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hachigatsunanoka wo sahashite
樋口美沙緒さんの小説は結構好きで、この作品はCD化もされていて表紙絵にも惹かれたのですが、期待しすぎだったようです。
設定と展開が強引なのはサスペンス風味の作品なので多少は目をつぶるとしても、種明かしまでの持って行き方と落とし方が…上手く言えないのですが、コレジャナイ感が拭えませんでした。
北川先輩は展開上は確かに必要なキャラクターなのですが、トライアングル・ラブと銘打つほどの存在ではないので、「とっとと恭一に確認すればいいのに!」と苛々してしまいました。あと、とにかく不憫(笑)。
恭一は恭一で、もう涼太の言った「嘘つき野郎!」の一言に尽きるかと…。記憶が戻る可能性を考えていないあたりが浅はか。高校生らしい青臭さはキライじゃないのですが、やった内容が内容なので、私は「この…愛い奴め」とはなりませんでした。
恭一は怖いほど一途な男なので、これからはきっと幸せになれるでしょう。北川先輩に可愛い恋人ができることを祈るばかりです。
記憶喪失ものは大好物なので、期待大で読み始めました。
でも、なんかこれデジャブ……。
「愛はね、」「ぼうやもっと~」に感じたあのモヤモヤが再来です。
今回は攻のエンドレスループじゃなくて、受のエンドレスループでした。
案の定、受のネガっぷりにイラっとして、なんともいえない気分に。
そこにそんなにページ割かなくて良いから、ラブにもっと力入れて欲しかったです。
微妙なサスペンス風味も、序盤から展開が見えてたし、最初の方こそ楽しく読めていたのに途中で飽きてしまいました。
卑屈なネガ受も大好物ではあるのですが、どうもこの作家さんのぐるぐる系とは相性が悪いようです。
というか、ファンタジーだと嵌るので、この作家さんの現代ものと相性が悪いのかも。
そして斜め45度な感じの記憶喪失ネタもなんだか中途半端で、別にこんな設定にしなくても良かった気までしてくる始末。
私は記憶喪失に関しては壮大なロマンスを求めてるので、多少やり過ぎなくらいが丁度良いと思ってます。ゆえに欲求不満気味。
可もなく不可もなく、これといって記憶に残らないお話でした。
限りなく中立に近い萌。
面白かったです。
「夢の男」の正体は、やっぱりお前か(σ´∀`)σYOって感じで察しがつくのだけど、「何故そうなった?」というのを知りたくてグイ読み。
パズルのピースが組み合わさっていくように、少しずつ明らかになっていく真実にワクワク((o(。・ω・。)o))ワクワク
2人とも本当に不器用。
特に恭一…何でも出来るようで涼太のことに関しては本当に不器用でヘタレ。
自分が傷つきたくないというのは分かるけれど…あれじゃ涼太の気持ちは宙ぶらりんで放置になっちゃって可哀想だよ(´・ω・`)
でも終盤でお互いが気持ちをぶつけ合った時…というか恭一が泣いた時、これまで辛かったんだろうなって思うと胸がキュウッとなった。
普段無口な恭一がアレな場面でベラベラ喋りまくるのにはニヤニヤ(。-∀-) ♪
最後の「恭ちゃん」呼びで、涼太の中にあった恭一に対する劣等感も払拭されたんだろうなって感じられてホンワカする(*´∀`)
それにしても…北川会長が格好良すぎてどうしよう?!
「誰かがオレにダメ出ししたからって、オレの価値そのものは変わらない」…何それ格好良い、惚れてまうがな(*´ω`*)ポッ
んでもって、めちゃくちゃ良い人だし。
この人も幸せにしてやって下さいませー。
スピンオフ希望!
書記の椎名さんフラグだと勝手に期待してます!!←
マルハナバチの描写は癒やしなり~。
楓花さま、こんばんは(*^^*)
この作品、良いですよねー。
そしてそれ以上に会長気になる存在です!
