俺はこう見えて意外と嫉妬深いんだ

モノクローム・キス

monochrome kiss

モノクローム・キス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
3
得点
12
評価数
11
平均
1.8 / 5
神率
0%
著者
安曇ひかる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
水貴はすの 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784576091266

あらすじ

小椋泰知は祖母の葬儀で、何も言わずに離れていった幼馴染みの北見弦と十年ぶりに再会する。北見葬儀社の若き専務となっていた弦は、不況の波に揉まれ無職となった泰知を鷹揚な態度で職場へと誘ってくる。過去のすれ違いなどなかったような弦の誘い。その真意を掴めず、泰知は頷きつつも胸に鈍い痛みを覚える。十年という空白期間を埋め、弦の片腕となるべく必死になる泰知だったが、ふとしたきっかけで弦への恋心を自覚してしまう。しかし彼の隣にはすでに…
出版社より

表題作モノクローム・キス

北見弦・葬儀会社専務・28歳
小椋泰知・葬儀会社社員・28歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

舞台は葬儀会社です

親友だと思っていたのに、高校卒業目前に交流の途絶えてしまった弦。
あの日から10年。
長い間自分を育ててくれた祖母の葬儀の日、二人は葬儀社の管理職と争議の喪主の息子として再会します。
勤めていた会社が倒産になって職探しをしている泰知に、弦は自分の葬儀社で働くように誘います。
葬儀社というお仕事の特殊性に加え、当て馬麻倉や、枕営業を迫る病院の事務長、加えて弦の祖父と泰知の祖母との因縁など、盛り込み要素は満載です。
その割に結局は、高校生のあの日に、お前が臆病だったばっかりに・・・
って、それだけのことで10年、、。
そんなドヘタレな攻め様と、自分の恋心に気付かないままほとんど妖精になりかけていた28歳童貞君。
まあ、無事にくっついたから、それでいいんじゃないかな。

2

男も女も知らない28歳童貞男が受けです。

祖母の葬儀をきっかけに
高校時代の親友と再会するお話なんですが・・・

この受け。
28歳で童貞という売り込みw
28歳で童貞でもいいけど
結局、攻めしか知らない身体マンセー!なオチで
どーにもこーにも気持ち悪いです。

体育会系でまっすぐで素直で健気な受け。
モテはしたけど真面目ゆえ本気にならない相手とはつきあわず
28歳まで男も女も知らない受け。

そんな受けをずっと好きだった攻め。
一度あきらめようとしたけど
10年経って、ぜんぜん変わらぬ受けにもっかい恋しちゃうんだけど・・・

この受け!
就職した会社が倒産して無職で就職活動中。
葬儀で再会した攻めの会社に、すんなり再就職w
(縁故入社反対!)
まったく畑違いの葬儀屋の仕事。
接待で酔いつぶれてしまったり
突然泣き出してしまったり
お客様を叱りつけてしまったり・・・もう最悪ですw
あげくゲイのおっさんにホイホイついていってしまったり。
こんな28歳の童貞男を、かわいいなんていうのは攻めだけですからっ!!!
しかも周りの社員もなんだかんだで
この受けのまっすぐさを評価してるんだよね。
こういう人間がいる会社が伸びるとかなんとか・・・
んなわけあるかい!!!
こんな無鉄砲で立ち回りのへたくそな28歳いやだよーっ!

むしろ受けの設定を新卒とかにして
攻めを先輩にすればまだ読めたかもしれない。
新卒ならまだ許せるが28歳は、もう許されないよ?

2

葬儀社?

とりあえず『変わった職業』を選んでみたんですか?としか感じませんでした。

安曇さんは正直言って何読んでも面白いと思えないんですが、その中でも特に『お仕事もの』はつまらない。

これ、例えば泰知(受)が学生なら、まあその場合『お仕事BL』にはならないわけですが、まだ受け入れられたかもしれません。それならこの無能さも問題なく流せます。

とにかく、28歳という年齢設定がもう失敗なんじゃないかなぁ。到底『28歳の、しかも社会人』には見えませんよ。あまりにも幼稚で使えなさ過ぎる。
しかも、前職で『トップ営業』だったそうですがもうそこからして嘘くさくて薄っぺらい。そっちでも枕営業やってたのか?とイヤミのひとつも言いたくなりましたよ。

私はもともと『お仕事BL』は好みじゃないんですが、それでも『仕事・社会人』を押し出すならせめてそれなりのキャラクターをお願いしたいですね。単にくどくどしい仕事描写があればいいってものじゃないでしょう。キャラクターがまったく『お仕事もの』にそぐわない、社会人としてどうなんだ、と思ってしまいました。

読まなきゃよかったというくらい、なんとも残念な作品でした。

5

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