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交渉人シリーズ、待望のスピンオフ登場!!
sweeper wa tokidoki warau
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
交渉人シリーズのスピンオフです。
出版順から言えば『交渉人は愛される』の1つ前だったみたいですね。
出会った時からキヨ→→→→トモなのは丸わかりだったんですが、そんな2人が少しずつ少しずつだけど着実にお互いを好きになって、トモにとってもキヨが1番、キヨ→→←←トモになるお話でした。
2人がある出来事に巻き込まれて痛い目に遭いながらも、お互いを信じる気持ちを持って、でも自分たちの未熟さを自覚して、大人への階段を一歩登っていくという成長の物語でもあったと思います。
芽吹と兵頭の30代コンビもいいですが、キヨトモの若い2人もまた良いです!
狂犬チワワに惚れ込んでる大型犬(時々オオカミ)が献身的で健気で可愛い…。
普段は無口なのに、アノときは饒舌で情熱的なのが…♡
紀宵と智紀のスピンオフ。
おとなしい大型ワンコとキャンキャンうるさいチワワの切なくも可愛いお話。
受けと攻めの視点が交互に描かれててどっちもの思いがわかる。ニマニマしちゃう。
紀宵は、智紀に一目惚れしてからずーっと可愛くて構いたくて仕方ない。周りの人にも気付かれちゃってるくらいダダ漏れ。
智紀は、17歳の高校生らしく意地っ張りで子どもっぽいとこもあるけど、この一冊の中でめっちゃ成長してる。相手の気持ち考えたり、ごめんなさい言える様になったり。幼馴染のツルカメだったり、芽吹ネゴオフィスのあったかいみんなのおかげなんだなー。
2人の距離が近付いていく様がナチュラル。
偶然盗み聞きしてしまった、兵頭と芽吹さんの濡れ場は起爆剤になったよ。
わたしも忘れられない。普段の顔と違う色っぽい2人の睦言聞いちゃったらねぇ?あー!堪らん!こんな設定考えてくださって榎田尤利先生は天才か?!ありがとうございます。
しかも、聞かれた事を兵頭と芽吹さん知ってるんだよ。その上で、大人の対応する2人もいいんだよー。
スピンオフ作品の中にも兵頭と芽吹さんの素敵なシーンあって嬉しみ。
紀宵にしろ、芽吹さんにしろ、ツライ悲しい過去を乗り越えた人は多くは語らない優しさがある。
交渉人シリーズは、面白くて切なくてキュンとしてお得な作品だー。
特に今作は2人の初々しさが可愛くって幸せな気持ちで読み終わります。
1巻で見た時は生意気な子供で周りにいる舎弟みたいな高校生とは何かトラブルあればすぐに関係が切れるような薄いモンなんだろうな。と思ってた。
この巻まで進むまでに智紀は良い奴になったなと思ってたけど、ボディガードしてるツルとカメがすごく良い!大好き。
トモとツルとカメ、この3人の絆を舐めてたなぁ。
無口なキヨの事がいろいろ明らかになったけど、私は智紀がすごく成長したところが1番魅力的だったな。
智紀は将来何になるんだろう。ヤクザは嫌いだし、芽吹さん尊敬してるから大学では法律学びそう。
弁護士が検事か。芽吹ネゴオフィスの有能なスタッフになって今より5倍は儲けそう(笑)
「花鳥風月」の財前みたいに組の弁護士になって欲しいなという希望もあります(〃艸〃)
前作が辛い感じだったので、今回はキヨと智紀のスピンオフで箸休めという感じです。
大型番犬とキャンキャン吠えるチワワの趣がある二人。謎だったキヨの過去語りにもなっているこの作品。二人がカップルになるまでに、若干の事件も絡めつつストーリーが進んでいきます。
ただ、事件の方は余り盛り上がりも作り込みもなくあっさりしてます。
カジノの凄腕ディーラーだった女性がヤクザに拉致されて働かされており、隠れていた子供を二人が見つけるところから話が始まります。
が、そもそも子連れで住まわせても特に問題があるとは思えないし、子供は無事だと知らせるためだけに、智紀が女装してヤクザの元に乗り込むというのも動機が薄いように思う。
というわけで、筋はまああまり深く考えず、珍しくよく語るキヨや、ツンツンしても絆されてしまう高校生の智紀を楽しむ作品になっています。
大好きなキヨのお話。
キヨ押しなので・・・まだ次の読んで無いけど、この作品がシリーズで一番好きかも。
表紙も挿絵も可愛い!
プロローグでもうギュっ(>_<)ってなっちゃいました。
キヨの謎だった過去も語られてます。
悲しい。
私の弱いとこつつかれて涙。
死後の池田にずっと寄り添ってたキヨの姿が目に浮かんで心がぎゅぅぅぅぅって締め付けられました。
でも、誰かに無条件に愛されたという記憶って本当に大事なんだな~と。
キヨとトモ大好きです。シリーズ読んできてこのスピンオフで語られる彼らを見てると、トモの成長物語でもあったんだな~と。トモ可愛いっ!
マックのポテトのでかいやつ、今度から見るだけできゅーーーってなってしまいそう~(>_<)
でも、今はトモと二人で仲良く食べれるんだものね。
幸せだよね。
タイトル通り、一番読みました。一番大好きです。なぜなら、トモがかわいくて、キヨがかっこいいからです(理由になっていない)
今でもよくわかりませんが、多分自分のツボに嵌ったんだと思います。何回も何回も繰り返し読み、狂犬チワワとでかワンコの組み合わせに萌えました。ほかに似たようなものがないか探しましたが、ありませんでした。こちらが一番面白いです。また、表紙も少しマシになって、むしろかわいい絵柄でそちらもポイント高いです。
狂犬チワワに腰砕けました。
本編は今辛いところで、心砕けてしまったので、
先にこっちのスピンオフで癒してもらいました♡
本当に榎田先生ったら「狂犬チワワ」はないわー。最高。
交渉人のスピンオフ、270Pほど。ショートなし。
狂犬チワワ(=本編で出てきたヤクザの息子、トモ)と
でかワンコ(=本編受けの事務所のバイト、キヨ)の愛おしいお話です。
トモはちっちゃくて可愛い♡キヨ曰く「くるくるっと丸めてポケットにいれて
大切に持ち帰りたい」とのこと。
本人はそんな小さいことをひじょーーーーーーーーーーに気にしてて
「小さい」なんて言われた日にゃ、〇〇タマ蹴っ飛ばす。
それで狂犬チワワ(爆)
キヨは蹴られたのですが、もう可愛くて可愛くてしょうがなく
黙ーって、ゆったり尻尾フリフリ、トモの側にお座りしています。
うーん、キヨもぎゅーしたい。
本編で、最初は小生意気なガキ と思ったトモでしたが、
お利口なため、人間的にずんずん成長します。
普通の高校生なんかちっとも興味ないけど、これぐらい頑張る子だと
健気で男前で、好感度大★でした。
キヨの過去も当作内で明らかにされて、色々切ないです。
本編でキヨが気になっていた方は必読だわ と思います。
芽吹のおっちゃんと兵頭もちょろっと出てきて
きっちりカッコいいところをかっさらっていくので本編好きだった方も
是非是非 です。
男前なトモとやっぱり男前なキヨ。
途中色々あって、イタイ思いもするのですが、
最後のトモのセリフが本当にじんわり幸せ気分を運んでくれて
本当に本当に素敵な終わり方です。
あー幸せな一冊でした。
電子にて。
交渉人シリーズスピンオフ。
はー、二人とも可愛くてキュンキュンしっぱなしで大満足でした!!
