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ao no kiseki
今回は最終選抜要員が大量に乗り込んできたことによる騒動のお話。
本来なら欠員分だけ乗り込んでくるはずが最終選抜を船内で行うために大勢が乗り込んできて。
それだけでも周りの感情の動きとかには敏感なカイには窮屈な生活が強いられるのに、その選抜要員たちの中でいざこざが絶えず続いて。
些細なことでプライドの高い者たちは何かと衝突して、それを治めるのに奔走するクルー。
そして、カイと三四郎の関係にも変化が。
選抜要員たちの世話のあいまを縫ってカイの元を訪れた三四郎。
いつものように抱き合おうとするが自分の中から得体のしれない凶暴な感情が湧いてきて止められなくて戸惑って。
それをカイに告げてみても享受する姿勢を示されて2人の関係の見直しを図ることに。
三四郎の態度にカイの方も戸惑ってるようなところもあって。
今回は2人の距離感を見直す?物語でもありました。
森川さんの三四郎は相変わらずの感じ。
1回目のえちシーンの自分の狂気に戸惑いながら攻めてる感じ(肉体的にはガッツリ攻めてる感じなのにモノローグの中では戸惑ってそうしたくないとおもってるような感じ)が印象的でした。
一方の中原さんのカイは、もう色っぽいの一言に尽きますね。
普段はホント、ツンなんですけど、それもなんというかストイックな色気があるようにさえ聞こえて。
それが月人の本領発揮なベッドシーンになると、もう色気が!!
控えめなんだけど、漏れる吐息が色っぽい。
そのシーンそのものもだけど、その寸前とかのもう月人モードに入ってるような感じでの誘う感じもステキです。
個人的には中原さんの声で自分(カイ)のことを「道化師」と呼ぶのに思わずクスッと笑いが…。
いや、本作まったく関係ないところで、以前、中原さんが演じられていたキャラが「道化師」という曲を歌っていたもので(爆)
そして、今回のゲストキャラ、賢雄さん(堀内さん)の凱。
ワープ航法の加減で年嵩になる三四郎の弟。
丁寧な口調で優しそうにも見えるんだけど、なんか一筋縄ではいかないような印象も。
保志くんのアーイシャはなんというかかわいらしい感じの正に純粋培養的な。
一伸さん(千葉さん)のフェルトナーはプライドを傷付けられ逆ギレした駄々っ子のような学者。
その不安定さというか追い詰められた感じとかステキでしたし、そのフェルトナーを追い詰めるカイとのやりとりも聞きごたえがありました。
フリト。
まずは梁田さん・小林さん組。
小林さんは今回はちょっとお下品?な言葉遣いとかあってサンドラ節とまで言われたとか。
梁田さんは難しい言葉とか説明が多かったのでもっと喋りやすい言葉で話したかったらしい。
そして、中原さん、森川さん、賢雄さん、一伸さん、保志くん組。
今回は結構中原さん喋ってたかな。
賢雄さんは外で野球中継聞いたり台本必死にチェックしたり?
保志くんは出番少なくて外で寝てたり?
フェルトナーはあの後どうなったんだろうとか。
一伸さんはあのクリスタルのシーンで賢雄さんに「うまい、もう1コ」と言えと唆されたらしい(笑)
今回は2日間に渡って収録したらしいのですが、2枚組が限界だとおっしゃってました(笑)
ブックレットSS「ロード博士の穏やかならざる日常」
ロード視点で語られるその後のカイについて。
会議での様子を思い出してほくそ笑むロードとそれについて話すサンドラ。
カイにとってのバディは三四郎であるけれど、この2人の存在も今のカイにとっては必要で。
賢すぎず、気付いてもそれを口にしないだけの配慮、気付かせない配慮がなければ得られない地位。
バディほど密接な関係ではないけれど、バディよりもカイを癒すことのできる存在でもあったり。
シリーズを追っていくに従って、どんどん凝った作りになっていきますなー、コレ。
今回は新たに三四郎の弟(でも、相対性理論でいうところの浦島効果で三四郎より年長に見える)が登場します。
まるで性格正反対だけど。
それから、少年のくせに博士のアイーシャ博士。すんごくかわいいです。
注目は、ところどころ、バイノーラル(立体音響)を使っているので、音が生々しく聞こえる…うーん、ちょっと物足りなめのバイノーラルなんですが、ヘッドフォン装着で聞くといい!
いったい、三四郎とカイの関係って何なんだろう、と逡巡する。
二人の関係、いつの間にやらガンガン縮まってます。
でも、それが何なのかはっきりしないまま進むのが思わせぶりでついつい次作に期待してしまうパターン。
今回の聞きどころといえば、カイと三四郎の関係にいろいろと横やりが入ること。
ことに、少年・アイーシャ博士と三四郎の間は一瞬、「このまま成立するんじゃないだろか」と期待ぱんぱんになります。
一方、カイと三四郎の弟、ガイも気になる展開。
おまけにサンドラまで横やり入れてきて、なにげに三四郎、モテモテです。
1、2では三四郎ってどことなくいけ好かないんですが、この3では超いい人。
と同時にカイもかわいさ倍増してます。
ここらへんにくると、さすがにHシーンもそれなりになってくるんですが、
非常につつましやかといったらいいのか。
どうも二人ともまだまだ本気の本気、手の内は見せきっていない状態。
しかしながら、このシリーズの面白さってやっぱりカイと三四郎の関係を追っていくのではなく、宇宙という空間と心の闇がリンクしながら展開していくことですね。
非常に重厚で、ある種、形而上学的な人間ドラマ。
これから先、カイや三四郎の過去も出てくるんでしょうがそれがどんなものなのか、
とても興味深い一枚。
積本をなるべく増やさないという誓いを破り、本日、原作本を全巻注文してしまった私です。
だってこれ面白いんだよぅ!
宇宙を旅するSF。
複雑で壮大な設定が作者さんの脳内にあるのがわかる作品なんだけど、聴き手の前に提示される情報は非常にシンプルで分かりやすい。また人間ドラマのほうに焦点を当ててくれてるので取っつきやすく、世界観をすんなり把握することができる。
主役二人は二人ともクセのある人物なんだけど、非常に魅力的。
これだけセックスを重ねてて、さらに信頼関係も深まっていってるのに、まだ互いを受け入れていないことがすんなりと理解できるって凄いなぁ。
なにより無理やり引き伸ばしてるシリーズじゃないのがイイ。
こういう作品だと、「野生児っぽい攻めが受けを目覚めさせ、癒し、導く」みたいな展開になりがちなんだけど、そのパターンを安易に踏んでないのも好き。や、そういう展開であるにはあるんだけど、そこに付加されてる心理戦の模様がたまらんのです。
で、少ない濡れ場にめっちゃ萌える…!
今回は濡れ場にくわえて「おかえり」が!
中原さんの声ってクセになりそうなほど艶っぽい。