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neko no tameiki
朝丘さん大好きなんですが、作品によって極端に評価が分かれます。
今回は全然萌えない方でした。
いやいや、読み進めたら凄く萌える展開が待ってるかもしれない!
と言い聞かせるものの、結構読み進めるのが苦痛で、文字を追うのがしんどかったです。4日間で何とか250ページを読破。
一番の原因は攻の志郎。この人の性格にイラっとして感情移入が出来ません。
この辺を受け入れられるかどうかで、評価が決まりそうな気がします。
31歳の社会的地位のある人間の紡ぎ出す言葉が、あまりに異次元すぎてちょっとついていけないです。
まるで宇宙人の言葉を聞かされてるような違和感。
自分だったら間違っても受の雅のように、告白されて好きになったりしないなぁ……と思ってからは流し読み。
この受の雅も雅で、感情移入が出来なくて参ってしまいました。
受の一人称で物語が展開するので、受に感情移入出来ない時点でいろいろとキツイ。
今回は、ちょっと私には合わなかったみたいです。
次回に期待。
挿絵はこの話にぴったりだと思います。
ふわっとしていて、綿菓子のような感じ。
すみません、あと十数ページ残してます。
話のテンポや会話やシチュが、自分に馴染まないままでした。
ここのキャラ達は、電車の中、ニャン語でイチャイチャチュッチュッしているカップル、そういう感じかな・・・
それを見て、友人は「別に気にしない」と言い、自分は「ゲッキモッ」と思う。
許容出来る出来ないは人それぞれでしょう。
それと、日本語のセリフの文字数が多くて大仰なアメリカドラマも頭に浮かんでました。
(何年か前にお笑いのカップルさんが演っていた様な)
好きだったのは、上記のように思えていた攻めの灰原の切ない気持ちが伝わってくる部分でした。
受けがノン気だからと引いて考えてしまう所は、自分も同情出来ましたから。
井上先生のイラストも良かったです。
文章が苦手だなと思っていた作家さんでも、今は気にせず読んでいる作品もいくつかあるので、またいつか再読・読了したいと思いますが。
2日後、再度開いてみました!(早っ!何かもやもやしちゃって^△^;)
おならを何度も請うくだり、長瀬さんへの土下座、縫いぐるみへの執着・・・やっぱり、好きじゃない事・解せない事は変わりません・・・
まだ朝丘先生の何冊か積本の中にあります、次はどうだろう?
セリフのテンポがいい。とにかく最初から最後までかわいい作品でした。
ちなみになんでも霊のせいにしちゃう(せずにはいられない)コータくんがちょっとツボでした。みんな仲良くて素敵です。
朝丘さんの作品を読むのは初めてでしたが、文章が苦手というか好みじゃないなぁと思いました。
情景の描写はほとんどないし、リズムやテンポもないし、読めないんですよね。うまく。
おかげでかなり読むのに時間がかかってしまいました。
キャラは好きでした。とくに攻めが。
ネガティブで宇宙人で、小便小僧以下wで、弱くて可愛くて、好きなキャラでした。
でも受けがちょっと優しすぎる気もしました。
いくら恩人とはいえ、同性である店長から告白されてほとんど戸惑いもなく、ホイホイと受けますかね?