そして鵜沢に囚われたキヨを助けに来た兵頭もかっこ良かった~(*∩ω∩)
シリーズに初登場した時のトモは こ憎たらしいガキだと思ったけど、芽吹やキヨに出会い、なんとも良い男に育ったなぁとしみじみ。
男前受け、好き!
とっってもお似合いな二人なので、兵頭×芽吹ともども末永く幸せになって欲しいです。
榎田尤利先生の力量にねじ伏せられた!完敗です。
というのは、ワタクシ実は「交渉人」シリーズ、それほど好きじゃな…ムニャムニャ…
なんでかな?多分、「芽吹サン」が私と合わないのかナ。兵頭サンは大好きなキャラなんですけど…
で、本作、交渉人シリーズのスピンオフです。特殊清掃業の紀宵と高校生の智紀の恋について。
キヨはトモが好きで好きでたまらない大型ワンコ。トモも犬属性で、これまでは「やられたらやりかえせ」的思考回路で、自分を小さいとか可愛いとか言う相手に牙をむく「狂犬チワワ」だった。でも芽吹に出会って、芽吹に影響されて、少しずつ大人になってゆく。 周りをよく見て思いやれるような大人へ。
トモがヤクザ幹部の息子のため、また過去のケンカのツケで、裏カジノのシノギに関わるヤバイ事件に巻き込まれていく。
命がけでトモを守ろうとするキヨ。キライなヤクザ、頼りたくない兵頭に土下座までしてキヨを助けに行くトモ。身長とか女顔とか、そんなつまらない拘りを手放してキヨの想いに応えようとするトモ。
もう、一気読みです。息をつかせず。
キヨとトモの最後までのHシーンは、もちろん感動ものでした…キヨ視点のSSが欲しいです。
交渉人シリーズスピンオフ!
無口だけど全身からトモ大好きオーラーが出まくりのキヨ。
しっぽをふさふさ振っている様子が目に浮かびます。
嫌われたくないからトモの嫌なことはしない。
トモのためだったら危険にだって立ち向かう。
こんな風に愛されたら幸せですよね。
そして、トモはヤクザの息子ということで幼いころから嫌な思いをしてきたせいか、素直じゃなく口達者で生意気。
でも本当は人とのつながりを欲しているんです。
そんなトモが人を大事にする芽吹やキヨと知り合って、成長していくのは当然だったのかもしれません。
本当にこの二人は可愛くて仕方ないです。
トモとキヨだったらどんな困難にも賢い頭脳と相手を思う気持ちで乗り越えていけるんだろうな~。
スウィーパー=掃除屋
私にとっては、メインより気になる
寡黙な大型ワンコ×狂犬チワワ カプです。
口数が少ないけど、ものすごくいろいろ考えてたんだね、キヨ。
キヨ目線のモノローグを読んで、違和感を感じるほどでした。
キヨの生い立ちを思うと涙が止まらないけど、
その分、これから幸せになれるといいね。
鵜沢のことを他のレビューで「下衆野郎」と書きましたが、
もう一人いましたよ、下衆野郎が。
こういうの「類は友を呼ぶ」ってーの!?
丑の刻参りをしたくなるほど、
奴の不幸を願ってしまった私は、
やっぱり懐が狭いのかしら。
キヨもトモもかわいいっ!!なのに、キヨもトモもちゃんとかっこいいッ!
久しぶりにBL小説を読もう!と手に取ったのがこちらの作品。
しかも交渉人シリーズ未読(笑)で、知識は交渉人シリーズのCDのみでした。
今思うと、なぜこれを手に取った!?と我ながら不思議ですが、CDの時に好みだと思った無口ワンコと小賢しい少年の小説だったからかもしれません。
結果。買ってよかったです。
デカイキヨがトモにかいがいしくお茶を出したり、ちょっとずつちょっとずつ近づいていく描写がめっちゃかわいい。そして兵頭と芽吹の大人の交流(笑)を盗み聞きして感化されてチウしちゃうとことか、めっちゃかわいい~。エロイ~~! なんか『タガが外れる』の見本て感じがでてて、いいぞもっとやれ!!と思ってしまいました。やはりその後はトモと連絡が取れなくなるんですが、あのキスが嫌だったならもう二度としない。トモが本気で顔を見たくないならトモの前から消える覚悟がある。って、どんだけトモ好きなの!って切なくなりました。キヨ、ほんと良い!
またトモはトモで、アルバイトをクビになって泣くのをこらえたり、清掃のアルバイトの時はキヨに張り合って無理して、でもキヨの指摘にムカつきながらも理解し改めたりする。←少年だけど子供じゃない。ちゃんとしてる所に感激した。あとキヨを救いたいがため体裁も整えず走ったり、プライドをかなぐり捨てたり、なんかとってもかっこよかった。
もう大好きだこの二人。二人ともめっちゃ可愛いけど、すごくかっこいい!!
本当は、痛いのは他人事でも大っ嫌いなんですが、これは物語に引き込まれてるのできつめのスパイスと思って自分のなかで処理しました。
んが、結構痛い描写が2人ともにあってツライ…。(;_:)いたいのや…。
でもでも、もちろん最後にはハッピーエンドです。
エロス展開の時は、キヨが、トモと顔近づけておきながら、ごめんってかすれ声で謝るところに激萌しました。おねいさんはジタバタですよ。思わず近づいちゃったけど、葛藤して離れる…みたいなみたいなッ!! 相手を思っての葛藤!ひぃ~!
もうね、トモが男らしく(?)振り向かせてチウしてくれてよかった。
トモったら、受けだけどかっこいいよ~!!潔いよ~!腹くくってていい!
もう、よかったね!としか言えない。ほんと幸せになってくれてよかった。
大きいワンコ キヨと小さい子猫 トモのお話!
本当に本当に可愛い!二人とも!!
