメガネ射(顔射)になっていたけど、コントロールなんてやっぱりできないよね~?!しょうがないよ~!だから良いんだよ~♪
初々しくもエロを解っている丹羽と無自覚で煽ってくれる池袋のウブH(手扱き)はあと2回、その後に(きっと)まだるっこしい「結合」を是非読みたいー♪
にゃーっ!スィーツ食い放題でした!恐れ入りました!

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面白いけど……

高将にぐんの本はもっと面白い。
私の中のハードルが上がりすぎて、この本を楽しむことが出来ませんでした。
キミログ、魔女っ娘サラリーマンは面白かった。90点ぐらいです。
でもこれは60点。

話に緩急が無いし、インパクトが足りないです。全く萌えないわけではないですけど、
どこに萌えていいかわからない。
攻めが受けを好きなのも直ぐに解るので、もどかしさもない。
どこを楽しんでいいか解らない。

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