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koibiyori
したわりには、積み本の山に紛れて、シュリンクのまま眠っていたのですが、、
当たりでした。
弘人が、保育士という仕事に誇りを持って、ちゃんと自分で生活している大人なところが良かった。
強引な伍代に、引きずられて、巻き込まれているようでも、ちゃんと自分のすべき事をやっている。
そんな弘人だから、一緒に暮らすうちに、礼央くんと一緒に伍代の人間性も、育っていったのかな。
この結末は、何ともBLファンタジーなハッピーエンドだけれど、子どもの幸せを考えたら、これが一番いいのだっていう、そんな強引さなので、読後感はとても良かったです。
そして、あっさりとペニスって言っているところもいいわ。
ムクさんの絵の表紙買いでこの作家さんを読むのは初めてです。
もう、ムクさんの子供の絵がかわいくて反則だぞ、なんて思ったりもして。
お話は保育士の弘人が保育園にやってきた、かなり強引な金持ちの男伍代(離婚調停中)に振り回されながら、恋人になる話。
実業家で俺様な伍代なんですが、子供を愛していることはとてもよく現れています。
人見知りの激しい子供レオ君が弘人に懐いているからと、家政婦がお休みで困っているところを強引に家に来させて、しばらくの同居が始まる。
弘人は、本当に滅私奉公型のとても人のよい人間で、子供が好きでたまらない感が全編通して出てきます。
ゲイであることで家族と疎遠になっていることや、恋人と別れてしまったこと、辛いこともあるのですが、子供に接する仕事で癒されているという弘人に共感。
そんな健気に伍代も惚れちゃったんでしょうね。
本当、子供を出すのはずるい!とは思いますが、このレオ君かわいいんですよ。
別居中の両親の事をとても愛していて、恵まれていますね。
だから弘人も胸中複雑なんですが、こんな優しい人には少し強引だけど頼りになる伍代はお似合いだと思いました。
絵のことを最初で書きましたが、ストーリーがシンプルなだけに絵のインパクトが強くて、頭の中でこのイラストの登場人物がマンガのように動いて見せてくれました。
とてもさらっと読みやすかったです。
攻めの伍代、大企業の御曹司ですが、親の七光りを嫌い自力で起業、今では有名な若手実業家と知られているんです。ということで、当然のように俺様です。お金の使い方も半端ではありません。
受けの弘人と初めて会ったときも、お礼だと言ってお金を渡したし、弘人が働く保育園に礼央を入れたいと言い出したときも、「寄付金だ」と言って小切手を出すし。
仕事は出来るんですけど、その他については“さっぱりダメ”って感じです。
ホント、強引で俺様で、お金で解決しようとしちゃうし、人の気持ちなんてわかろうとしないし、特に礼央とコミュニケーションを取ろうとしないのは、どうなの?! と頭に来ました。
ですが、弘人が間に入ろうと努力しているし、妻との離婚話が進んでいて、弘人に弱っているところを見せて事情を話したりと、伍代と弘人と礼央の間がだんだんと密接になっていくんです。
本当ならまだまだ親に甘えたいはずの礼央ですが、家庭の事情もあって我慢強い子どもです。弘人が同居してくれたことで、甘えるようになってきたし、自分の意見が言えるようになってきたし。子どもらしく成長し始めました。
お金にものを言わせて、鼻持ちならない印象のあった伍代ですが、解り合えるようになったら「いいヤツかも?」と思えるようになりました。距離のあった親子も、どんどん近付いていってますし。だんだんといいお父さんになっていってるんです。
きっと名前だけがお父さんで、実際はお父さんじゃなかったんでしょうね。どう接していいのか、わかってなくて。
礼央も成長していってますが、伍代も成長してるってことですか。
ムクさんのイラスト、礼央がめちゃめちゃ可愛いんです。
お風呂上がりの礼央を弘人が拭いているシーン、プリップリの礼央のお尻がめちゃめちゃキュート。このイラストだけでも見る価値あり!
かなり以前に読んだので、今の時点で覚えていることとかになってしまいすみませんが・・・
あらすじの通り、子持ちサラリーマン×保育士で、キャラクターがまさにイラストにマッチしていていてムクさんのイラストが相乗効果となっています。ムクさん自身が描くキャラにこういうの多いからすごくイメージしやすいからでしょうかね。子供(レオ君)とか、セリフとあいまってすんごい可愛いんです。
ストーリーは・・・もどかしさ、切なさ、じれったさなど、割とクセがなくほのぼのしながら読めるかと。まぁ保育園ですし笑
二人が想いが通じ合うところまでは素晴らしいのですが、終番ちょっとエロシーンで失速したのかしら・・・?ちょっとムードというかキャラを活かしきれれない感じがしました。それまでが良かっただけにすごく惜しいです。
でも、本当にそこまではすごく良かったので好評価です。
表紙とあらすじに惹かれて、
初めて読む作家さんの本を購入しました。
あらすじからは横暴な俺様攻を想像していたのですが。
読んでみると俺様というより人の機微に鈍感、
コミュニケーション能力が著しく低いだけで。
根は素直で気持のいい攻でした。
人に対して愛情を持っているのにそれを上手く表現できず、
誤解を受けてしまう不器用な攻が可愛かったです。
対する受も子供が大好きな優しい保育士。
ゲイであることで色々と辛い事を抱えていますが、
暗くならずに前向きに仕事を頑張ろうという姿勢には
好感が持てました。
そして二人の仲を取り持つ子供が!可愛いです。
ムクさんの挿絵も、子供のおしりがぷりぷりしていて。
とてもキュートです!!
お話自体はそれほど目新しいものではありませんが、
作品全体にほのぼのムードが漂い、気持ちよく読めました。