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貴方が明日違う誰かとキスしても――
hoshi wo oyogu sakana
葛西リカコ先生のイラストのものはなるべく買う、のコレクションの一貫として購入していて、積んでたんですが、期待以上に素敵な両片思いのお話で、もうキュンが止まりませんでした。。凄い好きです。このどーしよーもない切なさと、甘さ。
受と攻の間に介在する元カノってゆー関係性も個人的にツボでした。
ノンケが”おまえは別”ってゆーのも好きなので、そーゆーのが好きで、
ほの甘い二人のモダモダウジウジに萌えてしょうがないってゆー性癖の人は好きだろうな~と思います。
名作は色あせないっすね。(もうDVDのレンタルショップっていうのが…)
可愛くて、真面目な優太郎が好きになったのは、セフレが何人もいる恋愛欲がない本田。
優太郎は、自分が男であることの負い目で、本田を好きでいることにすら、申しわけなさを感じてしまういい子。そんな真面目で真っ直ぐな子が、自分を慕ってきたら、可愛がるよ!
そんなわけで、最初はふざけ半分で優太郎にキスをした本田だが、徐々に優太郎に対し独占欲が。
これは、生い立ちも関係してるのでしょうね。ワガママな子どもみたいになるんです。
私的には、もう少し包容力がある人だと思っていたので、心せま!
お互いちゃんと気持ちを言わないから、ヤキモキします(笑)
『星に光を、サカナに羽根を』では、優太郎の方が大人に見えます。まだ付き合いたてで、危うい感じが可愛いのですが、この先が気になる!
ハルちゃんや、浅木さんも実はゲイでは?とか思っちゃいましたが、深読みし過ぎました。。。
周りはみんないい人で、みんなに支えられて、初恋を実らせる可愛いお話しです。
若い層向けの少女漫画のような雰囲気の一冊。リリカルでふんわりしていて、ぐるぐる悩んでいます。
主人公から見て歳上で、大人なはずの恋のお相手が内面はてんで子供だったりするのも、女子高生がちょっと歳上の男の人に憧れたりするような乙女チック少女漫画にありそうだなぁ…という感想。
表現がずっと詩のようで好みは分かれるように思います。ワタのようにふわふわふわふわしているので、ぐっと捕まえてみたらフニャッと潰れて全部空気だった…みたいな感じ。夢見がちな高校生くらいの女の子が妄想を膨らませながら夜中に書いてる詩のように感じるところもあって、ちょっと気恥ずかしくなったりもします。
ストーリー的には、思わせぶりな感じで登場する「当て馬」役の男性の言動が色々意味ありげな割には、その辺なんとなく…で済まされてしまっているのが残念でした。もっと大筋に絡んできても良かったのに。
少女漫画的なふわふわロマンチックを補給したい時に良さそうな一冊でしたよ。
朝丘戻さんはピュアで切ないストーリーが上手な作家さんです(o´〰`o)❤
朝丘さんの作品はほとんど読んでおりますがこちらは何となく手付かずになっていて…早く読めばよかった_:(´ `」 ∠):_
深夜のアルバイターを深海魚に例えたり憧れの人を孤高の星に例えたり…
受けの優太郎くんは星が好きでロマンチックな感性を持った男の子です。
一方攻めの本田は子供の頃の環境から人に心を開けず色んな女性と身体だけの関係をもっています。
そんな本田のささくれだった心を優太朗くんは溢れんばかりの愛で溶かしていくわけです。
優太朗くんまぢ聖母!!