ちょっとそこが納得いかなかったです…。
人形が欲しくなるお話でした。
合わなかったです。
この作品はかなり人を選ぶと思う。
合う人にはすごく魅力的なんだろうけど、合わないととにかく苦痛。私、読むのはたいがい早いほうなんですが、目が文字を上滑りするもんで、途中何度も何度も読み返すはめになりました。
テンポの良さには逆にテンポの悪さを感じてしまいました。会話会話会話じゃなく、情景描写が欲しい。間がないとツライ。
攻めが宇宙人な性格という設定なのでハチャメチャなこと言うのは分かるんだけど、攻め以外の人たちも変なノリツッコミしてることに違和感。
受けもナンダカナァ。繊細なのか男前なのか、一貫性がなくて違和感。
両者とも過去の恋愛にトラウマがあるんだけど、その中身に脱力。
作者さんが好きなものを書いてる作品は大好きなんですが、それはヒシヒシと伝わってくるんですが…なんだろう…作者さんの「私この場面が好きで萌えながら書いてます!」という嬉しい気持ちは伝わってくる。でも、萌えられない私はそれを生ぬるく見守るしかないので非常に居心地が悪くてソワソワしてしまう。
この居心地の悪さがたまらんかった…。
作者はきっちり神の視点にいてほしい、物語への思い入れとは別に、作品に対する距離感は欲しいなと思いました。
あと、この手の「ぬるいいい人」だらけの小説が苦手だというのもある。
後半はひたすら回りくどいノロケ話を聞かされてるようで寒くなっちゃった。口の中にへんな唾がたまりました。
ただこういうのは趣味の問題なので、しょーもないへ理屈はさておき、「私には合わなかった」という一言に尽きるかな。
イラストはかなり好きです。
この本、冒頭のあたりを読んでいるときは、灰原のキャラに、かなりイラっと来た。
そこを、何とか耐えて読み進むと、
雅クンが、実にフラットで前向きな男前さを発揮してきてくれて、
読み終わる頃には、何とか報われたかな。
登場キャラがみんないい人ばかりで、
全体としては、嫌いじゃないけど、
志郎×雅だと私の萌えのタイプじゃなかったって感じかなぁ。
これが、雅×志郎だったりすれば、ポイント跳ね上がりそうなのに、、、
ご本人サイトに、志郎視点のSSがあったけど、
なかなか、かわいいお話ではあったけど、
灰原攻め、がより一層腑に落ちなくなった的な、、、、
なんで、この灰原が攻め? みたいな、、、
こういうのって、ギャップ萎え…?
※少しだけストーリーの内容に触れていますが、大きなネタバレはしていないと思います。
お初の作家さんでしたが、高評価としゅみじゃないの評価で二分していたので試しに読んでみました。
一言でいうと、とても可愛らしいストーリーといった感じです。
「愛情は結ばれた時ではなく、関係を維持しながら形成されていく」 作者様の書きたかったことは人物を通して伝わります。
アハンな表現も少なく、普通の恋愛小説といった雰囲気で読み進められるかと。
攻めが取りとめのない宇宙人的な発言をしながら、フワフワとストーリーが展開してく中、いきなり現実で致す為の必須アイテムは登場!
浣○はちょっと新鮮でビックリw
ただ、文体は本当に読む人を選ぶと思います。
なんだか某サイトの携帯小説とか彷彿としてしまったw
キャラの個性は際立ってるのですが、情景描写が乏しく、私はイマイチ想像を広げることができませんでした。
もう少し、登場人物の説明があってもいいような。
受けの親友コータのイメージが最後まで湧きませんでした。
あと、いきなりぬいぐるみ作りを始めた受けに驚きました。
作り始めた理由は何となくわかるが、お裁縫得意だったのか!?
心理描写より会話文が多くて、その時の感情を上手く感じられないというか…。
マンガになったほうが楽しく読めそうな雰囲気でした。
挿し絵はかなり好みで素敵でした。
評価が高いので読んでみたのですが。。こ、これは結構読む人を選ぶかも?
個人的には苦手なツボに入ってしまって、すごい駄目でした。。
攻めの人の性格がとにかく苦手です。前の方も書いてらっしゃいますが、思考が宇宙人ぽくて、理解できない時が多々あります。(あとなよなよしてるのが個人的に苦手なので。。すいません)
甘い独特の雰囲気とか、魅力的な所もたくさんあるので、ツボな方はツボだと思います。
今っぽい雰囲気はすごくするし、こういう人(攻め)今ホントにいそうな感じはしますが、いかんせんこういう人と恋愛したくない!という思いが先にたってしまいました。残念。。
良いから、とりあえず落ち着いてっ!
っつうか、落ち着いてくれ~!!!攻めも!受けも!作者も!!!
と、読んでいるうちの90%くらいの時間、心の中で叫んでいました(笑)
攻めさん!大暴走!落ち着いて~(笑)
想いがバレた途端の口説きっぷり、突然凹んだかと思えば突然極端に盛り上がってセクハラに走る。
こういう壊れたキャラは好きです!「宇宙人」って感じで好きww
けど、この壊れっぷりの原因が過去の恋愛経験と言われると、「おや?」って思いました。
だって、過去にツライ恋愛をした人の言動では全然ないし、「ツライ経験があるから求めない」と言う割には普通の人ですら理性で我慢することを超越したレベルまで性急に求めすぎてるし。
そもそも過去の恋愛経験自体が「ただ振られただけ」ってう薄いものだし。
なんか設定と性格と言動が連動していない感じでした。
普通に「宇宙人みたいな変な人」って設定だけでよかったと思います。
受けさん!落ち着いて!もうちょっと考えて~!
