レンタル花嫁

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レンタル花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
真船るのあ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫
シリーズ
身代わり花嫁のキス
発売日
価格
¥457(税抜)  
ISBN
9784086013390

あらすじ

大好評、身代わり花嫁シリーズ
人材派遣の仕事で食いつなぐ青年・馨に、代理花嫁の依頼が。式直前で失踪した花嫁にそっくりだというのだ。ところが、式の後も新郎・九條の母が「嫁」に会いたがり、引き続き代役を務めることに…!?
出版社より

表題作レンタル花嫁

九条物産の若社長、28歳
花嫁の代役を受ける、20歳、人材派遣でバイト

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

このシリーズ、タイトルわかりやす過ぎ!

花嫁シリーズ3作目です。

設定もストーリーもセオリーそのままですが、それでも面白かったんです。好きなんですよ。

タイトル通りですが、結婚式直前に婚約者に逃げられた九條(攻)がたまたま出逢った婚約者そっくりの馨(受)に、人材派遣の仕事として結婚式での花嫁の身代わりを依頼します。

式当日だけのハズが、九條の母親対策に『嫁』の身代わりも頼んで来て・・・アレコレあって期限付きで同居することになるんですね。

とにかくキャラクターが魅力的でした。

私は確かに『不憫・不幸な健気受』はそれはもう大好きなんですが、こういうライトで浅め・薄めの作品にはあまりにも健気過ぎる(というか『いい子ちゃん』過ぎる)受はなんかシラケるんですよね~。もちろん書き方にもよりますが。

その点、馨は天涯孤独で施設育ちの身の上のわりに前向きで明るくてサバサバしてて、ヘンに歪んでも過剰に卑屈でもなくて、私はそこがよかったんです。

九條は、最初はいかにも不遜でイヤな男って感じだったんですが(まさしく表紙イラストそのままに意地の悪そうな感じ)、実は不器用だけど根は真面目で優しいいい男だった。
まあそれもテンプレートのうちと言えばまったくその通りですけどね。

そして、なんといっても九條のお母さんがすごくいいキャラクターでした。

すべてが甘くて優しいいいお話でしたね。突っ込みどころは(このシリーズはどれも)あり過ぎて困るくらいですが、そこは気にしない方向で。
もうこのシリーズはそういうものとして割り切って読めばいいんです。私はそう思ってます。

シリーズ全部は読んでませんが、既読の中ではかなり好きです。

2

kirara

まりみやさま。

いつもすみません。言うまでもなく『私の』身勝手な感想ですので流してください・・・

でも、これは私も好きなんです。面白いですよね。
オススメいただいて嬉しく思ってます。未知の作家さんに触れられただけではなく、お気に入りになりましたから。過去作も結構読みましたよ~。

コメントありがとうございました。

まりみや

よっよかった~。
私がシリーズの中で一番好きなのがコレなので、評価高めで一安心しました。
いつものぶった切ったレビュー大好きですが、自分が薦めた手前メチャクチャ評価気になるから・・・レビュー読むたびにヒヤヒヤしてます。

身代わりの切なさ(泣)

身代わり花嫁もの。
どうして花嫁さんは結婚式の直前で逃げるんでしょうねえ。

王道なのにこのバリエーション!泣けた〜!
はぁ、こうやってシリーズで立て続けに読むとみんな幸せになって新婚さんっていいなあ。

傲慢なイケメン若社長、貴之に発掘され身代わり花嫁になる馨。またまた美人さんな二十歳天涯孤独でお金に困ってる男の子。

今回は結婚式後の新婚生活とお姑さんと会社の謝恩会などなど一月ほど。

二人で暮らすうちに、誰かを家で待ったりご飯を作って食べてもらって他愛ない話を聞いてもらったり幸せを感じる馨。
最初は傲慢に思えたけど実は優しくてただ不器用なだけな貴之。

芽生えちゃうんですよね〜、恋が。
そして身代わりなんだ、期間限定なんだ、望んじゃだめなんだと葛藤する馨。
住む世界も違うし自分は男だし絶対に貴之とどうにかなってはいけないと…。
切なかったよ〜(泣)

初めて味わう家族のあたたかさ、母としたかったこと、もう馨ーーーーー!!!

すれ違いも切なくて。胸に飛び込めばいいのに、話を聞けばいいのに!

その後はまあお約束な展開と結末なんですが、お義母さま〜!こんな姑さん羨ましすぎる。これからは貴之に守られお姑さんに可愛がられて幸せにおなりよ、馨!

王道が詰まってるのに、それでもハラハラして切なくて泣けてしまう。真船さん、さすがです!

0

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