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shanghai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
舞台は阿片戦争後にイギリス領となった上海。
天涯孤独の身の上をイギリス貴族・レノックス家に拾われ、
使用人として働くエドワード(中国人)。
そんな彼が思いを寄せるのは、レノックス家の子息・レイモンド。
幼い頃は兄弟のように育った二人でしたが、
大人になればそれぞれの立場を弁えた付き合いになり。
昔の思い出を懐かしみ、二人の身分差、そして同性である事に胸を痛め、
ひっそりと傷つくエドワードが健気で泣けます。
とにかく完璧なノンケであるレイモンドがエドワードを
恋愛対象として全く見ておらず、気の強い美少女とイイ感じの
ラブロマンスまで繰り広げて。
このままエドワードは報われないままで終わるのでは……!?と。
中盤まではハラハラやきもきしながら読みました。
しかし窮地に陥ったレイモンドを真摯な愛情で支えたエドワードに、
レイモンドも彼への愛へ目覚めます。
目覚めたレイモンドはエドワードにラブラブ。
おお!やっと二人が幸せになれるのかと思ったら、
神様はまたもや意地悪な試練を二人に与えます。
上海に日本軍が侵攻。
イギリス人であるレイモンドは強制退去。
レイモンドは何とかしてエドワードと共に英国への帰国を試みますが。
それは果たせず……。
迫りくる戦火の中、上海の埠頭で、離れ離れになることに。
この埠頭での別れがドラマチックで、泣けて、泣けて。
戦争が始まります。
ここで別れたら、もう二度と会えないだろうと、
お互いがそう思っています。
それでも諦めきれない、もう一度会いたいと切望する二人。
レイモンドがありったけのお金をエドワードに渡すところでウルっとなり、
レノックス家の大事な指輪を託すところで涙がボロボロ。
しかし愛し合う二人を、船の汽笛が無情に切り裂くのです!
埠頭での別れがあまりにも悲しく、そして素晴らしかったので。
ラストの奇跡の再会は、ぶっちゃけ微妙でした。
エドワードの生死が分からないままで終わった方が、
余韻があって良かったのにと、思ったのですが。
エドワードが英国へ渡るまでを描いた収録作品「歌姫」を読んで、
先の考えがまるっと変わりました。
ハッピーエンド万歳!二人が再会できてよかった!
上質のメロドラマで、古いハリウッド映画の名作を見ているような
素敵な作品でした。
三回泣きました。
最初の別れ。
二度目の別れ。
そして、巡り会えたとき。
かわい有美子さんの歴史に対するアプローチの仕方、かなり好きです。
ここまで丹念に調べ、それを極めてナチュラルな視線でもって背景を描くことができる作家さんなんて、めったにお目にかかれない。
読みながら、唸らされるような描写がいっぱいでした。
魔都上海。今はなき魅惑的な街です。
その街を舞台に、イギリス人の主人と中国人執事の切ないラブストーリーが繰り広げられます。
主従ものではあるけど、執事萌えを狙った作品じゃないのもいい。
ひたすら主人だけを想いつづけるう執事は、健気受けの鏡だと思いました。
はやく気づいてあげてって、心の底から祈りました。
涙がいっぱいこぼれたけど、お涙頂戴なコテコテ感はまったくないのも良かった。
別れの場面も描写そのものはあっさりしてます。
そのあっさりさに余計に泣かされる感じ。
ラストは悲劇オチでも良かったかも。
なんらかの形で指輪だけ届く、みたいな。
こんなこと考える私はとことん鬼畜なのかもw
や、もちろん二人が幸せであるこのハッピーエンドに、何の不満もないんですけど!
