お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
後半のCDもとてもよかったです。
むしろこちらの方がリピ率高いんです。特に2枚目の方が。
4枚通して聴くと長いんですが1の後2を2回聴くという感じで、なぜか何度も聴きたくなります。
原作を読んでいても何度聴いても次の展開が気になり途中では止められません。
事件の真相が告白されるシーンで犯行の原因の語りを聴くと苦しくなります。
瀬名のツンぶりが可愛い。
デレはもっと可愛い。
興津和幸さんはBL初主演の初々しいところがいいです。
それにエッチシーンも初めてとは思えないほどお上手です。
声も素敵でこんな声のセラピストに相談出来たら癒されます。
上条は初恋の相手とは正反対ですね。ピロートーク中にゲップしてしまうようなデリカシーのない男に恋してしまうんですから。そんなゆるくて気の置けないところもよかったのでしょうか。
新藤は葉鳥のお父さんみたいなところがありますね。
ちゃんと育てられなかった葉鳥を葉奈と共に新藤によって育て直されている感じです。
そして葉鳥は親としての感情や責任感や思いを知っていくことでこれまでのダメだった自分や親の弱さを許せるようになり、自分を信じることもできるようになるのではないかと思いました。
そして、愛情の確かさを知って大切な人と心を通わせていってほしいです。新藤さんLoveのデレデレしたところ、新藤の手足となって働く男前なところ、新藤を守りきれずに怪我させた時の動揺っぷり、役に立ちたい一心な一途なところ、葉奈への優しい声。
そんな複雑な葉鳥を演じた鈴木さんの演技力にほれぼれです。
新藤さんは不器用ですよね。
愛するがゆえに別れたけれどそれによって相手を傷つけることになりお互いが何年も引きずることになるのですから。
新藤と瀬名の恋の決着がついてよかったです。
葉鳥の成長と変化と時期を同じくして、過去の想いを昇華し残骸から解放されたからこそ葉鳥とも向き合えるようになり葉奈のことも含めて心情を告白できたのだと思いました。
このドラマでは親と子の絆とか血の繋がりから来る葛藤が背景にあると思いました。
組織の長である前に父親として息子たちを愛した父親
愛されず愛し方を知らすに育った子供たち
護ることを放棄したことを後悔し誤った方法でやり直した父親
兄弟間の感情の擦れ違いや助けられなかったことへの贖罪
深い話でした。
新藤の亡き元妻は男前な姐さんだったんですね。
新藤が誰を大切に思いそのことで彼らがいつか苦しんだり辛い思いをすることになると分かっていたような気がしました。
葉奈の存在がそれを助けると信じて。
過去の恋に囚われていた新藤が自分の子供は欲しくなかったけれど葉奈を可愛がる訳が分かり感動しました。
上條が部活の後輩との再会によって「ホモじゃない!」から「ホモになろう!」への心の変遷が細かく描写され納得できました。
シリアス展開の中「男と車は走り出したら止まらない」や「キスだけを楽しめる男を目指す」という台詞にクスリと笑わされます。
森川さんが決してかっこよくないヘタレたオヤジくさい上条を好演していました。かっこ悪いけどかっこいい上条を演じられるのは他にいないような気がします。
「赤松君ありがとう」に、祥に振り回された友人の赤松君は上條×瀬名を結びつけた影の功労者かもしれないとちょっと思いました。
阿部さんの演じる三人の人格と統合したあとの祥がそれぞれが演じ分けられ聴いていて混乱することなくよくわかるのが感心しました。
英田さんの原作の素晴らしさの上に声優さんの演技力の高さを思い知った作品でもありました。
原作未読。サスペンスだと聞いて、好きなので1と2をセットで用意しました。そうすると計4枚、全部で五時間近く(!!)になるので、二日に分けてじっくり聴こーっと♪
…なんて思っていた私が甘かった。初っぱなからストーリーと豪華キャストの皆さんのすんばらしい演技に引き込まれて、4枚とも一気に聴いてしまったのでした。終わったら、外が明るくなっていたよ…そしてなんだこの徹夜で映画を見たような何ともいえない心地よい疲労感。いやー、神でした!
