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renai kinryouku
丸ごと1冊表題作です。
表紙のいかにもオレ様っぽいヒゲ男が九槌(攻め)、濡れシャツ姿が色っぽいのが平井(受け)です。
平井目線で話は進みます。
平井が憧れる「窓際の男」・九槌と目があったその日、エレベーターで乗り合わせます。子供のころ、地下室に閉じ込められた過去のある平井は、エレベーターに閉じ込められて過呼吸に陥ったところ、九槌にキスされて助けられます。礼を言おうにもそれから九槌には会えず。そんな中、新しい社長に突然秘書に指名され、ホテルで抱かれそうになったところを逃亡したとき、開いたエレベーターの扉の先には九槌がいて…という話です。
序盤で次兄が家業をついだ、と書いてありますが、平凡な会社員だと思っていた平井の実家が上場企業の経営者だと途中で分かり、ビックリしました。
九槌の正体は、会社の乗っ取りを行う交渉人。平井に見られていたことには気がついていたものの、その目的が分からず、あれやこれと探りを入れたいたというわけです。
九槌は、平井の言う「好き」の言葉を全く信じていなかったという酷い男です。でも、魅力的なオレ様ではあります。そんな九槌に、仕事も家も捨ててついていく平井が健気で可愛いです。
果たしてそんな平井の気持ちに九槌は応えてくれるのか…と、ちょっと不安にもなります(作者様のあとがきを読んでもそう思っちゃいます!)が、九槌は仕事相手とは恋愛をしない。だからこそ、株の譲渡を受ける時にああ答えるしかなかったのでは…と勘ぐってしまうと、いきなり楽しくなりました。
同居をしても飽きたらすぐ捨てそうな男・九槌を、気がついたらおまえなしでは生きていけない状態のメロメロにさせるよう平井に頑張って欲しいです。
とりあえず、傲慢オレ様年上攻めがお好きな方に、オススメしときます。
このふたりこの先大丈夫なの?というのが読み終わってからの感想でした・・・。
柚芽大丈夫なの?って。
好きになったけどまだ惚れるほどじゃないって。
九槌にしてはかなり興味を持ってるようだけれども。
柚芽には頑張って九槌を振り回すくらいになっていただきたい。
こういう攻めが受けに振り回されるのが好きなので、そうなって欲しいw
どんでん返しー!!!って訳ではないんですがこの作品はネタバレは極力避けて読んだ方が楽しめるかと。
平凡な会社員である柚芽[受]は、行きつけの店でいつも窓際に座っている男に魅かれ、こっそりと見つめてます。
偶然、同じエレベーターに閉じこめられる事となり、閉所恐怖症の柚芽は軽いパニックを起こしてしまい過呼吸を防ぐ為に彼に口付けられます。
気付いた時には彼はおらず、残されたのはネクタイピンだけ。
それと同時に柚芽の勤める会社が買収される事となり、彼は何故か営業から社長秘書へと移動となるのですね。
その社長が実は「窓際の男」かーー?と思うのですが(柚芽もそんな事がある訳ないかーと思いつつ密かに夢見ていたりするのがちょっとおもろい)特にそんな事は無く社長も第一秘書も全くの別人。
窓際の男こと九槌の真意は最後に明かされます。
人によってはなーんだって思うかもしれないです、自分はこれも有りだな派ですが。
最後読むまでその路線は考えて無かったぜーって感じだったので。
まあ兄が少し気の毒な気がします、別に悪い人じゃないのになあ。
小山田さん挿絵は九槌の髭がなかなかかっちょ良くてよろしかったですよ。