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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
元は他社のノベルズで、99年に刊行したものでした。その文庫化初版が2010年。
つまり発行の約10年後に文庫化し、その約10年後に読書したことに。
90年度初頭、バブルの頃、バンドブームがあった頃のお話です。
著者のファンですが、文庫が出たときにすぐに買ったものの敬遠して読んでいませんでした。
ですがこのままではいかんと、続巻をこのほど入手し、満を持して読んでみたのです。
面白かったです。
敬遠する必要は全然なかった。
癖の強いキャラもなく、読みやすく、音楽物と聞いて頭に浮かぶような若い気恥ずかしさは皆無でした(これが理由で敬遠していた)。
勿論BLなんですが1巻は恋愛ものというよりも、青春ものとして普通に楽しめます。
みんな真っ当で頑なに真面目で、いい子達なので、そう言う意味では物足りないと思う方もいらっしゃるかもです。
全3巻ですがお話は2巻で完結、3巻目はその後の番外編や書き下ろしをまとめたものらしいです。
芸能界もの・バンド物のお話を読んでみたくて、崎谷先生の初期作品ということで興味がわき、読みました。
300ページほどもあり、結構な長さなのでもうちょっとコンパクトにまとまっているとうれしいのですが、長編も苦にならない方にはおすすめかと思います。
あと2冊続きがあるので、この巻は序章というかんじです。
エロスも軽めだと思います。90年代のバンドがたくさんブレイクしていたころのような雰囲気のお話でなんだか懐かしさを感じました。
崎谷さんの初期作の新装版文庫ですね。
あとがきで言われていたのには、あまりにも古すぎて文章もほとんど直されていないそうで、なるほどいろんな意味で『若いな~』という感じでした。
超絶ヘタレ(だと思う)な杉本(攻)視点です。ヘタレ攻はこの上なく好きなので、それだけでも楽しい。
汐野(受)も、ツンデレ猫そのままというか、綺麗で意地っ張りで繊細で可愛くて、でもツンすぎなくていい。
わかりやすく魅力的なキャラクターでした、2人とも。
私は、崎谷さんの初期の雰囲気は結構好きなんです。
こちらも、ストーリーとしては2巻続き(3巻完結ですが、3巻は番外編)で分量を費やすわりにはあっさりというか淡々とした印象を受けました。
ラブだけじゃなく、バンドものとしての側面もあるからかな。うん、青春バンドストーリー。
それが悪いわけではないんです。その分クドさがないので、すんなりサラ~っと読めますから。
ただ、初期作の特徴というのか、文章が回りくどくてちょっと鬱陶しい気はしました。
とりあえず、さすが1巻というのもヘンですが、まさしく『続く』になってます。
少なくとも、私は次が気になりました。早く読みたいと思ったよ。
インヴィジブルリスクとは彼らのバンド名ですが、訳は予測のできない危険という意味
だと、作中に出てきます。
1巻から3巻(完)の作品です。
自分が続き物(シリーズ物やスピンオフがあるもの)にハマっていて手に取りました。
1巻では萌評価にしてますが、実はだんだん好評価をつけるつもりでいます。
個人的にヘタレ攻の杉本が結構好きだったりします。
イライラしちゃうんだけど、憎めないんですよ。
イラストもいいです!
実は買う時は悩んだんですけどね・・・合っていたので良かったです。
なんとなく買ったものです。
が、けっこう好きな感じでした!話の展開がすごくゆっくりだし、けっこう
本が厚いので、じっくりのんびり読むのにはいいかもっ!
