条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この本からが新作ですね。
今回は遥が拉致られた!!
トレーダーとして他の組から狙われてるからなぁ
と、思っていたら理由は別だった…
何でも柾鷹と結婚したいと言ってる沢井組の娘がいるらしい
その娘のためにも、遥は邪魔。
あわよくば別れた後に自分の組のトレーダーとして…
と、話は展開。
が、結局それは娘の嘘。
親から縁談の話を沢山持ち込まれて、それを断るために
柾鷹ならホモだから大丈夫と思ったのか、結婚するなら彼がいいと。
まさか本当に実行に移されるとは思ってもみなかったのか
自分の知らぬ間に若頭の小野寺が個人的に動いたわけです。
大事なお嬢様の為にね。
遥も見つかり良かった良かったなのですが
さすがに今回は柾鷹もマジキレ寸前の場面も。
いつもちゃらけたエロオヤジですが、今回はかっこよかったかも。
ちなみにお嬢様が好きなのは若頭・小野寺。
でも相手にしてもらえないと…お決まりなパターンでしたね。
バカップル物語・・・いや、攻めがバカ・・・スマン柾鷹!(爆)
な最凶シリーズの新作は7年ぶりの書下ろし。
日向さんの「極」シリーズの極妻達と片を並べるほどに成長した遥の男前が一段とアップしているのに比例して(?)柾鷹のバカっぷりもアップ。
いえ、遥への溺愛っぷりはお前子供か!?と突っ込みたくなる率が非常に高くなっておりますww
本当に、始まりはシリアスで傲慢俺様に、ねじ伏せられる受け、という構図だったのに、何だかお笑い路線にきちゃってるよね。。。シミジミ。。。
でも、それが愉快なのです♪
きっかけの話は、遥が拉致される!?という話から。
柾鷹のアホな執拗ぶりに時々遥は家出するんですが(笑)、今回も1週間くらい別居状態していて、
そんな時に、沢井組の若頭・小野寺が接近して一服盛って、遥を伊豆の山荘に拉致してしまうのです。
理由は、沢井組の組長娘と柾鷹の縁談を進めるためで、小野寺が独断でしたことだというのですが。
そこで、遥と小野寺は賭けをするのです。
柾鷹にうんざりしながらも、遥は彼を信頼して愛してる。
だからこその自信があふれるお話でした。
展開と結末はいうもがなwww
拉致事件で迷惑をかけたと沢井の娘・梓に呼び出され遊園地デートをすることになった遥。
案の定、遊園地にとても似つかわしくない男が現れます(爆)
飛行機苦手ですからね、柾鷹!
すると、ジェットコースターとかおばけ屋敷とか観覧車さえ(笑)
ヤキモチやいて、そして強がる姿にまったくもってデッカイ子供です!
こうした場面ではカカァ天下の、尻に敷かれたバカ夫な感じなのに、情事になると、突然エロ魔人に変身するんだから!もうっ!!