心が綺麗になります。
疲れている時におすすめの作品ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
朝丘先生の本は、こちらが初めてになります。
以前から気になる作品が多く、またよくお名前を耳にするので気になる作家さんでした。
結論から言うと、私には作風が合いませんでした。
文章の作り方、文字の使い方が肌に合わず、露骨につまらないと思いながら読んでしまいました。
こんな経験は初めてです。
攻めである本田さんにも、受けである優太郎くんにも全く感情移入できなかったのが、逆にリアリティを感じましたが、なんだろう。
読み終わった後、このカップル続かないんじゃないのか…というのが素直な感想です。
先生の作品に興味を持っていましたが、これからは手に取ることはないと思います。すいません。
朝丘戻さんの作品は初めて読みました。どう表現すべきか…。シナリオ自体は切ないもので大学生×高校生という甘酸っぱさも嫌いじゃなかったのですが、筆致や表現、セリフ回しを含めて「小説」としてはちょっと苦手な作品でした。
まず、文体がところどころ稚拙に感じてしまいました。完全に持論ですが「~て。」「~で。」という文章があると急激に萎えます。例えば「その言葉が嬉しくて。」「彼の目がとても優しげで。」のような表現です。この表現って素人にだけ許されるものだと思うんですよね~。さらに「い抜き言葉」がちらほら。他にも色々あり…高校生の一人称だしね、しょうがないよね!と言い聞かせながら読み進めたものの、どーにも最後まで素人っぽい印象が拭えませんでした。
あと、全体的に表現が文系というか感情先行型というかスイーツ系というか…ともあれ自分には合いませんでした。少なくとも理路整然とはしていません。言ってしまえば両片思いのお話で、押したり引いたり、近づいてキスしたり喧嘩して離れたり、そういう細かいシーンを重ねて物語が進んでいきます。でも結構最初から二人はイイ雰囲気で、もう恋愛感情以外ありえないような関係なんですよ。そこまでイチャイチャしといて何をそんなに悩んでいるのだ君達は、と。加えて、主人公の優太郎が一周回って打算的に見えてしまって困りました笑
色々ツッコミを入れましたが、表現のスイーツ感が苦手でなければ楽しめる作品だと思います、よ。朝丘戻さんの作品は積み本の中にまだあるので、次の作品を楽しみにしておきます。
電子書籍を購入。
表題作の「星を泳ぐサカナ」と、表題作のその後の二人を攻めの本田視点で描いた「星に光を、サカナに羽を」が収録されています。
挿絵あり、あとがきあり。
痛くて、すれ違いなお話を読みたくて、「痛い」「すれ違い」「シリアス」をキーワードに検索してヒットしたこの作品を手に取りました。
朝丘戻作品は、「あめの帰るところ」が既読で、あんな感じでもっと痛いのかっ!とワクワクしながら読み始めました。
が、思っていたのとは、ちょっと違う。
痛くはないかな。
切なくはあるけど。
激しくはなく、静かに物語は進んでいきます。
「星を泳ぐサカナ」、この素敵な響きの言葉そのままの話。
深海のような暗闇を星に向かって泳ぐような、そんなお話です。
好きな雰囲気。
ただ、ちょっと惜しいというか、残念だったのが、色々と思わせ振りな伏線の回収がなかったこと。
そして、攻めの本田のキャラがぶれているように感じたこと。
そんなことを、差し引いても素敵な話でした。
いつもの朝丘戻作品。
個人的な印象として朝丘さんといえば、ふんわりとして捉え所のない不思議な人とそれを理解できなくてジレたりうろうろぐるぐるする相手との掛け合いや彼らの変化していく過程が面白いと思います。
多数のセフレと刹那的な付き合いを続けている本田。
性欲はあるけど恋愛欲はないという恋愛相手には向かない大人です。
一方真面目で優等生な優太郎。
初心で世間ずれしていないかわいい普通の男の子です。
そんな二人がバイトの先輩後輩として出会い、やがて優太郎の片思いの末どこで向き合うことになるのか興味を持ち読み進めました。
他の作品にいたのかと思わせるようなバイト仲間のハルさん。
恋の相手はどんな人なのかな、仕事の関係者かなとか思うといろいろ妄想広がる人で気になりました。
葛西さんの挿絵の小説を買いあさっているので、消化中。
この本は大分毛色が違う絵かも。でも素敵です。(大好き)
話は、えらい可愛い話ですね。
受けくんがありえないくらい可愛くて、いい子です。
逆にこの子、ちゃんと社会でやっていけるのかしら?と不安になります(笑)
対する攻めさんは、バイト先の年上の先輩ですが、この子がなあ。
優太郎くんから見たら、本田さんは大人の先輩で憧れるのはよく分かるんですが、何とも子供過ぎやしませんか?本田さん。
あまりに思考や行動が子供なので、もう少し大人で唯一の難点が女癖の悪さの方がよかった気がします。
あと、これは多分いっちゃいけない気がしますが、この話は普通の少女漫画もしくはTL小説の方がいい気がします。主人公が女子なら、最初に本田がやたらからんでくるのも分かるし、遊びでキスするのも好きではないですが分かる気がします。本田の行動全てが、相手が女子ならありかな?と思う事ばかりで。ノンケがこういう態度とって察しろっていうのはちょっと無理やり過ぎるかも。
優太郎くんはそういう意味では普通の感覚で、男の子だから諦めたり、我慢したりしているのに。二人の噛み合なさを狙ったのでしょうが、途中から「察しろ!」みたいな本田の態度が可笑しくて、入り込めませんでした。男子相手に何故、ノンケのお前が悩まない?
