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官僚ハードロマンス、第3弾登場!!
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
旧大蔵官僚エリートを主役にした、ドロドロした愛憎の世界も佳境に入り、現実生活の疲れから互いの必要性を、互いに認識しだした3巻は、気持ちのすれ違いがより切なさを呼び、胸が痛くなりました!
2巻で司馬を出しぬいて秘書官として出向した為に険悪なムードになった桐原と司馬でしたが、和解をし、桐原の隠れ家での穏やかな司馬との逢瀬の時間を過ごした所から3巻は始まります。
今回の読みどころは、司馬が桐原の大切にしている絵ハガキを見て、その相手に無意識の嫉妬をし、桐原が打ちのめされるところ。
無言でシャワーに打たれ目を真っ赤にはらしている桐原の姿があまりに痛々しくて(涙、涙、涙、、)
そして歩み寄りもできないままに、司馬が子供の為に離婚した妻と再同居を始めた為に、全く桐原と疎遠になってしまい、その間に司馬が、桐原が、互いがどんなに必要な、まだ愛とは呼べないけれど、特別に意識した存在であるかと気が付く展開になっている部分でしょう。
今回から、司馬の友人で外務省勤務の加賀が出張っています。
最初は司馬が頻繁に口にする「桐原」という人物への好奇心だったのですが、彼視点の桐原が語られる事によって、桐原の変化、そして、桐原と同じような結婚・境遇でありながら上手く立ち回る加賀との違い、など、比較対象や、第三者的目線でみた主役達の関係が見られる部分が、作品の深みを増しているのです。
エロ的には、主役の交わりは今回は薄く、政治家・篠田の慰み者にされる姿が唯一のエロといえばエロでしょう。
司馬に抱いてもらえない苦しみと、早く篠田から逃れたい為にとうとう篠田をイかすだけでなく、自分が肛門を使うことを知らせてしまう、その桐原の姿は、何故か涙を誘ってしまいました。
来月の4巻でラストです。
旧版、未読の身には、この彼等がどういった選択をするのか、もうすでに気になって仕方ありません!!
余談ですが、この「疵」シリーズは表紙は旧版のままのイラストを使っています。
どう見ても麗しくない絶対に30歳越えのスーツ姿のガタイ良い男二人の寄り添い姿。
特にこの3巻は、桐原が司馬の膝に乗り上げているような・・・
この表紙がたまらなく恥ずかしい!!
肌色率の高い表紙より、SMっぽいJUNEのコミックよりも、恥ずかしくて・・・www
茶鬼さんのレビューが気になって読み始めて、
ついに3巻までたどり着きました。
ううっ(涙)
話の端々に悲しい内容がちりばめられていて、
さらにラストも幸せになれるかのか!?
という感じで終わっております。
ここまで読むと、4巻が気になってしょうがない!!
桐原が1巻のころは感情のないキャラだったのに、
3巻目になると、人間らしさが生まれてきて、
彼の境遇がより悲しく切ないものに感じます。
一方の司馬は、人間らしさを「人間の汚い部分」で発揮しているため、
ひどい男だ!と思いたくなるほど。。。
2巻で出世のために体を売った桐原よりも、
司馬の別れの切り出し方のほうが、よっぽど卑怯なのでは!?
最後にクリスマスプレゼントを買った桐原は、
4巻目でプレゼントを渡せているんでしょうか……。
もう号泣ものの3巻。
4巻では、いっそもっと泣かせてほしいです!
ここへきてつらい流れですが、愛がほの見える描写で、一応読者としては”安心”して読み進められる。。かな?
ここへ来て初めての明確な別れ。司馬に対して明らかに自分の気持ちを意識した桐原。
一方司馬は、かけがえのない息子との共同生活を得るため、分かれた元妻との同居を始めます。桐原に別れを告げる司馬。ひどい男。。。
耐える桐原がいじましい。そして耐える強さがある。そこだけが救いです。
これは4巻で偉大なるカタルシスをみるのだろうか。。。
疵スキャンダルシリーズ3作目。
秘書官職をめぐってのわだかまりも解消されて、いい関係に戻ったかと思われましたが、桐原が大事にしている同級生からハガキをきっかけに不穏な雰囲気に。
嫉妬した司馬が放った心無い一言にショックを受けた桐原はまたふさぎ込んでしまいます。
司馬も嫉妬しちゃうほどの自分の気持ちに気づかないし、うまく噛み合わない二人がじれったいです。
それにしてもお風呂で2時間メソメソしている桐原ってどうなの(苦笑)
さらに司馬の別れた妻が子供を連れて戻ってきちゃうし、この先の展開が気になります。
夫婦喧嘩を目撃して泣いている息子を抱きかかえてブランコに乗ってい司馬にはうるっときました。
親の機嫌を損ねないように気持ちを抑えている息子も切なかったなぁ…