アロハシャツで診察を

アロハシャツで診察を
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.7 / 5
神率
0%
著者
佐々木禎子 

作家さんの新作発表
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イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784199006180

あらすじ

勤務先の設計事務所に耐震偽装疑惑!? 建築士の橋本正樹は帰宅途中、何者かに拉致されかけて負傷! 入院先ではアロハシャツの外科医に手術されてしまう。型破りでも腕の確かな意志は、なんと中学時代の同級生・枦川博文! 枦川が嫌いな正樹には憂鬱な再会だが、枦川のほうは軽傷なのにVIP個室で長期入院する正樹に興味津々。苛立つ正樹を気にも留めず、枦川は犯人捜しを持ちかけて!?

表題作アロハシャツで診察を

枦川博文・外科医・30歳
橋本正樹・建築士・30歳

レビュー投稿数1

やることやってるのに、二人とも恋と自覚無し!そこがまた面白いv

作者の佐々木さんのあとがきを読んで、
書きたかったの、そこ⁉︎と、ついついツッコミを入れてしまいました!

その割には、そこはイマイチ物足りない気が!(笑)

そこはいいとして、私はなかなか楽しく読ませていただきました。
昨今、男二人が出てくればあっという間に恋に落ち、
あれよあれよと結ばれてしまいますが(それはそれで全然嫌いじゃないvvv)、
この二人、なかなか恋に発展しない!

かたや真面目で正義感の強い優等生。
かたや普通にノンケの女好き(と思っている)。

こんな二人は、別に反目しているわけでもないが、
強烈に惹かれあっているわけでもなく。
まあ、正樹君の方は、
学生時代から捻くれた愛情はあったようなのですが、本人無自覚だし。
だから、やることやってても甘い雰囲気からは程遠い展開。

でも、それがなんだか反対に面白かった。
じりじりと距離を縮めていく二人の心情が、
早急過ぎず、しかし着実に進んでいく感じで楽しい。

難を言うなら、物語の主軸となる事件が、
イマイチ盛り上がりに欠けるところ。
まぁ書きたいところがあそこなら、こうなるのかなぁとも思いますが、
もう少しどきどきなクライマックスが欲しかったかなと。

関係的にもこれからの二人なので、
もう少し先まで読みたい気もしますが、
2011年の作品なので、もう無理なのかなと、とても残念。

評価的にはもう少し続き読みたいと、
正樹君のキャラにハマって「萌×2」!

1

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