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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
CDを聴いてから読みました。
読後感は…一言でいうと、混沌というべきか。
ぐわーっと心を溢れる衝動はあるんですが、実に色々な想いが駆け巡って複雑な心境という意味でカオスです。
この作品にはいくつかの愛の形が出てきます。
恋愛の成就だけを目的とした観点でこの作品を評価すると、まったく適さない。
愛を求めて、彷徨う想いが交錯しているお話です。
そしてそこから付随する様々な感情が、うねる波のごとく主人公たちを飲み込んでいく。
切ないのは、主人公の双子ユーリとミハイルが幸せを感じて過ごしている時期が余りに短い。全体を通して、悲しみや怒りの感情がほとんどと言えるくらい、舞台がロシアであるとともに、凍てつく寒さを想わせる印象でした。
離れ離れになってしまった数奇な運命に突き動かされ、ユーリとミハイルをそれぞれ二つの愛が苦しめます。
お互いを想う家族愛以上の、さらに双子ゆえに半身とさえ言える唯一の愛。
焦がれるほどに欲するマクシムへの愛。
どちらも比べられない、選べないほどの究極の選択肢を迫られる苦しみ。
自分の半身ゆえに、譲れない想い。
更に揺るぎない格差社会の溝もユーリとミハイルの根底に立ちふさがります。
読んでいて、やりきれないやり場のない苦しさにかられました。
一緒にいたころの双子の無邪気なシーンを想えば想うほど、切ない残像となって読み手にも苦しさを連れてきます。
和泉先生の描かれる登場人物は、断ち切ることのできない過去や境遇、因縁の楔を抱えている場合が多く、人を愛することを簡単にさせない。
相手に好意を持っていても、恋だと自覚してもなお、自分の想いのまま恋の選択肢をまっすぐには選べない複雑な愛の形を魅せてくれます。
この作品もまさにそうで、登場人物たちはそれぞれ愛を求めているのに、交わらないスパイラルのようなループ。
確かに在る愛の矢印が切ないほどに交錯し、噛み合わない歯車のようで…。
単に、愛や憎しみ、嫉妬や羨望という言葉では括りきれない情動を感じます。人の心の中に芽生える感情が、一つの単体ではなく、時にあまりに複雑すぎて表現することすら難しいのだと思いました。
どのキャラクター視点でお話を見るか…その点でも複雑になるかと思います。
どうレビューを書いたらいいのか分らないほど、感情が絡み合う作品でした。
そして。最大の神たるは、高階先生の秀麗イラスト!!!
これはやばい。高階先生の作品の中でも傑作と呼べるレベルだと思います。
表紙はさることながら、マクシムを挟んだ双子の扉絵カラーは感動しました。彼らの柔らかな笑顔が、ストーリーと対比して切なくなります。
そして、原作イメージをアップさせるほどの引力あるイラストだと思いました!やはり力あるイラストは、作品のレベルを上げるほどの影響力があるんだと感じます。このイラストたちだけでもとても感情を揺さぶられる完成度です★★★何度見ても美しい~~(涙)
今後の双子がどうなっていくのか。
彼らを慕うヴィクトールとアンドレイの愛の形は。。。
お話としてはまったくの途中で終わっているので、次巻を読まずにはいれません。
後編は幸せが訪れることを願ってます。
評価迷いますが、、、これほどの説明しがたい愛の形を描いた点と、高階先生の美麗イラストに神を。
そしてCDもとても素晴らしかった!!のでぜひに聴いてみてください♪
ありがとうございました
この作品、歴史ものだし、軍服ものだし、イラストが高階佑さんだし。じっくり楽しめそうな要素がいっぱいだと思ってわくわくしながら読みました。
天使のように美しい容貌を持つ双子の兄弟ミハイルとユーリ。この二人が帝政ロシア末期の混乱の中、憎しみあう話。しかも憎しみあうことになる最大の原因はオトコっていうね。
双子のどろどろもさることながら、ユーリの副官であるビクトールが良かったなあ。上官であるユーリに思いっきり欲情してるし、その上ユーリの首を絞めるし。不敬罪もいいところ。彼のどSっぷりが下巻でますます発揮されるといいな。
1917年のロシア革命を控えた1912年
ロシア帝国側と革命側にわかれ対峙しあう双子のお話。
ミハイルとユーリ
天使のように美しい双子が、生き別れる。
兄は、記憶喪失に
弟は、兄が死んだものと思っている
双子を引き合わせたのは、侯爵家の三男坊のマクシム。
奇しくも、双子はマクシムを愛してしまう
ミハイルには、アンドレイ。
ユーリには、ヴィクトール。
ともに忠実な僕のような男をそばに置きながらも
マクシムというひとりの男を愛するんですよ。
5人の男達が織り成す愛憎劇。
あくまで物語の本筋の受けが誰なのか、攻めが誰なのか
そのあたりはこの1冊では判断できないような気がします。
ロシア革命前の政治情勢などの小難しい背景が敷居を高くしていますが
基本的に昼ドラのような愛憎劇のように読みました。
主人公である双子が非常に女々しい、女のような狂おしい嫉妬を見せます。
双子を翻弄するマクシムの本心が読者にも見えないので
ミハイルに肩入れして読むのか、ユーリに肩入れして読むのかで
楽しみ方が違ってくるのではないでしょうか?