男前でぶれない辺りが、これだけじゃ絶対もったいないのにスピンオフの気配はなく…(T_T)
4年経ちましたし、もう無理なのかしら。
出たら絶対買うのに…なんて思いつつも、会長受けだったら激しくショックなのですがああ。
ネタバレなしで書きたいと思います。
樋口さんの作品は、実は避けていました。
というのは、評価の高い作品が自分に合わなかったためで…
ですが、イラストの高久尚子さんは大好きな作家さんなのでこちらを読んでみようと思いました。
記憶喪失ものなので、細かく書くことは避けたいと思いますので、人物紹介は主人公だけ。
受けであり主人公の涼太は17歳。
ほっそりとした体型で、中学の頃は陸上部に所属していました。
その他の主要人物は、幼馴染で同級生の恭一と生徒会長の北川。
そして中学からの友人である真鍋。
涼太は5月から8月まで3ヶ月間の記憶を失って、病院のベッドで意識を取り戻します。
夜の学校で階段から転落。
骨折と捻挫をし、記憶を失っていました。
記憶はじきに戻るだろうと涼太自身も楽観視していましたが、その後、自分が何者かに無理やり抱かれる夢を見出し、自分の体が変わってしまっていることに苦悩するお話です。
ことがことなので、涼太はつねにグルグル悩んでいますが、女々しさはなく、気持ち良い受けさんです。
高久さんの描かれた、可愛らしくも男であることをきちんと想像させる涼太のイラストもすごく良くて、読みながら涼太の顔が浮かんできました。
樋口さんの文体は暗かったり淫靡な雰囲気がないので、始めからことの次第は読めてしまいますが、それでも楽しめました。
ある意味では王道で、安心して読めます。
でも、読んでいて気分が悪くなったのは、陸上部顧問の言葉ですね。
こんな教師いるのか?と。
わたしが学生の頃は運動部顧問と言えば、まるで「丸ヤのご職業ですか?」と疑いたくなるような恐ろしさ(パンチもいた…)でしたが、今の時代なら父兄がすぐ口出ししてきますからいないんじゃないかなあ、なんて思いました。
それにしても、学生時代はかなーり遠く彼方ですが、ピロティという言葉にひじょうに懐かしくなりました(苦笑
そういえばそんな場所あったよなーと。
こちらの作品を面白く読ませて頂いたので、他の作品も購入してみようと思います。
食わず嫌いしないで良かった(笑
事故で夏の3ヶ月間の記憶を失った涼太。
それ以来何度も自分が男に強姦される夢を見て、その男を捜そうとする。
子供のころからの親友の二宮と夏の間に距離が近づいていたらしい生徒会長・北川のどちらも特徴にあてはまっていてどっちだ!?と思いながら読みました。
普通に考えて二宮なんだろうな~と思っていたら途中で北川のような気もしてきてやっぱり二宮…!?と揺れました。
壊れた涼太の携帯から手がかり探したり少しミステリーのようで次がどんどん気になって読み進めてラストは納得できるオチで良かったです。
冷静そうに見える二宮が見せる独占欲と無口なのに情事中だけ饒舌になるところが可愛かった。
かなり面白かったです。これから樋口さんの本集めようと思いました。
樋口美沙緒さんの作品は初見だったのですが、
今作品はとってもツボでした!!!
幼馴染み、強姦、記憶喪失、学園もの…など
私の好きなシチュがどっさりと詰まっていて
常に萌えていました!!!
でも、何よりいいな、と思ったのが
推理小説チックな感じなとこです。
最初の頃は完全に恭一を疑っていたのに、
途中から北川さんだと確信していって、
でもやっぱり恭一が怪しくて…というように、
犯人が誰だったのかを私は途中まで全然予想できませんでした。
だんだんと明かされていく夢の男のヒントから
どっちなのか予想するのが私の中では、何より楽しかったです。
そして、原因がお互いのすれ違いだったというのが
とても可愛くて、幼馴染みいいなと思いました♡
ほとんどが恭一と涼太で進んでいたから
北川さんが可哀想なんじゃ??と、
途中思いましたが北川さんと円滑な関係なまま
恭一とラブラブエンドで不快感がなく、読みやすかったです。
そして、最後の終わり方!!!
ずっと「恭一」と読んでいたのに、思いが通じあってから昔のように「恭ちゃん」と呼び、恭一がはにかんだように笑う、というのが本当に可愛くて!!!
恭一が頻繁に聞いてきすぎて「はやくしろよ!!」と
少し思いましたが、エロシーンもとってもよかったですฅ(^ •ω•*^ฅ♡
全体的に大好きな作品でした!!!神です!!!
幼なじみ記憶喪失もの。
紹介文から受ける印象よりずっとピュアなお話でした。
ただ全体的に心身ともに痛々しい描写が多いので、ちょっと疲れますけど^^
記憶喪失ものってベタな設定らしいんですが、私は初めてですw
三ヶ月分の記憶が比較的ランダムに思い出されていって伏線が回収されていく、って感じなので、気をつけて読まないといけませんでした♪
記憶喪失ものってだけでなく、二人が幼なじみということもあり、回想で時間軸が動きまくるのはちょっと疲れました^^
って、疲れた疲れたって言ってますが(笑)、すごくいい作品でしたよ!