ただ、焦らされるのが苦手な方はご注意ー!読んでてイライラしちゃうかも。けっこうバンドのほうは展開が早くて、プロになれるんじゃね?と思うようなはやさで進んでいきますが、恋愛のほうはというとすっごい遅いです。
あまりに攻めがヘタレすぎて、自分が本当に言いたいことが言えてないところがあって(本当は汐野のこと好きだろうけど、たぶん杉野はあまりに好きすぎて傷つけたくなくて、いっぱいいっぱいなんでしょうね)それで汐野が不安になっちゃって・・・
なんだか全体的に恋愛のほうは不安定だな~読んでてわかります。
なんだか攻めも受けもかわいそう・・・
杉本はア○ルセ○クスの意味を知らなかったので、汐野の最後までしないのか?の意味がわかっていない(笑)
えっちは男同士触る意外にすることあるの?な攻め様がなんかかわいいww
うーん、恋愛は本当に体だけの付き合いで、好きだからするということはないから、あまり萌えないなー・・・不完全燃焼な感じです。
個人的には杉本よりも、汐野のほうが好きです。
子供っぽいところはあるけど、そこがかわいいというか!!
わがままっぽい黒猫ちゃ~んです。姫さんです。気高いです。
寝る時も丸まって寝ているところとか萌え+癒される!
あーもう汐野にはきゅんきゅんされっぱなしでしたわ~(●´∀`●)
この話は攻め視点だったのでびっくりしました。いつも読む小説は受け視点が多いので、最初の出だしから「えっ・・・受けが190センチはないよね!?」と???な感じでした。受けが190センチだったら攻めは2メートルはないといけないじゃん!(笑)と最初から自分の頭の中はヒートアップ↑でした。
それからやっとあぁ~杉本と言う人は攻めなのか~(遅い)と気付きました。
攻め視点は自分の中では新鮮でした!!あぁ~攻めには受けがこう見えるのか~となんだか不思議な気持ちになりました。
2巻は出ているようなので、続きが気になりますし、
買ってみようかな♪と思います。
鈴倉温さんのイラストに惹かれて、購入しました。
ノベルズの方は未読だったので、ドキドキして読みました。
正直、二巻の発売が待ちきれません…。
物語の雰囲気が、全体的に青春っぽい青さで満ちてました。
攻めである杉本の心境にこっちまで胸が痛くなり、早く結ばれないかな…と思いますが
物語がとてもゆっくり進むので焦れまくりです。
二人の関係にもやもやとしたもどかしさが残ったまま一巻は終わってしまったので、
二巻の展開が楽しみです。
やはり杉本に男らしく、バシッと決めていただかないと。
猫のような性格の汐野が、可愛いです♪
最後の鈴倉さんのイラストがかわゆすぎるww
今回は友人に誘われて受様のバンドに入るベーシストと
魅力的な声と美貌とは裏腹に喧嘩早いヴォーカルのお話です。
出会いぱなに喧嘩をした二人が少しづつ距離を縮めつつも
攻様の優柔不断さが受様を傷つけて…という山場まで。
物語の舞台は90年初頭。
攻様は中学の頃に友人に誘われ
個性的なヴォーカルをリーダーとするバンドで
ペーシストをつとめていましたが
飛び抜けた才を持つヴォーカルに
ついていけなくなったメンバーの脱落により
七年続いたそのバンドは解散してしまいます。
学業よりも音楽を優先させてきた攻様は
まだ音楽への未練を引きずりつつも
就職率が目に見えて悪化する今、
二年後にやってくる就職の準備を始めるべきかと
大学構内の掲示板を覗いてみるのですが
学生課の連絡事項や
企業の募集広告にまぎれた一枚の紙片に
目が釘づけになってしまいます。
ソレは
バンドのメンバー募集の手書きチラシで、
攻様は連絡先を書きつける間も
高揚する気分を止める事が出来ません。
そして出会うのが今回の受様です♪
受様は
メンバー募集しているバンドのヴォーカルです。
流麗な美貌がコンプレックスの
利かんきで喧嘩っ早い男で
寡黙で知られる攻様をも初対面から挑発、
二人は初対面から一戦交えてしまいます。
最悪な出会いから
就職課への日参を考えた攻様を引きとめたのは
彼らの曲を収めた一本のカセットテープでした。
元のバントのヴォーカルに
口うるさく叩かれたおかげで
演奏力には自身が有った攻様にとって
受様のバンドはお世辞にも