また、双子に魅了されるアンドレイとヴィクトールの心情も
見えそうでいて見えない。
中身の見えない男心を知りたくて
『タナトスの双子 1917』を読もうと思います。
この本の背景になるロシア革命は帝政ロシアがなくなった年を指しますが、1905年の「血の日曜日」に始まり、同年日露戦争終結、その後社会主義が広がり、上巻の1912年はレーニンのボリシェビキ、プレハーノフのメンシェビキの活動が始まる頃に該当し、下巻の1917年はロマノフ王朝が崩壊する年になります。
歴史的背景がベースになっているので波乱にとんだ展開を生み、最後まで飽きさせず、思わず夢中になって読んでしまいました。
オルロフ公爵の妾腹のユーリは思想活動を取り締まる公安の任務をしており、その副官ヴィクトールはユーリに魅かれていながら、冷静な態度をいつも崩さず、ユーリの言いなりにされていますが、その目は憎しみさえ感じさせます。
なのでユーリもヴィクトールに何らかの気持ちを持ちながらも嫌いな奴と思っているのです。
事故により記憶を失くし、居酒屋の養子になったミハイルにはとても親しくしている幼馴染のアンドレイがいるのですが、貞操感の薄いミハイルに誘われてもはねのける。
この二人は貧民窟で行われる集会に参加し、思想活動に参加しています。
そんな、双子を引き合わせたのはユーリが密かに好意を寄せている幼馴染のマクシム。
ミハイルもマクシムが好きになってしまうのです。
一人の男を巡って、近づくかに思われた双子が、それぞれの立場から敵対するようになってしまいます。
マクシムは罪作りな男です。ユーリもミハイルも弟のように好きと言いながら本当はユーリを愛している。
ユーリと間違えてミハイルを抱くマクシムですが、その直後悲しい運命が。
貴族と反体制とのそれぞれの立場で、一見相手を思いやるようでいて、やはり自分の自我を優先してみるも、それが思う通りでないと知った時に起きるユーリの嫉妬心と憎しみ。
一応ユーリを弟と認めたものの、記憶を失い身分も違う以上親愛までは感じられない、ライバルとなった弟への嫉妬は反体制への気持ちより大きくなったミハイル。
離れてしまった13年の月日はもう取り戻せないのでしょうか?
時折挟まれる双子の過去の結びつきが切ない情景です。
それぞれに絡む、ヴィクトールとアンドレイの明確な動きが見られないので、彼らとの展開は下巻へと流れることになるのですが。
ヴィクトールの動向に目が離せなくなっています。
彼はユーリに忠誠を尽くしたいと思っているのか?復讐したいと思っているのか?
歴史も動くのと同時に彼らの運命も動いている。壮大ですが、それぞれの視点が交互に示されコンパクトに解りやすく描かれています。
二段組みのボリュームに圧倒されそうですが、何せ主人公が双子ですから二倍ということで・・・(苦笑)
ドラマCDのほうが先だったんですが、原作も1912~1917と立て続けに読んでみました。
結論から言っちゃうと、
小説ヴァージョンのほうは1912のほうが整合性があって読みやすい。
ユーリとミハイル、二人の「ボタンの掛け違い」や「生育環境の違い」が
対照的に表されているので、混乱が少ないんですよ。
ただ、和泉先生作品を読むと、設定は壮大でマスな感じがあるんだけれども、
人物描写というか、心理描写が非常に弱いので、あんまり感情移入もできなければ、
こころの移り変わりがどーも漫画ちっくで「は?どしてこうなるわけ?」になりがちです。
なにしろ、ユーリが表裏ありすぎで、よくいえばギャップ萌えなんでしょうが
ここまで人格がコロコロ変わっちゃうようだと、
トラウマというよりおぼっちゃま軍人の気まぐれにしか思えない。
1917で重要なファクターとなりうるヴィクトールについても、
ユーリを軽蔑し、しかし惹かれるアンビバレントな感情を持った人物、
というオイシイ特性を持っているのに、その心理がノーヒント。
ストーリー展開は紆余曲折、先が読めない楽しさがあっていいです。
それだけに、人物描写のお人形さんっぷりが残念でならない。
イラストはかなり美麗。
どうでもいいが、読んでいたら無性に「シチ」が食いたくなったw
シチ(またはシー)は生キャベツまたはザワークラウトのような発酵キャベツと
ビーツ(赤カブ)などなどの入ったスープのことですが、その代表格が「ボルシチ」。
ビーツが入っているので、色はワインレッドの具だくさんスープといったところ。
日本ではトマト入りのボルシチが多いと思うんだが、それは実はウクライナ風なんだそうな。
ビーツとかその他もろもろの野菜やキノコが入っていて、牛肉が入るのが正統派、
それにスメタナというサワークリームをのせて黒パンと一緒に食すわけですが、
ロシア料理は昼にこういうシチやウハー(塩味のスープ)が出るんですわ。
で、寒いところだから、冷えた体に熱いスープ&濃厚なスメタナとくると
心の底から叫びたい衝動にとらわれるほど うまいんです!