個人的な神ポイントその1は、阿部さん演じるシュウ、ヒカル、ケイの三重人格!!
3人の演じ分けも、人格同士の対話もすごい!特にケイが出てくる時は、なぜか毎回ぞくぞくしました!←なんだかそこに萌えたらしい
神ポイントその2は、みなさんおっしゃっておられます鈴木さんの葉鳥です。うまく言えませんが、セリフの1つ1つがナチュラルなのに、しっかり演技しておられるのが分かる、みたいな…。鈴木さんの存在が、この作品のおもしろさをぐぐぐーーっと引き上げていたように感じました。そしてそれに大川さんがかけ算されるので、より一層魅力的なんですよね!!神やわ!!
ストーリー的にも、恋愛要素とサスペンス要素がどちらもしっかりしていたところが、聴き応えがあって私は好きでした。小説原作のドラマCDのよいところですよね。
Hシーンはそれなりにありますが、それより役者の皆さんの演技と、ストーリーの面白さと構成の巧みさに惹かれました。
リピるには時間も精神も使うので、頻繁には無理ですが、サスペンス好きな人にはぜひぜひ勧めたくなる作品です。
うっかりふじょしじゃない友達にもすすめたくなったよ!(笑)
よかった〜〜!
原作を初めて読んだ時、新藤と葉鳥のCPが好きで、上条と瀬名はイマイチかなと思っていたのですが、
読み直し&CDを聴いて上条の無頓着でオヤジ臭いけど優しくて大らかな性格、瀬名の超ツンなんだけど、甘えたで可愛い組み合わせにズキュンとしてしまいました。
そして、森川さんの上条は情けない感じがよく出ていてぴったりだし、興津さんの瀬名が最高に可愛かったです。興津さんの受け…ツヤっぽくて赤面してしまいましたw
逆に新藤さんはイメージよりおっさんっぽい感じがしました。でも、落ち着いた感じでいいのかな?
葉鳥は鋭さと危うさがよく出ていてとてもよかったです。
お話自体は、シリアスな推理物なのですが、他の方も書かれていますが、上条のコミカルなモノローグが良い意味で抜けていて、お話の雰囲気を軽やかにしています。
「ダブルバインド」この言葉の意味...
英田先生の作品が大好きで、たまたま、見つけたCDでしたが、涙が止まりませんでした。先生の作品は人間の闇や本質を奥深く描かれていて、色々と考えさせられます。そして、何より、CVの皆さんの演技が素晴らしかった。森川さんと大川さんの安定感のある演技、皆川さん、阿部さんの器用さ、興津さんのツンデレで澄んだ素敵なお声、とくに達央くん、たっつんの演技が大好きでした。文句なしの圧巻の作品です。
原作の3.4巻にあたる物語の完結編。
1作目のCDが出た時点では原作もまだ完結してなくて。
だから、なんで皆川さん?てキャストに疑問もあったんだけども。
全てを知ると非常に納得です。
だから、なんですよね。
そう思って聞いてみると、確かにどれも皆川さんでした。
なるほど。
さて、お話は事件の解決編と祥の解離性同一障害の統合とそれぞれの恋愛模様と盛りだくさん。
事件と祥の障害はちょっと関連してて。
祥はそれに反応してたりして。
阿部くんの多重人格がやっぱりすごかったです。
最初の方で、祥からケイにスイッチ入るところがあるんですが、その切り替えとか。
同じ人物でありながらトーンが違うだけでまるで雰囲気が違ってて。
ケイの冷たい感じとか迫力がありました。
森川さんの上條は相変わらずのヘタレっぽい感じがなんともらしくてよかったです。
誠意を持って瀬名と付き合いと思ってるところも、自分の家族構成をかえりみて「よし、ホモになろう!」と決心するところも。
ちょっと情けなくもあり、それでいて頼り甲斐があるようにもみえる器の大きそうな男でした。
一方、興津さんの瀬名は典型的なツンデレのような。
嫌いだけど好き。
素直になかなか言えずに皮肉屋なところもあるけれど、かわいくもある。
声質としては落ち着いてるんだけどクールまではいかなくて、時としてちょっと妖しい色気のようなものもあったり。
えちシーンの「嫌です」が非常にかわいかったw
興津さんは今回初メインで初受ですがなかなか色っぽくてステキでした。
大川さんの新藤はどっしり構えた感じの懐の深そうな男。
それでいて忍のことで焦ってるところとか見るとちゃんとすごく忍のことを愛してるんだなってことが感じられます。