間違いなく名作です。
エドワードが本当に健気でした。健気受け作品で時たま見かける女性的なうじうじした感じではなくて、攻めの結婚が決まりそうなときでさえ、自分のやるべきことを見失わずにひたむきに攻めに尽くしていたり、戦渦を一人で生き延び、待つのではなく自分で海を渡って攻めに会いにいくのもとてもよかったです。こういう強さというのは男性らしく、blだからこそのお話でした。
戦時中という特殊な時代背景、身分や人種の違いなど、二人を阻むものが強大だったからこそ、胸をぎゅっと掴まれるような切ないメロドラマになっていて、映画を観た後のような満足感がありました。
そして、ストーリーもさることながら、かわい先生の文章の書き方や表現に非常に引き込まれました。ライトノベルでありながら、まるで純文学のような確かで秀逸な言葉撰びと瑞々しい透明感としなやかさのある表現で、今まで読んだbl小説とは個人的にそこが特に大きな違いだなと感じました。
戦争の影が近づいてその雰囲気が変わっていく度に作中で何回か出てくる、かわい先生による当時の上海という街についての描写がとても素敵で、西洋と東洋の文化が入り交じったそのどこか妖艶な当時の上海を訪れてみたくなりました。
かわい先生の文章で書かれたblがもっと読みたいと思ったので、レビューを参考にしながら自分の好みに合いそうな作品を片っ端から買いあさりました。届くのが楽しみです。
いくつかかわいさんの作品は読ませていただいてますが、その中でも一番好きかもしれない。
かわいさんの文は、状況自体は激しいものでも一冊通して読むと、時が穏やかに流れていくような情緒があるのが素敵です。
レイモンドもエドワードも想い人に対して、とても一途に大切にしているなというのが、ひしひし伝わってきてます。
初めから2人の線が繋がるわけではないけれど、状況が変わるうちに2人の関係も無理なく変わっていくのが上手いなぁ。
一貫して一途な2人と、主従関係のあり方がリアルに書かれている。
ノーブル・オブリゲーション/高貴なる義務
なるほどなぁ、という感じが致します。
主を助けるための従であるのはもちろんのこと、従を守るための主のあり方。
そのことがよく伝わってきます。
それにしても埠頭シーン。
ぼろ泣きでした。
一緒にいてよー!と叫びたくなりましたが、それをしてたら萌以下の評価となるはずです。笑
それ以降の展開で、みなさんが仰るとおり、ん?と思う処もありましたが、
書き下ろしによって、結果オーライ。
これでいいんです。満足満足。
単館映画にありそうな情緒溢れる雰囲気でした。
ららさんの絵が余計それを増していて、いいなー。
執事、使用人の階級についても結構細かく書かれてます。
いわずもがなかわいさんは本当に文章が綺麗なので、この作品もはやBL小説というより、メロドラマ。
人間模様中心で、しかも恋愛という言葉では言い表せない、まさに「人生」そのもの。二人の間には大きな壁があり、それは性別しかり、身分だったり、戦争であったり・・・
スケールが大きい上に時間の流れも人一人の半生程の長さ。
1冊でよくおさめたよなぁ・・・という印象。かわいさんなら前編後編で2冊くらいに分けて書いてくれてもよかったんじゃないかとも思いますが、でも逆にスケール大きいし小難しい情勢を入れながらもテンポ良く読めたのでこれはこれで、すごいこと。実はあえてのなんだろうかとも思ったり。
初版にはなかった、「歌姫」という章は二人が再会するまでの数年間のエドワードの体験を書いたもので、ご本人も独特な雰囲気が気に入ってるとおっしゃっているだけあって、舞台は香港登場人物も中国人のみ、たしかに今までのブリティッシュさは皆無で、作品の中で良いアクセントになっているのでは。
その次の二人の再会後の。「China Rose」はこれまたとてもお洒落な印象。
キャラ萌えは特になく、生々しいエロや美味しいシーンも特にあるわけでもない。
テーマや舞台が大きいのに、それを自分の作品のなかでうまく盛り込んでて、重みもある。
終わり方もすごく綺麗で珍しく番外編がなくても消化できた作品でした。
かわい有美子先生は、bl小説を本格的に読み出すきっかけとなった大好きな作家さんです。小説では唯一、作家買いをしているくらい大ファンです。
先生の作品が安心して作家買いできる理由は、なんといっても魅力的な文章にあると思います。いい意味でライトノベルらしくない、正確で時に詩的な美しさもある表現や言葉遣いをされていて、読後は重厚な一般小説と同じくらい満足感と達成感があります。何冊も作品を出されているので、当然その中で個人的に好みに合わない雰囲気やストーリーのものもありますが、それでも先生の素晴らしい文章を楽しむことができるので、他の個人的に好みに合わない作品とはいつも、ひと味違う読後感になります。