それにバガジンスキーっていう、酸味のきいた重い黒パンがあったら最高です。
お暇な方はインターネットで調べて自作してみてください。
『陽気な子豚亭』はサンクト・ペテルブルグの貧民窟にあるんで、
たぶん、肉は入ってないか、ちょろりと得体の知れない肉ですね、たぶん。
数奇な運命のめぐりあわせな双子のお話。
ユーリとミハイル。
妾腹として生まれた彼らが辿った人生はなんとも対照的で。
それも元々は本来なら逆になっていてもおかしくない人生で。
それが何の因果かユーリは大尉となり、ミハイルは貧民屈へ。
ミハイルの人生はそれでも決して不幸だったわけではなく。
記憶をなくした彼を育ててきた養父母は優しかったし、周囲の人々も温かくて。
それが、また運命のいたずらのようにユーリと再会を果たし。
そこから新たな運命が動き出す。
それまで幸せに思えた人生もユーリの送ってきた人生を考えるととても陳腐なものにも思えて。
身分差というかそういうものに卑屈になったり憐れみをかけられているのではと思ってしまったり。
それが、本来は逆の立場だったかもしれないからこそ余計に感じるのかもしれなくて。
同じ双子なのにどうしてもこうも違うのかと思わずにはいられなくて。
彼ら2人を繋ぐ人物であるマクシム。
その存在がまたある意味、2人の関係をこじれさせていくとも思えるのだけれど。
マクシムにはマクシムなりの2人に対する愛情があって。
それゆえの行動だったりするわけだけど。
正直なところ、私自身はマクシムにそれほど2人を惹きつけるものがあるのを感じ取ることができませんでした。
確かにとても愛情豊かな人には感じるのだけれど、それは親愛とかそんな感じで恋愛的なものとして見ることができなくて。
なので、2人が彼に惹かれていくのはちょっと不思議でもあったり。
まぁ貴族などの枠に囚われない自由な人であるのは憧れるところではあると思うのだけれども。
それよりも、それぞれに付随するように登場している人物たちの方が気になります。
ミハイルのそばにいるのはアンドレイ。
彼の純朴な感じはミハイルの博愛主義的なというかそういうのとは対照的で。
決してミハイルの誘いを受け入れないけれど、それこそがほかの人物たちとの区別のようで。
そして、ユーリの副官を務めるヴィクトール。
現段階で一番私が好きなのがこのヴィクトールなのですが。
一筋縄ではいかない感じで。
でも、根底に流れる愛情のようなものは見ている側としてはだだ漏れな感じもして。
ユーリとの言葉遊びではないけれど、危うい均衡を保つようなやりとりは見ていてとても楽しめました。
徐々にそのヒエラルキーが崩れつつある関係が今後どうなっていくのかがすごく気になります。
最初の方のユーリが奉仕させてるシーンとかもすごく好きv
ユーリとミハイル。
ミハイルとアンドレイ。
ユーリとヴィクトール。
この先、それぞれがどんな方向へ向かっていくのかとても気になるところです。
高階さんの描かれる外人さんは、本当に美しいっ。
それに加えて軍服とか、それはいっそ罪でしょうってくらい、素敵挿絵。
なので、お話自体には少し点が甘くなってしまうかもしれません。
とはいえ、お話自体もとても好きです。
無理に恋愛にしなくても…と思える感じにストーリーもテーマも深くて重いです。
普通にロシア革命にまつわる小説だと思いながら読んでも、充分楽しめました。
それにしても…ちょっとした分岐点でどっちの道に行くかで、こうも大きく運命が変わってしまうんですね。
それからの環境の違いで、感情や考え方も、とても変わってしまう。
子供の頃はお互いが大切で、相手の考えていることはすべてなんでも分かっていたのに、今はこんなにも遠い。
それでも分かりたい分かるはずだと信じる気持ちも尊いし、違いすぎてしまった立場に苛立ち壊したい気持ちも分かるから、この溝はどうしようもないって分かってるけど、それでもやっぱり痛々しくて切なかったです。
まだ下巻を読んでいないので、この2人がどんな運命の流れに巻き込まれていくのかまったく未知ですが、読むのがちょっと怖いです。
ホント、どうなるんだろう…。
この双子が分かり合い、手を取り合う未来をどうしても願ってしまうけど、それはそれでご都合主義に過ぎる気もするし……。
切ない、苦しい、幸せ……。
読み終わった後、どんな感情が残るんだろう。