登場人物の心理描写がとても自然な形で書かれていて、受け視点ではあるけど互いのすれ違いに胸が痛くなりました。
主人公の記憶喪失は三ヶ月分なんですけど、思い出す時間はもっともっと昔からのことなんですよね。
記憶喪失でいったん全てがリセットされることにより、恋に向かって一歩踏み出すことができた、という感じで素敵でした。
全体的に不器用なキャラが多くて、一つ一つの言動を「これどういうつもり?」って疑う必要があるのもおもしろかった(笑)。
あまりさくっと読める小説ではないので、がっつり時間が空いたときにじっくり読むことをおすすめします^^
レビューを読んでとても面白そうだったので、読んでみたのですが、幼馴染のすれ違いにときめきました。特に話の描写のされ方が素敵でした♪
--(以下ネタバレを含みます)--
記憶を失った受けの涼太が、はじめは、その期間に何があったのか?自分を襲った人物は誰なのか?そこから真相を探していくのが、少しずつその前後の流れが明らかになっていく内に、犯人を追うよりも、その頃の自分の気持ちはどこにあったのか?恭一の気持ちは――?そして、今の自分の気持ちは?
と、涼太は幼馴染で昔は何でも知っていて、分かりあっていると思っていたはずなのに、周囲によって知らされた、恭一が言ってくれなかった過去に頼りにされてないと思い、生まれる劣等感。そこからどんどんとズレが生まれて、距離が出来て・・・切ないなぁ~と思いました。
そして犯人を追っている時は、謎の人物だった(?)北川ですが、彼が一番好きでした。彼みたいな優しくて柔軟で話しやすいタイプの人(お調子者とは少し違うけど)って、格好良いし、理想だけど・・・若い子達(女子高生)には、何でも出来てちょっと近寄りがたいクールな恭一タイプが良いんだろうか・・・。(´・ _ ・`๑)?
恭一に対しては、読んでる側としては北川に対して嫉妬とか嫉妬とか嫉妬とか(笑)分かりやすい部分もあるんですけど・・・分からない箇所もあるので、涼太にも、全然伝わってなくて
「自分、不器用ですから」じゃ、すまないからね!(笑)って言いたくなるほど、臆病だったり不器用で、それなのに好きな人の前では格好良くいたいという・・・
でも自分の近くでずっと側にいてくれた好きな子が、突然いなくなったら、ショックだろうなー。何でも出来ると思われてるけど、涼太に甘えて助けて貰っていたと思うと、全然完璧じゃない恭一が、ちょっと可愛いなーとも思えたり・・・多分(笑)
記憶が戻ってくるシーンが好きです。そこのシーンの挿絵は無いのですが、とても穏やかで綺麗で情景が目に浮かぶようでした。他にもこんな感じなのかな~と頭の中で映像が浮かんで、面白かったです!
※3/27 一部文章を修正しました。言葉足らずで挿絵が無いって書いてしまったのですが、高久尚子先生の綺麗な口絵も挿絵もあります!誤解を招く発言をしてしまって、申し訳ございません(汗)
メイプルシロップ様
そんな!謝らないで下さい~。ご返信ありがとうございます(><)
紛らわしい書き方をしていたので、教えて頂けて助かりましたっ♪
挿絵の無い小説もあるんだ~と勉強になりましたし、何より読みづらく拙い私の文章を読んで、声を掛けて頂けたことが、本当に嬉しいのです(////) ありがとうございます!
何かまたありましたら、宜しくお願い致します。でもおかしな点は、無い様に頑張ります!(笑)
ありがとうございました~
ひゃー!すみません…!
挿絵のない作品もなかにはあるし、こちらのご本もそうなんだー!と
早とちりしてしまいました><
blacksimaさんの文章はとてもわかりやすいし、全く問題なかったのに…申し訳ありません!
も、も、申し訳ございませんー!!。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。挿絵は有ります!
高久尚子先生の素敵なイラストがございます~
私の日本語がおかしくて誤解をさせてしまいました(@@;)申し訳ございません。
自分の好きなシーン(記憶が戻ってくるシーンがあるのです)そこの挿絵が無いという意味で書いたつもりでした。今、自分の文章を読むと・・・あきらかに、おかしいのに気づきました。あわわー
よく、身内に文章で主語と述語無いと言われるので・・・(じゃあ何があるんだ!って感じですけど:汗)
はぁ・・・(T_T)ううう・・・すみません。レビューを修正してきますー!教えて下さりありがとうございます!!
で、ですが、こちらの小説とても面白いお話でした~♪挿絵も綺麗です!是非、機会が有りましたら読んでみて頂きたいでーす。
「サミア」って門地かおり先生のイラストが表紙の本ですよね?確か、エイリアンのお話でしたでしょうか?挿絵がないのですか!?Σ(゜▽゜)斬新!! 気になっていたので改めてチェックしたいな~と思いました。
本当にすみません・・・。
樋口美沙緒さんも結構好きで、この作品も気になっていたのですけど、
これ挿絵ないんですね?