さて、今回の作品ですが、私がかわい先生のファンになったきっかけでもある最初の一冊であり、かつ今まで読んできたかわい先生の作品の中で12を争うくらいよかったです。エドワードがとにかく健気で、でもよくある弱っちい受けではなく、常に自分の役目をしっかりと果たす男らしさもあり、うまく言えませんがその強さとひたむきさもあるからこそ、より健気だなあと思って応援したくなるというか・・。時代背景や主従関係など困難も多くありますが、最後はそのエドワードの強さがあったからこそたどり着くことができたハッピーエンドだと思います。歴史ものそして海外ものということで、説明的な部分や描写も多く、そういった所でよりかわい先生の文章センスが光っていて、世界観にひき込まれました。
ずっと手元に置いておきたい作品のひとつです。この作品がいいなと思う方には、かわい先生の他作で2巻完結の「東方美人」もおすすめです。東西冷戦時代のベルリンを舞台にしたソ連や各国のスパイ達のお話です。個人的にかわい先生の文章はこういう歴史物だとよりその的確さと美しさを感じるので、もしよければ読んでみてください。
再読です。こちら、1998年に発行されたノベルズを改稿・修正・加筆した文庫版となります。
主従・身分差BL小説の名作ではないでしょうか。
舞台は、"東洋の魔都"と呼ばれていた1920年前後の上海。
中華民国の1部でありながら、外国人が租界(外国人居留地)という名の自治権を有し、自由貿易都市として名を馳せる…
東洋と西洋とが入り混じった、他に類を見ない怪しげな魅力がある街。
何度読んでも、熱に浮かされたような混沌としたこの街で暮らす人種様々な人々の熱気、じっとりとした湿度の高い空気が身体中に纏わり付くような、当時の上海という街の、エキゾチックでどこかノスタルジックな情景描写が巧み。
そんな世界大戦前後の激動の上海で、時代の渦に飲み込まれながら生きる2人の青年の30年程に渡ってのお話です。
歴史ものがメインではなく、主従関係である主人公2人の人生に焦点をあて、"2人の歴史"を丁寧に描いた作品。
なので、小難しくはなく、歴史に詳しくなくても問題なく読めるかと思います。
貿易商を営む英国貴族・レノックス家の豪奢な御屋敷では、朝からひと騒動が起きていた。
屋敷で働く中国人メイドと中国人運転手が"置き土産"を残し駆け落ちをした。
置き去りにされた、戸籍も名前も無い5歳の中国人男児を哀れに思ったレノックス夫妻は「エドワード」と名付け、屋敷で引き取り使用人として育てる事に。
彼が今作の受けですね。
子供的な無邪気な気まぐれから、遊び相手としてエドワードの手を取った、夫妻の息子・レイモンド。
それはまるで兄弟のようで、幼馴染のようで、先生のようで、親のようで。
新しい世界を見せ、初めて自分を愛し、慈しみ、母親代わりにキスをくれたレイモンド。
次第に幼いエドワードの小っぽけな世界の全てがレイモンドという人間で満たされていく。
この頃が「人生で1番幸せな時期」というエドワードのモノローグが切ない。
時は流れ、幼い頃は曖昧だった主人と使用人という2人の身分や立場の違いがはっきりとして来ます。
レイモンドが学校入学のために本国へ行き、幾ばくかの空白の時を経て上海での再会。
その間に刺激的で新しい世界を知ったレイモンドにとって、大学を卒業するまで1度も帰省する事がなかった上海の街に置いて来た幼馴染の使用人は、気が付けば遠い記憶の中の存在となっていた。
一方、離れていた間にも彼を慕う気持ちは薄れる事なく、いつしかエドワードの思いはもっと深い別のものへと変化していた。
帰国後のレイモンドが数多の令嬢と浮名を流しても、令嬢と婚約をしようとも、彼に対するエドワードの気持ちは揺るがない。
あまりにもいじらしく、あまりにも健気。
その想いに押し付けがましいものはなく、恋の成就なんてものは願ってすらいない。
想いをひた隠し、ただレイモンドの側に居たいだけ。それだけなのです。
業績が悪化しても、婚約が解消となっても、彼のレイモンドへの思慕と使用人として献身を貫く姿だけは不変であり続けます。
やがて、エドワードが無条件に差し出す愛情と一途さに、唯一心安らげる人は彼だったのだとようやく気付いたレイモンドの感情が動き始める。
正直、やっと、やっと来たかと思う。
エドワード視点を読んでいると、どうしてもレイモンドの今までの無意識下での残酷さを思ってしまうけれど、この物語の時代背景も考えると、それなりに人生を歩んで来た中でエドワードの手を取ったという所に大きな意味があったのではないかと。