その新藤の大きな愛は病室での告白でも見てとれるし、瀬名に2人の馴れ初めを聞かれて話してるところでも感じられる。
そんな新藤に愛される忍役のたっつん(鈴木さん)。
やっぱりこの役、非常にたっつんにハマってます。
病院の壁に苛立ちをぶつけるところや死にたくないと嘆くところ。
どこか斜に構えて本心をなかなか見せない。
でも、きっとホントは淋しがり屋で愛されたがりで愛したくて。
やっと手に入れた場所をようやく本当の意味で大切にしたいと思えるようになって。
忍はこれからもまだまだ成長していくんだろうなと感じさせられました。
特典フリトはたっつんと大川さん。
なので、そんなに脱線せず真面目に質問に答えてく感じ。
収録裏話は収録当日の森川さんの私服がスパンコールついてて。
それが証明やらカメラワークやらの妙でスタジオ外のモニターで見るとすっごいキラキラして見えた件。
あまりにもキラキラしてると言ってたら、ぶーちゃんも興津さんにそれ着せて外でモニター見てみる始末。
マイク前で声も出さずに前後移動とかさせられる興津さん(笑)
登場人物についての話では新藤が面倒くさい男だと。
思ってることをなかなか口に出来ないからいろいろ拗れてたり。
あと、最初はどうして新藤が忍に惚れたのかわからなかった2人。
演ってるうちに忍のかわいさとか見えてきて納得したらしい。
忍も面倒くさい男だ。
印象に残ってるのは最後の病室のシーン、新藤の病室での口喧嘩?みたいなシーン。
原作既読。
子どもを愛さなかった、愛せなかった親と。親から愛されなかった、それでもその親を許さなくてはならなかった、子どもたちの話だ。
メインの4人も素晴らしいが、やはり皆川純子さんの力技は素晴らしかったし、阿部君の頑張りも見事だったと思う。もちろん森川興津のカプのかわいらしいことセクシーなこと、とても微笑ましく。大川鈴木コンビはなんといっても相性の良さが光ります。愛することだけでなく、愛されることの責任を負う喜びに葉鳥が気づき目覚めていくシーンはとても感動的だ。原作を読んでいるときはCLAMPのツバサなども思い出した場面も、CDでは阿部君をはじめとする演者さんの迫力に圧倒されあっという間に終わっていった。
ふくまつさん演じる野々宮の≪親心≫というセリフにものすごく違和感をかんじたのだけれど。
後々、もしかしたらそれすらも英田先生や演出家さんの蜂谷さんや野々宮役のふくまつさんの狙いなのかと思った。
忘れてはならないことがこの世にはあるのだと。
今自分が暖かい部屋でまったりと満足しているこの瞬間に、地獄を見ている子供たちがいるかもしれないということを。
本当にあったあの事件のことを。
決して忘れてはならないのだと。
もしかして。この作品の本当のテーマはそこにあるのかもしれないと。
今になると思う。
ドラマCDダブルバインド1の続き。
1~2の間がほとんどあいてないので、キャストさん達の、
声や話し方に、全く違和感を感じることがなかった。
これはかなり嬉しい。他のCDも続編を出すなら、
これぐらいの期間でお願いしたい。
事件ものとしても、BLとしてもすごく良かった。
解決後は、やや長い気がするものの、2枚組みの
長時間で、ここまで良いテンポを保っているのは凄い。
続けて聴いても疲れないし、シリアスな事件だが余韻に重たさはなくて
むしろ、晴々とすっきりしていた。
英田サキ先生の作品って、どっかで見た・読んだよなぁ~というシーンがドカドカ出てくる…んだが、ディテールがすさまじく緻密で、なにげない一言にドッカーン!とやられる。アメリカン・サイコ・ミステリー風の、下手すりゃ絵空事になりかねないストーリーにリアリティを持たせているのはそういうディテールで、それがドラマになると破壊力が増します。
最初はイヤ~な予感がしたんですよ。
「解離性同一性障害」なんてモチーフ、「24人のビリー・ミリガン」か「シビル」か…。ふた昔前の大ベストセラーが元ネタですかそうですか…と複雑~な心持ちになりかけたところで…
いきなり心痛む虐待が明かされる。しかも、解離性同一性障害によくありがちな原因とされる性的虐待を蹴っ飛ばして誰もが思い出すであろう「あの事件」を彷彿とさせる虐待が原因とは…!