交渉人~で事務所にやってきたトモに一目ぼれをしたキヨ
なんやかんや言いながらもキヨと共にするトモ。
ある日偶然 兵頭と芽吹のエッチを目撃しちゃってキヨが暴走しちゃいます(笑)
あの無口無表情のキヨが暴走するくらいトモが好きで兵頭たちのエッチがやらしかったというわけなのですがそんな豹変にトモがびびっちゃってさぁ大変。
芽吹も陰ながらキヨを応援するようなお父さんのように心配なような・・・・。
トモの過去ややキヨの過去がこの一冊で語られています。
トモは可愛くて意外と舎弟とも仲良しーなんと幼馴染だったのですね。
強面で強い舎弟の二人すごい好きーーーー。
トモが心配でアルバイト先にやってくるとか・・・過保護だよね。つか未成年だから飲むな(笑)
今回トモが原因?というか因縁つけられてキヨが大ピンチに・・・交渉人でご存じの悪役キャラがでてきます(笑)
お前は本当にこりないね?いい加減にしなさいよ・・・。
芽吹に内緒で行動するんだけどキヨが捕まっちゃいます。キャー
トモがヘマしたことで・・・「逃げて」というキヨを置いて猛ダッシュ!!!
このあとのトモはやっぱり賢くて大人だなってちっさくてキヨにとっては可愛い可愛いトモだけど
キヨのために自分のプライド捨てれるくらいキヨが大すきなんだ!
もーこの二人可愛いよ。
トモのつんつんもキヨの犬っぽさも愛おしい一冊です。
キヨって未成年な気がするんだけど大人なんだよね(笑)
二人が大人になった時どんな形になってるのかな??
まだまだお子様カップルなのでもっと見ていたいと思いました。
今回は、キヨと智紀のお話。
芽吹の影響で居酒屋でバイトを始めた智紀。
でも、バイト中に鵜沢組のチンピラとトラブルを起こし、
あっという間にクビになってしまいます。
憂さ晴らしをする為に、キヨを飲みに誘いますが、智紀は未成年。
そこで芽吹のオフィスで飲む事にしますが、
偶然、兵頭と芽吹の濡れ場を盗み聞いてしまい・・・
キヨは自分を抑えきれなくなり、智紀を抱きしめキスしちゃいます(笑)
キヨが、智紀の事が好きで好きで仕方ない様子が、微笑ましいです。
智紀に対しては、本当に大型犬っぽいキヨですが・・・
――どんなに欲しくても、手に入らないものがある。
今回、イチローという少年を拾った事で二人は事件に巻き込まれ、
そこで偶然キヨの過去の因縁の人物と再会することで、
キヨの幼少時代が明らかになりますが・・・
つくづく、子を捨ててしまう親は、本当に罪だと痛感します。
キヨが、無口で大人で年の割には達観しているのが、
この辛い過去の経験のせいだと思うと痛々しいかぎりです。
そしてこの事件がきっかけで、二人の初々しいラブも進展。
おっちゃんに徹している芽吹も、要所要所で存在感を出しています。
もう一つ注目すべきは、芽吹が兵頭に対する気持ちを完全に認めていること。
智紀との会話で兵頭とのことを聞かれ「好きだよ」と即答。
その上「たとえばあいつが急に死んだら・・
俺も生きていくのは相当難しい気がする」とまで言っちゃってます!!
それにしても、キヨと智紀という二人の青年に、すごい影響を与えている芽吹。
――かっこ悪いけど、かっこいい。
むしろかっこ悪いところがかっこいい。
芽吹の懸命に生きている姿は、本当に多くの人の心を惹きつけているんですね。
「交渉人シリーズ」のスピンオフ作品。「キヨ」こと美村紀宵と、「トモ」こと橋田智紀のお話。わたし、この作品が一番すきかも。
キヨの、トモを大切に思う気持ちにうっとり。トモのツンデレっぷりにもニヤリ。一見性欲のなさそうなキヨが、トモにめっちゃくちゃ欲情して興奮して、トモをバックから突きまくるところなんか、もうサイコーだった。「可愛い・・・食っちまいたい・・・」って言って、キヨがトモの肩を噛みながら後ろから突くところなんか、もう、サイコーにうっとりした。
好きという気持ちは、何なんだろう。めんどくさくて、もどかしくて、突然現れて、コントロールできないくらい暴れまわる。理屈じゃない。巧く説明の付く言葉も見当たらない。考えすぎて考えすぎて、「すき」がゲシュタルト崩壊しそうだ。
それくらい、この作品は、私に楔を打ち込んだ作品だ。
トモ目線から、そしてキヨ目線から、と話が代わる代わる進みます。
そして、キヨの悲しい過去なんかも解ったりする一冊でした。
トモは聡明なんだけど・・・でもやっぱり
言動の逐一がおこちゃまでカワイイですね~。
キヨが夢中になるのが解る気がしますw
それにキヨったらめっちゃカッコ良かった!
シリーズの1作目から、ポンイトポイントで既に十分活躍していたけど、
この巻では、ボコボコにされているその瞬間にも、
「愛する人を守れて良かった」と思ってるんですもんね~。
こんなカッコイイオトコいるんだ!!(笑)
悲しい過去を持つキヨが、幸せな今を過ごせていて良かった~と感じる一冊です^^
キヨがものすごく好みのタイプだから、大変嬉しい番外編。
未成年と経験のなさからの二人ともまだこども感がたいへん良かったです。
やはりフィクションだから、こどもがなんだかやたらパワーのある話は多いですが、これは出来ないことは出来ない。でも、あきらめない。こどもらしいふたりと、大人げない大人の二人のコンビネーションがやたら爽やかだった。
それでもさずか、エロシーンは全部がものすごくエロかった。
交渉人シリーズ番外編です。
おっきいキヨとちっちゃいトモの話です。
本編では出会いからキヨがトモにラブラブでしたが、この番外編でトモの気持ちもわかります。
ゴミ屋敷掃除の最中にみつけたイチローのママをさがすことからまたヤクザ&裏世界にかかわる事件発生です。
この事件に係わった相手がキヨの過去とリンクしていました。
今回、芽吹は兵頭に可愛がられるだけの人(笑)で、最後は、格好良く兵頭が登場してふたりの窮地を救います。
鵜沢は思ったとおり残念な人でした。
欲を言えば、カジノへ乗り込んだトモの女装姿を挿絵で見たかった~(笑)
気になっていたキヨと智紀のお話です。
普段から無口であまり内面を表に出さないキヨですが、
(それでも智紀に対する気持ちはダダ漏れですけど(笑))
今巻はキヨ目線も多いので、キヨの気持がよく分かる。紀宵ファン必見です!
智紀は、シリーズ本編で最初に出てきたときは、
自信過剰で生意気なだけの子供だったんですが、
芽吹やその仲間たちと出会い、色々な事件を通して彼らと触れあっていく事で
本当に成長したと思います。
そして今回、
居酒屋のバイト先でのいじめやトラブルを黙って耐える。
イチローやツルカメを庇って、代わりに痛みを受ける事を選択する。
ツルカメに「ありがとう」と感謝し、大嫌いだった兵頭に「お願いします」と土下座し、
芽吹に「あのときは、ごめん」と謝罪する。
最後に芽吹が「なんかおまえ変わったな、大人になってる」
と智紀に言いますが、本当にその通りだと思います。
さて、気になる2人の関係ですが。
ある日偶然に、芽吹と兵頭の情事の真っ最中に遭遇してしまいます。
扉越しに物音と艶めいた声を聞いて、真っ赤になって固まっている智紀を見て、
キヨは暴走しちゃいます(笑)
でも、その後仲直りした後は、どちらかというと智紀の方が誘ってるような?