無ければ無いで楽しめるとは思いますが、珍しいなあ。
挿絵無しの作品は、須和雪里さんの「サミア」ぐらいしか持っていないのです。
情報ありがとうございましたー!
うわあーっ、面白かった!
わけわかんないのに萌えまくりましたよ。
「むこう十年は記憶喪失もの」を読まなくてもいいかもしれないとかなり真剣に思ってしまいました。
ありとあらゆるジャンルの小説の題材とされる記憶喪失。BLでもわりとしょっちゅう見かけますが、この作品では記憶喪失そのものについて考えさせられました。
受が三ヶ月間の記憶を失ったところから物語は始まります。失われた三ヶ月間、どうやら自分が男に無理矢理抱かれていたらしいことを知った受は犯人探しを始めます。容疑者の筆頭である生徒会長に近づこうとする受ですが、親友は快く思っていないようで・・・。
一般的に記憶喪失といえば、攻によって傷つけられた受が攻に関する記憶を失って攻が猛烈に反省したり、仲良しだったくせに攻が受のことを忘れて受がショックを受けつつ健気に攻を想い続ける切ない展開を楽しむものだと思いますが、そういう切なさを期待して読むと些か当てが外れます。
重要なのは失われた三ヶ月間の記憶ではなく、八月七日に嵐の音でかき消された親友の本音や初めて好意を持った時の気持ちなどそもそも最初から本人が自覚していなかった過去の出来事です。
受は三ヶ月間の記憶を取り戻そうとするうちに知らず知らず自分の自覚していなかった過去の真実を記憶の中から掘り起こします。
今までどれほどすれ違ってきたかを思い出すために記憶喪失になったようなものなのです。思い出そうとするまで自覚すらしていなかった過去はある種の記憶喪失なのではないでしょうか。
所々に散りばめられた過去のエピソードがどれも秀逸です。
一人でコンビニ弁当を食べる攻を見た受が淋しいと感じる場面が好きです。人を好きになる瞬間ってその人のことを知りたくて相手の心にシンクロしようとしちゃうんですよね。殆どがただの思い込みだから、大抵失敗するんですけど。初恋を思い出して胸がきゅーんとしました。
全然関係ないですが、一応左胸のあれは消えたと解釈してます。
正直、特筆すべきものはないです。記憶喪失もの、まあBLの王道だよね、としか。でも、あくまでも樋口さん作品として見れば、それほど悪くもなかったんです。『愛の巣へ落ちろ!』のシリーズ以外の樋口さんの作品では唯一マシですね。
ただ『ミステリー』っていうのは大げさすぎだと思いました。『謎』そのものはどうってことない、風味程度です。それを言うなら、『三角関係』もそうなんですが。
これは樋口さんのパターンなんでしょうね、ネガティブな受が1人勝手にぐるぐるするっていう。私は、それ自体は別に苦手でもないですし、他の(私の)ダメな樋口さんの作品に比べれば、これはまだしも許容範囲内ではありますが。
たぶん、恭一(攻)のキャラクターが特に嫌いなタイプじゃなかったからだと思います。他の作品は、とにかく特に攻キャラクターが全滅だったので。
だからと言って、この作品も(恭一に限らず)別に好きなキャラクターはいません。
樋口さん、設定や文章は悪くないんですが、正直キャラクターがまったく好きになれないんですよ(今作はホントにマシな方)。
前作の『愛の巣へ落ちろ!』が、もう言葉にならないくらい好きで、『樋口さんが好き』と思い込んでしまったんですが、その他(その後)の作品はどれもこれもまったく合わないです。
結局のところ、私とは相性良くないということなんでしょう。
ものすごく良かったです!
攻めの恭一も受けの涼太も凄く萌えるタイプでは無かったですが、とにかく話が良かったです。
この作品で幼馴染の両片思いのすれ違い物に目覚めました。
樋口さん作品初読み、と言っても初めて読んだのは半年ちょっと前ですが、購入のきっかけは挿絵買い(高久さん好きなので)とレビューか何かを読んで惹かれる物があった為です。
表紙やあらすじは三角関係を強調していますが、実際はどちらと引っ付くか勝負は見えていて、片方は完全な当て馬ですので、三角関係を期待すると肩透かしを喰らうかも。
レビューするに当たり改めて読み直したのですが、受けの涼太と攻めの恭一のすれ違いっぷりが半端ありませんでした。
恭一の言動が裏目に出まくりでちょっと可哀相になってきます。
読者目線では恭一が涼太にどのような思いでこのような事を言っているのか判っても、涼太には判ってないから尚更です。
しかし涼太も追い詰められてちょっと可哀相です。
もし涼太があの時メールを送っていたなら、間違いなくあっさりと引っ付いたと思うのですが…
実際はクダクダしまくりでかなり遠回りしていますが。
不満点は攻めの恭一関連。
恭一はかなり酷くて狡い男だと思います。
心の中で「涼太、北川にしておけ!」と何度思ったことか(笑)
正直人間的な魅力は北川>>>>>恭一に思えるのですが、何だかんだ言って涼太にとっては恭一は特別な存在だから仕方がありません。
受けしか見えていない攻めは好きなので、何だかんだ言っても恭一は攻めとして好きなんですけどね。
あと恭一は告白されまくりのモテモテ設定に納得行きません。
恭一のような一見完璧で愛想のないタイプって、憧れの対象になっても告白の対象にはならないと思うのですが…
リアルでは愛想の良い北川タイプの方が余程モテると思うのですが…
物語終盤でモブ女子が言っていた「二宮先輩ってかっこいいけど、怖いし……」という台詞はかなり納得しましたが。
でも恭一関連の不満を差し引いても神評価は変わりません!