エドワードの愛し方が静ならば、レイモンドは情熱的。
ここの2人の対比も良ければ、あくまでも主従関係のままで、関係性が無理矢理恋人へと変化しないところも良いのです。
具体的な性描写が詳しく書かれていない事も、作品全体のしっとりとした雰囲気を邪魔しません。
次第に時代は更に大きく揺れ動き、上海の街は戦火という荒波に揉まれ、どうしようもない運命に引き裂かれながら再会を誓って別れる2人。
まるで映画かドラマのようなワンシーンで、ここでようやく想いの大きさが対等になったような気がします。
この後のラストと、その余韻が本当に素晴らしいのです。
ぜひそれはあなたの目で。
同時収録の「歌姫」と書き下ろしの「China Rose」がまたとても良い。
恋情だけでは説明が出来ない、もっと深い部分での愛や繋がりを感じる短編2作です。
こちらもぜひ。
かわい先生は本当に文章の上手い作家さまだと思いますが、個人的には今作や「猫の遊ぶ庭」シリーズなど、やや淡々とした文章で書かれた初期作品には特に味や深みのようなものがある気がします。
読めば読むほど良いというか、魅力的で手放せない本が多いというか。
今作も、エドワードという「不変」なものを描きながら、その裏での激動の時代に翻弄される人々、そしてレイモンドの心情の変化を上海の情景と共に静かに丁寧に、そしてドラマチックに描いています。
2人と共にこの時代を走り抜けた感覚に陥るほど素晴らしい描写の数々でした。
時代に荒波に翻弄されながらも、一途に、ただ1人の人だけを静謐に思い続けた1人の中国人の青年。
こんな風に人を愛す事が出来たのならと思う。
読み終えた後、今は無き当時の上海の街に想いを馳せてしまう作品。
答えて姐さんの「涙腺崩壊、号泣」スレに紹介されていたので、読んでみました。
天涯孤独な身の上ながら英国貴族より英国名を与えられた中国人孤児のエドワード。英国貴族の子息レイモンドの気まぐれから、幼馴染みや兄弟のように過ごすことを許され、慎ましく忠実に仕えるようになります。
同性愛がイギリス本国では罪深いことであるとわかっていながらも、太陽のように快活なレイモンドへの思慕は募るばかりですが、その想いを一生胸に秘めておこうと誓います。
只々、慎ましくひかえめに主人を想うエドワードが健気で美しい!
エドワードの恋心は、本編の半分まで読み進めてもひっそりと静かにエドワードの心の中に秘められています。
この作品に際どい性描写はありません。よくある主人×執事ものにある陵辱されるような行為もありません。
あとがきでかわい有美子先生自身も「今回も、すごく朝チュン」とおっしゃっていますが、切なく密かな想いを秘め続けたエドワードは、このくらいで許してあげるのがいいなと思いました。
とてもとても胸がギュッとなる話でした。
映画1本見終わったあとの心臓のドキドキと同じものを味わってます。
とにかく、エドワードの健気さに涙、涙です。とにかく読んでいて辛かった……。
1章最後の、『人生で一番、幸せな時期といえたかも知れない。』この1行に込められています……
一途に思い続けたレイモンドとの再開では一方的にかすかな失望をされ、女性と結婚直前までいき、自分を捨てた母に重ねられ……。
エドワードがレイモンドとダンスするところもなんとも言えない気持ちになります。レイモンドは完全なる気まぐれ、そんな事わかっている。でも、ただ嬉しい……。エドワードが健気すぎて心痛みます。泣けます。
健気受け小説によくでてくる性格の悪い攻めじゃなかったのが好感度高いです。
いろんな方のレビューでもあるように、2人の別れのシーンが辛いんです。
あるだけのお金をコートのポケットに……大事な大事な指輪を託す……もうこれがレイモンドの心を表してますよね……。
最後、2人の再開は、もう手放しで嬉しかったです。
その後の、「歌姫」が私はお気に入りです。
エドワードにとって、幸せな瞬間は全くと言っていいほどない香港生活、レイモンドとただ会いたいと言って泣くエドワードに心痛みました。
でもとても心に残るエピソードで、読んでよかったと思いました。
「China rose」という話は、作者の方がタイトルとイメージをエンヤのChina roseからとったとあとがきに書かれていたので、聴いてみました。
曲を聴いて、なるほど、、、と。
歌詞は見てないのでよくわからないですが、曲全体がやわらかく包まれているような感じなんです。これはもう、エドワードのレイモンドに対する愛みたいだな、と個人的に勝手に解釈しました(笑)
もっと早く読んでいればよかったと思えるお話でした。読んでいない方がいればぜひ読んでください!