とにかく、カワイイ2人の微笑ましいラブに萌えました!
今回メインは若い2人でしたが、もちろんオイシイ要所で芽吹と兵頭も登場します。
兵頭が芽吹の知らないところで「ウチの」呼ばわりしているのは笑いました!
芽吹が智紀に、兵頭をどう思っているか聞かれ「好きだよ」とはっきり答える場面も、
前回のつらい体験を乗り越えて、より強くなった2人の絆が見えるようです。
もぉね、最後の一節。
智紀の言葉が凄く幸せそうで、そこに全てが詰まってて
感無量なのであります(゚´Д`)ノ゚。
悲しい訳じゃないのに、思い出して涙が出てしまう。
すごく好きで、凄くしあわせで、そんな気持ちがいっぱい詰まってる
そんなラストがすごく好きでした。有難うございます。
お話は、メインのお話にもちょこちょこ登場する凸凹コンビにターゲットをしぼったスピンオフ。
本編でも、キヨが智紀に向けるきもちはあからさまで
可愛い可愛い可愛いの気持ちを押し込めたオーラをムンムンに醸し出してはいたのですが
それがメインになってくるとまたなんとも面白い。
はじめは、いけ好かないと思っていた智紀の気持ちの変化、相手への想い、見方
着実に、ズンズン変わっていくようすが凄く可愛くて、すごく愛おしいものに見えました。
自分のことでは我慢、我慢。我慢。
それでも、キヨのことを馬鹿にされてキれてしまう。
一緒にいた仲間たちと自分の関係性。
急激に変わっていく姿がすごくなんだか面白かった。
交渉人~の1巻で最初にみた時には、こんな感じになるなんて
夢にも思わなかったのですが、これはこれで化けたな~なんて思うわけで
体格差。これも萌えですね。
凸凹コンビなんて言われてますが、挿絵然り。
まぐわい含め~な大きさの違いに萌えました。
やぁ、うん。ね!智紀が急に成長して背が伸びるなんて話があっても面白いとは思いますが、あんがいこのままの方が可愛くて好きではある。
がうがう。
兵頭×芽吹=の覗きシーン。
これも萌えでしたww傍からみるっていうのはまた違った恥ずかしさがありますな。
どのアングルで見てしまったんでしょう。ガッツリみてしまったんだろうか
心境を推察すると、なんだか萌えてしまった。
いかんwwwいかんww
そんなこんなで、可愛いお話でした。
しつこく言いますが、最後の一言、二人の甘く、くすぐった
朝の情景。すべて受け入れて。そんな姿が胸に心地よい作品でした。ウマ
キヨと智紀のお話。
キヨの視点によって、キヨが普段どんなことを考えているのかがわかります。
それにしても、キヨは交渉人のシリーズ内では本当にスウィーパーはイメージでした。
芽吹の危険を察知して助けに来てくれたり、無口な割に相手を見ているため何も言わずに気持ちを汲みとったり、機械系が得意で体力もあって…というイメージでした。
しかし智紀が絡んでくるとそうではない。
いつもなら助けに入る側のキヨが智紀をかばって自分が捕まってしまうという、交渉人シリーズの時には考えられない役回りでした。
智紀が絡むと、キヨはスウィーパーじゃなくなっちゃうんですね。
智紀の行動を読んでいるあたりはさすがでしたが。
智紀の視点では、彼がものすごく成長していくのがわかりました。
キヨに正論を言われて、キレながらも受け入れる。
嫌味な奴がいたってバイトだって我慢して働く。
今まで自分と一緒にいて守ってくれた友人にちゃんとお礼を言っていなかったことに気づいて愕然とする。
そして見ず知らずの子供・イチローを匿って、彼のために奮闘する。
この成長は芽吹に出会ってからですよね。
弱いくせに虚勢を張って、守るものは自分のプライドだけの悲しさに気づいてしまったんでしょう。
ちょっと出てきた芽吹と兵頭。
やはり存在感がすごい。
芽吹が話の流れで兵頭のことを「好きだよ」って言った時は、本人に言ってやれよと思わずツッコミました(笑)
こうやって別視点から芽吹を見ると、やはり彼はかっこいい大人です。
最後に智紀に自分の店を手伝わせた兵頭も相変わらずで面白かったです。
無口キャラで押さえる所は押さえるいい男だと思ってたキヨの内面が見られる素敵なスピンアウト。
キヨ、お前なんてカワイソ……いやカワイイヤツなんだ!!