本当、もどかしい少女漫画のストーリーで、ヒロインを性格そのままで性別だけ男子にした様にしか見えなくて。
少女漫画展開をBLで読めるからいいという意味では、正しいのかも。
挿絵も少女漫画を意識したのか、とてもキラキラしています(笑)
あと、喫茶店の経営者の彼は、恋人女性ですよね?しかも今も付き合ってるのですよね?何故、現物がいるのに似てるからとはいえ男の子に?
本田さんと似た指輪の意味は?もしかして、別の作品で出てきたりするんでしょうか?意味ありげなのに、特にそこまで意味もなかったので色々謎でした。
朝丘さんの作品は読んでいて「ちょっと性急過ぎやしませんか?」と感じることが多いのですが、この星を泳ぐサカナはそういう部分がないわけではありませんが比較的少なかったなと思います。
受けである優太郎は、高校生にしては少々世間擦れしていない少年。
欲しい物を自分で買うために、レンタルショップでバイトを始めます。
攻めは『恋愛欲がない』という、大学生の本田。
過去に囚われ、女にだらしなく執着を持てない。まあ平たく言えば、女の敵な人。
ふたりはバイト先の先輩後輩として出会い、優太郎が徐々に本田へ惹かれていくわけですが、この過程はゆったりで良かったです。
ただ本田が優太郎に惹かれていくのが、よくわからない。
けっこうすぐキスとかしてしまうし。
年上への憧れがあるから優太郎サイドは好きになってしまうのは良いとして、本田が優太郎じゃなきゃというあたりが伝わってきませんでした。(わたしに読解力がないのかもしれませんが・汗)
ふたりよりもバイトの同僚、ハルの方が個性が強く気になりました(苦笑
そして優太郎ご贔屓のお客さまは…
わたし自身が接客仕事だからかもしれませんが、ちょっとキモイ…
もしかしてゲイ?的な「貞操の危機がありそうなお客さまについて行っちゃいけないよ!優太郎!」と言いたい。
ちなみにイラストはとっても綺麗でした。
マッチしていたと思います。
朝丘さんの作品はイラストレーターさんとの相性が、いつもバツグンだと思います。
他の作家さんの作品もそうだと読むのも楽しさ倍増なのに…なんて勝手なことを思っていたりします。
朝丘さんが元々好きなので一年前に買っていましたが、いつ読んでも心が温かくなる一冊だと思います。
特に、本田さん視点のお話は胸がきゅうっとなるので好きです。
BLさが全面に出ていなくえっちの時の描写も綺麗に書かれているので、誰にでも読みやすい一冊で、おすすめです。
レンタルビデオ店のバイト仲間の大学生に恋をした高校生のお話。
大学生・本田は生い立ちの所為もあって同時にたくさんの女の子と付き合っても、それはあくまでもセフレ、恋愛からは目を背けている。
高校生の優太郎は、高校生になっても母親と母手作りのケーキを食べなからおしゃべりをするような、素直ないい子。
この優太郎が、ちょっとしたきっかけで、初めて好きになった相手が本田。
優太郎君は、素直で誠実な気持ちでひっそりと本田に恋している、
この、優太郎君が、ほんとにいい子。
ただ純粋なだけではなくて、恋する気持ちの醜さまでちゃんと自覚して、その上で相手の幸せを願っている。
できすぎな子かも知れないけれど、ちゃんと愛されて育った16歳なら、こういう素直で真面目な子がいても逆に不思議じゃないって思える。
優太郎君の言葉の端々、思いのカケラに、キュンキュンで、ウルウルです。
