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miwauteki na keiyakusha
Kindle版でお安くなっているとついついポチってしまうパターンのやつです^^;
良い買い物しました!
瓜生はストーカーされていたが、それが友人の藤本が犯人と突き止める。
それを問いただそうと呼び出したが藤本は自分のことが好きだと告白してきたのだった。だが、同性である以前にストーカー行為を許せず考えられる余地はなかった。
なおもひつこい藤本に困っていると見知らぬ紳士が助け舟を出してくれた。
後日、その紳士が自分が引き抜かれて転職した先の社長の岩神だったと知る。
藤本の件があって岩神は恋人のふりをしてくれたが、今度は逆に自分の恋人になってくれと言う。
親戚からひっきりなしに来るお見合いやあらぬ誤解から逃れるために恋人契約をしてほしいというのだ。
断りたいが、相手は社長そして藤本のこともあり仕方なく承諾するが…
最終的にどうなるのかどういった展開かはほぼ読めますが、なかなかにふたりの気持ちの変化の追い方が自然で、とても面白かったです。
恋人のふりをするだけなのに岩神はやることが派手で強引で瓜生は最初疎ましく思うのですが、仕事はたいへん出来る人で部下の失敗のフォローも社長自ら駆けずり回って対処するそういった姿を見ているうちに瓜生の気持ちがだんだんと変化していきます。
また岩神もからかい半分で立場も利用して恋人ごっこをしているうちにどうやら本気になってしまったようです。
そのふたりの気持ちの変化が微笑ましく、いつどんなシチュでどちらが言い出すのだろうとわくわくしました。
そこで、ストーカー藤本ふたたび登場です。
あきらめの悪いタチの悪いストーカー藤本は瓜生を騙して部屋に連れ込みます。岩神からのアドバイス方法でなんとか逃げ出した瓜生は岩神に連絡して保護してもらい…
気が付くとそこは岩神の自宅のベッド。でも岩神は冷たくもう恋人契約は終わりと告げます。もう自分の気持ちに気づいていた瓜生は見捨てられたもう必要ないのだと悲しくて涙を流します。
それを見て、岩神はもう偽の恋人ではこれ以上何もしてやれないと本当の恋人にしろと告白♪
藤本は好きだったらやめてと言ってもやめてくれなかった。でも岩神は好きだったらキスしないでと言ったらやめてくれた。
そのことでこの人は俺のことを想ってくれていると瓜生が実感するシーンがいいです。
やさしい岩神ですが、えっちではちょっと俺様なところとか結局藤本を殴りに行ってしまうところとか、瓜生にとっても執着してそうなところとか、そんなところがこれから先とってもあまあまでそして瓜生くんは逃げられないであろう将来が見えましたw
これは引き込まれます!
読み終わっても内容が忘れられないくらい色濃く脳裏に焼き付かれてしまいましたww
藤本のストーカーが印象的だったんですかね??
かなりリアルなストーカーでビビりましたww
そんな藤本を1度許す瓜生は凄い
普通は許せませんよ!
そんな瓜生の優しさを藤本はストーカーをやめもせずエスカレートさせるなんて…
流石にマグカップを持ち去った事には引きましたww←やりすぎだ
ストーカーにビビる瓜生の電話に駆け付けてきた岩神の格好よさが胸キュンですww
もうこの時には岩神は瓜生が好きずきて思わず抱きしめてしまったんだろうな
その後の展開は互いに思いが行き違いギクシャクとしてしまうけれど結局は岩神がストーカーから瓜生を助けて…
自分の気持ちに気付いた瓜生は岩神の恋人契約の破棄に泣いて終わりだと思ったら岩神の本物の恋人にしろ発言に瓜生も自分の気持ちを伝えてハッピーエンド!
kindle版で読了。本編の挿絵はありませんでした。
他のレビュアーの皆様や作者さまあとがきにもあったように、結末がわからないような作品ではありません。誰と誰がカップルになるのかは表紙だけでも明らかだし、おおまかな展開も割とよくある王道パターン。
だけど、その過程が実に読み応えたっぷりで楽しめる一冊でした。登場人物が魅力的だし(メインの2人だけでなく周囲の人々も…あ、ストーカー男は除く)、仕事の描写もしっかりしていました。
そして、ゆっくりと心情が変化していき、信頼から愛が芽生え……という描写にドキドキさせられました。主人公が頼り切りになるような性格ではないところも良かったです。
それなりの実感を持って読める王道ラブストーリーでした。
今回は若くしてコンサル会社を立ち上げたやり手社長と
コンサル会社に転職した元クリエーターのお話です。
それぞれの目的で始めた恋人のお芝居が
本気の恋になるまで。
受様は中堅の広告代理店に勤めていましたが
コンサルタント会社から誘いを受けて転職、
現在は事業コンサルタントをしています。
業績悪化による希望退職での転職でしたが
受様は転職した直後から
無言電話の嫌がらせを受けるようになります。
最初は転職絡みの恨みを疑う受様ですが
家電や携帯への無言電話から
切手の貼っていない白紙の手紙、
パソコンへのメールとエスカレートするに至り…
住所も電話番号もメアドも知られている事から
身近な人間が怪しくなってきた受様は
メルアドの変更した上、
教える友人を限定する事で
少しづつ条件して怪しい人物を絞ります。
そして最終的に行き着いたのは
真面目で親切で何度も色々な相談に乗ってくれた
大学時代からの友人でした。
件の友人を呼び出した受様は
自身の推理と合わせて彼に詰め寄りますが
嫌がられかと思っていたストーカー行為は
受様への恋愛感情故だと言い出さした揚句、
恋人にして欲しいと言われてしまいます!!