ヤラれた。
精神疾患に中途半端な描写の性的虐待うんぬんなんて来てたら、しゅみじゃない評価つけるところだった。
…にしても、痛い。痛い痛いやめてくれー!
…とのたうちまわっていたら、新藤・葉鳥のアマアマらぶらぶシーンでちょっと浮上…。こんなベッタベタアマアマなシーンで救われるとは…クソッ!ヤラれた!(笑)
さらに、上条と瀬名のイチャイチャ展開ですかそうですか…はいはい、ラブラブですね~エロいですね~!と思っていたら、突如、盛大にゲップ音が!
…………。
あの~…こういうおっさんくさくて下品な上条に惚れる瀬名に共感できてしまったのがゲップだったってアリですか…?いや、スカトロ趣味はないんだが、無防備の極みじゃないですか!それで許せるのが「愛」であって、セックスより雄弁なのであります!と、ゲップでメラメラ萌えている自分をシバキ倒したくなった。
……ヤラれました。えぇ、ヤラれましたとも!キタナ~~いゲップに!
後半はまるでジェットコースターに乗っているかのようです。浮いたり沈んだり、忙しい!(自分が。)
ですが、終わってみると、「はみだし刑事とひねくれサイコアナリストの事件簿」の1ページのような感覚で、その美しいまとめに感嘆してしまった。
オマケのFTはちょっと残念。阿部さん、興津さん、森川さんがなんでいないんだー!とくに阿部さんですね~。
とはいいつつ、スパンコール付ジャケット(は?美川憲一ですか?)でスタジオに現れたという森川さんのエピソードには笑えました。
原作未読、前作CD視聴済。
これは、2時間スペシャルドラマじゃなかった…
2週連続の4時間のサスペンスドラマでしたよ…
最後の方は、心が痛い…
というのも、内容がBLとかで聞いたことないくらいのボリューミーな一品でした。
前作CDでは未解決だった事件も、今回解決し、
スッキリ。
キャストも凄く豪華で、帝王森川さん、興津さん、大川さん、たっつん、4人とても聞き応えある演技力だと思います…が…
皆川純子さん。
そんなに出番が多くなかったんですが、私的に
MVP!星5つです!★★★★★
さすがです!!これぞ声優!!
最後にひとつ
私からも言わせて、「赤松くん、ありがとう!」
このCD,1もよかったですが、この作品もとってもいいです。
あの長い話が、非常にわかりやすくまとまっています。
もちろん、出演声優の皆様のお声や演技があっての事ですが、脚本のまとめ方もいい。
一応原作は推理サスペンスというか、謎解きをドキドキハラハラしながら読んでいて、結末がわかった上でCDは聞いているのですが、結末がわかっているからこその、聞いていて気がつくことや、ウルっと来ることもあって、ノンストップで2枚組一気に聞いてしまいました。
BL的には、正直言って、謎解きストーリーが主でエチ濃度はかなり低いのですが、そんなことは気にならないおもしろさです。
欲を言えば全員サービスの小冊子に収録されていた葉鳥視点の「存在理由」を読んでいると、より一層この作品の理解が深まるのですが、
ムービックさん、他の番外編も含めてドラマCDにしてくれないかなぁ。