あんたとお前と俺。

anta to omae to ore

あんたとお前と俺。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×29
  • 萌17
  • 中立7
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
15
得点
129
評価数
46
平均
3.1 / 5
神率
15.2%
著者
丸木文華 

作家さんの新作発表
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イラスト
丸木文華 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫black
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784592850687

あらすじ

母親が突然再婚し、一度に兄と弟ができた奏祐。ずっと母子二人きりで生きてきたため、義父に嫉妬し、兄弟たちとは馴染めない日々を送っていたある日、義兄の陽一にふざけてキスをしかけられ…!?

表題作あんたとお前と俺。

SEの義兄・30歳/高校生の義弟・17歳
大学1年・18歳

その他の収録作品

  • 俺とお前とあんた
  • あとがき

レビュー投稿数15

ラブはどこにあったの?

丸木先生も義兄弟も3Pも大好物なんだけど、どうにも三人の間に愛が感じられないので中立にします。
お兄ちゃんが受けにほとんど一目惚れだった、最初は反発してた弟も急に手のひら返しのように好きだと言ってくる、バイト先の女の子まで受けに気があるみたい…と受けがやたらとモテモテなわりに、魅力がいまいち伝わってこなかった。
受けはエッチ自体は嫌いじゃないみたいで、あっさり二人を受け入れ、アレレと思っていたら後半のお話で兄が婚約。弟にも彼女ができて、そこで受けが二人への気持ちに気づくという流れに。
恋愛っぽいものを読み取るとしたらこのあたりなんだろうけど、切ないとかはあまりなく、恋だの愛だのいうよりは肉欲とか執着という風に感じられてしまって、残念ながら萌えられませんでした。

丸木先生の書く濡れ場は、攻めが激しく喘ぐのが結構好きなので、そこは楽しめました。

0

究極のマザコンが複雑化させる

複雑な義兄弟関係ですね。
そして奏祐のマザコンぶり。母一人子一人で自分が母を!という気持ちは理解できるのですが、どんどん明後日の方向へマザコンが暴走し出して…。

義理の兄弟ものはたくさん読みましたがこの作品はなぜかあんまり萌えられず。

親の再婚というよくあるパターンですが、まず兄の陽一がいきなり奏祐に手を出したり、弟の栄次が最初は誤解してチャラ男と敵意剥き出しで、そうかと思えば誤解が解けて別人のように構いだして。

そして陽一が奏祐を、それに居合わせた栄次を。
秘密を守るためとはいえなんじゃそれは?奏祐何やってるの?とついていけませんでした。

栄次の成績が落ちて奏祐は関係を絶とうとします。陽一とも。栄次をあんなに傷つけたのに相手に彼女が出来たら傷ついて、なんやかんやあって家族旅行でやっぱり好き!求められたいって。

どんだけ振り回せばいいんだよ。
陽一の結婚のからくりがびっくりでした。
そんなに奏祐のどこがいいのか?昔売りをやってたらフェロモンムンムンなの?

辛口ですが読むのを何度も止めようかと思いなんとか最後まで意地になって読み終えました。

とにかく主人公に共感できず栄次が可哀想で、でもどうしてそこまで奏祐がいいの?と最後まで謎でした。

1

3pでエロが濃い

3pものです。義理の兄と弟に主人公(受け)
せっかくの義兄弟なので、もう少し背徳感があればよかった。
それでもエロさがあり、よくまとまっていると思います。
私は陽一さんが好みでした。弟の栄次はどうもガサツでいけない(笑)
奏祐は流されるタイプなのですが、3pのHシーンはかなり濃い目でよかったです。
陽一さんの結婚はびっくりしました。少し都合よすぎかなと感じましたが、
確かに息子3人がああいう感じだと子供ができないので、あれでよかったのかも。
続編がでればぜひ読んでみたい作品で、とても面白かったです。

3

お尻♡

義兄弟による3Pモノです。表紙がイイですねー。これ電車の中なんですよ。痴漢プレイ中です…ひゃ~。受のお尻がエロいです。

母親の再婚で義理の兄・陽一(30)と弟・栄次(17)が同時に出来た大学生・奏祐(18)が主人公です。義兄からの冗談半分のアプローチにうっかりその気になってまいセックス中に乱入してきた義弟を唆して肉欲に溺れる奏祐と、彼の小悪魔的な魅力にハマっていく陽一と栄次。

3人は同性同士や義兄弟という関係にあまり背徳感を感じていないようで、色んなところで色んなことをヤッていて、なんだかんだ楽しそうです笑 基本的に貞操観念のユルい登場人物が多いのでこれはこれでいいか…と思えてしまう世界観の作品でした。

丸木文華さんの作品は2作目ですが、今作ではイラストも担当されていて、しかもお上手なのでビックリしました。

3

3P入門編

再婚した母の連れ子のマザコン気味な受けと、父の連れ子で受けを溺愛する兄弟ふたりの3Pです。
兄弟3Pモノですが血のつながりはなく、他の方も仰られているようにすがすがしいまでに自然な流れで3人でやってます。
自分は父の連れ子の兄弟ふたりが何故受けのことを好きになったのかがイマイチ分からず、う~~ん…と首を傾げながら読むところも多かったのですが濡れ場の描写は良かったので中立評価にさせて頂きました。
憎悪や近親の昼ドラめいたドロドロはないので3P入門編としては良いのではないかと思います。

1

愛がない

再婚して兄弟が出来て…恋愛にってパターンはよくあるけども。どこに愛があったのかわからない。

エロは濃いんだろうけど、ただ詰め込んだ感じ。そこまでこの主人公に執着した意味がわからない。自分はウリをやっていたからとか自虐的になっている主人公も好きじゃない。

勝手な勘違いばかりの弟くんにはがっかり。よく状況も知らないのにそんな怒りかたするのか?

