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tsumasaki ni amaku michiteiru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
何度目かの再読をしたのでレビューをしたいと思います。今作はもう、最初に読んだ時から大大大好きな作品でして。電子で買って、読了後すぐに紙でも買い直しました。それぐらい大好きな一冊です。330ページぐらいあるんですが、私はあっという間に読んでしまいました…
(シリーズの一冊ですがこれ単体で十分楽しめます)
みんなに優しすぎて彼女、彼氏に振られてしまう博愛主義な王子様系な攻めが、受けにだけは執着と嫉妬心を見せる。もうね、こんなの萌えるに決まってるんですよ!
受けもまたベタではあるんですが、野暮ったい姿だけど実はよく見ると…という設定で、攻めが受けの顔の良さに気づいてドキドキするシーンは来るとわかっていてもキュンキュンしてしまいます。
攻めは受けに無自覚に酷いことをしていたんですが、その贖罪と言いますか、許してもらうシーンが大好きで思わず涙ぐんでしまいます。
あーーまた読み返そう。本当に大好きな一冊です。
このシリーズいいですね!
前作『静かにことばは揺れている』に出ていた寛くんが、21才になりました。
あの可愛らしさは見られず、王子様な見た目と中身の青年に。
誠実だけど、今まで付き合った彼女や彼氏はかなりの数みたいで、ちょっと引きました(笑)
話し方は変わらないのになぁ。。。
そんな寛にキツい態度をとる小柄な岡崎來可。心から嫌っている様子なのに、寛のボランティアサークルのトラブルで、來可も手伝うはめに。
読んでいて、寛を嫌う理由は、なかなか明かされず、そして來可も目つきが悪く、髪もルーズで服装もダボっとしたカジュアルな感じ。可愛さがない!
受スキーな私には、「ツンツンばかりで、デレがないじゃないか!こりゃ私好きになれない」と思っていましたが!
後半から、いきなり來可の可愛さが発動!
え?!なんですか?このデレデレは!
ホントに辛い過去で、そりゃ見た目も人格も変わるよ。でも、それを寛がほぐしていくのが、ホントに良かった。まぁ、原因は寛だけど。
前作主役のパパも、寛大で頼れる人柄がいい!
一つだけ残念なのは、志水ゆき先生の素晴らしいイラストで、寛の甘い王子様スマイルが見たかったです。シリアスな顔や、困った顔が多かったので。
しかも、そのトラウマの原因が攻様だった。
「グリーン・レヴェリー」シリーズ3作目。
前2作で小学生だった攻様・寛(ひろい)が大学生になってます。
美形で、性格もよくて、賢くて、ボランティア活動していて
‥うーん、うさんくさい。
きれいすぎて気持ち悪い。
寛が受様・來可(らいか)の過去を父・寛二に相談した時も、
「自分だけ背負い過ぎだ」みたいなことを言われていて、
えーそうなっちゃうの??
