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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
何処かでおすすめBL小説シリーズと紹介されていてしかもお仕事BLとあり、即購入して読んだのが数年前です。
6冊もあるにもかかわらずサクサク読めてしまいました。
私は読むのはほぼマンガばかりでBL小説は無視してしまいます。
BL小説はファンタジーだらけといった印象でしてなんとなく食指が動かない中、こちらはほんっとに面白かった!
お仕事といってもスーツのリーマンものではなく化学薬品工場が舞台のどちらかというとガテン系、ブルーカラー系。
そこで男っぽい前原と理系男子で美形の阿久津が揺るぎない愛を育てていくさまをわたし達は壁となり空気となって見届けるのです。
1巻目が発行されて20年らしいです。
最後のこの6巻も15年近く前の発行なので、まだ未完らしいですが次巻は望み薄かもしれません。
しかしまあ未完とはいえ、2人の将来は目処がたっておりとんでもない障害が横たわっているわけではなかったです。
何度も読み返しています。
名作だと確信しています。
機会があれば是非読んでください。
6巻まで通して読んでの感想です。
実は、完結していると思って何気なく手に取ったこの作品。
1巻は普通に読んだのですが、どんどん面白くなってしまって、最後は夢中になりました。
ストーリーはもちろん、登場人物が皆それぞれに個性があってで魅力的。
特に弘の一生懸命さがなんだかもう・・・
かなり天然入ってて、何度声を出して爆笑してしまったことか。
(つくづく、通勤電車や外出中でなくて良かった)
2人のラブも、最初は前原が強引すぎると思っていましたが、
どんどん良い感じになっていきました♪
いつも巻末に(6巻以外)前原視線での話が少しあって、すごくバランスよく読めました。
まだ未読の皆さま、ぜひ一度手に取って読んでみてください!
思わず久しぶりにレビューしてしまうほどおススメです。
そして、ファンになった読者皆で切望しましょう。
ぜひ!続きをお願いします~!!
今のところシリーズ最新刊である6冊目「放水開始!」。2009年発行なので、現時点で8年近くになるというのにまだ次が出ておりません。あとがきで次巻が最終巻でサブタイトルは「ステンレスワイヤー」です…ってことまで予告されているのにね。
5巻目からはじまったISO取得に関するアレコレは未だ解決せず、仕事やその他諸々に行き詰まりかけた阿久津は、もうちょっとで限界を迎えそうな状況にまで陥ったりしています。最悪な局面に至る前に恋人・前原のさりげないサポートが入り、お互いの大切さを確かめあうといった展開もありましたが。
さて、この巻でお互いの親へのカムアウトもどうにか済み、次巻では仕事上の懸案事項が片付いて大円団…という予定だとは思うのですけどね…。こう間が空いてしまうとさすがにお仕事周りの時代感も変わってくるし、どうなりますやら。
それでもやはり、会社の危機が解決し、二人がしっかりと未来へ向かって歩み始めるような最終巻が読みたいものですよ。待ってます。
シリーズの6作目。
5作目に引き続きISO関連で弘の悪戦苦闘・奮闘ぶりと、この忙しいのに(いや、忙しいからこそ?)消火訓練のタイム短縮に熱中する製造部の面々、そしてもちろん前原と弘の情熱、が語られます。
弘は製造部のISOの捗らない進捗状況に焦り、自分ではそうとは思わずに業務を抱え込んでしまいます。ISO認定の期限も迫る中、そこに大口の取引が無くなるかもしれない事、前原が母親の佐知子にカムアウトして佐知子から避けられている事、などが同時に押し寄せて、前原といる時間だけが息を継げる、という有様。
煮詰まったときは、一人で抱え込まず周りを使う、体を動かして気晴らしを……ってそりゃそうですけど。でも生真面目な弘はそれが出来なかった。前原が強引にかつ自然にその事を弘に分からせてくれるんです。
自分を取り戻した弘は急遽北海道の両親の元へ飛び、前原との仲を告白します。佐知子とも話しができるようになって、さて二人のこれからはどうなる?!
というところで、7作目は未だ出ておりません!
ISOはどうなった?大東亜有機の案件はどうなった?次作は出るのか?
私の大好きなシリーズです。・・・・・・今だ未完ですが・・・・
出会いから前作までとても面白かったのですが、ここにきて恋愛面では安定してしまったせいかあまり萌えれず・・・・と、いうか前原の出番が少なかったような気がします。まぁテーマは書類作成のISOでは前原を出ずっぱりにするのは難しいのかもしれませんが。
「ISO」を磯とあいそにひっかけて話が始まるのはとても面白かったです!
ISOは仕事でちょっと書類を整理したことがありましたが、そうした文字いじりが出来るとは!さすがです。
相変らずの面白さでしたが萌えがすこし足りなかったので萌え2で!