両片思いのすれ違い物が好きな方にオススメです!
また自分は来年の八月七日にきっと読み返すと思います(笑)
樋口さんの作品は以前読んだものはどれも当たりでしたが、今回もたっぷり萌えさせて頂きました。
執着攻めスキーの私としては恭一がすごくツボでした。生徒会の臨時委員の涼太を自分の補佐にしたり、涼太が何度拒んでめ登下校を共にしようとしたり。独占欲の強さに萌え滾りました。
当の涼太には恭一の気持ちが伝わらず。でも恭一にも問題があるのでそれはしょうがないですね。好きだから過保護になると伝えれば良いものを、幼なじみだから面倒を見ていると理由付けしてしまうのがいけない。
その事を陸上部のマネージャーから聞いた涼太は当然ショックを受けます。
ただでさえ劣等感に苦しんでいるのに、そんな理由で傍にいるのだと人づてに聞かされるのは辛い。
お互いに想い合っているのにすれ違い続ける二人にやきもきします。
犯人探しに関してはあまりドキドキは無いです。あらすじでは、どちらが犯人かわからないような思わせぶりな書かれ方ですが、正直犯人は迷うまでもなく分かってしまいますからね。北川は残念ながら完全に当て馬。
でもこの作品は犯人が分かっている状態だからこそ楽しめます。
北川を疑いながらも近寄ろうとする涼太を阻止しようとする恭一に萌え。
涼太が記憶を取り戻した時ね恭一の「お前に好きになって欲しかった」が切ない。恭一は身体だけの関係を続けていたことを後悔し、3ヶ月間をリセットして一から涼太とやり直したかったのでしょうね。
切ないけれど好きなシーンです。
何はともあれ想いが通じ合って良かった!ここまで辿り着くのにすごく遠回りした二人ですが、ラストページからはこれまでを取り戻す位ラブラブになる予感がします。
涼太の恭ちゃん呼び、はにかむ恭一に萌えました。
高久さんのイラストもすごく素敵で大満足な1冊。
えーと、
主人公のこの二人、
二人揃って、臆病すぎ
水沢みたいに、基本的に素直で前向きなキャラは好き。
そんな素直で前向きな子だからこそ、気持ちの行き場を塞がれたときに、意地を張って、悪い方へ、悪い方へとこじれていく。
で、それが許容量を超えたときに、記憶喪失という形に。
記憶喪失の謎解き的なことは、読んでいる方には早々にわかっちゃう。
むしろ展開のメインは、水沢が記憶を封じてまでやり直したかった事は何かを、自分で見つけて、認めて、克服して、進み出す。
そういう、成長していく主人公のお話としておもしろかったかな。
そして、私は、物言わぬ臆病な攻めはキライ。
夜遅くに読み始めたため、一気に読む気はなかったけど先が気になってしまい結局最後まで読んじゃいました。おかげで寝不足で次の日きつかったです…
ま、そんなことはおいといて。はい、私が大好きな樋口美沙緒先生の作品と言うことでかなりワクワクしながら読みました。
記憶喪失ものは素敵ですね^^こういうの大好きです!
互いに意地の張り合い、そして素直になれない2人、切なかったです。
濡れ場の時は、いつもクールで口数が少ない恭一もホントよくしゃべる(笑)
別人なのかと言うぐらい、しゃべっててある意味笑えましたw
生徒会長の北川も最初はちょっと気に入らなかったけど、私は一番おいしいキャラだったんじゃないかと思います。いい人で良かったぁ~こういうキャラ好きです。
ちょっとモヤモヤしたところはありましたが、あまり気にせず読めましたよ。
ドラマCD化も決定で涼太役にてらしー、そして、恭一役に羽多野さんってことで普段から仲が良い2人が演じられるなんて素敵すぎます!楽しみ!!!