確かに当時の寛は高校生で、
周りが悪意をもってしたことの責任まで負えないかもしれないけど、
もう少し、來可に寄り添ったコメントをして欲しかったな。
初体験もかなり強引で、
好かれている者の傲慢さが透けて見えるようでモヤモヤしました。
や、わかるんですよ。
それまで、本気になったことなかったのに、
余裕がないほど好きだってことだと思うんだけど。
でも、だからこそ。
あれだけ大事にするって言ってたんだから、
甘やかし倒して欲しかったです。
グリーンレヴェリー3作目。2作目までと比べて、夫婦関係にまつわる部分が激減したせいか、これが一番読みやすかったです。また設定の無理が減って(それでもないとは言わない)いたのも要因の一つかと。
寛は子どものときのままの、どこか別次元にいるような雰囲気のまま大きくなっていました。前半はそれが少し居心地の悪さを感じさせますが、後半。きれいごとで済まなくなったあとからの寛はよかったです。
王子さまの本性といった感じで、なりふり構わなくなった寛はなかなか良いキャラでした。
來可も可哀相かわいかった~。
で、私としては健児!健児が一押しでした。なんていいやつなんだ!次の主役は健児なんじゃないかと思います。彼はほんとBLの攻めとしてたいへんにスペックが高そうな予感。寛が本気を出すまでは、正直來可には健児とくっついて欲しかったです。そうならないのはわかってたけど、前半のような寛とくっつくくらいなら絶対健児の方にしてほしいと心の中で叫んでました。
で、健児の引き際もよくてですね。これはいい男になりそうだとほくそえんでました。
前半は來可の過去も明かされなくて、偽善者っぽい寛にもいらつきますが、後半頑張ってくれるのでそれを楽しみに読むといいと思います。
「静かにことばは揺れている」の攻め様の息子が攻めになって出てきますw
攻め様は王子様キャラです
イケメンだしお人よしってぐらい人がいいです
そのためによからぬ事を考える周りの人が出てきて
知らぬところで、問題起きちゃってる感じですね
その問題に受け様が、被害にあっていたのです
とにかく受け様の人生ダメになるぐらいのダメージっぷりときたら
悲しくなっちゃいます・・・
表紙的に気の弱い感じの受け様と思いきや
そのダメージによって性格が変わってしまうぐらいに
ツンツンしています(;´Д`)
本当はいい子なんですけど
受け様の被害状況を読むのはかなりしんどいですが
最後には王子様的攻め様なので、救われちゃいます
『静かにことばは揺れている』のスピンオフ。
わたしは読んでいませんが、特に不自由さはありません。
父'sは少ししかでませんし、説明があるので。
攻めの寛は、三年連続ミスターキャンパスに選ばれるほどの王子様。
性格も博愛主義という感じ。
受けは高校時代の出来事がトラウマになり、目立たないように生きる來可。
出だしから、來可は寛に敵意むき出しです。
悪意を隠していても、垂れ流されてくると言いますか。
この來可はかなり暗い。
來可がこんな風になってしまったトラウマですが、体の方のものは加害者達は最低!と感じますが、女子からのものは良くありそうだしなあと思います。
それに、外見に反してかなり気が強い來可ですが、なんだか女の子みたいなんですよね。
崎谷さんの書かれる受けキャラはこの傾向が時々あって、お好きなのかなあと思うのですが、わたしは苦手……
反対に攻めの寛は、わたし自身、天然系王子様攻めは大大大好きなものですから、かなりお気に入りでした。
ボランティアサークルまでやっています!
來可に特に魅力を感じなくとも、寛の存在で読み切れました。
それに攻め受け両視点で書かれているので、ふたりの心境が理解しやすいんですよね。
その辺りはひじょうに親切です。
高校生なんてガキだろう。っていう台詞に、ほっとしたかんじです。
らいかちゃんがなー、苦手です。
高校生のかわいいらいかちゃんは好きでした。
でも、なんていうか、全てに裏切られたみたいな、そんな気分になってるのが、なんかイライラしちゃって、ダメでした。
まともな親もいて、まともな友人もいて、
ちょっと人がよすぎて騙されたりしてるような人だけど、
どこまでも人がよくて独占欲の強い攻めに恋されて、
いいじゃないか、と思ってしまって。
どこまで悲劇思考なのかなあ、なんて思ってしまったのがダメだった原因かなーと。
今回って、悪かったのは女の子とその周りだけで、
それも全部騙されていた奴らばかりなわけで、
だから、ちょっとうーん、と思って、