二人の今後よりISOが無事に取得できるのか!?←すごく気になる!
最後まで読むのにボリュームあるし、途中で読むの止まらなくなるし・・・と思ってなかなか手が伸びなかったのですが、烏城あきらさんは製造業に精通されているようで、次から次に襲いかかる工場のピンチにハラハラして、6冊一気に読み終えました!
程よく入るエロシーンに「そういえばBLだった・・・」と我に返えります(笑)
兼業作家さんらしいのですが、ぜひとも完結させて欲しいです~待ちます!
弘が前原にしっかり告白しましたー!
おめでとう前原!
きっと今後はさらに白熱する夜をお過ごしになる事でしょうww
7巻が発売される可能性は皆無でしょうか。すっかりキャラクター達に入れ込んでしまったのですが・・・・。カムアウトしたあとの両親の回を読みたいのですがあまり期待はしない方がいいですかね。ぜったい面白そうなのに・・。さみしいです。
引き続きISO問題と、カミングアウトの問題で
暗雲たちこめた雰囲気のシリーズ6でした。
次巻で最終巻となるので、ぐっと重い雰囲気でしたが
読者の心をほっとさせてくれる出来事も書いてありました。
そのあたりのバランスは、さすがですが神評価にいたるほどの
幸福感とか満足感は得られませんでした。
弘と前原。
ふたりを産んだ両親へのカミングアウトが大筋ですが
この親にしてこの子アリな感じでしたね。
とくに弘母のキャラは、大好きだな。
人間的にすごくかわいい人だと思った。
鳥城あきらさんの作品のおもしろさは、周りのオヤジやオバさんキャラの
人柄の良さってありますよね。
フィクションだけども、どこか存在感があって、いい味がある。
今作は、とくに弘母が魅力的だった。
シナリオとは関係なく気になったのは・・・
文月あつよさんの挿絵のタッチがガラリと変わったこと。
工場を舞台に男だらけの作品ですから、少し絵柄が変わるだけで
誰が誰なのかあいまいな印象。
表紙カラーより中のモノクロ挿絵が別人のようです。
個人的な趣味でいえば最初の絵柄のほうが好きです。
次巻も、この絵柄なのかな・・・。
長いスパンで出版するシリーズものの絵師は
絵柄がある程度完成されてあまり変化しないタイプの方のほうが
いいようなそんな気がしました。
攻・前原健一郎
受・阿久津弘
お仕事BLでは最もリアルで本気に仕事をしている主人公たち。
ISO取得のお仕事に多忙を極める弘と、現実逃避に消火訓練のタイムを競い合う製造部の面々。
元はといえば弘が江夏に「消火訓練は気晴らしになるだろう」と言ったのを、「カラダを動かして気分転換しろ」と言ったと都合よく解釈する製造部。
普段使い慣れない(失礼?)頭脳をフル稼働の仕事は大変ですからね。
その大変なISO取得の発案(言いだしっぺ)の大手会社との取引が無くなるかもしれないと知り、ISO取得の意義(やりがい)を見失いかける弘は精神的に追い詰められます。
ストレスでおかしくなりかけた沢村組長が心配していたように、弘もキリキリし始めるんですが…前原がちゃんと弘を見ていて、的確にフォローするんですよ。
恋人同士だけど、一方的にもたれあう関係じゃなくて、互いに自立してて対等。
相手に助けが必要なときは最低限のフォローで自ら立ち直るように仕向ける。
いいなぁ、この2人。
そして前原・母にカミングアウトしてしまったことで気まずくなった弘。
色々な悩みを抱えたままのグルグルがら一歩進んだ弘は、じっかの両親にもカミングアウト。
…なのですが、まさか、
「前原と付き合っている」を「前原・母と付き合っている」と誤解するとは…。
あ、いや、普通はそっちを誤解しますね(笑)。
でも阿久津・父の方はすぐに「あれ、もしかして息子の方?」って気づくのは…免疫アリですか?
そして阿久津・母。
息子の恋人が阿久津・息子と知って「息子さんならいいのよ。息子さんなら何も問題は無いわ」って…とっさに言うにしても、すごい母です。
前原・母とも誤解が解けて和解し、悩み事は一つ解消されました。
そして最初のISOに戻るはずだったのですが、消火訓練で弘の予想外の光景が。
「阿久津ちゃんが水が出た方がいいと言ってたから」と模擬消火栓を本物の消火栓を設置し放水可能にしてしまう…製造部、ノリが良すぎます。
主人公達だけがお仕事するんじゃなくて、この会社全部が楽しくて面白い。
「許可証シリーズ」を知ったのが半年前なので、あまり待ったという感じはしませんが…6巻が3年後とかいうのは、ツライかも。
早めにお願いしたいです。