口には出さないけれどいろいろなものが漏れ出している彼視点はにやにやしてしまう。
逆にトモ視点で見るとキヨのワンコっぷりが際だちます。
トモ、ちっちゃいけれど男前で、これからもどんどん成長してくれるんだろうなあ。
彼がちゃんと芽吹を尊敬しているのが見えて色々きゅんとした。
普段ワンコな攻が夜はケダモノっていうのにはときめきます。
ちょこっとだけ顔を出している兵頭が相変わらず大人げない(笑)
これから何があってもこの二人なら大丈夫。
そんな風に思わせてくれるお話でした。
交渉人シリーズのスピンオフです。
これは先に本編を読んでおいたほうが絶対に楽しいと思います。単体で読めなくもないんだけど。
面白かったです。
いろんな要素のバランスが良かったです。
コミカルな部分、シリアスな部分、ディープにエロい最後のエッチとそこに至るまでのちまちましたイチャイチャ、起きた事件が解決にいたるまでの疾走感。
事件がやや弱いのと作品のテーマにもうちょい繋がりがあれば良かったのになとは思いましたが(とくに子供の存在感が薄くてもったいない)、犯人の一人とキヨの過去を繋げてきたところはさすが榎田尤利さんだと思いました。
いちばんの見処は智紀の成長っぷりです。愛しいです。
プライドを捨てられるようになったんだよね。
タバコを舌に押し付けられたシーンとか。
また、ヤクザの息子であることを堂々と利用するなんて、かつての智紀ならプライドが邪魔して絶対にできなかったと思う。
とくに、女装姿で兵藤のもとに掛けていったシーンには、じーんとなりました。
すべてはキヨのため。それからツルカメのため。自分を守るために必死になってくれる人たちのため。
キヨはキヨで、ひたすらワンコです。待てと言われればいつまでも待てるおっきくて無口なワンコ。
エッチのときだけ饒舌になるって、萌えを分かってらっしゃる。
芽吹と兵藤カップルの覗き見にもウハッとなりました。どんだけラブラブなんだよう。
交渉人シリーズ、スピンオフ。無口な混血攻と、利口な高校生受。おっきいのとちっちゃいの(笑)
おとなしいデカワンコが一目惚れした、かわいくてかわいくて(エンドレス)たまらない狂犬チワワ(笑)。
凸凹コンビですねー。お互いがいれば完璧☆ってレベルになるまでの物語。ヤクザと交渉人の情事(このケータイ、変換しないよ)を盗み聞きしちゃうのがキッカケって(笑) 他人から見た交渉人が素直です。
ワンコの本業は特殊清掃業。「あんたはひとりで死ぬ」という敵への台詞が怖かった。脅しじゃなく、真実になるだろう。
私もきっとひとりで死ぬと思う。だんだん、ネットワークが減っている。年をとったら、親も友人もなく、誰にも看取られないで死ぬ。
病院にいたとしても、ひとりで死なないのは幸せなことなんだなー。
この作品のレビュー、皆さんいつもにましていっぱい語ってらっしゃいますね。
ホントに確かに、いっぱい、いっぱい、語りたくなるくらい、モエだのエチだのそれ以上に,家族とは、愛とは、生とは、死とはの、奥深いテーマが、ドキドキはらはらの展開の中にてんこ盛り。
これだけの中身を、この疾走感でぐいぐい読ませてくれて、その上、登場キャラ達の基底にあるのは、愛を信じて、自ら成長しようとする前向きさ。
さらに、お子ちゃま組のはじめてエチの、初々しいエロかわいさまでたっぷりと。
この作品を、これほどおもしろいと思うのは、今までの交渉人シリーズで積み上げてきた、人物像と関係性があればこそ。
このスピンオフ編の楽しさを、存分に味わうためにも、交渉人シリーズ、ぜひ最初から読んでみて下さいね。
長くてすみません。
個人的には神です。でもこれは好みの問題。ストーリーは結構王道だし、目新しさはあまりないです。
しかし、このシリーズのファンのキヨファン(私だ)にとってはこれはもう神作品だと思います。
今までのキヨと智紀の微妙な距離感がこの本で決着がつきます。
この二人一体どうなってんの?と芽吹が(前回かな?)呟いていました。まさに読者も同じことを想っていただろうことを思い出し、ようやくきたかという感じです。
キヨと智紀の一人称モノローグで交互に(と言っても智紀が多めですが)話は進んでいきます。普段何考えてるかわからないキヨの頭の中が覗けることの貴重さに胸躍りました。
キヨは普段しゃべらないから一見ボケっとしてると思われるかもしれないけど、観察力や思考力、決断力に長けていて、どっちかっていうと天才肌なんだろうなって思う。一方の芽吹が、本当に根っからの努力型だからこのネゴオフィス組二人の関係というか、バランスがとれてる感じが読んでて心地いい。
こういう萌え要素もふんだんにありつつ、すごく目立ったのは智紀の心の部分の成長ぶりです。元々大人びたとこあるし頭も良いけど、やっぱり子供的な思考や行動をとってしまう部分がありました。でも今回で、周りの人間に対する優しさとか感謝の気持ち、自分を犠牲にしても守りたい気持ち、そういうのを学んでいくんです。自分を過信せず、自分の弱さを認めることが出来るのは、自分を好きでいてくれる人たちがいることを分かった証拠です。
「ありがとう」が言えるようになって、幼馴染のツルとカメに、今まで感謝の言葉を言ってこなかったことに気付けたり、キヨのピンチに兵頭に土下座してまで懇願したり、すごく人間的に成長ていく様子に私は一番感動しました。
この本では特に、良い意味でキャラの個性が強かったり、萌え要素たっぷり過ぎて、埋もれしまうのかもしれませんが、榎田作品は人間愛とか、人の生と死についてすごく考えさせられることが多いです。
キヨの本業の特殊清掃という仕事とキヨ自身の人生を語るくだりは、人の死の悲しさ自分の死の不安とか皆が抱く気持ちを代弁しながら、その仕事をしているからこその彼独自の考え方に、やっぱ、私も一人では死にたくないよな、1人で腐ってくのはやだな、でもどこかで大切な人が悲しんで自分を思ってくれてるのなら腐って土になるのも悪くないかも・・・とか考えてしまうわけですよ。
あらすじは↑の通りで、毎度のごとく、結局鵜沢組が裏で悪さしてるわけですが、今回芽吹は活躍はしません。まぁ一応見せ場はありますが(笑)基本的にアドバイスや叱ったりでお母さんみたいなことしてて、珍しく芽吹に癒されました。今回芽吹と兵頭にほっこりです。
キヨと智紀の二人の距離がぐぐっと縮まるくだりがあり、そこでは智紀の一人称なんですが、慌てっぷりというか、天パってる様子が普段見れないとこですっごく可愛いんですよ。
最後の最後に心打たれるセリフがあります。人は誰しも一人では生きられない。自分を大切にしてくれる人がいるから、そう思える人がいるから生きていけるわけで。それを学んで正直な気持ちでそう思える、大きく成長した、智紀の、心に響くすごく綺麗な言葉だと思いました。
このシリーズ私も薦められて読んできたんですが、BLじゃなければ色んな人に薦めたい位に良い本だと思うんです・・・!てかもうBLだっていいじゃないか・・・!と思うくらいに!!
待ってました!!!キヨ好きとしては見逃せないこのスピンオフ作品!
実は交渉人シリーズを通して智紀にこれっぽっちの萌えも感じられず、「う~ん、キヨの相手智紀かぁ。けど智紀しか居ないもんなぁ」と若干不満だったんですが(笑)
ちっちゃいのはちっちゃいのなりに、この作品でちゃんと魅力炸裂していて安心しました。
なにより、キヨを大好きで、とても大切に思ってくれているってだけで、大満足です!
智紀はなんというか…。頭が良い子なのは分かっていましたが、それがちゃんと「お勉強できる子」ってだけじゃなく、「賢い子」だったのが、とてもイイです。
結構特殊な育ち方をしてるんだけど、そんな自分をちゃんと特殊だと分かっていて、自分の足りないものを埋めるにはどうすべきかということを真面目に考えています。
それって芽吹と出会ったからこその成長だ、という捉え方を智紀自身がしているんですが、いくら芽吹と出会ったからといっても、それだけで終わってしまう人の方がきっと大多数なわけで、ちゃんと自分を見つめ直せる智紀はやっぱりエライと思うんですよ。
キヨはもう…やっぱりキヨでした(笑)
キヨの「ん」っていうお返事が、すっごいツボにハマる><
キヨの過去は、結構さらっと回想なかんじなんですが、よくよくその状況を想像すると、ちょっとゾッとする内容です。
トラウマになりそうだし、この仕事に就くことで思い出したくないことまで思い出しちゃうんじゃないかな…なんて思うんですが、キヨにとってはツライ記憶というよりも、むしろ生死と向き合うきっかけだったのかもしれません。
「死」自体よりも、その人と過ごす時間の喪失や、残された人の思いが、本当の意味で「死」という状態を作るのかもしれません。
魂のない「体」をどう扱われるのかは、その人の生きてきた軌跡が決めるんですよね。
2人のエッチはもうっ、可愛かった~。
っていうか、キヨがやっぱり可愛いんですよね~☆
大好きが駄々漏れで、くっついたりキスしたり、触ったり、ちょっとずつ近づいていくんだけど、絶対強引ではないんですよね。
智紀がヤダといえば、どんなのっぴきならん状態でも我慢!