久しぶりに、ほんとに気持ちよくウルウルした作品でした。
後、本作内では重要な役回りながら、サラッと鹿登場しなかったバイト仲間ハルや、店のお客の浅木さんについても、どんな恋愛をしているのか、いろいろ興味深い。
この二人を、それぞれの主人公にしたお話も読んでみたい。
やっぱりね、何も突っ込まずに素直に彼等を受け入れてこそ感じられる感動とか喜びとかがあるのですよ。
いちいち重箱の隅をつっつけば、あれやこれやきっとあるんだけど、それをつついても尚それを超える胸キュンの数々や恋の切なさがあるからこれが好きって言える。
まだ「君に降る白」からしか作者さんの作品を知らないけれど、そういう作品を書く作家さんなんだなって思います。
またまた今回も、主人公の少年にちょっと肩入れして中々思い通りにいかない恋に一緒に胸の苦しさを味わい、恋が叶った結末には一緒に嬉しさを感じ、読み終わった後には、よかったなーすごくきれいな気持ちをもらった満足感でいっぱいになります。
レンタル店でバイトを始めた優太郎が、一見怖そうな雰囲気なのに、意外にかわいらしい面をみて、そして格好良さにあこがれたバイト仲間の本田。
一緒にバイトする中で彼の色々な面を見て、そして何より自分の大好きな天文の話しを貶すでもバカにするでもなく一緒に話ししてくれたこと、そんなことでだんだんと本田が好きになっていく。
本田は自ら「恋愛欲がない」という。
一方的に好意を寄せられて好きでもないけどただ付き合ってるという、女子からすれば実に不誠実な男だ。
それが、どうして優太郎ならいいのか?
優太郎は男子であり、また年下であることが、本田にとってのニッチな存在ポイントになったことかもしれないと思えたのです。
本当は優太郎も、好きになってほしいというある意味下心、恋をするそれに一途な女子と同じ立場なのかもしれないけれど、女子という男子と当たり前に恋人になれるという優位さは持ってないないわけで、だからこそ彼のその純粋な心やちょっとした態度も嫌味なく受け入れることができる、強いては損得や優越の壁のない純粋な関係が築ける、心のおける存在になりうることができるのかな?なんて思います。
本田の何気ない気軽なキスに動揺を誘われたり、
浅木という優太郎をかわいがる客の登場があったり、
そして何より、バイト仲間に加わった作家のハルちゃん、何と言ってもハルちゃんの後押しがあったればこそ、優太郎の恋は成就するのですよね。
本田は「恋愛欲がない」というだけあって、本当の恋には臆病だったんだ!
『星に光を、~』でちょっとした本田の過去がわかり、彼の本気になれない恋の原因がわかったような気がします。
本田の見せる、優太郎よりも子供っぽい嫉妬とか意地悪とかが、何故かかわいらしい。
きっと優太郎の純粋とか素直な気持ちに背中がかゆいとか、イライラするとか本田のどこがいいのか!?とか、冒頭に述べた些細な部分というのはあると思うのですが、全体を読むにはそんなことどうでもよくなる、気にならなくなる。
多分相性というものでしょうか?
不思議なもので、こんな少年が一穂作品にも出てきたりするのですが、あちらだとどうしても自分には受け付けない部分が大きくて話し自体に感動を覚えるまで行かないのですが、この作家さんのだと受け入れられるし全然平気。
きっと、片方が甘くないからなんだろうな~。きっとどこかがイビツだというのがわかるからだろうか?・・・とも考えたりもするのです。