粗筋は、他のレビューが先に出ているので感想だけ。
あとがきを讀めば、著者がどれほどこの作品に入れ込んで、沢山の資料を集めて、きちんと書こうとしたのか伺えます。特別に愛着を持っている作品のようです。
電子版を買いましたが、紙本も買いました。イラストがあると、盛り上がり度が違う、ドキドキします。
なるべく史実に沿うように書こうとしたらしく、時代背景の説明が細かかった。
かけおちした実母に置き去りにされたエドワードの視点を軸に、走馬灯のように色々なできごとが綴られていきます。激動の時代の沢山の出来事があっても、淡々と綴られる流れは、逆に抑え込まれたエドワードの内面の強い想いを感じて、読み手のほうが熱くなってしまいます。
印象深かったのは、英国行きの船に主のレイモンドだけ乗せて「私はここから先は行けません」と固辞する場面で、とても辛くなった。本当は一緒に行きたい、でも渡航証を持たない、戸籍すらない自分には無理があると考えて、手を解いて別れる。
そして「指輪を返す約束」を守るために、上海から香港へ移り、仕事をしながら資金を作り、チャンスを待つ。
身よりもなく、帰る家も無いエドワードの幸せは「愛する人の笑顔を観たい」それだけだとしたら、エドワードの精神性の高さと孤独さに、振るえてしまう。
あとがきに、資料集めで得た情報の一部が記載されていて、【「高貴なる義務」を誇りにする英国貴族は、息子たちの招集を拒まず戦地へ送り、貴族の男子が約半数戦士、後継者を失った貴族の断絶があった】ことが書いていました。
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★こんなことをここに書いても、訳わかんないだろうと思うけど、メモ。
「高貴なる義務」
これは日本にも有って、「【太平洋戦争秘史】意外に多かった皇族・華族の戦没者」に記事にされています。
一部の皇族・華族・軍人が承知していたことですが、あの大戦は、豆粒ほどの日本が、列強から、植民地を解放することが目的の戦争だったので「勝って、解放する為に負けなければいけない戦い」でしたから、日本も多くの犠牲を払いました。
多くの植民地を失った英国から見たら、日本は殖民地を奪った憎らしい国だろうと思います。でも、今も日本人は英国が大好き・・とても皮肉。
それと、史実に沿って言うなら、真珠湾攻撃の前に、中国は米国と組んで日本に奇襲をかけていたので、国際法に違法しているのは、中国です。
「フライング・タイガースFlying Tigers」を調べたら良く分かると思います
偽札印刷で財を成し、戦闘資金を作った宗家の三姉妹を調べても面白いです。毛沢東を支援して、習さんで現体制を終わらせることまで、お金持ちの御婆さんたちは計画しています。
色々な理由と訳が支配階級に有ったとしても、流血の惨事、戦争ではない方法で解決してもらいたいです。
息子を戦いで死なせるために生んで育た、という母親はいないんじゃないのかな?
藤棚
>ハイ爺さん
わ~!ハイ爺さんだ!こんにちは~
本編だけでは安易なハッピーエンドだなと思ったのですが(汗)
『歌姫』がいいんですよね!!
これがあるからこそ、あの奇跡の再会に納得できて。
同意して頂いて嬉しいです♪