触らせてくれて、めっちゃ可愛い顔見せられて、挙句くっついて寝られちゃったりなんて拷問だろうに(笑)
だから、智紀がOKした途端のいちゃこらっぷりといったらもうっ!!!
智紀も可愛いんだけど、散々「待て」をさせられたキヨの走りっぷりはホントに可愛かったです><
ただ、個人的には絵がかなり残念でした。
なんでこの方、絵柄がこんなに変わっちゃったんだろう…。
普通のシーンの挿絵はもう、いっそギャグ絵として見ることが出来たんで良いんですが…、エチシーンが本当に残念でなりません;
なんぼチビッ子設定でも、あれじゃ幼児虐待だろう…。しかもキヨは酷い顔だし。
そうそう。ちょいちょい出てくる芽吹がとっても良かったです。
偉ぶりもしないんだけどちゃんと頼りになる人。友達みたいな目線で気持ちを分かってくれるのに、ちゃんと一段上から大人の意見を言ってくれる人。
なんだかんだで、キヨも智紀も、芽吹を頼りにしてますよね。
兵頭ともラブラブそうで、そっちはそっちで美味しかった~♪
スウィーパーってなんだっけ?
って思った人他にいませんか?私だけでしょうか・・・?
あ、掃除屋さんね・・・ってことでキヨと智紀がメインの本作です。
開いて冒頭に書かれた独白を見ると交渉人シリーズきた~とワクワクします。
どのキャラ・誰の独白なのかを考えるのが地味に楽しみです。
その後は智紀、キヨの一人称でお話が進みます。
気になるあの人たちももちろん出てきますが、なんていうかアレですね。すっかり仲良しさんなカップルを客観的に見ると恥ずかしい限り//
アテられます。
そして当然、まだまだ前途多難な若い青少年にもそのアツアツぶりに影響がなきにしもあらず。
イラストでおなじみの奈良千春さん。いつもですが良いお仕事されてますね~。うっとりじっくり眺めてしまいました。
中絵の子供が持ってる絵本が特にそうです。
狼と王冠をかぶったチワワなんてまさにキヨと智紀を表してます。
中のカラーの背景にもうっすら。
キヨって大きなおとなしいワンコのイメージだと思ってたけど違ったんだな~と感慨深く思いました。
実はお腹をすかせた今にも食べたい欲求を、可愛い王様のために我慢する心やさしいオオカミだったんですね。
おっきいのとちっちゃいのが少しずつ寄り添うところが見どころです。
キヨと智紀のもし死んだら・・・と考える二人の意外な思考の共通点がじんわり心に染みてきます。
そして最後の下りが、冒頭部分との関係を持たせた文章いつものパターンですが、うっまいな~と思わせる榎田さんの文章力!?発想力?に脱帽です。
完敗です。
まだまだシリーズ続いて欲しいです!!
きゃっは~~~~い!!一昨日読み終えてずっと幸せ感が続いております。
キヨと智紀のラブラブキュンキュンの巻!!
練られたプロットのすごさと、エンタメ量の怒涛の攻撃にやられるのは毎巻のごとく。
智紀視点は一人称だけど、キヨ視点は三人称。二人の性格を表していてこれにも納得。
プロローグとエピローグの噛み合わせがこれまた憎い(涙)
そして私は、散りばめられた伏線に心を弄ばれ、時に霰のように、時に音もない雪のように降る切なさに胸を痛めずにいられないストーリーの中の住人となっておりました。
でも。幸せだけど泣きたくなる…のは、榎田先生がいつも人の生死を基軸にしているからだと思う。
ラストのモノローグで、幸せな気持ちが膨らんで溢れたと同時に、やっぱり涙が流れたのでした。
今回のお話で、イチローという男の子が出てきます。
彼の存在を守るために、キヨと智紀が奮闘することで己の内面と向き合っていく。
誰かを本気で守ろうとするときこそ、自分が守られていた記憶や、愛情の大切さに気がつけるのだと思います。
智紀は自分のそれまでの固定概念を手放すことができ、自分自身を見直すきっかけとなった。
キヨは過去と対峙し、約束の大切さと怖さを思いだす。人の死が与える影響力も。
智紀は大人より潔く、かっこよかった。
誰かに頼ることは、弱いことじゃない。
自分の限界を知っていてこそ、正しい判断で正しい選択ができる。
他人に助けを求めることができるのは、自分と相手の信頼関係がなければできないことで。
自分が全てやることが正解ではないことを、智紀は学んで益々男らしくなった!!
智紀は自分のことをガキだと言うけれど、最初は良く思っていなかった芽吹のことを尊敬できるようになるのは、芽吹がすごいからだけじゃなく、ちゃんと見る目があるからだと智紀に言ってあげたい。
キヨは過去が出てきます。交渉人シリーズを読み進めてきて、キヨがなぜ特殊清掃の仕事をしているのか、ずっと気になっていました。
もちろん予想どおり、大切な人の「死」が関わっていて、その過去の因縁も納得いくものでした。
キヨは無口で感情表現の少ないキャラに描かれてきています。
今巻では、キヨの心の中を見ることができて。
孤独と向き合って、本当の淋しさを知っている、強い男だと思いました。言葉が全てを表現できないと知っていて、言葉が人を傷つけることも判っている。
キヨが無口なのは、とても彼らしいことだとよく解りました。
愛情溢れる、人間味のある心の持ち主だということも。
人は見た目だけでは解らないものだから。
そしてそんなキヨの心をガッチリ掴んで、愛情をダダ漏れにさせてしまう智紀。
身長と性格は真逆なのに、運命の相手だとしか思えない、パズルのピースのようにぴったりな二人。抱きあうときもぴったりすっぽりハマるキヨと智紀に、相当キュンキュンさせられました!
