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hannayome wa osawari genkin
今回は
若旦那(社長)・榊真治
×
純情学生・藤野明良のお話です~
カメラマンになるために上京した
明良はある理由でちょっとボロそうな
所に引っ越したの…だが、
まさかのまさかに人違いで襲撃を喰らう
はめんになって、この原因で住処を
失った明良は純和風御殿に住む謎の
資産家の榊の家にいそろすることになった。
でもいきなり間違いでセクハラをされ、
それはお酒を飲んで酔っていると
榊はいうが、実際はどうだがわからない
明良は警戒しつつも、快楽に住んでいった。
ところが、榊に一日限定バイトしないかと
誘われ、まさかお見合いを断る為と
婚約者の振りをしてほしいと提案され、
どうすればいいのかわからない明良のだが
思わず受けッてしまた。
そんな二人の新婚生活のように、
明良は毎日のようにご飯の作った。
そのような日々に榊は毎日のように
明良にいたずらを仕掛け、ドキドキさせる。
そんな毎日に楽しいのだが、
明良はついに自分は榊が好きということに
気づき、でも榊は別に思う相手がいると
思い込んでいる…………の更なる展開が
あるのだが、それは読んでからのお楽しみです♪
黒崎さんの作品って、読み始める前は『軽くて読みやすい』『王道』ってイメージだったんです。それが的外れだとは思わないんですが、それだけじゃないところが好きですね。キャラクターも設定も現実離れしたものがすごく多いのに、嘘くさくない(いや、『リアリティがある』って意味ではまったくなくて、『ありえない』とわかった上でも楽しめるという意味です)あたりが不思議です。
ファンタジーならともかく現実が舞台だと、あまりにも浮世離れしたキャラクターや設定はついて行けないことがよくあるんですが、黒崎さんのはそうならないことが多いんです(例外はありますが)。黒崎さんが上手いのか、私と相性がいいのか。キャラクターも、本来なら好みじゃないはずなのに、なぜか嫌じゃないっていうのが多いんですよ。
この作品も、キャラクターが2人ともまっすぐで気持ちのいいタイプでした。設定や展開は強引なところもあるんですが、意外にすんなり読めましたしね。単に王道の『すれ違い・誤解』と言えばそれまでなんですが、わかってても読める(楽しめる)ところがなんとも不思議です。
今回は和風御殿に住む金持ちでイケメンで有能社長と
カメラの専門学校に通う為に上京した学生のお話です。
受様視点で出会いのきっかけになった放火事件に
攻様の見合話を絡めてまとまるまでと
受様の兄視点で後日の二人の暮らしぶりを収録。
受様はカメラマンを目指して
写真映像関係の専門学校に通うため上京しますが、
トラブル続きでなかなか今の生活に馴染めません。
トラブルその1・専門学校でなぜか級友達が自分を避ける
受様が上京するに当り受様の七つ上の兄は
弟用にとセキリティの整った部屋を用意してくれますが、
トラブルその2・隣人に陰湿な嫌がらせを受ける
ここで受様は兄に内緒で別の場所に引越します。
新居は安普請の木造アパートの二階の一部屋。
トラブルその3・若い二人組に部屋から拉致られる
幸いすぐに人違いと判り、
彼らの雇い主に部屋まで送ってもらう事になりますが、
トラブルその4・アパートが火事で燃える
災難続きの受様に
部下の失態の責任を感じていた雇い主は
受様を彼の自宅に連れ帰ります。
この雇用主が今回の攻様ですね♪
攻様は俳優のように整った顔立ちの男前。
広大な敷地に立つ屋敷風の和風邸宅に住み、
他業種の集まる複合施設等を経営する
大企業の若社長です。
彼は一目で可愛らしい受様を気に入り、
古くからの使用人に勧められている縁談を断る為と
偽婚約者になるアルバイトを持ちかけます。
攻様的には受様を引き止め
縁談も断れて一石二鳥でしたが、
受様的には男の自分が身代わりになるなんて
発想自体が信じられません。
お坊ちゃま育ちで普通とは感覚のズレた攻様と
危機感の薄い天然系受様の未来はいかがな事に?
受様の元隣人のストーカー騒ぎや
受様と間違われた隣人の盗難騒ぎ、
偽婚約者バイトの顛末等々の色々な要素が
それぞれ上手く絡まったお話で
とっても面白かったです♪
攻様は育ちの良さと生来の頭脳と美貌で
望まなくても何でも手に入った為
一般的な人の気持ちや思いに疎いのですが、
受様は別な意味で鈍い。
回りから可愛がられて育った上、
美形な兄を見て育ったが故に自己評価が低い為か
傍から見れば一目瞭然な
攻様のあからさまなスキンシップにも
変な人だなぁとか思ってしまうだけという
もうどっちもどっちな二人なので
続編ではお兄さんバレバレですよ♪
黒川さんは単発リンク作も多いので次回は
寝起きでも笑っても怒っても文句のつけ所がない
美形な受様の兄のイラストを期待したいな!
今回は本作と似たシチュ?!で
有能家政婦の攻様のおさんどんをするお話、
森本あきさんの『有能なメイドの愛し方』をオススメします。
明良が部屋で寝ていると、突然、二人の男に拉致された。
どうやら二人は、自分を別の人と勘違いして拉致されてしまったらしい。顔を見られて、すぐに誤解は解けたのだが、今度は自分の住んでいたアパートが火事で焼けてしまって、帰る場所が無い。
携帯も無いから、唯一の肉親である兄に連絡を取ることもできず、困り果てていると、明良をさらってきた男の上司だという男が、自宅に住まわせてくれるという。
彼・榊は、純和風御殿に住む謎の資産家でだった。
家に着いていきなり、間違えてセクハラを仕掛けられしまったが、見合い話を断るために婚約者の振りをしてほしい、と言われ、ついついその高額な報酬に釣られて、引き受けてしまう。
だけどそんな明良に、榊はまるで本当の新婚のように甘く接してきて、いたずらに明良をドキドキさせる。
けれど、榊には別に想う相手がいるようで――
という話でした。
ちょっと世間ずれしたお坊ちゃまが、明良に惹かれて。
明良も明良で、別の意味でズレているけれど、すっごく素直で、金銭感覚とかそういうのはとてもまともだし、はっきりと榊にも遠慮なく物が言えるタイプで……
という二人。
素直な明良はどんどん榊に惹かれていくけれど、最初に「間違えた」といわれてから、明良は榊に別に想い人がいるのだと思い込んでいる……けれど、一緒に暮らしているうちに二人の距離が近くなって、最後は榊が明良の気持ちを察してハッピーエンドでした。
自分がなんとなくズレていることを自覚している榊が、明良の指摘に対して、素直に「間違えた」というのもかわいらしくて、本当にほのぼのとする感じの話でした。