思考回路があるようで無い。っていうか、回路が繋がってない。
ほんの2ページ前に言ってたことと全然違うこと言ってるっ!
感情が移り変わるとか、ちょっとずつ考え方が変化していくとか、そういう問題じゃなく、その場その場で思いつきという感じ。
考えなくて良いの?全部感覚だけじゃない?と思わなくも無かったですが、彼はその結果失敗しても深く考えなさそうだったので、その辺は好感が持てました。
ただ、そういうあっけらかんとしたキャラが好きだったからこそ、人付き合いが出来ないというキャラ設定が無意味すぎて「???」と思いました。
そして作者さん!とにかく落ち着いてっ!
やりたいこと、書きたい部分、そういうのが先行しすぎていらっしゃる気がしました。
とりあえず書きたいエピソードと書きたい会話をぜーんぶ書き出して、その隙間を受けの一人称で埋めながら、持って行きたい方向に軌道修正していくって感じの印象でした。
だから、気持ちの流れも「感情」ってより「次の方向に持っていくにはこう思ってくんなきゃ進まない」みたいに、強引だった気がします。
「感情の末の言動」ではなくて、「その言動を取らせるための感情表記」という感じ。
だからなのか元々そういう作家さんなのか、様子や景色の描写が極端に少なく、シーンが絵として思い浮かびませんでした。
全体的に、この作者さんが頭の中に思い描いていらっしゃる景色と、実際作品を通して伝わってくる景色が「セントラルパーク」VS「ウチの庭」ってくらい違う気がしました。
あぁ、この方の頭の中では、このシーンすっごい感動的なBGMとかかかっちゃって盛り上がってんだろうなぁ…、残念ながらその情景は伝わって来ないなぁ…、けど、意気込みはなんとなく伝わってくるなぁ…。みたいな感じ。
あとがきを読んでも非常に満足していらっしゃるご様子だったので、ノリノリで書かれた結果なんだろうなぁ…とは思いました。
あれ?なんか私ズレてますか……?
これまでレビューしていらっしゃる方々が概ね絶賛なのに、とまったく違うテンションでスミマセン><
読んだばっかりなんで「しゅみじゃない」ですが、ずっと時間が経って、「細かい会話とか設定とか忘れたけど、話の流れだけ覚えてる」って頃にレビューを書けば、もしかすると「中立」にしたかもしれません。
これは本当に、「なんでぇ!こんな作品”しゅみじゃない”評価にしてやらぁ!」的な嫌な感じじゃなくて、ただ単に「私のしゅみじゃない」です。
雑貨店店長・志郎とアルバイト店員・雅のなんだか不思議な恋の駆け引きのお話でした。
お互いよくしゃべるくせに、本心を言葉に表すのが非情にへたくそで、自分の気持ちは上手く伝えられないくせに、相手の気持ちを逆撫でるような暴言を吐いたり、そこに思いっきり突込みを入れたり・・・
過去の経験が彼らにそんな態度をとらせているらしいのですが、不器用ながらも志郎の本気が雅に伝わって、不思議な力関係にあるカップルが出来上がります。
お話は四季に分かれているので、カップルになって幸せに過ごして、ひと波乱あって、将来のことも見据えちゃうという読み応えもたっぷりなお話になっています。
一つ残念なのが長瀬さんの存在。いい人のままでいて欲しかった・・・
ちなみに、「人間おふとん」ですが、私は40年も前から「人間ベッド」と言っています。乗っかられる方はそこそこ重いのですが、乗っかる方は体にフィットして大変居心地がよろしいです。下になるほうがうつ伏せになり、上になる人の腰にお尻があたると大変よろしいのです。
タイトル……本当です!?Σ(゚□゚ノ)ノ
ページから“好き”があふれています。「す」で始まり「き」で終わる(これは大げさ)。
これほど「好き」を連呼するBLってなかなかないと思います。
次に多いのは「ありがとう」か?「幸せ」か?「キス」か?
