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karadadakeja tarineeyo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ヤクザとカタギの同級生シリーズ・2冊目です。
前作のラストで愛を確かめ合った…卯月と純耶の、
前途厳しい、その後のお話です。
愛さえあれば…だけじゃラチがあかないのが、
極道の恋人を持った哀しさです。
暴力団組織内で、卯月のやり方に反発する者が、
純耶をターゲットにしてしまったのです!
つい最近まで…真面目な銀行員だった純耶だって、
もはや今までのままじゃあ、いられません。
「卯月が自分を選んだことは、絶対後悔させない!」
命と引き換え、極道相手の真剣勝負!
文字どうり「体を張って」カタギの覚悟を証明するのでした。
普通の人がここまで腹を括れるなんて、冗談でしょう?!
いくら半年、恋人やってても…これは絶対ありそうで無いコトのひとつ…。
(↑だからBLなんてファンタジーなのよ…って言われそうですが。)
それでもこれは本当です、純耶はヤクザ相手に、
とうとうここまで言わせてしまいました。
「あんたに、自分の運命を委ねたくなった。それだけのことだ。」
どうやったらここまで言わせる漢に変われるのか、それも半年で???
ええ、その答えはやっぱり…覚悟なんですよ、それも生半可じゃない覚悟っ!
この覚悟…どちらかというと、女にとっての「冬の水着」に近いんです(笑)
(↑例えば…真冬のシーズンオフに水着を着るハメになったら…
大抵の女は慌てふためきます、ここまでは当たり前。
それでもどうしても…ってコトになったら、なんとか前日に試着でもしてみて、
仕方なく覚悟して、それなりにまあ、大丈夫って思えてしまうようなパワーです。
…で、実際こうなれば、けっこうそれなりに見られたりするのよねぇ☆)
純耶の覚悟と男気は、たぶんこういうパターンに一番近いんですねぇ。
しかも彼の場合、腹を決める猶予期間は半年でした。
半年あれば大丈夫とも思えちゃう、だから銀行を辞める覚悟も、とうにできてたんです。
たぶん男ってヤツは、決断すべき岐路があると、信じられないパワーを発揮する生き物です。
だから岐路の多い人間ほど、ドラマチックで強い☆
もちろん用意周到な人間が強いのは当然だけれど、
チャンスさえあれば、カタギさんだって捨てたものじゃありません。
さてエロですが…監禁されあわや寸前までいった純耶が、気の毒…。