趣味じゃない、にしてます。
好きな人は多いと思いますけど、
私は胸糞悪く思えて好きじゃなかったです。
今作はいろいろ難しいですねー。
まず、お話は受け攻め両視点で書かれています。
2人は高校時代に出会いを果たしてるんですが、もろもろ諸事情により疎遠になり大学で再会します。…が。それは、双方にとって好ましくない再会でした。というかまず、攻めが受けのことを同一人物として認識していません。まぁ、受けも過去とはずいぶん雰囲気変わってしまっているので仕方がないんですが。
なぜ、変わってしまったかというと、高校時代のある事件がきっかけなんですけど、これがちょっと読む人を選ぶかもしれません。
私はこうゆうの好きじゃないんですけど、高校時代がすでに遠い過去になってしまってるので(笑)あんまり感情移入をせずに、それこそ第三者として客観的に読めたから良かったのかも。
どこの学校にも多かれ少なかれ事件というのは起こっていたと思うのですが、なんかそうゆうのを思い出しちゃいますねー。
そして主人公の2人もまた事件に巻き込まれるわけですが、なにせ高校生なものですから(^_^;)
2人して主観的なものの見方しかできず、結局誤解を解けないまま離れてしまいます。
攻めは後々真相を知りますが、当時裏事情を感づけなかったことを激しく後悔します。
でもこれ、攻めの父親(寛二)も言ってるんですけど仕方がないですね。第三者から見たらそれしか言えないかも。
高校生でそこまで裏を読めたら、たいしたもんだ。
そこらへん、変にリアルでしたね(汗)
もちろん、なんでも出来る攻め様って設定もそれはそれで安心して読めるので全然アリですが。
崎谷作品は過去が重い・エロエロ・あまあまってイメージですけど、今回はエロと甘は少なめです。
攻めの受けに対する気持ちとアピール方法はなかなか甘かったですけどね(^_^;)
くっついた後のあまあまがもうちょっと見たかったので『萌』で。
個人的にこのシリーズは好みじゃないです。それぞれ、決してキライとまでは行かないんですが、どうも今ひとつ『う~ん・・・』という感じなんですよ。
ただ、その中でもこれはもうどうしても無理でした。
とにかく寛(攻)がどうにも好きになれなかったんです。『丁寧語攻』が絶対ダメなわけでもないのに(いえ、だからってまったく好みでもないんですが)。
正直、健児(來可の母の再婚相手の息子)の方がよっぽど魅力的でした。健児が個人的に好みのタイプというわけではなく寛よりはマシだろ、ということです。←この健児が次作『吐息はやさしく支配する』でメイン(攻)になってますね。向こうではホントいい男でした。
私は來可(受)は結構好きなんです。トラウマ持ち自体は苦手ですらないし、確かにめんどくさそうなキャラクターですが、それも別に気になりません。
ストーリーとしては、それこそ過去がどんなに重苦しくても構いませんし、相変わらず酷い女が出てきてもこれくらいならまだ『またかよ~』で済む程度でした。
ただこれは、あくまでも『今作では』寛が好きになれなかったから高校時代の後輩に向かうマイナスが削られただけであって、この後輩の女を擁護するとか崎谷さんの最近のテンプレートとでもいうべき『酷い女キャラクター』を許容するという意味ではないです、念のため。それでも今回は他よりはまだマシだった気はしますが。
寛がとにかく『いい子』という前提ですべてが進んでいくのがどうにも気持ち悪くてうんざりしました。
綾川父のアドバイスにも、結局『來可の意思(視点)』はこれっぽっちも入っていない。どれだけ勝手なんだとぞっとしましたね。
作品としてはともかく、キャラクターがどうにも無理でした。
ここまでのシリーズであえて選ぶなら前作がいちばんマシだったかな・・・?
でも、私は次のスピンオフ『吐息は~』がいちばん面白かったし好きです。ここまでの3作とは比べ物にならないくらいに。
崎谷さんの100冊目の本とのこと。
良くも悪くも、崎谷さん「らしい」1冊ですね。
2巻では、かわいい子供だった寛も、もう大学生。
王子様のように持て囃される寛は、
自分に突っかかる岡崎のことが気にかかる。
というのは、2人には高校生の頃に確執があって・・・というものです。
誰しも、「あのとき、あと1歩踏み込んでおけばっ!」という
若いころの後悔ってあると思います。そんな懐かしくも、悔しい
思い出を思い出させてくれる1冊でした。
真面目で優しく丁寧な、寛が、エチがしつこいってのも、
たまらないギャップです☆