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sakkyokuka no kaiinu
かなりライトな感じでした。あ、だからと言って中身がないという意味ではありません(びっしり詰まってるかというと・・・ですが)。
なんと言ってもキャラクターがよかったです。和葉(受)は、これぞツンデレ!?な女王様。でも嫌味はなかったです。可愛くて好き。
成親(攻)は・・・これはワンコなんでしょうか?いや、タイトルが飼い犬だから。ワンコっていうのとはちょっと違う気がしますね。まして『飼い犬』というにはワイルドすぎるような。
高校時代の同級生ですから、『幼馴染み』っていうのとはちょっと違いますが、再会ものです。結構好きなんです、再会もの。
まあ、成親の正体については、ズバリでなくてもなんらかの『事情がある』のはすぐわかりますが、それがメインではないので問題ありませんでした。『事件もの』でもないので、事件そのものがチープでもたいして気になりません。キャラクターを活かすための道具立てと割り切って読めました。
あとは、脇キャラクターもことごとくよかったです。和葉の従兄弟かつ現マネージャーであり、和葉と成親の同級生でもあった喜多見も、成親の部下・由利も、当て馬(?)であり、成親とわけありの藍原も。
ストーリーとしてはさほど言うべきことはないんですが、とにかくキャラクターが魅力的で、それだけでもいいと思った作品です。 面白かったですよ。
読みやすくて面白かったです。
特別に萌えるー!ってわけじゃないんだけど、こういう楽チンに読めるタイプの小説ってかなり好き。ギトギトの肉みたいな小説ばかりだと、むしろ飽きるからね。
主人公は作曲家(受け)。
こけてぶつかった男がたまたま高校時代の同級生で、いまはホームレスらしきその男(攻め)を拾って家に連れ帰って、宿を貸すかわりに紐というかセフレにしてしまう。
高校時代の小さな思い出とかを要所要所で小出しにしつつ、攻めの謎めいた行動で読者の興味をひきつつストーリーは進んでいく。
オチは予想の範疇ながら、おおっと思いました。
残念だったのは最初のエッチの描写がなかったことかな。
最後のラブラブエッチの描写を読むより、最初のエッチのほうを読みたかったです。
続編もまあまあ面白かったです。痴話喧嘩だね。
あらすじは省略。
湾岸の高層マンションとかバブリーでおしゃれ設定、
まぁ軽く読めます。
水壬先生の本を沢山読んでいた為か、攻めのお仕事はすぐに分かっちゃった。
10年ぶりに会った昔いわくのあった男を道で拾って、SEX要員として家に置くって、
なんと言いましょうか、節操がない話だわーw ゲイノーカイではありなのか?
お互いに好きで忘れていなかったという前提があるんでしょうけれどね、ははは。
受けが勝手にトラブルに巻き込まれて、そこに攻めが助けに参上!はデフォ。
事件もお仕事も、全体になんちゃってな雰囲気重視という感じだけれど
ツンな受けと、ワンコというより番犬という感じの豪快で面倒見の良い攻め、
脇役も含めてキャラは魅力的で、それなりに楽しめる話かなぁと思います。
Hを音楽に例えているのは、あれこれどっかで読んだよね?と思ったら、
ああ、そうかラブシーンシリーズの箕島×花ちゃんだ。
そうそう、花ちゃんもツンで、箕島さんのお商売は警察キャリア。
ストコフスキー/バッハなんて、重厚且つ華やかで、お腹一杯になりそうだけどねーw
(ところで、テンペストって意味は嵐だけれど目が覚める程の激しい曲かなぁ?
そもそも、別に嵐の情景を表した音楽じゃないし。)
評価は辛めに中立でもいいかなーとも思いましたが、
毎度お世話になっている水壬センセですので、ここは萌に致します~♪