そう考えると、本当に読むのが怖いです。
いや~。それにしても…。
挿絵がすばらしかった……ww
双子の萌え要素的なところが期待通りに良かったと思う。
兄ミハエルと弟ユーリの幼少時代から入り、成長してからの二人の正反対な人生を時系列で交互に書いてるので、頭の切り替えがちょっと追いつかなくなるときがあるけど、どちらにも等しく共感っていうか感情が移入ができました。
ロシア革命前後のスケールの大きい話ですが、前編は、とにかく自分たちではどうにもできない世界の動きに翻弄されつつ、それぞれ自分の信じるものと使命の為に生きる双子。とその周りの人間の愛憎劇でした。
それなりに情景描写とか普通の現代の日常生活のお話よりも多めに入れないと、この時代のまして国の人間でもないわけだから、わかりにくいところではありますよね・・・なので、すごく時代と国の情勢については丁寧に書いて下さっているのは分かるし頑張ってるのは伝わる・・・んだが、ちょっと引用文が見え見えな部分があって少しそこで冷めてしまったりしたのが残念。不満ってほどではないです。しょうがないか・・・ってレベル。
この作品、結構モノローグでも一人称の語りというか脳内のつぶやきの文が多くて、(主に双子)その内容も案外登場人物同志の心のもつれ合いというか、憎しみと愛のすれ違いというか・・・!スケール大きいわりにいざこざの中身が以外と普通っていう。痴情の縺れとまでは言わないにしろ。まぁ、だから逆に重々しい鬱な話には感じなかったから良かったのかも?とか思ったりもしますが。
イラストについて。
後編の方もですが、巻頭のカラーイラストがすごく良いです!!高階さんのイラストの雰囲気と画力が抜群にこの作品を引き立てています。
この小説は帝政ロシアの時代に生き別れの双子が、革命にまつわる対極的な立場で運命的に再会する事から物語が動き出します。ストーリーは王道中の王道です。帝政ロシアの時代考察や風俗も調べられていて、その時代のロシアの空気感が伝わり、先も気になる展開で面白かったです。舞台となったサンクトペテルブルクという美しい街にも興味が出てきて、行ってみたくなりました。
ただ不満な点もありました。この上巻では、キャラメイキングが薄く、それぞれの双子を見守る幼馴染み達の双子への愛情が読者には伝わりにくかったです。特にマキシムがユーリを愛しているのに受け入れない理由があかされず、ああいう結末になってしまってポカンとしました。(下巻で明らかになるのかな??)全体的に各キャラクターの感情描写が弱く、他のキャラクターへの愛憎が印象に残りにくかったです。ここに力が入っていると名作になっていたと思うので残念です。
BL面やキャラクター面では辛口になりましたが、夢中になって一気に読んでしまったので購入して良かったです。当然下巻も読みます。ロシアが舞台の小説は限られていますので、興味のある方は読んで損しないと思います。ただしBL部分に過度な期待は出来ませんのでご注意を。
ちょっと前に答姐で「季節感あるお話」とご紹介いただいていた記憶のある本。タナトスとはギリシア神話に登場する「死そのものを神格化した神」だそうで。本当にその印象通りの、シリアス路線まっしぐらなお話でした。舞台が主にロシアなので、めちゃ寒い。しまった冬に読むんじゃなかった と思います。1912,1917の2冊同時発行だったみたいで、これは是非2冊横に並べて、表紙の美しさをまずご堪能いただきたいです。本当に美しい・・・。
カラー口絵はマクシム+双子が寝っ転がってじゃれてるシーン。私はマクシムが大好きだったので、当巻は非常に・・・・(泣)。幸せハピハピでろ甘本ではないので、それだけは重々ご注意ください。
舞台は帝政ロシア末期。近衛師団に所属するオルロフ侯爵家跡取りであるユーリが副官ヴィクトールに〇えさせる という、ヴィジュアルからは想像できなかったシーンから二人のお話は始まります。双子のもう一方、ミハイルは家族で経営している下町の食事処で店の仕込みをする という日常だったのですが、どっかで運命の歯車が狂って なのか、定められた道筋だったのか、二人が出会ってしまい・・・
私には悲劇としか思えなかったんですけど、因縁?運命?双子の業?ってこういうものかもしれない とも思いました。
えーーーーーーーーーーっ と絶叫するところで1912は終わりです。