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kawaita hada ni omae no ai wo
「何スか、それ?」エピローグで吐かれるセリフの1つですが
まさに読者も「何スか、それ?」と、吐いてしまいそう。
四ノ宮慶さんは『玩具の恋』がおもしろかったので
作家買いをしてみたのですが・・・んー、いまひとつ。
幼なじみの将吾と和也。
将吾は、和也の恋情を抱くようになって
それを知られるのが怖くて避ける
そして和也の替わりに不特定多数の男に抱かれるのです。
で、そんなことしてたら和也が心配してくれちゃって・・・
一度だけでいいからって将吾は和也に抱いてもらうわけです。
一度だけのはずが、そこからふたりは付き合いはじめるのです。
でもねセックスはするけど、なんとなく友情なのか同情なのかの曖昧な関係。
そこへ、将吾の昔の男が登場して熱っぽく愛をささやくのですよっ!!
私は、もうこの時点であとからやってきた昔の男のほうが好きだなって
思ってしまって、ちっとも和也の気持ちが信じられなくなっちゃったんだよねw
とにかく和也の熱があがるのが遅すぎるよwww
まっすぐでいい奴っていう触れ込みだった和也が
ほんとに何考えてるのか謎すぎた。
将吾は、ちっとも我慢がきかないし、頭も身体もゆるい受けだったし。
挿絵に定広美香さんを起用していたので
もう少し熱いパッションが欲しかったわぁ。がっかり。
帯『男が好き。お前そういうのわかんねぇだろ?』
四ノ宮さんのデビュー作、実はこの作品はあまり好みではないです。
その後に出た「玩具の恋」はいい健気受でツボだったんですけどねー。
この時点ではちょっと合わない作家さんかもーと思ってました。
家がお隣同士で4歳からの幼馴染みな将吾[受]と和也[攻]
幼い頃から何をするのも2人一緒で同じ高校で同じサッカー部、こういう設定は好みです。
和也を好きだと自覚した将吾はその想いを告げられず心内に秘めて、代りに自ら進んで他の色々な男達と身体を重ねます。
この時点で自分的には刹那的快楽に逃げちゃう彼の気持ちがちょっと分からないんですがここはまあよくある展開なので目を瞑ります。
大学に入って将吾は和也と距離を置こうとし、問いつめられた和也についに告白、もう他の男達と関係は持たないと約束し嘆願する形で抱いてもらう。
その後、彼等が通う大学にかつて将吾が寝ていた後輩、大塚が入学してきて将吾に再び関係を迫ります。
そこで将吾が彼の元に行っちゃうのが謎、え……何で行っちゃう訳?しかもセックスまでしちゃうのかー!!何でそこであっさり安易に流されちゃうのか分からない。
君は和也が好きで約束したんじゃないのかー!!
更に微妙に首傾げる展開が続き、なんか最後はぐだぐだだけどとりあえず両想いだったんだよエンド。
設定自体は好みなんですが、展開がイマイチでした。
将吾の性格があんま好きじゃないです。