主人公っていうより、体目当てな感じがする。お兄さんも主人公の事色っぽいって言っていたけど、主人公の魅力さは感じなかった。弟くんは童貞だったし、初めてのセックスで男だし本能のまま欲望ままって感じ。

情は沸いても愛がないよ。いつか崩壊するよ。



2

「三人遊び」よりはかなりよくなっている

丸木文華作品はこれでたぶん、2冊目。
「三人遊び」では、背徳感が決定的に不足していて、
それが萌えにつながらなかったという致命傷があったんだけど
おそらく、この作者にはもとっから背徳感でエロスを高めるという観念は
あまりないんだろうと思う。ウン。

だから、こういう作風の人が開き直っちゃうと、
「異常も毎日ヤレば正常」みたいな、妙なすがすがしさがありますな。

で、今回は兄弟×継母の連れ子という、3P好きとしては
もはや定番!のパターンであります。
こういうパターンはおそらく藍生有の定番コースだと思うが、
藍生有のネトネトッとした世界とは違う、
「なんか気が付いたら兄弟で3Pやってました」的な軽さ。
構造的にも葛藤がうすいし、前回みたいにクドい言い回しがない分、
スッキリ読みやすい。

これでキャラに絶対的な魅力がついてくれば、もう言うことなしです。
自分的には弟がただのヤンチャ系で、なんとなくジャマくさい。
うーん…イラストのせいかなぁ。
エロ度は、花丸BLACKの中では薄め。

0

33.3%、もしくは、トライアングル

受けかつ主人公の奏祐の生い立ちや、これまでの生活、いまの不満、新しく増える家族への気持ちなど、とても丁寧な心情の描写からスタートします。

「H度・えろえろ」で検索して出したタイトルだったので(笑)、冒頭から延々とつづく、いわゆる「ふつうの生活」の描写にはアレー?と思わなくもなかったんですが。

母親の再婚によって新しくできる兄弟のうち、まずは兄の陽一との接触・交流があり、次にのっけから折り合いの悪かった弟の栄次との衝突・対話があって、そこまでのエピソードを消化した時には、冒頭にあった奏祐の心情描写と合わせて、ぜんぶでちょうど円になった。
そんな感じがしました。

めっちゃ綺麗な円グラフ。

そこからの、怒濤の(?)えろですよ。
彼らのいたすシチュエーションが変わろうと、関係性が変わろうと、かならず、1枚のパイは3等分されてく。
誰かだけが傷ついたり、誰かが割りを食ったり、どちらかが抜け駆けしたまま勝ち抜けたり、そういういびつなことにはならない、完全なかたち。

唯一残念というか、ストーリーにはほとんど関係ない枝葉なのにべしっと目に当たったぞ、みたいに不快?だったのは、陽一さんの偽装結婚は好きにすればいいとしても、夫婦間に愛がない前提なのに「こどもだけはつくる」って…。

丸木さんはこれが初読みだったんですが、おもしろい書き方をなさる方だなあ、っていうのと、えちシーンがえろい、っていう印象が残りました。というか、好きです。
なんにも知らずに読み出したので、挿絵がくるたびにちょっとした違和感があったんですが、イラストは丸木さんが描かれているんですね。
そしてあれです、123ページの奏祐の絵がえろすぎました…。ご、ごちそうさまです。

3

背徳はエロの最高のスパイス

家族の生活する家の中で、男同士かつ兄弟同士で激しくエッチをしているという背徳感がハンパなく、大変に萌えました。
両親は真面目でいい子どもたちだと思っており、自分の家の中でこんな肉欲劇場が繰り広げられているとは露ほども知らないわけで。
う~ん。萌える…。

3Pの相手が義理の兄弟という間柄で、ガチ兄弟ではないというところがポイント高かったです。ガチ兄弟だと重すぎてしまうと思うので。
もっとも攻兄の陽一と攻弟の栄次はガチ兄弟なわけですが。
陽一は包容力のある大人の男。
栄次は思春期真っ盛りの、素直で一本木な性格。
どちらの攻も魅力的ですが、特に栄次のがむしゃらワンコっぷりには大いに萌えました。
大型犬にどしどしとのしかかられて、くんくん鼻を鳴らされているような…ここまで好かれたらそりゃ絆されますよね~。

地雷要素をあげるとしたら、受の奏祐が淫乱っ子だという点。
可愛いジャニ系の大学生という設定ですが、顔に似合わず、男でも女でもオッケー的な性格なので、一穴一棒主義の人には辛いかもしれません。決して尻軽というわけではないのですが。

はからずも、後に出版された「三人遊び」のほうを先に読んでしまったのですが、同じ丸木先生の3Pものでも、私はこちらのほうが断然好きですね。
先にあげたインモラルの要素に激しく反応してしまうので。
3PネタのBLで私が一番萎える展開は、受がどちらか一方を選び、くっついてしまうこと。
2対1というどうしようもない歪みを内包する関係性の中で、それぞれが葛藤したり気持ちの折り合いをつけるところに3Pネタの醍醐味があるのだと思います。
その点この作品は一番いい形で収まっていると思います。満足です。

2

丸木さんの3Pってこうなるんだ・・・

いつも攻めが受けのことに執着しまくりで
攻「俺が一番じゃなきゃぶっ殺してやる!そして俺も死ぬ!」
って感じなので3Pになるとどうなっちゃうの!?と思っていましたが
攻兄が今までとは違うタイプでこうなるんだ へえ~と思いました

0

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