それもまた一興♪
そして、その拉致事件の狩谷視点のお話。
ほんとうに彼は苦労人だよww
あとがきの後にラストショートが一本、04年にラキアに掲載されたものが載っています。
家電量販店へ扇風機を買いに来た遥。
当然の如く、後ろには柾鷹がついていて。。。
こういったところに来たことのない柾鷹は物珍しく、あれもこれも欲しがるのですが、だんだんと全てのベクトルがエロ仕様に向いて・・・
呆れかえった遥に却下されまくり、一発くらわされる柾鷹の姿がありました(爆)
もうね~萌えとかそういう次元通り越して、このバカップルが面白くて面白くて、、そこがツボな作品です。
もし、また新作があるならスピンオフもいいのですが、シリアス展開で、たまには柾鷹のカッコイイところも見てみたいかも?なんて思うんですが。
でもきっとそれ以上に、覚悟が出来あがった遥のほうがカッコよくなるような気がしますww
旧作発売から7年後の新刊です!続編が出る事にびっくり
するやら嬉しいやらですね~
その中身は、なんと!受け様が拉致られてしまいます。
それも攻め様の縁談話の為にですよ~って言っても
物騒な感じでは無いのですよね、別の組の組長の娘が
攻め様と結婚したいと言い出して、その組の若頭が独断で
受け様を拉致って、攻め様と別れてくれと・・・・
若頭は妹のように面倒を見てきた御嬢さんの幸せの為に
勝手に一人暴走しちゃった感じなんですよね。
でもこの御嬢さんもたちが悪いです、よりにもよって攻め様を
当て馬にしちゃうんですから(笑)
そして受け様はその若頭と賭けを・・・3日以内に攻め様が
迎えにこなければ別れても良いと、受け様の賭けでした。
結果は無論の受け様勝利、当然の結果ですよね。
このシリーズも1作目はもっとシリアスで怖いくらいの執着が
あったと思ったんですがシリーズも進むとバカ亭主としっかり
物の妻的な感じですよね。
コミカル路線的な流れになってます。
でも根底に流れる二人の深い思いは変わらないんですよね。
賭けを持ちかけられた時も攻め様を信じてるってよりは
出会いから20年の歳月で身に染みて逃げられない現実から
こなければ可笑しいでしょう、的な諦観にも似た事実の受け入れ
って感じでしょうかね。
他の人間が考える恋愛関係とは次元が違ってるんですよね。
でもこれだけ一緒にいるのに攻め様のラブ受けさまブリは
留まることを知りませんね。
受け様のどんな環境や立場になっても己を失わないところに
余計に惹きつけられているのかも知れないですね。
でも、たまには攻め様に可愛いやきもちの一つでもと
今回も思わずにはいられない程ツンデレ受け様でした。
攻め様が不憫で笑えます。
このシリーズは、もうハッキリ言ってサブの子どもCPが読めるかも、という期待だけで読み続けてる部分が大きかったんです。それがなければ『読みかけたシリーズだから』惰性で読んでるだけと言っても過言ではないかもしれません。
いや実際、これ新刊で買って1年読まずに積んでましたから。←前巻では私のお目当てのサブCP(生野×知紘)が脇で終わってたので、なんかもう読む気なくなってしまったんです。買うだけは買ったんですけどね。
とにかく今までさんざん書いて来ましたが、こちらのメインCP(柾鷹×遙)が好きじゃないんですよ。
しかし、ラストなのにサブCPがほんの数ページのSS1本だったのがいちばん残念です。私はサブCPだけが楽しみだったので。それでも、前巻よりはいいんですけどね。
ただ、メインCPは好きじゃない、ホントにまったく好きじゃないんですが、それでもこの巻単独ならまあ結構よかったんです。
ストーリーは別に語るまでもないと言ったらあんまりですが(でも私は、このシリーズはそういうものだと思ってます)、遙が柾鷹との関係に絡んで、他の組の幹部に拉致されます。しかし、拉致(しかも一応はヤクザものの)・・・ってこういうのだっけ?というくらいスリルもサスペンスも皆無です。
こんなに落ち着いた拉致られ側がいていいのか?そして拉致った方はヤクザの幹部だけど紳士。
もうこの辺はできあがったバカップルに立った波風程度でスルーでもいいかと。収束はそのまま予定調和のお約束です。
そして、相変わらず苦労している狩屋の『his duty2 若頭の領域2 』と、短いけどあってよかった生野×知紘のほのぼのSS『 doughnut break 夜食』。
まあ、キャラクターさえ好きになれたら(あとH度高くても平気なら)、何も考えずに安心して読めるシリーズだと思います。中心になるストーリー(事件?)は違っても、大元は毎回お約束展開の繰り返しですし。
私はこれ読んで『ああ、こういうのを所謂キャラ萌えっていうのかも』と感じました。
ですから逆に、私のようにキャラクターが苦手なままだと(そしてHを特に求めてないと)どうでもいい作品以下になっちゃう危険アリ。
なぜ今、このシリーズのレビューなのかというと、↑にも書いてますが、この巻買ってから1年積んでたからです。全部読んでからまとめてレビューしようと思ってたんですが、そういうわけで今になってしまいました。
まあ、シリーズラスト・しかも7年ぶりの新刊ということで、ご祝儀で(冗談です。シリーズ通してならサブCPは好きなのでそちらでプラスして)『萌』で。