ストーカー行為は許せなくても
友人としては嫌いでない男に迫られた
受様は咄嗟に恋人の存在で断ろうとしますが、
ストーカーの友人には
特定の相手がいない事はバレバレで…
その時、
背後に座っていたらしい男性客が
受様の恋人として名乗り出てくれて
受様はその場を切り抜ける事に成功します。
しかも
その男性は彼は初めて会ったにも関わらず
件の友人の様子から
今後も恋人役を引受けると提案してきます。
自分にしか利が無いように思う受様に、
彼にも似たような事情が有るからと言う彼に
名前と携帯番号だけ交換して別れるのですが、
受様は彼と思わぬところで再会する事になります。
なんと彼こそ受様が転職した
コンサルタント会社のやり手社長だったのです!!
そしてこの社長こそが今回の攻様になります♪
受様は転職した時の攻様は
契約の立ち合いの為に米国出張中で
挨拶は帰国後となっていたのです。
攻様が受様に行った自分の事情とは
顧客の一人で父の友人の某社長に
次から次に縁談を押し付けられていた事で
二人の利害は見事に一致するのですが、
このお芝居の結果は如何に?!
受様が必要とする偽恋人は
ストーカーの友人の前でだけでしたが、
攻様は某社長に信用させる為と称して
デートも贈物も本格的な口説きモード付。
攻様の恋人として振り回される受様ですが
仕事モードの攻様はかなり出来る人で
徐々に彼に惹かれていきます。
フリの恋人として相手に対するうちに
その相手に本気になってしまうという展開は
BLの王道な展開の一つですよね。
本作も最後はお約束通り、
恋人になってハッピーエンドなので
受様のストーカー事情や
攻様の結婚問題をどうやって解決するのかが
楽しみどころかなと思います。
受様視点で展開する為
攻様がいつ落ちたのかが判りにくいですが、
判って読み返してみると
攻様の悶々ぶりも結構散見していて
第三者目線でニマニマしてしまいました♪
今回はストーカーに狙われる受様のお話で一作、
日生水貴さんの『媚薬の処方箋』をご紹介しますね。
1冊丸ごと表題作です。瓜生(受け)の目線で進んでいきます。
瓜生はストーカーに悩まされていて、学生時代の友人・藤本が犯人だと気がつきます。迫る藤本に対して、恋人の振りをして助けてくれた男性は、転職先の社長・岩神(攻め)で…という話です。
岩神が登場した時点で、二人が恋人同士になることと、瓜生が藤本に危ない目に遭わされるという展開は読めます。
なので、作者様もあとがきで書かれていましたが、過程を楽しむ作品です。それに最終的な展開は読めても、そこに至るまでの道のりはちょっと違っていて、そういう点で面白かったです。
瓜生の転職も、転職先が岩神の会社なのも偶然です。男同士が恋人のふりをすることになる理由も、瓜生側も岩神側も無理がありません。瓜生は藤本に襲われますが、岩神が助けに来る王道パターンでなく、自力で逃げます。両思いになってエッチして…でも、藤本はそのままなのかなと思っていたら残り3ページで岩神がきっちり仕返しをして、めでたしというおさまりの良さでした。
全体になんとなく楽しい雰囲気が漂っています。突然キスされて、思わず平手打ち…の場面は特に面白かったです。読みやすい作品で、頼りがいのある年上上司攻めがお好きな方にお勧めです。
面白かったですね~!これは!!久々に引き込まれました・・
設定もちょっと凝ってて、面白かったです。
最初に出会った時から、カップルになるのは分かってるんですが、それまでに、甘やかされたり、突き放されたりして、やっと自分の気持ちに気づいた時には突き放された後・・な~んてのも良かったですね・・
経営コンサルティングの会社で、再び出逢うんですが、結構仕事の話とかもあり、合間に岩神のちょっかいがあり~のと結構楽しませて頂きました。
瓜生もなかなか、しっかりした、素直な性格な持ち主で好感持てましたし、なんたって社長の岩神が傲慢なんだか、優しいんだか、なかなかお茶目で策士で気に入りましたね~♪
でも、一番良かったのが専務の「川嶋さん」でしたね~・・40歳という年齢らしいですが、挿絵が無いのがちょっと残念なくらい・・お陰で想像力たくましくなってしまった・・
自分の気持ちに気づいてからの瓜生はやっぱりいつもの火崎さん受けで、潔くとっても好きですね~・・
いつも思うのが、恒例の火崎さんの妄想あとがき・・これを是非現実にして欲しいって思うんですよね~続編が無理ならせめて、本編にと・・いつも勿体無いな~って思うくらい妄想いけてるんですよね~・・
やっぱり火崎さんの作品は好きだな~、と思った次第。
文章が軽快で、会話に現れる受け攻めの軽妙なやりとりが楽しいですね。
この作品は、ひょんなことから出会った素敵な男性が、なんと転職先の社長というところから始まります。
文章だけだけれど場面が目に浮かぶ、そんな作品。まあ、社長の顔を知らずに入社することもないのでしょうが、そんなことは気にせずすっと読めます。
受けは仕事熱心で評価もされているようですが、恋愛には奥手っぽい。一方の社長はモテモテですが、特定の相手はいないようです。
ひょんなことから、恋人同士のようにふるまう、という契約をもちかけられた受け。”ふり”をしているうちに。。
という展開です。
大人な男性にからかわれる純情な受けですが、むきになっていてもだんだんと仕事ができる彼を意識してしまう。。
攻めさんの方は案外最初から気に入っていたみたい?
お仕事のトラブルなどを絡めながら恋愛に発展させるという構成で面白く読めました。