自然に、お互いを受け入れて、お互いを慈しめる、なんて優しく暖かな恋なんだろう。
キヨは智紀には、言葉を一生懸命紡ぐ。
智紀はキヨには、会話の間を待てる。大嫌いな「可愛い」も受け入れられる。
当たり前のようにキヨの胸で眠る智紀が、言葉にできないほど可愛くて仕方がない。二人の抱擁には無理なところがなく、恋というよりも、『愛』だと思えました。17歳と23歳でも、二人の心はとても大人で、大切なことや守るべきものを年齢以上に身につけているんだと感じさせます。
「もし自分が死ぬときは、少しでいい。泣いてほしい」と思うモノローグ。
それぞれの視点で描かれていて。
ずっと泣くくらいなら、一粒の涙も要らない―――
その想いがキヨと智紀まったく同じ気持ちで描かれていたところが、泣けました。二人の死に対する思いは、分かち合っていなくともシンクロしている。
だからかな。キヨが智紀を抱き締めるとき、宝物を扱うように伝わってくるものがあります。愛情の毛布でくるむみたいに。
そしてその腕に甘える智紀は、実はキヨの心を過去ごと抱き締めている…(ラストのモノローグぜひに味わってください)(涙)
今回脇でお目見えの芽吹と兵頭!登場の仕方も神がかってるといえるくらい、巧い設定だったと感服。
二人の関係もさらに深まっているのが垣間見えて、心がうはうはでした。
やっぱり芽吹が出てくると、両国にトリップしていることがより鮮明になりますね★
一番の萌えどころは…!!普段はストイックなキヨが、エロモードになるギャップ萌え!!!ちょ!エロぃ!!兵頭のエロさとはまた違う…。
可愛さも溢れた……でもケモノ!!w
タガが外れたキヨはギャップ萌えの真骨頂★普段よりも饒舌になるキヨに注目デス!!いや、智紀のデレっぷりにも注目ですw
今巻は単独読みでもいけると榎田先生はおっしゃってますが、
やはり、本編あっての二人かなぁ~と思うので、ぜひに全巻網羅することをおすすめします♪ラブラブな二人がさらに引き立ちます。
そして榎田先生の作品は、伏線や効果的表現が多々あります。読み返してみて見つかる発見もあるので、期間を置いて再読もおすすめです。私も何回も読みます♪
あー面白かった!体格差って萌えるなぁー(><)
ありがとうございました
はじめに、わたしにとってはイマイチだなって思ったところから。
キヨの視点の部分は三人称、智紀の部分は一人称、それがおおよそ交互にあるんですが、そのことに最後まで馴染めませんでした。感情移入がしにくかったです。
そして。最大の欠点はあらすじにある「紀宵の本業の特殊清掃業のアルバイトに参加した智紀は、誰も住んでいないはずの物置小屋で眠っている子供を見つけて!?」その筋立てが…どうでもいいっていうか。
ストーリーの主軸のはずなのに。その、子供にも愛着がわきませんでしたし。それからどうなるの、ドキドキって、盛り上がることも、あまりできなかったんです。
これが榎田尤利さんの作品でなければわたしも甘く見ますよ、でもこの作家さんには評価の基準も上がってしまいます。
この本だけでも読める等、ありますが、私はこの本だけで読まないでくれ、と思います。正直、榎田尤利作品を初めて読むという方の方には、他の本から読んでくれ、と思います。
それでも。それでも「萌え」です。
なぜといって、智紀の感情が痛くも恥ずかしい~!!
うわあ!!です、わたしも大昔には思い上がってたし…すごく、智紀の語りに感情移入してしまいました;四十路のおばはんを共感させるとは、さすが榎田さんっ…。
思春期の独特の自省や、自省しても虚勢を張ってしまう自分をもてあます感じとか~。
そして、初体験のどうしていいかわかんない加減が…、萌え~!
本来わたしはメンズがシュミで、十代のガキなんかどうでもいいのに、なんか、読んでて赤面もしちゃったし、ひきずられた。
あと、私の個人的なシュミとして、ヘタレワンコ攻めに弱いんです。
紀宵は理想のルックスのワンコだけど、ヘタレってばっかりでもないし!りりしい!でも場合によってはヘタれてかわいいー!
そして、受けの智紀が男の子っぽくはあってもちっともオンナっぽくないのも、私には点数高いです!身長、150センチ台(多分)なのに、タバコ押し付けられても耐える!!っていうねっっ!
榎田作品としてはこれより優れたものがあると思うのですが、なんか、萌えた…。
交渉人シリーズのとっても気になる凸凹・・いや、トモに蹴りが入れられる!?
身体は大きいのに小さくて可愛いモノが大好きなキヨと、身体は小さいのに頭がキレてそこそこ強くて「小さい・可愛い」が禁句の狂犬チワワ(いや、私が言ったんじゃなくて、チンピラですから)もとい、超ツンデレ強気の智紀。
彼等がどうやってくっついていくのか、智紀のハンパない強気があるからキヨはどうやって許してもらえるのか。
キヨは口数が少ないから、どうやって気持ちを伝えるんだろう?
障害が多そうだけに、とっても気になっていた一作です。
やっぱり榎田さんだな~。
やっぱり”仲間”なんです!
人は一人じゃないんだ、誰かに助けられて、優しくされて、そして自分も助けて、優しくして、そんな仲間があって生きていくんだと。
他の作品でもほとんどが、そんな仲間が主人公達を盛りたてて、時に家族のように見守って後押ししてくれるんですが、やはり、このキヨとトモのお話も仲間が大切でした。
そんな”仲間”を持っているキヨ達と、上辺だけの関係でしかない男達、それが上手くキヨの過去とリンクして、対比がなされていて、無意識の意図として、榎田さんの表現する「愛」の形というものをまた一つ見せてもらった気がします。
智紀の舎弟というか、見た目はアレだけど憎めない奴らのツルとカメ。
キヨの特殊清掃の社員の小林さん
そしてもちろん、芽吹に兵頭に、その周りの人々。
そんな現実の仲間達に助けられて、彼等の日常は回っているんだ。
キヨが、一人で腐ってしまうのは嫌だな~と考えるその原点になった過去の出会いも含め、
そして、清掃現場で拾ったチビッコ・イチローさえも
みんな、みんな、誰かを助け合って生きているんだと、それがひしひしと伝わってくるお話だったのです。
ご主人様にただ、尻尾を振って付いていく大型ワンコといったキヨと智紀の関係の均衡が崩れるのが、芽吹と兵頭の濡れ場というのも思わずウンウン!!
彼等が一つの布団で毛布にくるまって初めて智紀の身体に手を伸ばす時のその体格差に、
初めてエチをする時のその体格差が、イラストも含め滅茶苦茶萌えます!
そして、何よりキヨがエチになると口数が多くなり、何となくエロそうだぞ♪という点にすごくすごく、ギャップ萌えをもよおされるのですv
智紀の男前さにも、すごくすごく、可愛いだけじゃない潔さにも惚れるのはキヨだけではないでしょうねww
神に近い萌え評価です!
