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koushounin wa akiramenai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
高評価、高人気のシリーズ作だけあって、読み応えある。
詐欺師の環を追う件。
人を「信じる」か「信じないか」のフレーズが何度も繰り返し出てくる。
交渉人は嵌められる→上巻
交渉人は諦めない →下巻
天才詐欺師の環の計略により、芽吹が孤立化した上巻。
兵藤は、恋人より組織を選択。その上、環と寄りを戻して、奪われたまま。
でも芽吹には、交渉人事務所の仲間がいる。
作戦を練り直して、環の弱点を突く。
「縊死した三体がぶら下がって、足が俺の頭にぶつかる・・」の芽吹の台詞が、凄くリアルでぞっとした。
自分を責め続けている芽吹は、鴨居にかけるロープを購入しようとするけれど、買いきれない。
解決した後、芽吹のトラウマが癒えたのか、分からない。
芽吹が兵藤にぶつけた甘栗の殻には、「trust」と書いたビー玉を入れていた。
それにしても、凌辱と暴力に何度も遭う芽吹は、打たれ強い。
「自分の為に人に親切を施す」、と芽吹と環の違いを述べるさゆりさんの言葉に、ぐっときた。
こういうラストになるって事は分かっていながらも、かなり苦しかったです。
USBも奪われ、兵頭も奪われた芽吹がさらに痛めつけられるところなんかは特にキツかったです。
芽吹ばかりがこんな辛い目に…と哀れになりますが、兵頭とて辛かったのでしょう。
兵頭サイドの描写がかなり少ないので、どんなに苦しい思いをしてたのかは想像するしかありません。
兵頭の苦悩も知りたかったという気持ちはありますが、そこを書いてないからこその作品の面白さだと思います。
投げた甘栗にそんな意味が隠されていたなんて、読者は終盤まで知らない訳ですからね、皆んなやきもきしながら読んだに違いありません。
心配させやがって…な気持ちでした。
芽吹も兵頭の気持ちに自信があった訳ではないと思います。
ダメかもしれない、という気持ちもありながら「信じる」を諦めなかった芽吹。今度は信じられました。
過去への区切りをつけ、一歩前進な本作でした。
前作からの続き。シリアス展開が続く中、芽吹を慕う兵頭の舎弟たちだけが妙に現実離れしていて、小さな緩衝材になっていた。舎弟の一人が観察した芽吹の一日に、やりすぎ感があって笑った。善人ヒーローでほのぼのすぎて面白い。
兵頭は相変わらず環側におり、辛い展開が続く。芽吹がピンチに陥り、助ける役割は七五三野のものになっている。
薄々思い始めていたことだが、このシリーズで一番カッコイイのは七五三野なのでは……とはっきり思ってしまうとちょっと困る。そうさせないためってこともないだろうが、そこが読みたいのに!ってとこが二点ほど省略されていた。たぶん詳しく書かれていたら七五三野に持ってかれてたシーンがさらっと流されている。それでも十分、七五三野に傾いてしまったが。
種明かしがされた後も、二人への萌えは戻って来ず。単に七五三野の方がいいじゃん、ていう好みの問題かも。登場時から七五三野はお気に入りキャラだったので、一気に贔屓したくなってしまった。もう芽吹に惚れて兵頭から奪って欲しい心持ち。
ストーリーは大仕掛けで面白かった。強引すぎるが、そういえばコメディだったと思い出したらしっくり。まあ軽く読めってことか、BLだから。
ラストはうっかり泣いてしまった。戻って来た日常シーンと笑顔の挿絵の後に、あれはずるい。
どこかで七五三野の話も読みたいなあ。
信じてたけど!信じてたけど良かった!
ハピエンバンザイ。
でも兵頭も兵頭の舎弟さん達も辛い毎日だったと思う。
兵頭は好きでもない、それどころかイライラさせる環の言うことを聞かなきゃいけなかったんだから、本当に辛かったと思う。
周防興産事務所の皆、姐さん(?)帰ってきて良かったね。
今回の「嵌められる」「諦めない」で、私は兵頭ファンだということがわかりました。
最後の大型わんこ(狼)みたいな兵頭、可愛い。
あー、周防の親分もいいけど伯田さんになって若頭を甘やかしたいなー。
実はこれ再読でした。なぜ初回でレビューしなかったのか。自分に合わなさすぎたんですかね。レビューしていればもう一度つらい思いをしなくてよかったのに。
全体には、芽吹のつらい過去を語るストーリーになっています。しかし詐欺師のせいで、恋人まで取られるっていうのは、コミカルテイストシリーズBLではどうなんでしょうか。シリアスに振ってもいいですが、悪役がしょぼい上にネトラレは厳しい。
最後にどんでん返しを用意してくれてはいましたが、さして爽快でもなく、もやもやだけが残るお話になってしまいました。
なんと言っても、天才詐欺師なのに後半チンピラレベルになってしまったのが。。
詐欺師と寝取られた恋人の濡れ場を見せられながら、自分は他のヤクザたちに犯されるとか、あそこまで色々痛めつけられた割に、最後がスッキリしない。ちょっと理解に苦しむストーリーでした。
やはり nez のようなケンカップルを軽いテイストで、というのが楽しいですね。
人気の出たカップルに色々試練を与えて引っ張る、というのは聖なる黒夜を思い出します。
シリーズ第5弾。前巻が上で今巻は下巻な位置づけ。
蒔かれた伏線が回収され甘栗の使い方の妙に感心。
環は剥かないよね~!納得。
伯田さん、いい味出してるっ!
