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この作品は「コルセーアⅠ」「コルセーアⅡ」の裏側みたいなお話でアウラ視点で物語は進むので非BLです。
これを聞けば更に世界は深まるし、カナーレが海賊に辿り着いた過去とか、ユーグの複雑な想いとか、「コルセーアⅤ」で明かされたアウラの妊娠についてもわかります。
BL、えろのみを求めるなら必要のない物語かもしれませんが、コルセーアを物語として楽しむなら断然お奨めします。
なんといってもユーグがねぇ。
本編でのユーグっていうのはどこかカナーレをただひたすらにそれまでの生活を壊したことで憎んでいるようにも見えるのだけれど。
実はそれだけではなくて。
どうしても抱いてしまう感情をうまく立ち回れなくて。
それ故に、カナーレに辛く当っていた部分があって。
優しくしたくても出来なかったっていう気持ちがあって。
それを打ち明けることが出来た相手がアウラで。
アウラは偶然ユーグに捕まったことでそんな話をすることになるのだけれど。
そうしてユーグが話すことでアウラのユーグに対する見方ってのは変わっていって。
短い時間でしかなかったのに、ユーグに対して大きな情が湧いていて。
それで少しでもユーグが癒されていたならいいのに、と思いました。
「コルセーアV」のネタバレにもなりますが、アウラがその子を産みたいと思ったのも確実に2人の間に芽生えたものがあったからで。
アウラが大きな愛で包むことでユーグはたとえカナーレに最後まで本当の素直な気持ちが伝えることができなかったとしても優しい気持ちを持てたのではないかとも思ってみたり。
アウラがいてよかったです。
そうでなければ、きっとユーグは苦しんだままだったと思うから。
アウラ(堀江)語りのスピンオフ作品です。
『コルセーア Ⅰ』
『コルセーア Ⅱ』
> コルセーア ~暁の女神~ < ※順番的にはここ
『コルセーア Ⅲ ~風の暗殺者・前編~』
カナーレ(千尋)がアウラ(堀江)に拾われ
プレヴェーサの一員になったいきさつ・・・
『コルセーア Ⅰ』より前の話。
『コルセーア Ⅰ』と『コルセーア Ⅱ』の裏側が
アウラ(堀江)目線で語られる
周囲からは、アヤース(森川)との結婚を望まれるアウラ(堀江)だが
カナーレ(千尋)に片思いし、結局アヤース(森川)に寝盗られてしまうわけですw
失恋の痛手を抱えたまま、コルラダ団の総督ユーグ(鳥海)と出会う。
アウラ(堀江)とユーグ(鳥海)は、ともにカナーレ(千尋)を愛し
カナーレ(千尋)を手に入れられなかった者同士
アウラ(堀江)はユーグ(鳥海)の気持ちが痛いほどよくわかったし
ユーグ(鳥海)を愛してあげたかったのでしょうね・・・
恋情というよりも母性愛に近い気がしました。
絡みのシーンはなく、あくまで本筋の裏側と補足ですが
ユーグ(鳥海)が報われます。
アウラ(堀江)は、カナーレ(千尋)を想う心ごとユーグ(鳥海)を愛し
醜く捻じ曲がってしまったユーグ(鳥海)の愛を
子供アイルというカタチで浄化したのではないでしょうか。
アウラ(堀江)は本当に強い女性なのですね。
さすがはプレヴェーサの姫君。
このCDは、ボーイズラブではありませんが
『コルセーア』に奥行きを与える1枚。
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フリト約2分(堀江、鳥海、千尋)
みじかっ!
後ろに森川さんらしき声が聞こえたような・・・
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