なんにしても、内容は、主人公達がひたすら、ふにゃふにゃしたり、ぺろぺろしたり、チュッチュしたり……
泣いたり、笑ったり、話したり、ケンカしたり、泣いたり(2回目;)するだけなんですが。
いちいち「好き」です(この言い回しあってるのか?)。
でも、ただのいちゃラブ系の話じゃないです(><)
ここまで好きって言ってるのに、なぜでしょう。なぜか涙が……(TT)
「好き」という言葉が出るたび泣けて泣けてしょうがなかった!!
雅くんと店長さんの掛け合い(夫婦漫才に近い)も、ほんとは「アハハ」と声を立てて笑える内容なのに、泣き笑いになってしまう。
「好き」とか「愛してる」とか「大好き」とか、甘い言葉のはずなのに、
この本を読んでる間中、切なくて、悲しくて、ぎゅうぅぅぅぅっとして何か苦しかった。
よかった。読んでよかった。買ってよかった。ホント良かった。
最後に(非常に個人的なお願い)
“マンガ化”希望しますо(ж>▽<)y ☆
この描写の仕方(?)とか雰囲気とかセリフ回しとかって、マンガ向きだと思うんですよね!
皆様、ぜひ読んでください!!
(私的には)2010年前半期最高の作品です」(`・ω・´)ゞ
ただの甘いラブラブではありませんでした。
元々、
朝丘さんの言い回しは独特で賛否がわかれますが、
朝丘戻。節に、
さらに磨きがかかった作品になったと思います。
随所に 朝丘戻。格言
深い言葉があります。
ちるちる的には
ネタばれ推奨みたいですが私は本を選ぶために
人のコメントを参考にするのは
嫌いというか、本屋さんでピンときたものを推奨する人もんで(笑)
ネタばれ嫌悪派。です。
読んで自分で確めて
頂きたい作品だと
思います。好みじゃなかったら、すいません。
私的に読んだ感想は
リアルに
ホモセクシャルの
生きていく世間、恋愛に対する葛藤……
そして、未来…
すべて、わかりやすく
朝丘さんらしく表現できてると思います。
後書き通り
読んで幸せに
また、考えさせられた
作品でした。
この作家さんの文章が好きです。
今回はゲイであり、いつも報われない恋愛ばかりしているネガティブな年上男性と、現状を何とかしたいと、真っ直ぐな大学生との会話がとても見せました。
時々、鼻の奥がツーンとしたり、、
もう親から自立したいのに、充分すぎるほどの仕送りをもらい、でも都会に溶け込めず友人ができない雅が、何とかしたいと始めた雑貨店のバイト。
そこの店長・灰原はことあるごとに雅につっかかり、意地悪をいっているように聞こえて、正直店長が嫌いだと思っている。
だけど、その奥に込められた灰原の本当の気持ちと、彼の過去やネガティブさを知った時、灰原を見る目が代わってくる。
読者によっては、灰原のネガティブさによる発言や行動がイラっとして鼻につくかもしれない。
でも、自分には余りに純粋で不器用でヘタレな灰原が愛おしいキャラに見えます。
雅目線の文章なのですが、雅がどうしてそんなに人づきあいという部分について不器用なのかは、触れられていないのでそこの説得力には欠けます。
本当は雅が好きだけど、今までの失恋経験から、自分が雅に劣情をも含めた意味で雅が好きだということを、自虐的に告白するシーン。
彼が培ってきた、過去の経験による自分の取る態度は、あまりに憐れです。
でも、そんな灰原がかわいいと思うからこそ、雅の心も動かし、どんどんと灰原にはまっていくのでしょうね。
つまらない嫉妬や、ちょっとした事件、そんなものが起きながら、彼等の季節は巡っていき、本当の恋人になっていくのです。
やはり、全体を通して、雅の目線であるに関わらず、雅が灰原を好きになる決めてとか、恋になる部分が薄い気がします。
ただ、灰原のネガティブと突っ込む雅の会話は、気持ちがいいのです。
丁寧に、ゆっくりと、少し現実離れしたおとぎ話のような風も呈しながら、それでも、全体が優しい作りに、何か心に残る作品でした。
井上ナヲさんのイラストが好きで、それも作品の雰囲気にとてもよく合っていました。