すごいなー、交渉人の世界観をそのまま崩すことなく引き継いで(それは当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど)見事に若者チームをまとめあげた、しかも単独で充分になり立つのは見事な腕前だと思います。
でも、やっぱりこれは交渉人シリーズを全部読んでいて、尚楽しめるという作品であることは間違いないかも?ですね。
何と言うか…言いたいことはたくさんあるんです、ホントたくさん。
ただ読み終えて一番に思ったのは、この作品は智紀からキヨへの、盛大なラブレターだったなと、そう思いました。
もう…本当に胸がいっぱいで…!
本編では脇で色々と頑張ってたおっきいのとちっちゃいのが、今回はもっともっと頑張って
そして真剣に純愛しちゃってくれてます!
めっちゃくちゃキュンキュンしましたよ。
本編では微妙な関係の二人にヤキモキした方も多いはず。
そんな方に是非是非読んでほしい。
二人のやりとりは相変わらず可愛くって可笑しくって、でもそれでも二人の恋が美しい。
あぁもうほんと大好きです…!!!
今作はキヨと智紀の交互の視点で語られます。
だから二人の心情がわかりやくってすごくいい。
キヨが智紀を好きだっていうのは周知の事実だと思いますが、智紀もキヨに対して微妙な感情を持っています。
それは今までの交渉人シリーズでも明らかにされていましたよね。
今回はそんな二人が特殊清掃の仕事で(智紀もキヨに誘われて1日バイトで来た)一人の子供に出会うことによって物語が動きます。
ネタバレになるからあんまり言いたくないので省きますが、
とりあえずその子供のために二人とも頑張って、おっきいのは過去が明らかになり、ちっちゃいのはすんごい成長します!
この子がめちゃくちゃ可愛くてイイ子で、なかなかいい味だしてますよ!
あと智紀の舎弟二人がめちゃくちゃいいです!!wwww
智紀は初登場の時は本当に生意気なガキだなと思いました。
でもその智紀が芽吹やキヨと出会ってこんなにも成長したのだなと…ホントに母親にでもなった気分でしたよ。
智紀は頭のいい子だから、わかりたくないことまでわかっちゃうんですよね。
そして自分のいいところも悪いところも、客観的に評価できる。
我侭なところも、素直じゃないところも、自分が頭のいいことも全部理解している。
だからこそ、辛いこともあるんですけどね。
そんな智紀だからこそ、恋の仕方も智紀らしい。
ついつい身体で動いちゃうキヨに対し、頭の中でグルグル考えてしまう智紀。
でもやっぱり17歳の高校生なわけで、頭が身体についていかないんですよね。
前はあんなに自信満々で大人相手に啖呵切ってた智紀ですが、キヨの前ではただの可愛い男の子で。
そうかと思えばキヨを丸々包み込む男前な姿だったり。
本当に智紀は成長しましたよね。
その事実がすごく嬉しい。
キヨも今回は過去が明らかになったわけですが、芽吹きといいキヨといい、どうしてこんなにも壮絶な過去を背負っているんでしょうね。
でもそんな過去があるからこそ、他人に優しくなれる。人を信じる強さを持っている。
そんな二人がすごくすごく大好きです。
智紀も同じで、そういう芽吹やキヨのことが大好きなんだろうな。
今までは無口で何考えているのかわからなかったキヨですが、
今回はなかなかケモノっぽいところが見えて…(笑)嬉しいです。
紳士の皮をかぶった野獣でしたw
キヨもちゃんと、健全な青年だったんですね!w
アンドロイドと呼ばれてきたキヨの、人間らしい一面がようやく見えたように思いました。
今回はいろいろ名台詞があるんですが、やっぱりそれは全部智紀からキヨへの語りかけが多い印象です。
もうね、後半の智紀のモノローグは全てがキヨへの愛の囁きなんですよ!www
お前がいればそれでいいとか、一緒にイキたいとか。
今までツンツンだった智紀のデレは、すっごい威力があります。
このモノローグの部分、全部キヨに教えてあげたい!!!
多分嬉しすぎて卒倒すると思う(笑)それくらい愛に溢れています。
あれだけエッチを渋っていたくせに、エッチしちゃった途端「キスしようか」とか(キヨには直接行ってないけどw)
もう本当にニマニマが止まらない一方で、すごく心があったかくなっちゃって
読んでる私まで幸せでほっこりして、なんとも言えない充足感があります。
智紀の成長が見れるのも大きいですしね。
二人、めちゃくちゃ幸せそうで本当によかった…!
今回の作品はスピンオフにあたりますが、本編をも超える傑作だと私は感じました。
兵頭×芽吹よりラブ度が高いです(笑)キュン度も高いです!!
何より二人とも互いにメロメロですしwww
ちなみに兵頭と芽吹のラブラブにもお目にかかれるので、こちらも期待しといて大丈夫です♪
次はまた芽吹と兵頭中心のお話に戻ると思いますが、その脇でキヨと智紀がどうなってるのかな~と、ソッチも楽しみにしていたいと思います!
小冊子もやっと応募できますよ!!!本にハサミを入れるのがかなり哀しいですけど…
きゃい~♪さくら☆です♪お返事ありがとうございます!<m(__)m>
新参者ですがよろしくお願いしますぅ。
たしかに!ほんと盛りだくさんでしたよね♪
うんうん!!智紀がこんなに愛情に満ちていて、ズキュンでした!!
高校生なのに舐めててゴメン!て心境です(苦笑)
智紀のは大人よりも、沁みる愛情表現じゃないでしょうか?(涙)
あーー。思い出すとウルウルしちゃいます…。
ほんとここまでラブくくると思ってませんでした私も。
この二人、もう愛がでかすぎて、どっちが包んでるんだかーーっ!?
って思いましたwもうノロケの域?wやっぱりまさにラブレターですよっ!!(><)
いいお話でしたよぉぉぉぉぉ。こうしてミドリさまと語れることにも感謝☆
小冊子も楽しみですね~~!!って4月なんて待ちきれないw
さくら☆さん、コメントありがとうございました!
ミドリといいますー!よろしくお願いします!^^
この作品で色々と萌えどころはたくさんあったんですよ、本当に。
それでもやっぱり一番萌えたのは、智紀のモノローグなんですよね。
あのクソ生意気な智紀が、あんなにツンツンしてた智紀が、
こんな風にキヨに愛を語るようになるなんて!!
しかもキヨのことを丸ごと受け止めて、優しく包んでいる様がもう~!!!!
ちっちゃいけれど、中身はすっごい男前の智紀がめちゃくちゃ愛おしいです!
キヨと智紀のスピンオフがくると聞いた時は、まさか二人がここまでの関係になるとは思ってなくって
予想以上にあま~い作品で本当に嬉しいです!!
あとは小冊子でこの二人にも会えると嬉しいですね!
ミドリさま!!ありがとうございます!!
もやもやが解けました。
ラブレター!!そう!ラブレターですねっ!!
胸のつかえが取れた感じです(*^_^*)
私もまだキュンキュンしてます♪大作でしたね~♪
あー幸せぇぇ\(^o^)/
突然失礼致しましたー★