プロを目指す様な技量とは言えないレベルですが
受様の歌は彼自身の技量を補って尚
惹きつけられる魅力に溢れていました。
気付けば彼らの曲の
アレンジの思索に夢中になった攻様は
受様のイメージのままに
曲まで作り上げてはしまいます。
それは今までのバンドでは
つくった事もないバラードで
やっと攻様は今までの自分の音から
新たな一歩を踏み出す決意をします。
そして参加した新しいバンドで
仲間として自分を受け入れた受様が
大人びた様な見かけとは裏腹な
子供っぽい程の気安さに無意識のうちに
惹きつけられていき、
同棲相手と別れて行く先がない受様を
何の気なしに自宅へと留めていた攻様は
徐々に受様との生活が苦しくなっていきます。
そんな時に
受様がセクハラされて帰宅、
あまりにも痛々しい受様の様子に
攻様はいたわる為に彼に触れるのですが
勢い余って彼に欲情してしまいます。
しかし、
攻様は自分の言動が
受様に拒絶される事を恐れるあまり、
何も言わないままに関係を続けます。
そんな関係にピリオドが打たれたのは
ドラム担当が隠していたある秘密が
バレた瞬間の事でした。
それでも受様は攻様に釈明を求めるのですが
ヘタレな攻様は最後の一歩が踏み出せず、
受様は攻様の前から姿を消してしまい?!
本作は
絶版ノベルズを文庫化したリメイク版で
来月刊でもう一冊の既刊、
再来月刊で続編がでて全3巻予定です♪
私はどんなお話手も
本編よりも後書き先読みする為、
本作も予め既刊部分に大幅な改稿がない事は
判っていたのですが一読して
コレでは作者が手が入れられなかったのも納得(笑)
今の崎谷作品はキャラの年を
当の昔に追い越した年代だからこそ出せる
物語の奥行きみたいなものが有りますが
本作はキャラに近いからこそ書けた
拙さと言うか青さが滲んでる感じですね。
そうはいってもムリヤリ感はないので
もどかしいままの展開も
次巻でスッキリさせて貰えるものと期待して
来月を待ちたいと思いま~す!!
今回は本作同様ヘタレな攻様のお話なら
崎谷はるひさんの『純真にもほどがある!』のほうが
設定的には好みかな♪
2巻が出るまで我慢しよう!!って思ってたんですが、誘惑に負けて読んでしまった・・・
読んだ後から、とっても後悔・・気になってすぐ2巻のあらすじを確認してしまいました・・・
っていう行動に出るくらい、気になる終わり方・・え~!!って所で終わってしまってます。
確かに「え~!!」って所で終わらないと面白くない・・・・のは当たり前の事なのですが・・
こちらは、1999年に発売されたモノの文庫化です。
私はノベルズは読んでないので、すごく楽しみにしてました。
あとがきで崎谷さんがおっしゃっているのが・・・
加筆修正がなくそのまま出されているそうです。
6月のこのお話の続き、そして完結・・そして7月に発行される3巻は「番外編+書き下ろし」が出版される予定だそうです。そう考えると3巻はとっても楽しみなお話ですよね~♪いつも本を読み終わってラブラブのお話が読みたい!
って思う気持ちを3巻という形で出していただけるのは嬉しい限りですね・・・
で、この1巻の感想ですが・・ぶっちゃけ、ヘタレ攻め!です。お話はとってもゆっくりと進んで行く感じですね・・
二人の関係もゆっくり?と急速に身体を繋げて・・(ってまだ繋げてないのですが・・・)
二人の心の声を伝えないまま、二人の心を置き去りにして、身体だけが先行していきます・・
そして、あるきっかけで、汐野が杉本に二人の関係について詰め寄るのですが・・
今までこんなにも人に興味を持ち、好きになった事のない杉本には「好き!」という一言が出てこなかった・・
そして、汐野は姿を消してしまう・・
って感じです。なのですごく恋愛面ではすごくもどかしいですね・・バンドの事は少しは進展ありなのですが、
高野が抜けた後はどうなる?とかいろいろと2巻に詰まってるんでしょうね・・
個人的には遊佐が何を考えていたのか?ってのも知りたいですね・・
私的には別の意味で遊佐は杉本の才能を認めていたんじゃないかと?思うのですが・・
杉本にはそれが伝わってなく、ただの羨望、そして・・・卑屈になっていったのでしょうか?