芽吹の過去が更にはっきり描かれ「信じたい」という芽吹のルーツというか思いがはっきりしました。
そして、兵頭に対する芽吹の想い、今まで兵頭の熱量に比してはっきりしないというか気持ちの面でまだも一つ何かふんぎれてない感があったのが、賛否あるだろうけど、吹っ切れた感があります。
辛い時間だったとは思うけれども、それで気付けたところもあったんだろうな。
というか、それがなければまだなんだかんだ曖昧なところがあったかも。
兵頭が一番辛かったと思う。
あそこまでの嫉妬を抱き、ぶつける芽吹、可愛かったです。
兵頭の世界と交わる事はないのだろうけれど、やっとなんか兵頭に飛び込んだ感が。
それにしても環の過去も気になります。
環は詐欺師で悪人で実際にいたらとんでもないですが、フィクションの物語の登場人物としてはそこまで嫌いにはなれませんでした。
あそこまで人を信じないのは人を信じられなくなる何かが、母親との無理心中以外にもあったんだろうな・・・と。
そして、彼が女性を騙すのは母親をはじめとする女性への復讐。
短絡的かもですが、ゲイなのも女性への嫌悪からきてるのかもと思ってしまいました。
キヨが指摘したように愛情に飢えている様も可哀想でした。
あとは志津に何度掏摸させるんだよ~!!!
もうしないと約束させて、最後に更にって・・・ちょっとそこはプンプンでした。
次巻は大好きなキヨ話っ!楽しみ~
シリーズ4から一気読み。
はー、今回は読み進めるたびに胸が痛くてしんどかったです…。
詐欺師の環が救いようのない歪んだ奴で、胸糞悪い。
でも芽吹の頭脳戦で、殺人の関与に関する証言がとれ、チーム芽吹が見事勝利!あのシーンは鳥肌たった!
いい仲間に恵まれたのは、芽吹の人徳だと思う。
兵頭との別れはほんとキツかった。
兵頭に対する芽吹の気持ちがどういう感情なのか今までいまいち分からなかったけど、今回の件で嫉妬して感情を露にした芽吹は初めて見たので、あぁちゃんと好きなんだなって安心しました。
でも個人的には、兵頭は芽吹以外と関係を持って欲しくなかったかな。
環を欺くためには仕方のない事だったと頭では理解してるんですが…(>_<)
事件が解決して兵頭と身体を重ねるシーンはすごく良かったです!
このシーンだけ何度も読み返して幸せに浸ってます。
交渉人シリーズ第5弾。
環と兵頭、そして芽吹チームの仲間たち
みんなで騙し合いです。
すっかり榎田さんに騙されました~。
しかもちゃんと気づかせる付箋がところどころに散りばめられてました。
さすがです。
でも作戦とはいえ芽吹にとっては相当な痛手だったはず。
心も体も・・・
当然、兵頭だって辛かったのだろうけど、にしても「そりゃーあんまりだよ」と言いたくなりました。
甘栗にこめられた「trust」があって本当に良かった。
伯田さんの「困った交渉人さんですね」の返しにも信頼関係を感じました。
このシリーズの中で一番泣けた。
「~嵌められる」の完結編。
前作もそうでしたが、
伏線を確認するのに何度も読み返しましたよ。
すべてが終わって、芽吹と兵頭が再び抱き合うシーンでは、
涙が止まりませんでした。
「トモ○○」ですか!?
今となっては過去のゲームですが、すっごい「あるある」でした。
メブキの好物が甘栗なのは、できすぎだけどいいとして。
まぁ、今回、甘栗はストーリー上アイテムになってますしね。
ヒョウドウの好物がシシャモって‥。
しかも、シメノが猛アタックでヒョウドウを略奪愛だとっっ!?
いったいどこのツボ押してんですか、榎田サン!