この作品、面白い?面白くない?と聞かれると、
ストーリーは面白いが、主人公に共鳴するか?と言われると、
さほど・・・という感じ。話の展開は、面白い。夜の10時から、
読み始めて、夜中の3時半までかかって、読み終えたほど、途中で
止められなかった。
この作品に出てくる登場人物は、自分の事でさえ、他人事のように
扱っているようなところがある・・・例えば、冒頭で、4行の序文の後、
「眼が覚めた時、涼太は病院のベッド上に寝かされていた。しばらく
動けないほど体が硬く、まるで鉄を入れられたようだった。やっと首を
動かすと、ギブスで固定された自分の右腕の向こうに幼なじみの
恭一・・・」とあり、涼太からの読者への恭一の紹介のような文が3行ほど
あり、涼太と恭一の関係がどのような状態なのか、という説明のような文が
12行ほど続いたあと、2ページの終わりぐらいで、「なんで病院いんの?なんで腕、折ってんの?」という言葉に続く。
普通、覚えがないのに、病院のベットに寝かされていて腕が骨折していたら、取り乱すのが、本当だろうと思うのだが、「なんで病院いんの?なんで腕、折ってんの?」この一文、自分を心配している箇所が、
あるぐらいで、淡々と、話が進んでいく。この作品は、こういう展開が
続いていくので、話しは、面白いのだが、
なんだかな~という、気持ちが、残る作品です。
最後に、恭一と涼太が、自営業の夫婦のような、夫は仕事、妻は事務、
のような、関係になっていく、ところも、なんだかな~という気がします。
みなさまがレビューで書いてる欠点、私もまるごと同意です。
受けのグルグルがいまいちよくワカラン!
なんだこの受けのうじうじぐるぐるの女々しさウザったさは!
でもさ、欠点すべてマイナスしても有り余るほどの怒涛の萌えが!
萌えがーー!!
屁理屈抜きに萌える!!
アタクシ完全に萌え死にました。
樋口作品は既刊本三作すべて神評価なのですが、なんかいつも胸がキュンキュンキュンキュン切なくて甘い痛みで死にそうになる。
“ツボ”としか言い様がない。
三角関係やら、記憶を失ってた間のレイプ犯探しについては期待しないほうがいいです。
綺麗な三角関係というより、片方は完全に当て馬なのがすぐに分かるし、レイプ犯についてもすぐに犯人が分かるので(受けは分かんないんだけど、読み手にはすぐ分かる)。
攻めがいいね。
頭がよくて何でもこなせるのだ。
なのに、どうしようもなく不器用なのだ。物事すべて自分の中で完結させてしまうから、相手の反応を伺いながらジワジワと対応を軌道修正させていくってことができない。
うあああなんという愛おしい攻め…!(でもこういう男、実際に付き合うとウザいだろうなw)
素直になればいいとかそういう単純な問題じゃないんだよね。
受けもたいがいウザいけどさ~w
何回もポロリンと泣きました。
神!!!
いっぱいキュンキュンさせてくれてありがとうございます。
今回は口数の少ない陸上部副部長で生徒会副会長と
転落事故で記憶喪失になる文化祭臨時委員のお話です。
受様が失くした記憶を取り戻そうとする事で、
自分と相手の気持ちに気づいていく展開になります。
受様は私立の高校に通う高二生。
中学の頃は陸上部に所属していましたが
今は部活もしていないコレと言って自慢もない
平凡な十七歳です。
夏休みのある日
夜の学校で階段から落ちる事故に遭い
事故直後から三カ月分の記憶を失います。
心因性と判断された為
そのうち思いだすだろうと楽観視しますが、
記憶を失った一カ月後から
ある夢に悩まされる事になります。
それは嵐の夜に生徒会室で
自分より一回りは大きな体格で
三年生を示す青いネクタイをした男に
組み敷かれて犯される上、
しかも自分は
自分の事を好きでもないこの男に
彼にいつもいい様にされるのだと
思っている夢なのです。
失った記憶の中に潜む
真実を知りたいと思いながらも
受様に彼を探す手段が思いつけません。
そして事故から一カ月、
事故の時に負った怪我が
右手首の完治を待つのみとなっても
受様の記憶喪失だけは治らず
受様は嵐の夢にも翻弄され続けていました。
そしてそんな受様を
何かと気にかけてくれる生徒会長が
夢に出てくる男の条件にピッタリなのですが
生徒会長と接するうちに
副会長を務める同じ年の幼馴染の事が
気になりだしてしまいます。
果たして受様は記憶を取り戻す事が出来るのか?!