本当に気になる終わり方なの、2巻が待ち遠しいです。
最後の鈴倉さんの絵がとっても可愛かったです♪
00年の作品の文庫版だそうですが、手直しはされておらず、冒頭に年代を表わす表記が1P追加されただけだそうです。
そんなに崎谷作品に詳しいわけではないですが、登場人物達がバンドで上を目指そうとしている姿が青いと思うのと同時に、文章も多分現在に比べて青いな、と・・・良い意味ですよ!・・・何か懐かしい味のするお話でした。
身近なシチュだったり、自分にも経験のあることだったりするので、ものすごく親近感のわく、実感のあるお話です。
音楽がやりたくて、勘当同然で家を出て大学に通う杉本がバンド解散と共にに偶然掲示板で見たメンバー募集に応募し、”インヴィジブルリスク”というバンドのメンバーになります。
まるで子供のように癇癪持ちで、でも見た目がとても中性的できれいなボーカルの汐野と最悪の対面をするものの、その後野良猫が懐くように一緒に住むことになり、バンドは段々と腕を上げ認められて行く。
杉本は寡黙な人なんだろうな~あまりしゃべらないし、感情を抑えることが苦手なのかな?
でもそのおかげで、すぐ火がつくタイプの汐野と上手くいく感じです。
最初に汐野を見た時に、もうその時点で杉本の気持ちは吸い寄せられ、声を聞いた時点で無意識に惹かれていたのに違いありません。
汐野が同居し始めて、彼は苦しむわけですよ。
隣で寝ている肢体のなまめかしさに・・・もうすでに欲望の対象としてみ始める要素は充分にあったわけで。
だけど、それが恋愛に繋がる「好き」ということと認めることができなくて苦しむわけですよね。
なにせ、朴念仁のヘタレですからww
その点汐野の方が素直だったわけで、でも彼もその正体が掴み切れなくて戸惑っている。
何よりその容姿のせいでホモというものに嫌悪感を抱いているからみたいなんですよね。
盛んに杉本に聞くんんですけど、彼からは好きって言葉が引き出せない。
その言葉さえもらえたら、きっと何もかもスムーズにいくはずだったのに。
汐野がバイト先で過剰なセクハラを受けて傷ついて帰った時に、思わず触れてしまった汐野の体に、緊張のあまり勃起することもできなかった杉本が、あまりにヘタレすぎる!と思ったのですが、後に男同士のヤリ方を知らなかったというオチ(?)に意外に純情だったんだ!と目から鱗でした。
同じバンドのメンバーとして、彼の気持ちが痛いほどわかるのですよね。
ヘタレの一言でかたづけられない。
バンドのメンバーの二人は、杉本に恋人として汐野のステップアップに役だって欲しいと願っていたのだとは思います。ドラムの大野は盛んに意味深発言してましたからね。
何か、皆汐野を愛していて、でも直接触れることができなくて、お母さんみたいな気分になってたんだと思います。
バンドのメンバーって信頼関係も大事だけど、相手を好きでないと一緒に顔突き合わせてやってられないと思うので、きっとその前提の設定なのかなとも思います。
でも本編の中でこの当初のメンバーが集まった理由みたいのは披露されてないんですよ。
一体どんな関係があって集まったんでしょう?
この二人の不器用な性格ありきのドラマ展開。
この不器用さが青春を感じますね♪
来月次巻で完結です。