あまりにも近くにいすぎた為に
攻様への思いが恋だに気付けなかった受様と
受様を失いたくないばかりに
自分の気持ちを抑えつけていた攻様の
典型的なスレ違いラブですね。
今回幼馴染の副会長こそが攻様で
受様が探していた夢の男なのですが
受様が思いだしていく記憶の中の男と
攻様がなかなか一致せず
最後までドキドキ満載で楽しく読めました♪
夢の男の鍵となった服装絡みの設定は
とっても良かったですが
攻様が夢の男なのがミエミエなので
『萌』評価とさせて頂きました(笑)
但、受様が
男に抱かれる自分に悶々とし、
攻様にも男がいたと知って悶々とし、
攻様が夢の男だと知っても悶々とするので
受様のグルグルさがうっとうしいと思うと
萌えられないかな(苦笑)
今回は本作同様記憶喪失モノで一作、
火崎勇さん『夢の終わり』をおススメです。
あらすじに惹かれて買ったんですが、正直微妙という感想をもちました。表紙からして三角関係なんだと予想はできるんですが、もう誰と誰がくっつかかが最初のほうから予想がつき、ハラハラして読むことがありませんでした。
そして肝心の受けもどこがいいのかわからない、見ててちょっとイラッとしてしまいましたしwww苦笑
てか、なんで記憶を失ったのかの原因はなんだったのか。いろいろと謎は残っています。もちろん、具体的に解決しなくてもいいんですが、さすがに記憶喪失から始まった話なので、もっとちゃんと書いてほしかったかな。
うーん、面白いというよりもやもやしてしまい、萌えどころではありませんでしたo(´д`)oァーゥー
もう一度読み返せばまた変わるかもしれませんが、わたしは微妙という感想です。本当、攻めは凄く好きなタイプだけど、受けに魅力を感じないwwww
あんないい先輩(あて馬)もなぜ受けを好きになったのかがわからない…。ストーリーはいいのかも知れないんですが、受けがわたしにはダメでした。
面白かったんですが…、面白かったんですよ、うん。
なんだろ?何かがもわもわしたまま残るんですけど、これなんでしょうね?
お話としては、記憶喪失もののお約束といった感じで、記憶がない期間に何があったんだろう的な内容だったんですが、誰かに抱かれているという記憶の断片がチラチラ夢に出てくるのは読んでいてドキドキしました。
ただ、私は受けが、記憶のない間自分が誰を好きだったのかを何故そんなに知りたがるのかがちょっと疑問でした。
いや、強姦相手を探そうとするのは当然ですよ。けど、好きだった人なんて、探しても意味ない気がするんです。
知りたいと思うのは当然かもしれないし探すだけなら良いんだけど、なんだかこの受けは、「記憶がない間の好きだった人と、好きだった気持ちを取り戻さなきゃ」みたいな探し方をしていたので、それはとても後ろ向きで意味のないことなんじゃないかな…と思ってしまいました。
前のことは置いといて、今好きな人のことを考えろよ~!
本当に本当に大好きな人だったんなら、きっとちゃんと今も好きになってるよ~!
っていうか、無自覚を装いやがって!攻めを好きじゃないとは言わせんぞ~!
と、言いたくて言いたくて言いたくて…。
だって、攻めの気持ちはすごく透けて見えているから、「そこに気付いてあげて~」と苦しくなるんだもの。
いやけど、文句言ってるようで面白かったんです。
2人のすれ違いっぷりもヤキモキさせられて、「素直になって~><」ってホント胸がギシギシしました。
全部の謎が明らかになったときに見えた攻めの気持ちに、きゅんとなりました。
ずっと読みながら不器用な人だとは思っていたし、回りの評価ほど完璧な人でもないとは思っていたのですが、こんなに縋るような苦しい恋をしていたんだと改めて知らされて、切なかったです。
あぁ、ここまで書いて、なんで最後にもやっとしたかがなんとなく分かった。
私はこの作品の攻めが、とても好きだったんですよね。
そんで、受けの言動全部が無自覚に「攻めに好かれていること前提」だったから、「攻めを弄ぶな~~~!」って気分になっちゃったんだな。
うん、自分なりに納得。
それにしても…北川さん、いずれ救済して欲しいなあ。
最初から全部経緯を知ってるんだから、教えてあげてくれればよかったのにって思ったり、教えないんだったら中途半端に応援なんてしないで奪っちゃえばいのにって思ったり。
好きな人の苦しんでる姿はみたくないんだけど、かと言って「好きな人が幸せなら自分も幸せ♪」だなんて言ってあげられるほど善人でもない、そういう人間くさい感じが好きでした。
ぜひとも幸せになって欲しいなぁ~。
あ、そう言えば。
強姦魔を探す手がかりだったはずのアレは、結局どこに行っちゃったんでしょうね。
時間が経ったら消えちゃったってことなのかな?
そんな不親切な複線、無意味すぎて要らないんじゃ……;
必殺ーーーコメント返しーーー!!!!!!
嘘です、すんません。クレタコです。
しのさんのレビュー読んで「読み飛ばしてたんじゃなかったんだ、自分!」とホッとしました。それまではレビュー書いたもののやっぱり読み飛ばしていたんだじゃなかろうか、それとも自分がアホで気付かなかっただけ?と不安だったので、同じ点を疑問に持った方がいらっさって一安心一安心、ポクポク。
でもああまでして確認しようとした複線が放置ってのは無いんじゃないかと思いたいんで続編希望します。
「そしてあの謎がついに明かされる― 北川スピンオフ発動!」(先走り過ぎです、色々と)
面白かったし萌えたのですが、自分的には前作程の萌えと完成度は感じませんでした。
『愚か者の最後の恋人』が90点、『愛の巣へ落ちろ!』が95点なら今回は80点位かな。
3作ではまだ分かりませんがひょっとすると現代舞台でない方が合っている作家さんなのかもとちょっと思いました。
貼られた複線と夢に出る記憶の欠片、それらと日常の会話とで二転三転する展開はなかなかスリリング。
王道幼馴染はやはり王道の鉄板を踏まえていて読みやすいし、心理描写や人間関係も丁寧に書かれていて文章もスルスルっと喉越し良く読める。
前2作より物足りないですがそれでも充分面白いです。
ただ謎が解けた後、結構重要な謎が一つ残るのです。
ひょっとして読み飛ばしてしまったんだろうかと最後まで行ってまたページ戻ってしまいました。どうにもその謎が気になってモヤモヤします。
後書きでいいから説明欲しかったなあ……そこがどうにも気になる。
可能性として3つ考えてみました。
1、もう消えた(回復早ッ)
2、夢オチ(実は最初から無かった説)
3、謎は続編に持ち越し
個人的には3希望。北川スピンオフだったらいいなー。
クレタコさん、はじめまして!
クレタコさんのレビューを見て「同じところが引っかかってんのかな?」とは思ってたんですが、今ほど3つの可能性が追記されていて「やっぱりそっかぁ」と嬉しくなりました。
やっぱり気になりますよね~。私もすっごく気になってます。
私も読み飛ばしたかと思って戻っちゃいました。
読んだ後で漠然と思ったのは1番だったんですが、私も3番希望です!
北川スピンオフを書いていただいて、是非ともそのあたりを解明して欲しいです!
今回の樋口作品もすごく面白かった!!
お互いのすれ違いに胸をキュンキュンと締め付けられながら、それが最後まで続くのですから一読価値充分にアリです!
階段から落ちて怪我をした涼太はその日までの3ヶ月間の記憶を失っていた。
そして夢に見る、自分が男に犯されているシーン。
それは一体誰?幼馴染の恭一か、生徒会長の北川か?
記憶を失くした3カ月の間に一体何があったの?
涼太が苦しい体験をするごとに思いだす記憶の断片で、彼が自分を見つめ直して行く部分に胸が締めつけられます。
もう気持ちは決まっていたのに、あの過去の一言が、
恭一の見た目と違う臆病さからくる言葉の足りなさが、諒一をそれからずっと苦しめていたんですね。
諒一も、何でもできる恭一への劣等感から素直になれずに反発してしまう。
この幼馴染だからこその、友情と恋愛の感情の境目の意識の仕方の違いがすれ違を生む、という点が萌えツボ刺激しまくるのですよね♪
北川もひょうひょうとした、いい人だし。
実に捨てがたい存在のキャラで、本当選べませんよww
でも、気持ちは最初かっら決まっていたのですよね。
この不器用さが、素直になれない二人がとってもとっても魅せます!
高久さんの絵もぴったり!北川が好みでした♪
恋愛モノには必要不可欠な擦れ違い。そこに気憶喪失と王道の幼馴染みという要素が加わり物語をドラマチックに演出してくれてます。幼馴染み萌えの私としては久々にキュンキュンさせて頂きました。このお話でもそうですが、受に彼女が出来るのを阻止しようとして攻が、受に気があるという噂の女の子と付き合うパターンは絶対にあって欲しい事項でもありますので、バッチリです。やはり良いリズムでヤキモキしたいものなので、そこは重要です。更に、謎解きの如く夢の中のでのHお相手探しという少しだけミステリアスな雰囲気も漂いながらも王道も踏み外さないので読み応え十分です。まだ作品数は少ない様ですが、これまでに出された作品もクオリティーが高く切なさ100%で今後益々期待値大の作家さんです。
樋口さんの作品これまで2作品すっごい面白かったので、すごい期待して読みました。
結果。。期待以上!!
失われた3ヶ月の記憶の中にでてくる自分を強姦した男を捜すのですが、その設定とか、記憶がどんどん戻ってくる感じとか、すごくうまい!!
感情移入しながら、ドキドキしながら読んでました。
そしてこの設定・・・すごーく萌えます!!
Hシーンもよかったですー。
おすすめ!!